30代男性のエイジングケアは何から始めるか|優先順位と、やらなくていいこと

20代のころは何もしなくても肌が持ちこたえていたのに、30代に入ると回復が遅くなります。寝不足の翌日の顔がそのまま残る、という感覚は僕にも覚えがあります。ただ、そこで焦って高価な美容液をいきなり買っても、多くの場合は効果を実感する前にやめてしまいます。順番が違うからです。この記事では、何を優先し、何を後回しにしていいのかを整理します。

目次

30代の肌で実際に起きていること

30代の変化としてよく言われるのは、水分を保つ力と、皮脂の分泌バランスの変化です。20代のころのテカリが落ち着いてきたと感じる一方で、口元や目元は先に乾く。この部位ごとのズレが、30代のスキンケアを難しくしています。

同じ製品を顔全体に同じ量だけ塗ると、Tゾーンは過剰で、目元は足りないという状態になりがちです。ここに気づかないまま「合わない」と判断して製品を変え続けるのが、いちばんお金を溶かすパターンです。

優先順位はこの順番で間違いない

何から手をつけるかで、費用対効果が大きく変わります。上から順に、効果が出やすくて安い順です。

順位やることかかる費用
1日焼け止めを毎日使う月500〜1,500円
2洗顔を見直す(洗いすぎをやめる)0円〜
3保湿の量を増やす0円(今の製品を規定量使う)
4美容液など目的別のアイテムを足す月3,000円〜

1位が日焼け止めなのは、加齢による見た目の変化のうち大きな部分が紫外線由来だからです。ここを飛ばして4位から始めるのは、穴の空いたバケツに水を足しているのと同じになります。

2位の「洗いすぎをやめる」は費用がかからないのに効果が大きい項目です。朝はぬるま湯だけ、夜だけ洗顔料を使う。これで乾燥が止まる人はかなりいます。

4位の「美容液」に進む前に確認したいこと

1〜3が習慣になったら、はじめて目的別のアイテムが効いてきます。逆に言えば、1〜3ができていない状態で美容液を足しても、効果が埋もれます

美容液を足す前のチェック

  • 日焼け止めを、曇りの日も室内中心の日も塗っているか
  • 保湿を規定量使っているか。少ない量で使い続けていないか
  • 3か月続けたか。肌の変化を評価するには最低でもそのくらいかかる

3つ目は特に大事です。1〜2週間で判断して次の製品に移ると、どの製品が自分に合うのか永遠に分かりません。写真を撮って、3か月後に比べるのが確実です。

エイジングケア用のセラムを選ぶときの見方

美容液の段階に進むなら、価格帯より先に使い切れる容量かを見てください。高価な製品を少量ずつ使って半年持たせるより、適量を3か月使い切るほうが結果が出ます。

また、定期購入で安くなる商品が多いジャンルなので、初回価格と2回目以降の差、継続回数の縛り、解約方法は契約前に必ず確認しておくべきです。

セラムの段階に進むなら

エイジングケアセラム UMBILICAL

成分と定期便の条件を見る

定期購入は初回と2回目以降で価格が異なる場合があります。継続回数の縛りと解約手続きを確認してください。

僕はこの製品を使ったことがないので使用感の評価は書きません。ここで書いているのは、あくまで選ぶときに見る項目のほうです。

スキンケアの前に、生活側で効く3つ

化粧品の話に集中しがちですが、30代の肌に効く要素のうち、実は費用ゼロで効果が大きい項目があります。順に挙げます。

項目肌に出る変化
睡眠時間回復が追いつかないと、乾燥もくすみも翌日に残りやすくなる
枕カバーの交換頻度週1回以上に。皮脂と汗が付いた面に顔を数時間つけ続けている
湯船の温度と長さ熱すぎる湯に長く入ると皮脂が落ちすぎて、風呂上がりの乾燥が強くなる

