ヘアアイロンは効果が大きいぶん、やりすぎると一発で「いじった髪」に見えます。この記事では、男性が使うときの温度・時間・当てる場所を整理します。
何のために使うのか
目的を決めないと、使い方も決まりません。
| 目的 | 使う場所 | 難易度 |
|---|---|---|
| くせを伸ばす | うねる部分だけ | ◎ 最も分かりやすい |
| 前髪を整える | 前髪のみ | ◎ |
| 毛先に動きを出す | 毛先 | ○ |
| 全体をまっすぐにする | 全体 | × 不自然になりやすい |
| カールを作る | 毛先・サイド | △ 男性では加減が要る |
全体をまっすぐにするのは避けたほうがいい。男性の場合、直毛すぎるとのっぺりして不自然に見えます。
効果が最も分かりやすいのはくせが強い部分だけを伸ばす使い方です。全体に手を出す必要はありません。
温度の目安
高ければ良いわけではありません。
| 髪の状態 | 温度の目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 細い・傷んでいる | 120〜140度 | 低温でも十分伸びる |
| 普通 | 140〜160度 | 標準 |
| 硬い・太い・強いくせ | 160〜180度 | 低いと伸びない |
| 前髪だけ | 120〜140度 | 細いので低温で |
180度を超えると髪が傷むリスクが上がります。低い温度で回数を重ねるより、適温で1〜2回通すほうが結果的に負担が少ない。
そして同じ場所を何度も往復しない。3回以上通すなら、温度が足りていない可能性があります。
髪が細い人が高温を使うと、一度で傷んで元に戻りません。ここは慎重に。
使う前の準備
ここを飛ばすと髪が傷みます。
使う前の3つ
- 完全に乾いた状態で使う。濡れているとダメージが大きい
- 熱から守るスプレーやミルクをつける
- 髪を分けて、少量ずつ挟む
1つ目は絶対です。濡れた髪にアイロンを当てると、内部の水分が沸騰して髪が壊れます。
そして一度に挟む量を少なくする。多いと熱が通らず、何度も往復することになる。結果として傷みます。
1〜2cm幅を目安に、少しずつ処理するほうが早く終わります。
当て方と滑らせ方
動かし方で仕上がりが変わります。
基本の動作
- 根元から3cmほど離して挟む。頭皮に近づけない
- 毛先に向かってゆっくり滑らせる
- 止めない。同じ場所で止まると跡がつく
3つ目が失敗の原因です。途中で止まると、そこに横線のような跡がつきます。一度ついた跡は、濡らさないと消えません。
速度は3秒で毛先までが目安。ゆっくりすぎると跡がつき、速すぎると伸びません。
そして根元に近づけすぎないこと。頭皮を火傷する危険があります。
前髪だけに使う場合
最も使用頻度が高い場面です。
| 前髪の悩み | アイロンでの対処 |
|---|---|
| 割れる | 根元を逆方向に倒して伸ばす |
| 外側に跳ねる | 内側に軽く曲げる |
| うねる | 低温で1〜2回通す |
| ぺたんこ | 根元だけ立ち上げる |
前髪は最も細く、最も傷みやすい場所です。温度は低め、回数は最小限にしてください。
そしてまっすぐにしすぎない。定規で引いたような前髪は、男性の場合かなり不自然に見えます。
毛先に少しだけ丸みを残すと、自然な仕上がりになります。
アイロンのあとに整髪料をつける
順番を間違えると意味がなくなります。
整髪料をつけてからアイロンを当てるのは厳禁です。製品が熱で焦げて、髪に固着します。
正しい順番
- 乾かす
- 熱から守るものをつける
- アイロンを当てる
- 冷ます
- 整髪料をつける
4つ目の「冷ます」を省かないこと。熱いうちに触ると、せっかく伸ばした形が戻ります。
アイロン後は1分ほど置いてから、整髪料で束感やツヤを足す。この順番です。
傷ませないための頻度
毎日使うかどうかの判断です。
| 頻度 | 髪への影響 | 判断 |
|---|---|---|
| 毎日・全体 | × 確実に傷む | 縮毛矯正を検討 |
| 毎日・前髪だけ | △ 低温なら許容 | 熱保護は必須 |
| 週2〜3回 | ○ | 現実的 |
| 必要な日だけ | ◎ | 最も負担が少ない |
