毎朝10分かけているなら、年間で60時間です。しかも時間をかけるほど良くなるわけではありません。この記事では、何を削って何を残すかを整理します。
時間がかかる原因を特定する
まずどこで時間を使っているかを見てください。
| 工程 | かかる時間の目安 | 削れるか |
|---|---|---|
| 寝癖を直す | 3〜5分 | ◎ 夜のケアで削れる |
| 乾かす | 3〜5分 | △ 短縮はできる |
| 整髪料をつける | 1〜2分 | × 必要 |
| 形を微調整する | 2〜5分 | ◎ カットで削れる |
| アイロン | 5〜10分 | ◎ 使う日を限定 |
寝癖直しと微調整で時間を使っている人が最も多い。この2つは、朝以外の対策で削れます。
乾かす工程と整髪料は必要なので、ここを削ると仕上がりが落ちます。
夜に移せる工程
朝を削る最も確実な方法です。
夜にやる3つ
- しっかり乾かす。根元を起こして乾かす
- 冷風で締める
- 完全に乾いてから寝る
これだけで朝の寝癖直しが要らなくなる日が出てきます。濡れたまま寝るのが、最も強い癖を作ります。
夜の5分と朝の5分は、価値がまったく違います。朝は他にもやることがあるからです。
同じ作業なら、時間に余裕がある夜に寄せる。これが最も現実的な時短です。
3分の手順
削ったあとの標準形です。
3分の内訳
- 癖のある部分だけ濡らす(20秒)
- 根元を起こして乾かす(60秒)
- 冷風で固定(20秒)
- 整髪料をつける(40秒)
- 仕上げのスプレー(20秒)
全体を濡らさないのが時短の要点です。根元だけなら1分で乾きますが、全体を濡らすと5分かかります。
霧吹きを洗面所に置いておくと、狙った場所だけ濡らせて確実に早くなります。
そして鏡の前で悩まない。微調整に時間を使うくらいなら、そこで終わりにするほうが結果は変わりません。
1分でできる最小構成
本当に時間がない日の形です。
1分の手順
- 整髪料を少量、根元中心につける
- 手ぐしで形を作る
- スプレーで固定
乾かす工程を飛ばすので、寝癖がない日限定です。だから夜のケアが前提になります。
そしてスプレーは省かない。手抜きの日ほど、固定しておかないと日中に崩れます。
毎日この形にする必要はありません。「今日は無理」という日の逃げ道として持っておくと、続けやすくなります。
カットで削る
最も根本的な時短です。
| カットの工夫 | 削れる時間 |
|---|---|
| 短くする | ◎ 乾かす時間が半分に |
| トップを軽くする | ◎ 立ち上げの手間が減る |
| サイドを刈り上げる | ◎ 膨らみの調整が要らない |
| 前髪を短めに | ○ 割れの直しが減る |
| 毎朝10分の形のまま | × 変わらない |
毎朝10分かかる髪型は、生活に合っていません。美容室で「朝3分で決まる形にしたい」と伝えるだけで、提案が変わります。
似合う髪型と、維持できる髪型は別です。維持できないなら、結局その髪型では過ごせません。
道具で削る
投資で時間を買うという考え方です。
| 道具 | 削れる時間 | 費用 |
|---|---|---|
| 風量の大きいドライヤー | ◎ 2〜3分 | 1〜3万円 |
| 霧吹き | ◎ 1〜2分 | 数百円 |
| 吸水性の高いタオル | ○ 1分 | 千円台 |
| ノズル付きドライヤー | ○ 形が早く決まる | — |
費用対効果が最も高いのは霧吹きです。数百円で、毎朝1〜2分が削れます。
ドライヤーの風量は効果が大きいものの、費用も大きい。1日3分×365日で18時間と考えると、判断は人によります。
まず数百円のものから試して、それでも足りなければ大きい投資を検討する。この順番なら無駄がありません。
削ってはいけない工程
削ると結果が落ちるものもあります。
| 工程 | 削ると | 判断 |
|---|---|---|
| 根元を乾かす | × 形が決まらない | 残す |
| 冷風で固定 | × 日中に崩れる | 残す(20秒) |
| 整髪料を手で伸ばす | × 塊になる | 残す |
| 鏡の前での微調整 | ○ 変わらない | 削れる |
| 全体を濡らす | ○ 根元だけで足りる | 削れる |
