地味な道具ですが、使いどころを間違えなければ役に立ちます。ただし、抜いてはいけない場所もある。そこを分けて書きます。
抜いていい場所と悪い場所
ここが最も重要です。
| 場所 | 毛抜き | 理由 |
|---|---|---|
| 眉の周り(数本) | ○ 範囲を限れば | 形を整える程度 |
| 鼻毛 | × やめる | 粘膜が傷つく |
| 髭 | × やめる | 埋没毛・炎症 |
| 耳の中 | × やめる | 傷つきやすい |
| トゲ・ささくれ | ◎ 本来の用途 | — |
| 角栓 | △ 押し出さない | 毛穴を傷つける |
顔の毛を抜くのは基本的に避けてください。毛根に負担がかかり、埋没毛や炎症の原因になります。
毛抜きが本当に役立つのは、トゲを抜く、ささくれを整えるといった用途。そこは他の道具では代替しにくい。
眉に使う場合の範囲
使うなら条件を守ってください。
守る4つ
- 眉の輪郭から外れた数本だけ
- 形そのものを毛抜きで作らない
- 毛の流れに沿って、根元から引く
- 赤くなったらその日はやめる
形はハサミかシェーバーで作ってください。毛抜きで形を作ろうとすると、抜きすぎて生えてこなくなります。
そして引く方向。毛の流れと逆に引くと、途中で切れたり毛穴を傷つけたりします。
先端の形で用途が変わる
1本目を選ぶときの基準です。
| 先端 | 得意なこと |
|---|---|
| 先平 | 太い毛をつかむ。眉に向く |
| 先細(ポイント) | 短い毛・トゲ・角栓 |
| 斜めカット | 汎用。最も扱いやすい |
| 丸い先 | 肌を傷つけにくい |
1本だけ買うなら斜めカットです。眉にもトゲにも使えます。
先細は刺さると危ないので、慣れてから足すほうが安全。
そしてステンレス製を選んでください。安いメッキのものは、先端が噛み合わずに毛が滑ります。
衛生管理
肌に触れる道具です。
| タイミング | やること |
|---|---|
| 使う前 | アルコールで拭く |
| 使った後 | 毛を取り除いて拭く |
| 保管 | ケースに入れる |
| 共用 | しない |
| 先端が欠けたら | 買い替え |
共用しないでください。毛根から微量の血液が出ることがあり、衛生上のリスクになります。
そして先端の状態。欠けたり噛み合わなくなったものは、毛をつかめずに滑って肌を挟みます。
抜いた後のケア
毛穴が開いた状態になります。
直後にやる3つ
- 冷やす。保冷剤をタオルで包んで数十秒
- 触らない。手の菌が入る
- 赤みが引くまで何も塗らない
抜いた直後は毛穴が開いています。そこに手で触れると、菌が入って炎症の原因になります。
冷やすと収まりが早い。そして赤みが出やすい人は、人と会う直前にやらない。数十分は跡が残ることがあります。
角栓に使うべきか
よく話題になる使い方です。
| 方法 | 評価 |
|---|---|
| 毛抜きで挟んで抜く | △ 毛穴を傷つけやすい |
| 押し出す | × 炎症・跡が残る |
| 洗顔・酵素で落とす | ◎ 時間はかかるが安全 |
| 何もしない | ○ 目立たなければ放置でよい |
取れると気持ちいいのですが、代償があります。毛穴の周りが傷つき、開いたまま戻らなくなることがあります。
そして取ってもまた詰まります。根本的には皮脂の量と洗い方の問題なので、そちらを整えるほうが結果が出ます。
他の道具との使い分け
1本で全部やろうとしないことです。
| やりたいこと | 使う道具 |
|---|---|
| 眉の形を作る | 眉用シェーバー |
| 眉を短くする | 眉用ハサミとコーム |
| 輪郭の外の数本 | 毛抜き |
| 鼻毛 | 鼻毛カッター |
| トゲ・ささくれ | 毛抜き |
毛抜きは補助の道具です。主役はシェーバーとハサミ。
眉のお手入れセットにはこの3つが入っていることが多いので、まとめて揃えると迷いません。
旅行や外出時
小さいので持ち歩きやすい道具です。
| 場面 | 使いどころ |
|---|---|
| 旅行 | トゲ・ささくれの応急処置 |
| アウトドア | とげ抜きとして |
| 長期出張 | 眉の輪郭の手入れ |
| 機内 | 刃物扱いになる可能性。預ける |
ケースに入れて持ち歩いてください。先端が鋭いので、そのまま鞄に入れると他のものを傷つけます。
そして機内持ち込み。空港によって判断が分かれるので、不安なら預け荷物に入れておくのが確実です。
価格帯で変わること
数百円から数千円まで幅があります。
| 価格帯 | 違い |
|---|---|
| 〜500円 | 先端が噛み合わないことがある |
| 500〜1,500円 | 実用十分。ステンレス製 |
| 1,500〜3,000円 | 先端の精度が高い |
| 3,000円〜 | 職人仕上げ。長く使える |
安すぎるものは先端が合いません。毛をつかめずに滑り、何度もやり直すことになります。
1,000円前後で十分実用に耐えます。そこから上は精度と持ちの世界なので、頻繁に使うかどうかで判断してください。
限界を先に書く
位置づけの話です。
毛抜きは主役の道具ではありません。顔の毛の処理は、シェーバーやハサミのほうが安全で早い。
| やりたいこと | 適した道具 |
|---|---|
| 眉の形を作る | シェーバー・ハサミ |
| 鼻毛の処理 | 鼻毛カッター |
| 髭の処理 | シェーバー・カミソリ |
| トゲ・ささくれ | 毛抜き |
| 眉の輪郭を数本だけ | 毛抜き |
1本持っておく価値はありますが、出番は限られます。そこを理解して使えば、肌を傷めずに済みます。
あわせて読みたい
- 眉全般は、眉の整え方の記事もどうぞ。
- 形を作る道具は、眉毛シェーバーの記事もどうぞ。
まとめ
顔の毛を抜くのは基本的に避けてください。毛根に負担がかかり、埋没毛や炎症の原因になります。鼻毛と髭は特にやめたほうがいい。
毛抜きが本当に役立つのは、トゲやささくれの処理と、眉の輪郭から外れた数本だけです。1本だけ買うなら斜めカットのステンレス製。共用はしないでください。
※本記事はプロモーションを含みます









コメント