2つ目は見落とされやすいのに効果が出るのが早い項目です。毎晩6〜8時間、顔を押し当てている面を清潔に保つだけで、頬やあごの調子が変わる人はかなりいます。高い美容液を足す前に試す価値があります。

3つ目も同様です。42度の湯に15分入る習慣があるなら、40度・10分に変えるだけで風呂上がりの突っ張り方が変わります。ここを直さずに保湿だけ強化しても、追いつきません。

首と手も一緒に見ておく

顔だけ手入れしていると、年齢の印象は首と手に残ります。ここは面積のわりに対策が簡単です。

顔以外で優先度が高い2か所

  • 首:顔に塗ったあと、手に残ったぶんを下から上に伸ばすだけでよい
  • 手の甲:日焼け止めを塗る。ハンドルを握る手は紫外線を受け続けている

特に手の甲は、運転する人ほど左右差が出ます。右ハンドルなら右手の甲のほうが日を受けるので、数年単位で違いが分かるようになります。顔に塗るついでに手の甲まで伸ばす、というだけで済む話です。

首は、顔と同じ製品でかまいません。専用品を買う必要はありません。塗る面積を広げるだけなので、追加費用はほぼゼロです。

日焼け止めを続けるための、現実的なやり方

優先順位1位に挙げた日焼け止めですが、実際に毎日続いている人は多くありません。理由は効果を疑っているからではなく、単純に面倒でベタつくからです。ここを解決しないと、順位が1位でも実行されません。

続かない理由解決の方向
白浮きするトーンアップ系ではなく、素肌の色に寄るタイプを選ぶ
ベタつく乳液タイプではなくジェルや化粧下地寄りのものにする
塗る量が分からない顔全体でパール2粒ぶん。少ないと表示の効果は出ない
塗り直しができない朝だけでもゼロよりはるかにいい。完璧を目指さない

4つ目の考え方が大事だと思っています。「2〜3時間おきに塗り直さないと意味がない」という情報を見て、できないから最初から塗らない、という人が一定数います。朝1回でも、塗らない日と比べれば受ける量は確実に減ります。ゼロか百かで考えないほうが続きます。

屋内中心の日でも塗る価値はあります。窓ガラスを通る波長は室内まで届くので、デスクが窓際の人ほど差が出ます。習慣にするなら、洗面所で歯を磨いたあとの流れに組み込むのが確実です。

やらなくていいこと、やめていいこと

追加するより、減らしたほうがいい項目もあります。

よくやりがち実際のところ
朝晩とも洗顔料を使う乾燥が気になるなら朝はぬるま湯で十分
ピーリングを高頻度でやる週1回でも多い人がいる。赤みが出たら間隔を空ける
新製品を毎月試す評価に3か月かかるので、試すほど分からなくなる
高価格帯から入る1〜3ができていないと差が出ない。順番を守るほうが安い

スキンケアは足し算だと思われがちですが、30代でつまずく人の多くはやりすぎで肌のバリアを削っているケースです。変化が出ないときは、増やす前に減らすほうを先に試してみてください。

あわせて読みたい

顔以外も気になるなら、ボディクリームの選び方の記事もあわせてどうぞ。

まとめ

30代のエイジングケアは、日焼け止め→洗いすぎをやめる→保湿量を増やす→目的別アイテム、の順番で進めるのがいちばん費用対効果が高くなります。順番を飛ばして高価な美容液から入ると、効果が埋もれて判断できません。

評価には3か月かかります。製品を毎月変えるより、1つを3か月使い切って写真で比べるほうが確実です。定期購入で買う場合は、初回価格との差・継続回数の縛り・解約方法を契約前に必ず確認してください。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

「かっこよくなりたい」を、ファッション・香水・美容・ガジェット・インテリア・仕事・健康まで丸ごと。大事にしているのは、実際に自分で買って使った"本音レビュー"——良い点も悪い点も包み隠さずお伝えします。テーマは「人生を豊かに生き抜く」。MEN'S EDIT を運営、YouTubeでも動画で発信中です。

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