メンズメイクをやってみたいが、何をどの順で買えばいいか分からない。僕も最初はそうでした。結論から言うと、いきなりファンデーションを買うのが一番失敗します。この記事では、順番と最小構成を整理します。
最初に買うべきは「隠すもの」ではない
多くの人が最初にファンデーションを買って、失敗します。
顔全体に色をのせるのは、最も難易度が高い工程だからです。塗る量、色選び、ムラ。失敗する変数が多すぎる。
そして顔全体が均一な面になると、「化粧をしている顔」に一発で見えます。バレたくないなら、ここは最後でいい。
| 順番 | 買うもの | 理由 |
|---|---|---|
| 1つ目 | 洗顔と保湿 | 土台。肌が荒れているとメイクが乗らない |
| 2つ目 | 日焼け止め(下地兼用) | 肌を守りつつ、色ムラを整える |
| 3つ目 | コンシーラー | 気になる場所だけ隠す。効果が最も分かりやすい |
| 4つ目 | フェイスパウダー | テカリを抑える。仕上がりが自然になる |
| 5つ目 | ファンデーション | 必要だと感じたら |
3つ目まででも、顔の印象はかなり変わります。多くの人は4つ目までで足ります。
土台がないと何を塗っても浮く
メイク以前の話ですが、ここを飛ばすと必ず行き詰まります。
乾燥している肌は、粉が浮きます。皮脂が多い肌は、数時間で崩れます。どちらも塗るもので解決する問題ではありません。
土台としてやる3つ
- 洗顔で落としすぎない。ゴシゴシ洗うと皮脂が増える
- 保湿を必ずする。脂性肌でも省かない
- 髭剃り後は特に丁寧に。剃った直後の肌は無防備
2つ目が脂性肌の人ほど守られていません。乾燥を感知した肌は皮脂を増やすので、保湿を省くとテカリが悪化します。
土台が整うと、必要なメイクの量そのものが減ります。そこが最終的な「バレなさ」につながる。
コンシーラーだけで変わること
最小の投資で最大の変化が出る工程です。
| 悩み | 使う色 | 効き方 |
|---|---|---|
| 青髭 | オレンジ系 | 青みを打ち消す。最も効果が分かりやすい |
| クマ | オレンジ〜赤み系 | 同上 |
| ニキビ跡の赤み | グリーン系 | 赤を打ち消す |
| シミ・そばかす | 肌色(やや暗め) | 囲うように置く |
青髭とクマは、色で打ち消すという考え方が効きます。肌色で塗り重ねても隠れないのに、オレンジを薄く仕込むと一気に消える。
量は少しでいい。指先に取って、気になる場所にだけ置いて、境目を叩いてぼかす。それだけです。
パウダーで完成度が上がる
工程を1つ足すだけで、仕上がりが別物になります。
塗ったものが「濡れた状態」のままだと、テカって見えます。そこに粉を重ねると、表面が落ち着いて自然に見える。
| タイプ | 特徴 | 向く人 |
|---|---|---|
| ルースパウダー | 粉状。均一につく | 自宅で使う |
| プレストパウダー | 固形。持ち運べる | 外出先で直す人 |
| 透明タイプ | 色が付かない。誰でも使える | 初めての1つ |
| 色付きタイプ | 色補正も兼ねる | 慣れてから |
最初は透明タイプを選んでください。色選びの失敗がないうえ、誰の肌でも白浮きしません。
つける量はごく少量。ブラシに取って、余分を落としてから、テカりやすいTゾーンだけに乗せる。
落とし方を覚えるまでがセット
始める前に、これだけは知っておいてください。
メイクは洗顔料だけでは落ちません。落としきれないと毛穴に残り、肌が荒れて、結局メイクが必要になるという悪循環に入ります。
落とすときの3つ
- クレンジングを使う。洗顔料の前の工程として必要
- こすらない。時間をかけて浮かせる
- 落としたあと保湿する。省くと皮脂が増える
日焼け止めやパウダーだけの日でも、クレンジングを使うほうが確実です。特にウォータープルーフの日焼け止めは洗顔だけでは落ちません。
始めるときに、クレンジングも一緒に買ってください。これを後回しにする人が本当に多い。
予算別の最小構成
いくらから始められるのかを整理します。
| 予算 | 構成 | できること |
|---|---|---|
| 3,000円前後 | コンシーラー+パウダー+クレンジング | 青髭とテカリが消える |
| 5,000円前後 | 上記+日焼け止め下地 | 色ムラも整う |
| 1万円前後 | 上記+ファンデーション | 肌全体を整えられる |
| 1万円以上 | ブラシ・ミストなど道具を足す | 仕上がりと持ちが上がる |
3,000円あれば始められます。しかも一番効果が分かりやすい部分から手をつけられる。
高価格帯の製品は確かに良いのですが、使い方が定まっていない段階では差が出ません。まず安いもので手順を覚えるほうが、結果的に近道です。
続かない人がつまずくところ
始めたのにやめてしまう理由は、だいたい決まっています。
| つまずき | 対処 |
|---|---|
| 朝の時間がない | 工程を2つまでに絞る。全部やろうとしない |
| 落とすのが面倒 | クレンジングを洗面所に置く。取り出す手間をなくす |
| 肌が荒れた | 落としきれていない可能性。クレンジングを見直す |
| やりすぎて不自然 | 量を半分にする。足りないくらいが正解 |
1つ目が最も多い。朝に5工程は続きません。コンシーラーとパウダーの2つだけなら、1分で終わります。
毎日全部やる必要はありません。人と会う日だけ、写真を撮る日だけ、という運用でも十分に効果があります。
日焼け止めは下地を兼ねる
