気に入ったものを買い足していくと、いつの間にか本数が増えます。そして増えるほど、朝どれをつけるかで迷うようになる。使い分けの基準を決めておくと、迷わなくなるうえに1本あたりの出番も増えます。
何本が適量か
使い切れる量から逆算すると、本数の上限が見えてきます。
| 本数 | 1本あたりの出番 | 使い切りやすさ |
|---|---|---|
| 1本 | 毎日 | 半年〜1年で使い切る |
| 3本 | 週2日ずつ | 1〜2年 |
| 5本 | 週1日ずつ | 2〜3年・劣化が気になる |
| 10本以上 | 月に数回 | ほぼ使い切れない |
開封後の寿命が1〜3年なので、5本を超えると使い切る前に劣化する計算になります。
コレクションとして持つなら別ですが、使うために持つなら3本前後が現実的な範囲です。
小さい容量で揃えれば、本数を増やしても回せます。
分ける軸を1つ決める
使い分けの基準は、複数あると迷います。1つに絞る。
よく使われる分け方
- 場面で分ける(仕事・休日・夜)
- 季節で分ける(春夏・秋冬)
- 相手で分ける(一人・会う人がいる)
- 気分で分ける(軽い日・落ち着きたい日)
一番迷わないのは場面です。予定を見れば自動的に決まるので、朝考えなくていい。
季節で分けると、1本あたりの連続使用が数か月続きます。飽きやすい人には向きません。
自分がどこで迷っているかを見ると、どの軸が要るか分かります。
3本で組む基本形
| 役割 | 系統の例 | 使う場面 |
|---|---|---|
| 日常 | 石鹸系・柑橘 | 仕事・毎日 |
| 軽い日 | ハーブ・水っぽいもの | 夏・運動のあと |
| 特別な日 | 樹木・甘め | 夜・食事・人と会う |
日常用が最も出番が多いので、ここに一番使いやすいものを置きます。無難で外さないものが向く。
特別な日用は、多少個性があってもいい。出番が少ないぶん、飽きにくく劣化も気になりにくい。
この3つがあれば、たいていの場面は回ります。4本目以降は、この3つのどれかを置き換える形になる。
置き場所で出番が決まる
しまい込んだ香水は使わなくなります。
目に入る場所にある1本だけを毎日使い、残りは箱の中、という状態はよくあります。
出番を均すための置き方
- よく使う3本だけ手前に置く
- 残りは別の場所にしまう
- 月の初めに入れ替える
- 使った日を記録する
全部を並べておくと、結局は同じものを取ります。選択肢が多いほど、考えずに慣れたものを選ぶからです。
手前に置く3本を月ごとに入れ替えると、自然に出番が回ります。
使わなくなった香水の扱い
買ったが合わなかった、飽きた、劣化した。こうしたものが溜まっていきます。
| 状態 | 使い道 |
|---|---|
| 合わないだけ | 部屋やクローゼットに吹く |
| 飽きた | 季節を変えて使ってみる |
| 劣化した | 処分する |
| ほぼ未使用 | 譲る・売る |
肌に合わないものでも、布や空間になら使えます。カーテンやクローゼットに軽く吹くと、肌につけたときとは違う香り方をします。
香水は光と温度で劣化するので、使わないものほど保管の条件が効いてきます。
買い足す前に確認すること
本数が増える主な原因は、目的なく買い足すことです。
買う前の3つの問い
- 今持っている中で、この場面に使えるものはないか
- 既にある1本と系統が重なっていないか
- この1本を月に何回使うか
3本目までは役割が分かれますが、4本目以降は既存と重なりやすくなります。
月に1回しか使わないなら、小さい容量で足ります。大きいものを買う必要がない。
この3つに答えられないなら、まだ買う段階ではありません。
3本目、4本目で迷っているなら、買う前に1か月だけ使ってみる選択肢もあります。手持ちと役割が被っているかは、実際に生活へ入れてみないと分かりません。
記録をつけると判断が速くなる
どれをいつ使ったかを残しておくと、使い分けが安定します。
残しておくと役に立つこと
- 使った日と場面
- 何プッシュつけたか
- 周りの反応があったか
- 季節と気温
- 合わせた服装
反応があった組み合わせは再現できます。記憶だけだと、半年後には思い出せません。
手帳やスマートフォンのメモで足ります。凝った記録は続きません。
3か月ほど続けると、自分の傾向が見えてきます。「この香りは反応がいい」という材料が集まる。
買い足すかどうかの判断も、この記録があると速くなります。
分けすぎると使わなくなる
細かく使い分けようとすると、かえって回らなくなります。
「これは秋の夜で人と会う日」のように条件を細かくすると、その条件が来る回数が少なすぎる。
結果として、ほとんど減らないまま劣化します。
分けるのは3つまで。それ以上は、使い切れる範囲を超えていると考えたほうがいい。
それと、香りを変えすぎると「その人の香り」として認識されなくなります。
1つの香りを長く使っている人のほうが、印象として残ることは多い。
使い分けは便利ですが、定番を1本持っておくほうが結果的に効くこともあります。
あわせて読みたい
- 使い切れる量から考えるなら香水の容量の選び方もどうぞ。
- 本数が増えたら香水を買う前に試す方法もどうぞ。
まとめ
開封後1〜3年で劣化するので、使うなら3本前後が現実的です。
分ける軸は1つに絞る。場面で分けるのが最も迷いません。
日常・軽い日・特別な日の3本で、たいていの場面は回ります。
手前に置く3本を月ごとに入れ替えると、出番が均されます。
※本記事はプロモーションを含みます









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