「イソップの香水って実際どうなの?」と気になっている方、多いと思います。中でもタシットは店頭で一番すすめられることが多い、シリーズの看板的な一本。ただ、決して安くない買い物なので、失敗はしたくないですよね。
この記事では、実際にタシットを使い込んだ僕が、香りの変化・持続時間・向いているシーンまで、正直にレビューしていきます。
この記事でわかること
- タシットの香りの変化(トップ→ミドル→ラスト)
- 持続時間の正直な評価と、持たせるコツ
- 買う前に知っておくべき弱点2つ
- 合う人・合わない人の見極め方
結論:タシットは「香水っぽくない」のが最大の魅力
総合評価:4.5 / 5.0 ★★★★☆
| 香りの良さ | ★★★★★ | 唯一無二のユズ×バジル |
| 清潔感 | ★★★★★ | 職場でも使える万能さ |
| 持続時間 | ★★★★★ | 体感4〜5時間と短め |
| コスパ | ★★★★★+ | 高いが値段なりの満足感 |
タシットを一言で表すなら、「柑橘とハーブでできた、清潔感の塊」。いわゆる甘くてムスキーな”モテ香水”とは真逆の方向性で、ユズのすっきりした立ち上がりからバジルのグリーンな香りへ流れていきます。人工的な香料っぽさがほとんどなく、アロマオイルに近い自然な香り方をするんですよね。
香水初心者の一本目としても、正直かなり優秀です。
イソップ タシットの基本情報
| ブランド | Aesop(イソップ) |
| 商品名 | タシット オードパルファム |
| 容量 / 価格 | 50mL:17,160円 / 100mL:25,630円(税込・変動の可能性あり) |
| 発売年 | 2015年 |
| 調香師 | セリーヌ・バレル |
| 香調 | ウッディアロマティック(トップ:ユズ / ミドル:バジル / ベース:ベチバー、クローブ) |
ちなみにタシットの着想源は、地中海の海岸線や映画『花様年華』など。名前の由来はラテン語の「暗黙の」で、“語らずとも伝わる”という意味が込められています。ボトルの佇まいも含めて、こういう背景がいちいちおしゃれなのがイソップです。
タシットの香りを時間軸でレビュー
香水は時間で表情が変わるので、朝つけてからの流れで紹介します。全体の流れはこんなイメージです。
STEP 1|0〜30分
ユズの爽やかさ
和柑橘のみずみずしい酸味
STEP 2|〜半日
バジルのグリーン
石鹸とハーブの中間の清潔感
STEP 3|夕方以降
ベチバーの余韻
肌の近くにうっすら残る
トップ:ユズが弾ける最初の30分
つけた瞬間に来るのは、ユズのみずみずしい酸味。レモンやベルガモットの柑橘系香水とは明らかに違う、和柑橘特有の丸みのある爽やかさです。日本人にはどこか懐かしくて、初対面の香りなのに親近感があるというか。
ここにクローブのスパイスがほんの少し混ざって、ただのシトラスで終わらない奥行きが出ています。朝の身支度で使うと、それだけで頭が切り替わる感覚があります。
ミドル:バジルが主役のグリーンな時間帯
30分〜1時間ほどでユズが落ち着くと、バジルとハーブのグリーンな香りが前に出てきます。ここがタシットの一番個性的なパート。
「香水でバジル?」と思うかもしれませんが、これが意外と料理っぽくならないんです。むしろ石鹸とハーブの中間のような、清潔感のある香り。電車で隣に座った人に「ふわっといい匂い」と感じさせるのは、たぶんこの時間帯だと思います。
ラスト:ベチバーの静かな余韻
夕方になると、ベチバーとウッディノートの落ち着いた香りが肌の近くにうっすら残ります。主張はかなり控えめ。すれ違いで香るというより、近づいたときにほのかに分かる程度の距離感です。
個人的にはこの「消え際の上品さ」も含めてタシットらしさかなと。最後まで香水っぽくならずに終わっていきます。
正直な弱点:持続時間は期待しすぎないほうがいい
ここは正直に書きます。タシットの弱点は主に2つあります。
注意
① 持続時間は体感4〜5時間。オードパルファム表記から8時間クラスを期待すると肩透かしです。