工程を増やさずに効果を足せる場所です。
メンズメイクで最も費用対効果が高いのが日焼け止めです。紫外線を防ぎながら、色ムラも整えてくれる。
| タイプ | 特徴 | 向く人 |
|---|---|---|
| トーンアップタイプ | 肌が少し明るく見える | 顔色が悪いと言われる |
| 色付き(BB寄り) | 色ムラも隠れる | 赤みが気になる |
| 無色・テカらないタイプ | 塗った感が出ない | とにかく自然にしたい |
| ウォータープルーフ | 汗に強い | 屋外が長い |
脂性肌ならテカらないタイプ一択です。多くの日焼け止めは油分が多く、皮脂と合わさって昼にはテカります。
そして塗る量。少なすぎると表示のSPF性能が出ません。顔全体で500円玉くらいが目安です。ほとんどの人はこれより少ない。
朝1分でできる最小の手順
続けるには工程を削ることが最優先です。
1分の手順
- 保湿する(10秒)
- 日焼け止めを塗る(20秒)
- 気になる場所にコンシーラーを置いて叩く(20秒)
- Tゾーンにパウダーを乗せる(10秒)
これで顔の印象は明確に変わります。ファンデーションを使わなくても、青髭とテカリと色ムラが消えれば十分です。
毎朝これを全部やる必要もありません。人と会う日、写真を撮る日だけでいい。
むしろやらない日を作るほうが続きます。毎日完璧にやろうとすると、まず挫折します。
向かない人もいる
期待の方向を間違えないための話です。
| そのように捉えているなら | 実際のところ |
|---|---|
| 別人になれる | ならない。清潔感が上がる程度 |
| 絶対にバレない | 近距離でじっくり見られれば分かる |
| 肌が良くなる | メイクでは治らない。スキンケアの仕事 |
| 毎日やる必要がある | ない。必要な日だけでいい |
メイクは肌を治すものではありません。隠しているだけなので、土台のケアと並行しないと隠す量がどんどん増えていきます。
そして完璧を目指さないこと。「よく見れば分かる」程度で十分です。むしろそのくらいが、最も自然に見えます。
あわせて読みたい
- テカリ対策は、メンズフェイスパウダーの記事もどうぞ。
- 青髭とクマなら、コンシーラーの記事もどうぞ。
- 肌全体を整えるなら、ファンデーションの記事もどうぞ。
髪のほうは、朝の時短セットの記事もあわせてどうぞ。
肌の状態でメイクの必要量が変わる
土台が整うほど、隠す量は減ります。
| 肌の状態 | 必要なメイク | 優先すべきこと |
|---|---|---|
| 荒れている | 多い。しかも乗りが悪い | スキンケアが先 |
| 乾燥している | 粉が浮く | 保湿を増やす |
| 皮脂が多い | 崩れる | 洗い方と保湿の見直し |
| 安定している | 最小限で足りる | メイクを楽しめる |
肌が荒れている状態でメイクを厚くするのは、逆方向です。隠す量が増えて、落とす負担も増えて、さらに荒れるという循環に入ります。
この場合は一度メイクを止めて、肌を戻すほうが早い。数週間で必要な量が変わります。
メイクは今日の見た目を変える手段、スキンケアは来月の見た目を変える投資。両方を並行させると、年々必要な量が減っていきます。
職場や年代で許容される範囲
環境によって適量が変わります。
| 環境 | 許容される範囲 |
|---|---|
| 自由な職場・クリエイティブ職 | ◎ 幅が広い |
| 一般的なオフィス | ○ 自然な範囲なら問題ない |
| 堅い業種・営業職 | △ 清潔感に留める |
| 接客業 | ◎ むしろ推奨されることも |
| 学生 | ◎ 幅が広い |
どの環境でも、青髭とクマとテカリを消すのは問題になりません。それは身だしなみの範囲だからです。
問題になるとしたら、色が明らかに乗っている場合。唇の赤みや、まぶたの色などです。
迷ったらマイナスを消すところまでに留める。それだけで印象は十分変わります。
買う場所と選び方
どこで買うかで、失敗の確率が変わります。
| 購入先 | 利点 | 欠点 |
|---|---|---|
| ドラッグストア | 安い・気軽 | 相談しにくい |
| バラエティショップ | 種類が多い | 同上 |
| 百貨店のカウンター | ◎ 色を合わせてもらえる | 価格が高い |
| 通販 | 気軽・種類が多い | 色を外す |
| メンズ専門ブランド | 選びやすい | 選択肢が少ない |
色を使うものは、最初だけ店頭で買うのが確実です。コンシーラーやファンデーションは、色を外すと使えません。
百貨店のカウンターは入りにくいかもしれませんが、肌に合わせて選んでもらえるので失敗しません。最近は男性客も珍しくありません。
色のないもの(透明パウダー、クレンジング)は通販で問題ありません。
色の選び方は、肌の色味で選ぶ記事もあわせてどうぞ。
朝の一手を増やさないなら、おしろいミルクの記事もあわせてどうぞ。
まとめ
メンズメイクは、ファンデーションから始めると失敗します。顔全体に色をのせるのが最も難しい工程だからです。洗顔と保湿、日焼け止め、コンシーラー、パウダーの順に足していくのが確実です。
3,000円あれば始められて、コンシーラーとパウダーだけでも印象は変わります。そして始めるときにクレンジングも一緒に買ってください。落とせないと肌が荒れて本末転倒になります。
※本記事はプロモーションを含みます









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