僕は元アパレルの販売員で、店頭に立っていた頃から香水はずっと手放せない趣味です。これまで何十本と試してきましたが、”何年も手元に残り続ける一本”は意外と多くありません。ル ラボのアナザー13は、その数少ない一本なんですよね。
「アナザー13ってよく名前を聞くけど、実際どんな香りなの?」「芸能人が使ってるって本当?」「メンズがつけても浮かない?」——このあたりが気になって検索した人は多いはず。値段も安くないので、できれば失敗はしたくないですよね。
そこでこの記事では、実際に愛用している僕の目線で、香りの正体から著名人の愛用、口コミの傾向、そして正直なデメリットまで一気にまとめました。買う前の判断材料にしてもらえたらうれしいです。
この記事でわかること
- アナザー13が「どんな香り」なのか(トップ→ミドル→ラストの変化)
- Jay-ZやTOMOMIなど、使ってると言われる芸能人・著名人
- メンズに似合う理由と、デート・オフィスなどシーン別の相性
- 正規価格・容量と、高い香水をムダなく試す方法
- 良い口コミ・気になる口コミの傾向と、向かない人の特徴
総合評価:4.2 / 5.0 ★★★★★
| 香りの洗練度 | ★★★★★ | 都会的な色気は代えがきかない |
| 持続力・拡散 | ★★★★★ | 肌に寄り添う。序盤の主張は控えめ |
| コストパフォーマンス | ★★★★★ | 正直、価格は最大のネック |
| 使いやすさ | ★★★★★ | ユニセックスで場面を選びにくい |
先に結論を言うと、アナザー13は「清潔感のなかに色気がある、都会的なムスク」。派手さで押す香水ではないぶん、大人が長く付き合える完成度があります。ただし価格と、ムスク特有のクセは人を選ぶ。そのあたりも正直に書いていきます。
ル ラボ アナザー13とは?2010年生まれの”隠れた定番”
アナザー13は、ニューヨーク発のフレグランスブランド「ル ラボ(Le Labo)」を代表する香水のひとつ。2010年、イギリスのモード誌『AnOther Magazine(アナザーマガジン)』とのコラボレーションから生まれました。名前の由来もこの雑誌にあります。
調香を手がけたのは、ナタリー・ロルソンという実力派の調香師。もともとは数量限定でつくられた特別な香りだったのですが、あまりに評判が良く、いまではル ラボの定番ライン(クラシックコレクション)に昇格しています。限定から定番へと”格上げ”された経緯そのものが、人気の証拠かなと思います。
末尾の「13」は使用した原料の数を表す、ル ラボ流のネーミング。ブランドは「合成アニマルムスク」と「アンブロキサン(アンブロキシド)」を軸に、そこへジャスミンやモス(苔)を重ねた香りだと説明しています。この”合成ムスク中毒”のような設計こそ、アナザー13が10年以上も語られ続ける理由なんですよね。
| ブランド | ル ラボ(Le Labo) |
| 商品名 | アナザー13(ANOTHER 13)オードパルファム |
| 発売年 | 2010年(AnOther Magazineとのコラボ) |
| 調香師 | ナタリー・ロルソン |
| 香調 | ムスク/アンバー系(ユニセックス) |
| 主な香料 | 合成アニマルムスク、アンブロキサン、ジャスミン、モス、洋梨・シトラス |
| 容量 | 15ml/30ml/50ml/100ml ほか |
| 参考価格 | 100mlで約34,650円(国内正規) |
| タイプ | ユニセックス |
アナザー13を使ってる人は誰?芸能人・著名人の愛用がすごい
アナザー13が”名前負けしない”のは、愛用者の顔ぶれの影響も大きいと思います。「アナザー13 芸能人」で調べる人が多いのも納得で、海外・国内どちらにも熱心なファンがいるんですよね。
まず海外。ラッパーのJay-Z(ジェイ・Z)やカニエ・ウェストが愛用していると紹介されることが多く、音楽業界で定番的な立ち位置を築いたと言われています。ビリー・アイリッシュの名前が挙がることも。誕生のきっかけがモード誌とのコラボだったこともあって、もともとカルチャー感度の高い層に刺さった香りなのかなと思います。