毎日全体に使うくらいなら、縮毛矯正のほうが髪への負担は少ないこともあります。毎朝の時間も考えると、総合的に得なことがある。
前髪だけなら毎日でも許容範囲ですが、熱から守る製品は必ず使ってください。
ストレートとカールの使い分け
形状で得意な作業が違います。
| 種類 | 得意なこと | 男性での使いやすさ |
|---|---|---|
| ストレートアイロン | くせを伸ばす・軽く曲げる | ◎ 汎用的 |
| カールアイロン(コテ) | カールを作る | △ 用途が限られる |
| 前髪用ミニ | 前髪・細部 | ◎ 携帯もできる |
| ブラシ型 | 軽く整える | ○ 手軽だが力は弱い |
1本だけ買うならストレートアイロンです。伸ばすだけでなく、手首をひねれば軽いカールも作れます。
コテは男性の髪の長さだと使いどころが限られます。ミディアム以上でパーマ風にしたい人向けです。
前髪用のミニは、前髪だけ直したい人には無駄がない選択です。
プレート幅とサイズの選び方
髪の長さで最適な幅が変わります。
| プレート幅 | 向く髪の長さ | 特徴 |
|---|---|---|
| 15mm以下 | ベリーショート・前髪 | 細かく扱える |
| 20〜25mm | ショート〜ミディアム | ◎ 男性の標準 |
| 30mm以上 | ロング | 一度に処理できるが細部が苦手 |
男性なら20〜25mmが扱いやすい。広すぎると根元や生え際に入りません。
そして立ち上がりの速さも見ておくといい。朝に使うものなので、温まるまで3分かかるとそれだけで面倒になります。
温度調整ができるかも重要です。固定温度のものは、髪質に合わせられません。
傷みを最小限にする道具の使い方
日々の積み重ねで差が出ます。
傷ませない3つ
- 熱から守るスプレーやミルクを必ず使う
- 温度は必要最低限に。180度を超えない
- 同じ場所を3回以上通さない
1つ目を省く人が多い。アイロンは局所的に150度以上の熱を当てるので、何も塗らないと確実に髪が傷みます。
そしてプレートを清潔に保つ。整髪料やトリートメントが焦げて付着すると、熱が均一に伝わらなくなります。
使い終わったら冷めてから拭く。月に一度でも違います。
使う場面を限定する
毎日全体に使う必要はありません。
| 場面 | 使う範囲 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 普段 | 使わない、または前髪だけ | 0〜2分 |
| 人と会う日 | 気になる部分だけ | 3〜5分 |
| 写真を撮る日 | 全体を軽く | 5〜10分 |
| 雨・湿気の日 | 使っても戻る | 省く判断もある |
雨の日は使っても数時間で戻ります。その日に10分かけるより、帽子や別の髪型で対応するほうが合理的なこともある。
そして毎日使わないことが、髪を守る最大の対策です。熱のダメージは蓄積するので、使う日を減らすほど髪の状態は保てます。
見送ったほうがいい場合
限界と危険も書いておきます。
| こういう場合 | 考え方 |
|---|---|
| 強いくせが戻る | 湿気で戻る。縮毛矯正の領域 |
| 傷んできた | 頻度を下げる。温度も下げる |
| 不自然に見える | やりすぎ。伸ばす範囲を減らす |
| 時間がかかる | 毎朝10分以上なら他の手を考える |
アイロンで伸ばした髪は、湿気で戻ります。雨の日や夏場は、朝の努力が数時間で消えることがある。
それが毎日続くなら、縮毛矯正やカットで根本的に対応するほうが時間もお金も結果的に節約になります。
あわせて読みたい
- 実際の製品なら、ストレートアイロンの記事もどうぞ。
- くせ毛全般なら、くせ毛のセットの記事もどうぞ。
- 前髪だけなら、前髪のセットの記事もどうぞ。
要点をもう一度
ヘアアイロンは、くせが強い部分だけを伸ばす使い方が最も自然です。全体をまっすぐにすると、男性の場合のっぺりして不自然に見えます。
必ず完全に乾いた状態で、熱から守るものをつけてから使うこと。同じ場所で止めると跡がつきます。そして整髪料は必ずアイロンのあと。先につけると熱で焦げて髪に固着します。
※本記事はプロモーションを含みます









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