② 人気すぎて被る。イソップで一番人気なので、おしゃれな人が集まる場では同じ香りに出会います。
特にトップのユズとミドルのバジルは飛ぶのが早めで、午後には残り香だけになります。夜まで香らせたい日は、昼に一度つけ直すのが現実的です。
被りやすさについては、俳優の中村倫也さんが愛用していることでも有名になったので、その影響も大きいはず。誰とも被りたくない人は覚悟しておいたほうがいいです。逆に言えば、「それだけ多くの人に選ばれている=外さない」ということでもあるので、弱点というより性格の問題かもしれません。
タシットが合う人・合わない人
使い込んだうえで、向き不向きを整理するとこうなります。
こんな人に合う
- ✓ 香水初心者で、失敗しない一本目を探している
- ✓ 甘い香りが苦手で、清潔感を最優先したい
- ✓ 職場や学校など、香りに気を使う環境で使いたい
- ✓ 「香水つけてる感」を出さずに、いい匂いと思われたい
こんな人には合わない
- ✗ 朝の一吹きで夜まで香らせたい(持続力重視)
- ✗ 甘くセクシーな香りでギャップを作りたい
- ✗ 人と被る可能性が少しでもあるのは嫌だ
シーンで言えば、仕事・学校・デートの昼の部まで幅広くカバーできます。香りが柔らかいので、実は寝る前につける「寝香水」としての人気も高いです。夏場との相性は特に抜群。
タシットを使いこなす3つのコツ
せっかく買うなら、いい状態で香らせたいところ。僕が実際にやっている使い方のコツを3つ紹介します。
コツ 1つける場所は「腰か手首」に1プッシュずつ
首元につけると香りの立ち上がりが強く出すぎるので、タシットは下半身寄りがおすすめです。腰回りにつけると、体温でふわっと下から立ち上ってきて、すれ違いざまの「なんかいい匂い」が一番きれいに決まります。
コツ 2持続させたいなら「保湿してからつける」
香水は乾燥した肌だと飛ぶのが早くなります。ボディクリームや無香料の保湿剤を塗った上からつけると、体感で1〜2時間は持ちが変わってきます。
POINT
持続時間が弱点のタシットには、「保湿→腰に1プッシュ」が一番効く組み合わせ。地味ですが体感がまったく違います。
コツ 3夏は日中用、冬は寝香水と使い分ける
ユズとバジルの爽やかさは、汗ばむ季節にこそ真価を発揮します。夏は日中のメイン香水として。逆に冬は香りの立ち方が控えめになるので、リラックスタイムや寝る前の一吹きに回すと、一年を通して出番が途切れません。
シーン別おすすめ度と、相性のいい服装
| 仕事・学校 | ◎ | 清潔感の塊。誰にも迷惑をかけない |
| 昼デート | ◎ | 「いい匂いの人」枠を確実に取る |
| 寝香水 | ◎ | リラックス用途でも人気 |
| 夜の勝負どころ | △ | 主張は控えめ |
タシットは「白シャツが似合う日」の香水です。洗いたての白シャツ、ネイビーのスラックス、ミニマルなスニーカー。ユズとバジルの清潔感は、クリーンな服装と合わせたときに「人柄の良さ」まで演出してくれます。
夏はリネンシャツや白Tとの相性が抜群。逆に重厚なレザーやモード全開の黒ずくめだと、香りの爽やかさが浮きます。「今日は感じよく行きたい」という日の、最初の一本として頼ってください。
まとめ:迷っているなら試す価値は十分ある一本
この記事のまとめ
- ✓ タシットはユズ×バジルの”香水っぽくない香水”。総合評価4.5
- ✓ 清潔感と使いやすさはトップクラス。初心者の一本目に最適
- ✓ 弱点は持続4〜5時間と、人気ゆえの被りやすさ
- ✓ 「保湿→腰に1プッシュ」で弱点はある程度カバーできる
香水初心者の一本目、あるいは「強い香りに疲れてきた」人の原点回帰の一本として、自信を持っておすすめできます。
もう少し個性が強い香りも見てみたい方は、ルラボ「アナザー13」のレビューや、センスのいい人が使っている香水ブランド7選もあわせてどうぞ。
※本記事はプロモーションを含みます









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