冷風の20秒は削らないでください。ここを省くと日中に崩れて、結局直す時間が発生します。
削るべきは効果が薄いのに時間を使っている工程。鏡の前での微調整が典型です。
曜日で使い分ける
毎日同じ完成度を目指さないという考え方です。
| 場面 | かける時間 | やること |
|---|---|---|
| 人と会わない日 | 1分 | 整髪料だけ |
| 通常の平日 | 3分 | 標準手順 |
| 重要な予定 | 5〜7分 | アイロンも使う |
| 休日 | 0分 | やらない日があっていい |
毎日全力でやろうとすると続きません。その日の予定に合わせて配分を変えるほうが現実的です。
在宅の日や人と会わない日は、やらないという選択もある。髪も頭皮も休まります。
力を入れる日を決めておくと、その日にきちんとできるだけの余力が残ります。
準備で時間を削る
朝の行動そのものを減らします。
前夜に置いておく3つ
- 整髪料を洗面台の取りやすい場所に
- 霧吹きに水を入れておく
- ドライヤーをコンセントに挿したままにする
取り出す手間だけで30秒以上かかっています。引き出しを開けて、蓋を開けて、閉じて、しまう。
毎日使うものは、出しっぱなしにしておくほうが早い。
そして置き場所を固定する。探す時間がゼロになります。地味ですが、毎日のことなので積み上がります。
整髪料を減らして時短する
工程そのものを削る方法です。
| 使う本数 | 所要時間 | 仕上がり |
|---|---|---|
| 1本(ワックスのみ) | ◎ 最短 | ○ 十分な日も多い |
| 2本(ワックス+スプレー) | ○ +20秒 | ◎ 持ちが変わる |
| 3本以上 | △ 時間がかかる | ◎ ただし過剰なことも |
2本までが現実的です。3本以上使うと、それだけで1分以上かかります。
そしてそれぞれの役割が重複していないかを確認してください。似た性質のものを重ねても、効果は足し算になりません。
ワックスで形を作って、スプレーで固定する。この2工程で、大半の髪型は成立します。
時短しても仕上がりを落とさない工夫
削る場所を間違えないための整理です。
| 工夫 | 削れる時間 | 仕上がりへの影響 |
|---|---|---|
| 根元だけ濡らす | ◎ 3分 | なし |
| ノズルを使う | ○ 1分 | むしろ向上 |
| 整髪料を2本までに | ○ 1分 | なし |
| 前夜に道具を出す | ○ 30秒 | なし |
| 冷風を省く | △ 20秒 | × 日中に崩れる |
| 乾かさない | ◎ 3分 | × 形が決まらない |
上の4つは仕上がりを落とさずに削れます。下の2つは削ると結果が落ちるので、残してください。
時短は「何を削るか」より「何を削らないか」を決めるほうが失敗しません。
根元を乾かす工程と冷風の20秒。この2つさえ守れば、他はかなり削れます。
先に短所を書いておく
現実的な話です。
| こういう場合 | 考え方 |
|---|---|
| どうしても10分かかる | カットが合っていない |
| 時短すると決まらない | 夜のケアを足す |
| 毎日は無理 | やらない日を作っていい |
| 3分でも長い | 短髪にするのが最も確実 |
毎日完璧にやろうとすると続きません。やらない日があってもいい、と決めておくほうが長期的には続きます。
そして3分でも長いなら短髪。1分で終わります。時間を最優先するなら、これが最も確実な答えです。
あわせて読みたい
- 手順の全体は、ヘアセットの基本の記事もどうぞ。
- 朝の寝癖なら、寝癖の直し方の記事もどうぞ。
- さらに削るなら、短髪のセットの記事もどうぞ。
まとめ
時間がかかっているのは、たいてい寝癖直しと鏡の前での微調整です。この2つは朝以外の対策で削れます。夜にしっかり乾かして冷風で締めるだけで、朝の寝癖直しが要らない日が出てきます。
そして削ってはいけないのは、根元を乾かす工程と冷風の20秒です。ここを省くと日中に崩れて、結局直す時間が発生します。削るべきは効果が薄いのに時間を使っている工程です。
※本記事はプロモーションを含みます









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