ドラッグストアに並んでいるものを、同じようなものだと思って選んでいませんか。育毛剤と発毛剤は、目的も分類も違います。この記事では、その違いと選び方を整理します。
分類が違う
まず言葉の整理から。
| 種類 | 分類 | 目的 |
|---|---|---|
| 育毛剤 | 医薬部外品が多い | 今ある毛を健やかに保つ・抜け毛を防ぐ |
| 発毛剤 | 医薬品 | 新しい毛を生やす |
| 養毛剤 | 化粧品・医薬部外品 | 頭皮環境を整える |
| スカルプシャンプー | 化粧品・医薬部外品 | 洗浄と頭皮ケア |
「生やす」ことを目的とするのは発毛剤だけです。育毛剤は、今ある毛を守る方向の製品。
ここを混同すると、「使っても生えない」という当然の結果に落胆することになります。
目的が違うものなので、どちらが優れているという話ではありません。
市販で買える範囲
薬局で手に入るものには限りがあります。
| 場所 | 買えるもの | 備考 |
|---|---|---|
| ドラッグストア | 育毛剤・一部の発毛剤 | 薬剤師の説明が要るものも |
| 通販 | 育毛剤・スカルプ用品 | 医薬品は制限あり |
| 医療機関 | 処方されるもの | 選択肢が広い |
市販の発毛剤は、成分と濃度に制限があります。医療機関で扱うものとは範囲が違う。
そして市販の医薬品は自己判断で使うことになります。副作用や合わない可能性も自分で見る必要がある。
説明書きをよく読んで、不安があれば薬剤師に相談してください。
使う前に確認すること
買ってから困らないための確認です。
確認する4つ
- 自分の状態に対して、その製品の目的が合っているか
- 使用上の注意と、使えない条件
- 1か月あたりの費用と、継続できるか
- 効果を判断する期間の目安
3つ目と4つ目が現実的な問題になります。髪の周期上、短期間では判断できません。
半年続ける前提で、その費用を負担できるかを先に考えてください。3か月でやめると、判断もつかないまま費用だけ残ります。
併用するときの注意
複数を同時に使う人が多い。
| 組み合わせ | 考え方 |
|---|---|
| 育毛剤 + スカルプシャンプー | ○ 役割が違う |
| 育毛剤を2種類 | × 何が効いたか分からない |
| 医薬品 + 他の医薬品 | × 自己判断で行わない |
| サプリ + 外用 | △ 役割は違うが過剰摂取に注意 |
同じ役割のものを重ねても、効果は足し算になりません。刺激が増えるだけのことが多い。
そして医薬品同士の併用は自己判断しない。薬剤師か医師に確認してください。
つけ方で結果が変わる
製品を選んでも、使い方を誤ると意味がありません。
つけるときの4つ
- 洗髪後、頭皮が清潔な状態で
- 髪ではなく頭皮につける。分け目を作って直接
- 指の腹で軽くなじませる。強く擦らない
- 決められた回数と量を守る。多くしても効果は上がらない
2つ目を守れていない人が多い。髪の表面にかけても、頭皮に届いていなければ意味がない。
分け目を少しずつずらしながら、地肌に直接つけていく。手間ですが、ここを省くと何も変わりません。
そして量を増やしても効果は上がりません。指示された量を守るほうが、費用も無駄になりません。
続ける期間と判断の仕方
短期で判断すると、正しく評価できません。
| 期間 | 見えること |
|---|---|
| 1か月 | 使用感・肌に合うか |
| 3か月 | 頭皮の状態の変化 |
| 6か月 | 髪の状態の変化が見え始める |
| 1年 | 継続の判断 |
髪には成長の周期があるので、半年は見る必要があります。1〜2か月でやめると、判断もつきません。
ただし肌に合わない場合はすぐやめる。赤み・かゆみ・湿疹が出たら、効果待ちではなく中止の判断です。
続けるかどうかは、写真で比べて決めてください。感覚だけでは分かりません。
選ぶときに見るところ
パッケージの謳い文句ではなく、中身で見ます。
チェックする4点
- 医薬品か、医薬部外品か、化粧品か。分類で目的が分かる
- 有効成分の記載があるか
- 1本あたりの容量と、使用期間の目安
- 続けたときの月額
分類を見るだけで、期待の範囲が決まります。「発毛」を目的にできるのは医薬品だけ。それ以外は守る方向の製品です。
そして容量。1本の値段が安く見えても、2週間でなくなるなら月額は高くつきます。
月額に直してから比べてください。半年続ける前提で計算すると、現実的に選べるものが絞られます。
期待の範囲を確認しておく
期待の範囲を明確にします。
| こう思っているなら | 実際のところ |
|---|---|
| 育毛剤で生える | 育毛剤の目的は「守る」こと |
| 市販品で全部解決 | 範囲に限りがある |
| 高いものほど効く | 成分と目的で見る |
| すぐ結果が出る | 半年単位で見る |
私は医療の専門家ではありません。ここに書いたのは分類の整理であって、特定の製品の効果を保証するものではありません。
使ってみて合わないと感じたら、続けずに相談してください。
あわせて読みたい
- 成分から選ぶなら、市販の発毛成分の記事もどうぞ。
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名前の違いが分からないなら、トニックとエッセンスの違いの記事もあわせてどうぞ。
まとめ
育毛剤は今ある毛を守るもの、発毛剤は生やすことを目的とする医薬品です。分類も目的も違います。ここを混同すると「使っても生えない」という当然の結果に落胆することになります。
そして市販品には成分と濃度の制限があります。半年続ける前提で費用を考えて、同じ役割のものを重ねないこと。医薬品の併用は自己判断せず、薬剤師か医師に確認してください。
※本記事はプロモーションを含みます









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