塗った直後は良くても、外に出ると浮いて見える。原因は色選びだけでなく、塗り方と光にもあります。境目が出る理由を1つずつ潰します。
浮く原因は4つ
切り分けると対処が変わります。
| 原因 | 見え方 | 対処 |
|---|---|---|
| 明るさが合っていない | 顔だけ白い・暗い | 色を変える |
| 色味が合っていない | くすむ・土色に見える | 同上 |
| 塗る範囲が狭い | フェイスラインに線が出る | 首までぼかす |
| 量が多い | 厚みが出て境目が目立つ | 薄く広げる |
色を変える前に、3と4を疑ってください。同じ製品でも、塗り方を変えるだけで境目が消えることがあります。
顔の中心だけ塗って、フェイスラインで急に途切れているのが最も多い失敗です。
境目をぼかす
塗る範囲の問題です。
ぼかし方の4つ
- 顔の中心から外側に向かって薄くのばす
- フェイスラインは、指に残った分だけで足りる
- 耳の前と顎の下まで軽くのばす
- 首との境目を指で数回なでる
外側に行くほど薄くするのが原則です。均一に塗ると、終わる場所に必ず線が出ます。
そして顎の下。正面からは見えませんが、横や下から見られたときに境目が分かります。
指に残った量で軽くなでるだけで十分です。
光による見え方の違い
同じ顔でも場所で変わります。
| 光 | 起きること |
|---|---|
| 自然光 | 最も正確に見える |
| 白色の蛍光灯 | 青白く、粉っぽく見える |
| 電球色 | 黄みが強く、暗く見える |
| 直上からの照明 | 影ができて濃く見える |
| スマホのライト | 白飛びして分からない |
店内で選んで、外で後悔するのはこれが理由です。化粧品売り場は明るく作られています。
塗ったら一度外に出て確認する。窓際でもいいので、自然光の下で見てください。
量の目安
多いほうが隠れると思っていませんか。
| 部位 | 量の目安 |
|---|---|
| 顔全体 | パール粒1つ分以下 |
| 気になる部分 | その上に少量を重ねる |
| フェイスライン | 指に残った分だけ |
| 首 | 基本的に塗らない |
厚く塗るほど境目が目立ちます。隠したいところだけ重ねて、他は薄くするほうが自然に見えます。
そして首には塗らない。服に付くうえ、首まで塗ると今度は首と胸の境目が出ます。
顔の側を首に寄せるのが正解です。
季節で色が合わなくなる
買ったときは合っていたのに、という現象です。
| 時期 | 肌の変化 | 対応 |
|---|---|---|
| 春〜夏 | 日焼けで暗くなる | 顔だけ白く浮く |
| 秋 | 色が戻り始める | 様子を見る |
| 冬 | 明るく戻る | 元の色でよくなる |
夏に浮くなら、日焼けが原因です。製品が悪いわけではありません。
対処は2つ。暗い色を1本足すか、日焼けを防いで色を変えないか。
後者のほうが結果的に安く済みます。日焼け止めを塗る習慣があれば、色ズレそのものが起きにくくなります。
肌の状態が原因のこともある
色ではなく、下地の問題です。
| 状態 | 起きること | 対処 |
|---|---|---|
| 乾燥している | 粉っぽく浮く | 保湿を先に |
| 皮脂が多い | 時間で色が濃くなる | 皮脂対策の下地 |
| 角質が溜まっている | のりが悪い | 洗い方の見直し |
| 髭剃り直後 | 赤みでムラになる | 時間を置く |
乾燥している肌に塗ると、必ず粉っぽくなります。色の問題ではありません。
塗る前に保湿して、数分置いてから塗る。これだけで仕上がりが変わります。
そして時間が経つと濃くなる現象。皮脂と混ざって色が変化するもので、下地で皮脂を抑えると起きにくくなります。
色を買い直す前に試すこと
順番に潰していきます。
試す順番
- 保湿してから塗ってみる
- 量を半分にしてみる
- フェイスラインまでぼかしてみる
- 自然光で確認してみる
この4つで直ることが多い。色を買い直すのは、全部試してからで遅くありません。
1本2,000〜4,000円するものを何本も買い替えるより、塗り方を変えるほうが早いし安い。
通販で色を選ぶとき
試せない前提での選び方です。
外さないための4つ
- サイト上の色見本は信用しすぎない。画面で色が変わる
- 「標準色」「ナチュラル」から入る
- レビューで肌色の近い人の書き込みを探す
- 返品・交換の条件を先に確認する
画面の色は当てになりません。端末とその設定で見え方が変わります。
最初の1本は標準的な色を選んで、合わなければ次で調整する。いきなり細かい色を狙わないほうが失敗が少ない。
少量サイズがあるなら、そこから試すのが確実です。
届いてからの試し方にも一つこつがあります。顔の中心でなく、フェイスラインと首の境目に少量のばして、自然光で鏡を見る。この場所が浮かなければ、その色は合格です。室内の照明だけで判断すると、外に出た瞬間の見え方と食い違います。
読む前に知っておいてほしいこと
限界もあります。
色が根本的に合っていない場合、塗り方では直りません。2段階以上ずれていると、どう塗っても浮きます。
| こう思っているなら | 判断 |
|---|---|
| 塗り方を変えても浮く | 色が合っていない |
| 夕方だけ浮く | 皮脂。下地を見直す |
| 粉っぽい | 乾燥。保湿を見直す |
| 境目だけ気になる | ぼかしの範囲 |
症状が出るタイミングで原因が分かります。最初から浮くなら色、時間が経ってから浮くなら皮脂か乾燥です。
あわせて読みたい
- 色の選び方は、色味の記事もどうぞ。
- 時間で崩れるなら、夏の崩れの記事もどうぞ。
- 自然に見せるなら、バレないメイクの記事もどうぞ。
要点をもう一度
色を買い直す前に、塗り方を疑ってください。顔の中心だけ塗ってフェイスラインで途切れているのが最も多い失敗です。外側に行くほど薄くのばして、顎の下まで軽くなでる。
そして自然光で確認すること。化粧品売り場は明るく作られているので、店内で選ぶと外で印象が変わります。最初から浮くなら色、時間が経ってから浮くなら皮脂か乾燥が原因です。
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