東京の名を冠した香りですが、日本的な要素は入っていません。ガイアックという中南米の木が主役です。この木を選んだ理由と、4種類のムスクの意味を見ていきます。
ガイアックウッドという木
中南米に育つ、非常に硬い木です。
この素材の特徴
- 水に沈むほど密度が高い
- 煙のような香りを持つ
- シダーより乾燥していない
- 深く安定した香り
- 船の部品にも使われた
公式は「シダーほど乾燥していないものの、シダーと同じくらい繊細で深みがある」と書いています。
焚き火に近い煙の要素があり、そこに甘さが混ざります。
ル ラボは2006年にニューヨークで始まったブランドです。注文を受けてから店頭で調合し、そのラベルに日付と名前を入れる。この売り方そのものがブランドの中身になっています。
ムスクを4種類使う理由
| 原料 | 役割 |
|---|---|
| ガイアックウッド | 主役。煙のある硬い木 |
| ムスク(4種) | 肌に残す・厚みを作る |
| シダー | 乾いた木を少し |
| オリバナム | 乳香をわずかに |
ムスクは1種類ではなく複数を組み合わせるのが一般的です。
それぞれ揮発の速度と香りの質が違うので、重ねると時間の流れが滑らかになります。
4種類使うのは、木の香りを肌に長く留めるためです。
名前についている数字は、配合されている原料の数だと公式は説明しています。サンタル33なら33種類。数が多いほど良いという意味ではなく、その香りを作るのに何種類を要したかという記録です。
シティ エクスクルーシブは、その都市の店舗でしか買えない香りとして作られています。都市の名前は香りに書かれていませんが、その街をどう捉えたかが構成に出ています。
香りの流れ
時間の変化
- 最初:ガイアックの煙と乾いた木
- 1〜3時間:ムスクが木を包む
- 3時間以降:肌に沈んだウッディムスク
公式が「昼も夜もずっと寄り添ってくれる」と書いているとおり、持続が長い香りです。
変化は緩やかで、劇的に印象が変わる場面はありません。
1日つけていられる香りを探しているなら候補になります。
向いている人
| こういう人 | 相性 |
|---|---|
| ウッディが好き | ◎ |
| 長く香ってほしい | ◎ |
| 職場でも使いたい | ○ |
| 甘い香りが好き | △ |
| 爽やかさを求めている | × |
煙の要素があるので、清潔感を求める人には向きません。
ムスクが多いぶん肌になじむので、木の香りとしては使いやすい部類です。
場面と服装
| 場面 | おすすめ度 |
|---|---|
| 秋冬の日常 | ◎ |
| 夜の外出 | ◎ |
| 職場 | ○ |
| 春 | ○ |
| 真夏 | △ |
合わせやすい服
- ウール
- レザー
- 濃い色
- 秋冬の厚手のもの
短所
| 短所 | 程度 |
|---|---|
| 煙が苦手な人がいる | 中 |
| 価格が高い | 大 |
| 期間限定 | 大 |
| 夏は重い | 中 |
50mLで52,250円。クラシックより2割ほど高い。
東京限定という位置づけですが、香りに日本的な要素はありません。
そこを期待して買うと、肩透かしを食らう可能性があります。
東京限定という設定
公式の説明文には、東京らしさの説明がほとんどありません。
「今いる場所から北海道まで伝わるなんて期待しないで」という冗談が書かれている程度です。
つまりこの香りは、東京を描写したものではない。
その都市で売るために作られた、というだけの関係です。
都市名に意味を求めすぎると、この一連の香水は分かりにくくなります。
香りそのもので判断するほうが確実です。
とはいえ、その街で買ったという記憶は残ります。
旅行先で買った香水は、つけるたびにその旅を思い出させる。
香りは記憶と強く結びつくので、そこに価値を見出す人は多くいます。
限定という売り方は、その心理を前提にしています。
日本で買う方法
本来は東京の店舗でしか買えない香りです。
ただし2026年9月30日までは期間・数量限定で、日本の公式オンラインと直営店でも取り扱いがあります。
| 容量 | 価格 |
|---|---|
| 15mL | 22,990円 |
| 50mL | 52,250円 |
| 100mL | 76,560円 |
クラシックコレクションより2割ほど高い価格です。50mLで5万円台になります。
| 買い方 | 利点 | 注意 |
|---|---|---|
| 期間中に公式で買う | 定価で確実 | 期間が終わると買えない |
| 現地の店舗 | 定価 | 行く機会が要る |
| 通販の並行輸入 | いつでも買える | 価格が上がる・状態が読めない |
期間が終わると、次にいつ日本で買えるかは分かりません。気に入ったなら期間中に決めたほうが確実です。
この香りは東京限定なので、日本では常時買える数少ないシティです。
とはいえ在庫の状況は変わるので、確実なのは公式オンラインか直営店です。
15mLで22,990円。クラシックの15mLより8千円ほど高い。
この価格差は、限定であることに対するものです。
香りの質が2割上ということではありません。
店頭で試せない香りもあります。少量から肌で試す方法を持っておくと、3万円を払う前に判断できます。
あわせて読みたい
- このブランドの代表は、ル ラボ サンタル33の解説もどうぞ。
- もう1本の定番は、ル ラボ アナザー13のレビューもどうぞ。
まとめ
ガイアックは水に沈むほど硬い木で、煙のような香りを持ちます。
ムスクを4種類使うことで、木の香りを肌に長く留めています。
東京限定ですが、香りに日本的な要素はありません。
持続が長く、1日つけていられる香りです。
※本記事はプロモーションを含みます









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