日本でも支持は厚めです。バンド・SCANDALのTOMOMIさんが愛用していると語ったことで知られ、モデルの在原みゆ紀さんがル ラボで最初に選んだのがアナザー13だった、とも紹介されています。ほかにも複数の著名人の名前が挙がりますが、あくまで「〜と言われている」レベルの情報も混ざるので、そこは話半分で見ておくのが健全です。
POINT
芸能人が使っているからといって、自分に似合うとは限りません。香りは肌質や体温で驚くほど変わります。”憧れ”よりも、”自分の肌でどう香るか”を優先するのがおすすめです。
【香りレビュー】アナザー13はどんな匂い?トップ・ミドル・ラストを解説
香りは時間とともに表情を変えます。僕が感じる大まかな流れを、公式が挙げる香料と合わせて追っていきます。
STEP 1|トップ
みずみずしい出だし
洋梨・シトラス
STEP 2|ミドル
清潔感と色気
ジャスミン・ムスク
STEP 3|ラスト
肌に残る余韻
アンブロキサン・モス
トップ|みずみずしくて、少し無機質な第一印象
つけた瞬間は、洋梨やシトラスを思わせるみずみずしさが立ちます。ただ、甘いフルーツというより、どこか透明でクールな印象が先に来る。人によっては「インクっぽい」「金属っぽい」と表現する、あの感じですね。ここで好みが分かれやすいのは事実。僕はむしろ、この清潔で少し硬質な出だしが好きです。
ミドル|清潔感のなかに、じわっと色気が出てくる
数十分すると、ジャスミンのやわらかな花の気配と、ムスクのぬくもりが混ざり合ってきます。石けんのように清潔なのに、どこか色っぽい——アナザー13の核心はこのギャップにあります。華やかに主張するタイプではなく、あくまで”素肌に近い距離”で香るのが上品。ジャスミンが得意でない人でも、重く感じにくい繊細な使い方だと思います。
ラスト|アンブロキサンとモスの、心地よい余韻
時間が経つほど、アンブロキサン特有のあたたかく乾いた質感と、モスのほのかなグリーンが肌に残ります。ここまでくると香りは強く広がらず、自分だけがふっと感じる程度。抱きしめるくらいの距離で気づく、というイメージでしょうか。この“近くにいる人にだけ香る”設計が、デートで強い理由だと個人的には思っています。なお、肌なじみのよいムスク系をもっと知りたい人は、別のムスク香水のレビュー記事も方向性の違いがわかって面白いはずです。
ちなみに、いきなり3万円近い正規ボトルを買うのが不安なら、香水のサブスク(定期便)で1ヶ月使い切りサイズから試すという方法もあります。肌の上でどう香るかは人によって変わるので、高額な香水ほど「まず試す」の価値は大きいです。
アナザー13がメンズに似合う理由と、シーン別のおすすめ度
ユニセックス香水ですが、僕は「メンズにこそ似合う」と感じています。理由は、甘さや華やかさで勝負しない香りだから。清潔感と余裕をまとえるので、大人の男性がつけると”きちんと感”と色気が同居します。香りで自己主張しすぎず、それでいて印象に残る。ビジネスでもプライベートでも使える万能さがあるんですよね。
| デート | ◎ | 近い距離で香る色気が主役級 |
| オフィス・仕事 | ○ | 清潔感重視。ただしつけ過ぎ注意 |
| 休日・カジュアル | ◎ | Tシャツにも合う抜け感 |
| 結婚式・フォーマル | ○ | 上品だが主張は控えめ |
| 真夏の炎天下 | △ | 汗と混ざるとムスクが重く出ることも |
合わせる服も、香りの”都会的で無機質”な質感に寄せると失敗しません。僕がよくやるのは、白シャツやグレーのニット、黒のスラックスみたいに色数を抑えたきれいめコーデ。素材はコットンやウールのような自然な風合いだと、清潔感のある香りと足並みがそろいます。
逆に、派手な柄物やスウェットの部屋着感が強い服だと、香りだけが浮いてしまうことも。アナザー13は”引き算”の香りなので、服も引き算で合わせるのがコツかなと思います。デートなら、ネイビーのジャケットに白T、足元はきれいめスニーカー——このくらいの清潔感がちょうどいいバランス。同じ「清潔感で選ぶ」方向性なら、メゾン マルジェラ レプリカのレビューも比較候補になりますよ。
アナザー13のデメリット・注意点【買う前に知っておきたい】
注意
