足の角質が厚いとニオイも強くなる|削る前に知っておくこと

足のニオイ対策というと、洗い方や靴の話になりがちです。ただ、かかとの角質が厚い人ほどニオイが強く出る傾向があります。原因の一つがそこにあるなら、削るという対処が効くことになります。

目次

角質とニオイのつながり

足のニオイは、汗そのものではなく皮膚の表面にいる細菌が汗や皮脂を分解することで生まれます。

その細菌の栄養になるのが、はがれ落ちた古い角質です。つまり角質が多いほど、分解される材料が増えることになる。

状態細菌の栄養ニオイの出やすさ
角質が薄い少ない低い
角質が厚い多い高い
角質が割れているたまりやすい高い
蒸れている分解が進む最も高い

洗ってもニオイが取れない人は、洗い方ではなく足の状態のほうに原因があるかもしれません。

厚くなる理由

角質は刺激から皮膚を守るために厚くなります。つまり原因は摩擦と圧力です。

厚くなりやすい条件

  • 合わない靴を履いている
  • 立っている時間が長い
  • 同じ靴を毎日履いている
  • 乾燥している

最後は意外に思われますが、乾燥した皮膚は硬くなりやすく、厚みも増します。

削るだけでは繰り返します。原因を残したまま表面を取っても、また同じように厚くなる。靴が合っているかを先に見てください。

削り方の基本

取りすぎると逆効果になります。皮膚は削られると、守ろうとしてさらに厚くなるからです。

方法効き方頻度の目安
やすりで削る即効性がある2週間に1回
ふやかして落とす穏やか週1回
薬剤で柔らかくする内側から製品の指示に従う
保湿だけ予防毎日

一番上を毎日やると確実に厚くなります。間隔を空けてください。

削ったあとの保湿が最も重要です。そこを飛ばすと、乾燥してまた硬くなります。

削ったあとにやること

この工程を飛ばす人が多いのですが、ここで結果が決まります。

削ったあとの手順

  • ぬるま湯で削りかすを洗い流す
  • 水気を拭き取る。指の間も
  • 保湿する。かかと専用のもののほうが濃い
  • 靴下をはいて浸透させる

3つ目は顔用のもので代用できますが、かかとの皮膚は厚いので、専用のもののほうが効きます。

夜にやって、靴下をはいて寝るのが定番です。翌朝の手触りがはっきり変わります。

必要なもの

道具は多くありません。やすりと保湿剤があれば足ります。

探すなら

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やすりは粗さが2段階になっているものが使いやすい。粗い面で削って、細かい面で整えます。

電動のものは早く削れるぶん、取りすぎやすいので最初は控えめに使ってください。

ニオイ対策として見たときの位置づけ

角質を減らすのは対策の一つですが、これだけで解決はしません。他の要素と組み合わせて初めて効きます。

対策効く場所組み合わせると
角質を減らす栄養を減らす細菌が増えにくくなる
よく洗う細菌を減らす即効性がある
靴を乾かす環境を変える繰り返しを防ぐ
靴下を替える湿度を下げる日中の悪化を防ぐ

この4つはどれも別のところに効いています。一つだけやっても、他が残っていれば戻ります。

角質ケアは即効性が低いぶん、続けると土台が変わるという性質の対策です。

季節による違い

角質の状態は季節で変わります。対処も同じではありません。

季節状態やること
汗でふやける乾かすことを優先
乾燥し始める保湿を増やす
硬くなる・割れる削るより保湿
入れ替わりが早い整えやすい時期

夏は削るより乾かすほうが効きます。ふやけた状態で削ると取りすぎるためです。

本格的に整えるなら春か秋。夏はニオイ対策として最低限にとどめてください。

靴との関係を見直す

角質が厚くなる原因の多くは靴です。ここを直さないと繰り返します。

確認すること

  • つま先に指1本分の余裕があるか
  • 幅がきつくないか
  • かかとが浮いていないか
  • 中敷きがすり減っていないか

かかとが浮く靴は、歩くたびに擦れて角質が厚くなります。サイズが大きすぎる場合に起きやすい。

毎日同じ靴を履くと、同じ場所に同じ負荷がかかります。交互に履くだけでも分散されます。

靴の見直しで角質の再発が減ったかどうかは、1〜2か月単位で確かめてください。角質は数日では変わらないので、靴を替えた直後に効果を判定しても意味がありません。かかとの触り心地を月に一度確かめる程度の気長さで、靴・歩き方・ケアの三つをそろえて続ける。原因が靴にある人ほど、削るケアだけを繰り返す悪循環から抜けやすくなります。再発しなくなったら、それが答え合わせです。

やってはいけないこと

まず、削りすぎです。白い部分がなくなるまで削ると、皮膚を守るものがなくなって痛みや炎症が出ます。

次に、入浴中に削るのはやめたほうがいい。ふやけた状態だと削れすぎるので、乾いた状態で軽く削るほうが安全です。

それと、ひび割れて出血している場合は削らないでください。傷口から細菌が入ります。その状態は保湿と保護が先です。

最後に、かゆみや皮のむけを伴う場合は角質の問題ではない可能性があります。削っても改善しないどころか広がることがあるので、その場合は皮膚科で見てもらってください。

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おわりに

角質は細菌の栄養になります。厚い人ほどニオイが出やすい。

削りすぎると皮膚が守ろうとしてさらに厚くなります。2週間に1回で十分です。

かゆみや皮のむけがあるときは角質の問題ではないかもしれません。削らないでください。

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この記事を書いた人

「かっこよくなりたい」を、ファッション・香水・美容・ガジェット・インテリア・仕事・健康まで丸ごと。大事にしているのは、実際に自分で買って使った"本音レビュー"——良い点も悪い点も包み隠さずお伝えします。テーマは「人生を豊かに生き抜く」。MEN'S EDIT を運営、YouTubeでも動画で発信中です。

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