バイレードにはウードを使った香水が2本あります。この記事はそのうちの1本を扱う。同じ素材を使いながら、方向がどう違うのかを整理します。
ウードという素材
アキラリアという木が特定のカビに感染してできる樹脂です。
この素材の性質
- 自然に発生する確率が低い
- 天然のものは香料で最高値
- 中東で最も珍重される
- 日本では沈香として知られる
- 濃厚で動物的な香りを持つ
公式は、その存在がインド最古の文献であるサンスクリット語の聖典に記録されていると書いています。
香りとしても精神的にも意味を持つ素材だと説明されています。
バイレードは2006年、ベン ゴーラムがストックホルムで立ち上げたブランドです。母がインド人で父がカナダ人という背景を持ち、北欧の簡素さとインドの記憶を混ぜたところに、このブランドの出発点があります。
ウード イモーテルとの違い
| アコード ウード | ウード イモーテル | |
|---|---|---|
| 方向 | 濃く官能的 | 乾いた木と紙 |
| 合わせる素材 | スパイスと樹脂 | パピルス・タバコ・苔 |
| 強さ | かなり強い | 強い |
| 扱いやすさ | 上級者向け | こちらが入門 |
| 価格 | 100mLのみ 41,910円 | 29,150円〜 |
公式もこの2本を、ウードをめぐる一組として説明しています。
アコード ウードのほうが濃く、使う場面が限られます。
ウードを試すなら、まずウード イモーテルから入ったほうが安全です。
バイレードの香水は、香りそのものより先に「何の記憶か」が決まっています。だから原料の説明を読むより、何を題材にしたかを知ってから嗅ぐほうが腑に落ちる。他のブランドとは順番が逆です。
どんな構成か
公式は原料を細かく公開していません。
| 一般に知られている方向 | 印象 |
|---|---|
| ウード | 濃厚な香木 |
| スパイス | 刺激と厚み |
| 樹脂 | 甘く重い |
| レザー | 革の質感 |
実際に嗅ぐと、重く濃い香りだと感じる人が多い。
軽さや爽やかさはほとんどありません。
この方向が好きかどうかで評価が完全に決まります。
向いている人
| こういう人 | 相性 |
|---|---|
| 濃厚な香りが好き | ◎ |
| ウードを知っている | ◎ |
| 秋冬の夜に使いたい | ◎ |
| 香水を使い始めたばかり | × |
| 職場で使いたい | × |
この香水は最初の1本には向きません。
軽い香りに慣れていると、重すぎて扱えない可能性が高い。
香水を長く使ってきた人が、次の段階として選ぶ1本です。
場面と服装
| 場面 | おすすめ度 | 注意 |
|---|---|---|
| 秋冬の夜 | ◎ | 1プッシュで足りる |
| フォーマルな場 | ○ | 控えめに |
| 職場 | × | 強すぎる |
| 夏 | × | 汗と混ざる |
| 食事の席 | × | 競合する |
合わせやすい服
- レザー
- 黒や濃紺
- フォーマル
- 冬の厚手のもの
短所
| 短所 | 程度 |
|---|---|
| 重すぎる | 大 |
| 使う場面が限られる | 大 |
| 価格が高い | 大 |
| 100mLのみの展開 | 中 |
| 服に残る | 中 |
この香りは100mLのみで41,910円です。
使う場面が秋冬の夜に限られるので、1本と長く付き合うことになります。
1プッシュで十分に届く濃さなので、消費はゆっくりです。
箱に入れて暗所に置いておけば、その間の香りの変化は抑えられます。
ウードの香水を選ぶときに
確認すること
- 天然か合成か(多くは合成)
- 何と合わせているか
- 煙の要素の強さ
- 自分の肌で3時間後を確かめる
- 同居している人が平気か
ウードを使った香水は近年増えました。
天然のウードを十分な量使っているものは限られ、多くは合成で再現したものです。
それ自体は悪いことではありません。重要なのは、できあがった香りが自分に合うかどうかです。
ウードは服につくと長く残ります。試すときは肌につけてください。
日本人とウードの距離
沈香や伽羅として、千年以上前から日本に入ってきました。
| 文化圏 | 扱われ方 |
|---|---|
| 中東 | 日常的に使う。最も高価な香料 |
| 日本 | 香道の素材。仏具にも使われる |
| 欧米 | 異国的な香りとして近年流行 |
正倉院に収められている蘭奢待も沈香です。
香水として嗅ぐと異国的に感じますが、香道の文脈では歴史のある香りです。
その視点を持つと、この香水の受け取り方が少し変わります。
香水を使い切れないという問題
香水は消耗品ですが、実際には使い切れないことが多い。
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| 容量が多い | 50mLでも500回分ある |
| 場面が限られる | 季節や時間帯を選ぶ |
| 複数持っている | 1本あたりの使用回数が減る |
| 飽きる | 途中で使わなくなる |
開封後1〜3年で香りは変わり始めます。
使い切ることを前提にすると、持てる本数は限られます。
だから香水は、使い切る道具ではなく使いたいときのために置いておくものと考えたほうがいい。
そう割り切れば、場面の限られた香りも買えるようになります。
容量の選び方
この香りは100mLのみで41,910円です。
1プッシュを約0.1mLとすると1,000回分。
使う場面が秋冬の夜に限られるなら、年に30回使っても30年以上かかります。
現実的には、使い切る前に香りが変わります。
それでも欲しいかどうかで判断してください。
香水は使い切るための道具ではなく、使いたいときに使うためのものだと考えれば納得できます。
どこで買うか
日本では公式オンラインと、伊勢丹などの百貨店で買えます。オードパルファムの価格はこの通りです。
| 容量 | 価格 |
|---|---|
| 50mL | 29,150円 |
| 100mL | 41,910円 |
| 買う場所 | 価格 | 注意 |
|---|---|---|
| 公式・百貨店 | 定価 | 試してから買える |
| 正規取扱の通販 | 定価 | 扱う香りが限られる |
| 並行輸入 | 上下する | 保管状態が読めない |
通販に出ているものには並行輸入品が混ざります。香水は熱と光で劣化するので、輸送と保管の条件が見えない点は許容が要ります。
定価より極端に安いものは、中身と状態を確認できないと考えたほうがいい。
重い香りは、店頭の数分では判断できません。
肌につけて1日過ごしてから決めてください。
在庫が切れていることもあるので、取扱状況は事前に確認したほうが確実です。
店頭で試せない香りもあります。少量から肌で試す方法を持っておくと、3万円を払う前に判断できます。
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- もう1本のウードを見るならバイレード ウード イモーテルもどうぞ。
まとめ
ウード イモーテルと対になる、より濃く官能的な方向の1本です。
ウードを試すなら、まずウード イモーテルから入ったほうが安全です。
秋冬の夜に限られます。最初の1本には向きません。
100mLのみで41,910円。使い切る前に香りが変わる可能性が高い。
※本記事はプロモーションを含みます









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