アナザー13は良い香りですが、誰にでも勧められる香水ではありません。特に「価格」「ムスクのクセ」「入手性」の3点は、買う前に必ず知っておいてほしいところです。
まず価格。国内正規だと100mlで約34,650円と、気軽に手を出せる金額ではありません。少量サイズもありますが、それでも15mlで1万円前後。”とりあえず試す”には、なかなか勇気がいる値段です。
次に香りのクセ。合成ムスクとアンブロキサンが軸なので、これらが得意でない人には「金属っぽい」「薬品っぽい」「重い」と感じられることがあります。実際、口コミでも評価がはっきり割れる香り。フローラルで甘い香りが好きな人には、正直ハマらない可能性が高いかなと思います。
そして入手性。ル ラボは正規の取扱いが直営店や公式サイト、一部百貨店に限られます。Amazonや楽天にも並行輸入品は出回っていますが、偽物の報告もあるため、価格だけで飛びつくのは危険。正規の安心をとるか、価格をとるかは悩みどころです。加えて、香りが強く遠くまで広がるタイプではないので、「香水でしっかり主張したい」人には物足りなく映るかもしれません。もっとも、そこがアナザー13の上品さでもあるのですが。
こんな人に向いています
- ✓ 清潔感のなかに色気がほしい大人の男性・女性
- ✓ 甘すぎない、都会的なムスク系が好き
- ✓ 香りで主張しすぎず、上品に香らせたい
- ✓ 長く付き合える”定番の一本”を探している
あまり向かない人
- ✗ とにかくコスパ最優先で香水を選びたい
- ✗ 甘い・華やかなフローラルやバニラ系が好き
- ✗ ムスクや金属的な香りが苦手
- ✗ 遠くまで強く香らせたい
ル ラボは店舗が都市部に偏っていて、試せる場所が限られます。デメリットが自分に当てはまるかを確かめるにも、手元に届く形があると早い。
アナザー13の口コミ・評判の傾向
最後に、僕以外の声も見ておきましょう。@cosmeやSNS、通販レビューをならしてみると、評価の傾向はだいたい次のように分かれます。
良い口コミの傾向
- 「男女問わず使いやすい」「とにかく清潔感がある」
- 「都会的でシャープ」「大人っぽくて色気を感じる」
- 「肌に近いところで長く香る」「季節を選ばない」
- 「20〜40代まで幅広く似合う」
気になる口コミの傾向
- 「金属っぽい/インクっぽくて苦手だった」
- 「独特すぎて使いこなせなかった」
- 「価格が高い」「香りの広がりは思ったより控えめ」
面白いのは、同じ香りなのに「清潔感」と「金属っぽさ」で評価が真っ二つになるところ。これはムスク系香水の宿命でもあります。だからこそ口コミを鵜呑みにせず、一度は自分の肌で確かめるのが、いちばん確実なんですよね。
POINT
高い香水ほど、”買ってから合わなかった”ときのダメージは大きいもの。まずは少量サイズやサブスクで肌に試してから、ボトル購入を検討する。この順番がいちばん賢いと思います。
名前で探しているなら、有名人の愛用香水の記事もあわせてどうぞ。
まとめ|アナザー13は”都会的な色気”をまといたい人の定番
この記事のまとめ
- ✓ 2010年、AnOther Magazineとのコラボで生まれた定番ムスク
- ✓ 清潔感のなかに色気がある、都会的でユニセックスな香り
- ✓ Jay-ZやTOMOMIなど、国内外の著名人の愛用が語られる
- ✓ メンズにも似合い、特にデートで強い。一方で価格とクセは人を選ぶ
- ✓ 高価なので、まずは少量・サブスクで試すのが安全
正直に言えば、アナザー13は「万人ウケする香り」ではありません。それでも僕がずっと手放さないのは、清潔感と色気のバランスが、ほかの香水ではなかなか代えがきかないから。派手さはないのに、ふとした瞬間に「良い香りだね」と言われる。そういう静かな強さがある一本です。
値段はたしかにネックですが、香りの満足度は価格に見合うと僕は感じています。気になっているなら、まずは少量サイズやサブスクで肌にのせてみてください。合う人にとっては、長く付き合える相棒になるはず。香水選びをもっと体系的に知りたい人はメンズ香水ランキングもあわせてどうぞ。
※本記事はプロモーションを含みます









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