ポールスミスのメンズマフラーはビジネスにも私服にも使い回せる、素材で選ぶ5本

ウールのマフラーの生地

ポールスミスのマフラー、検索結果のサムネイルを眺めても縞の柄しか見えてきませんよね。僕は洋服に累計2,000万円ほど使ってきましたが、結論から言うと違いを作っているのは柄より首に当たる素材のほうです。まず素材、次に幅、価格は最後という順で見ると迷いません。集めた5本をその順で一緒に見ていきましょう。

この記事でわかること

  • 首に当たる素材の違いが価格に効く理由
  • 60cm・45cm・25cmという幅ごとの巻き方
  • ウール・カシミア・混紡それぞれに向く人
  • 5本それぞれの買ってから気づく弱点

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

値段の差は柄ではなく、首に当たる繊維のほうに乗っています

5本の素材を書き出すと、こうなりました。9,801円のストライプ(323E-AS06)がウール、22,000円のマルチストライプ(M1A-324E-AS11-92)がラムズウール100%、43,780円のシグネチャーストライプがカシミア、10,560円のストール(M2A668EAS6366)がヴィスコース60%・アセテート22%・シルク18%、32,780円のリバーシブルがウール100%です。ウールを使った3本に、カシミアが1本、混紡が1本という並びになります。

ウールとラムズウールは、同じ羊の毛でも刈る時期が違います。ラムズウールは子羊から最初に刈り取った毛で、繊維が細く、先端が切りそろえられていないぶん肌に刺さりにくい性質を持ちました。セーターで首がちくちくする人ほど、この差ははっきり分かるはずです。9,801円のストライプと22,000円のラムズウールの差は、柄の描き込みではなくここに乗っていると考えてください。

カシミアはさらに一段違います。同じ厚みで比べたときウールより軽く、繊維が一本ずつ細いぶん肌に当たりにくい素材です。ただし、その柔らかさは弱さと同じ場所から来ています。繊維が細いということは、擦れに弱いということでもありました。

産地の話も添えておきます。今回の5本のうち、英国製とはっきり書かれているのは2本でした。9,801円のストライプが「英国製」、22,000円のラムズウールが「MADE IN GREAT BRITAIN」です。残る3本は販売ページに産地の記載がありませんでしたので、ここでは断定を避けます。

幅が60cm・45cm・25cmと三段階に分かれ、巻き方はそこで決まります

寸法が公表されていたのは5本のうち3本でした。約184×60cmのラムズウール、約167×45cmのシルク混ストール、W25×L184cmのリバーシブルです。長さが167cmから184cmの範囲に収まっているのに対し、幅だけが25cmから60cmまで2倍以上ひらいています

ここで先に断っておきたいのは、この幅が価格の順番とまったく揃わない点です。もっとも細い25cmが32,780円、もっとも広い60cmは22,000円、中間の45cmは10,560円でした。幅は値段の理由になっていませんので、予算から幅を推し量る読み方は捨ててください。

マフラー選びで迷ったとき、たいていの人は柄と色を先に見ます。ところが巻いたあとの見え方をいちばん左右するのは、幅のほうでした。60cmの大判は二つ折りにしても30cm残りますので、ぐるりと巻けばボリュームが出ますし、肩に流して羽織るような掛け方もできます。私服のコートに合わせて主役を張らせたいなら、この幅が要ります。

反対に25cm幅は、二つ折りにすれば12cm台まで細くなりますので、コートの襟の内側に納めることを狙った寸法です。ジャケットのVゾーンに沿わせるなら、この細さが効いてきます。幅で嵩を作らない一本ですから、ビジネスで使う日が多いなら候補はこちらでしょう。45cmはその中間にあり、どちらへも寄せられる幅になります。

「ビジネスにも私服にも使い回せる」と書いたのは、この選択肢があるからです。柄が万能なのではありません。自分がどちらで使う時間が長いかを先に決めてから、幅を選んでください。

商品と価格素材とサイズ向いている使い方
ストライプ 323E-AS06・9,801円前後ウール・英国製(寸法の記載なし)はじめの1本。ブラックのみで残りわずか
マルチストライプ M1A-324E-AS11-92・22,000円前後ラムズウール100%・約184×60cm・英国製大判で巻き方を増やしたい人
シグネチャーストライプ・43,780円前後カシミア(寸法の記載なし)首に当たる時間が長い人と贈り物
ストール M2A668EAS6366・10,560円前後ヴィスコース60%・アセテート22%・シルク18%・約167×45cm秋と春にジャケットへ軽く掛ける
リバーシブル ハーフストライプ・32,780円前後ウール100%・W25×L184cmスーツの襟元に収めたい人
素材・寸法・価格は各販売ページの表示です。カシミアは送料864円が別途、リバーシブルは送料が別にかかります。

縞が自分に似合うか試すなら、英国製ウールの1本から

マフラーを一度も持っていない人や、ポールスミスの縞が自分の顔に似合うかどうか分からない人もいます。その段階でいきなり4万円を出す必要はないでしょう。323E-AS06は英国製のウールで、実売は9,801円でした。

この価格帯のありがたさは、失敗したときの授業料が軽いところにあります。マフラーは顔のすぐ下に来ますから、似合う似合わないが服よりも露骨に出ました。1万円を切る額で、自分の顔まわりに縞が乗るかを確かめられるなら、そこで得た答えのほうが値段より価値があります。

気をつけたいのは在庫のほうです。カラー展開はブラックの1色だけで、販売ページには「残りわずか」の表示が出ていました。寸法の記載がありませんので、大判かどうかまでは分かりません。それでも、英国製のウールという情報がはっきりしている1本を1万円以下で押さえられる機会は、そう長くは残らないでしょう。

色を選ぶ余地がないぶん、判断は買うか見送るかの二択になります。在庫の表示は日ごとに動きますので、いまどうなっているかを先に確かめてみてください。

Paul Smith マフラー ストライプ 323E-AS06

Paul Smith マフラー ストライプ 323E-AS06

参考価格 9,801円前後

はじめての一本を手頃な価格で試したい人向け

184×60cmの大判ラムズウールは、巻き方を増やしたい人にこそ効きます

22,000円のマルチストライプは、ラムズウール100%で約184×60cm、MADE IN GREAT BRITAINと明記された1本でした。素材と寸法と産地の3つがすべて公表されているのは、5本のなかでこれだけです。

60cmという幅は、マフラーとしてはかなり広いほうに入ります。二つ折りで30cm、四つ折りにしても15cmありますので、同じ1本で厚みを三段階に変えられるわけです。ワンループでさらっと掛ける日と、二重に巻いて首を埋める日を、生地を買い足さずに折り方だけで作り分けられる計算になります。

ラムズウールという素材の選択は、この巻き方の自由と噛み合っています。大判は首に当たる面積がそのぶん増えますので、繊維が硬いと辛さも一緒に増えてしまうのです。厚く巻く人ほど、柔らかい繊維の恩恵は大きくなります。

9,801円の1本目より1万円以上高い、という事実は正直に置いておきましょう。ただ、ここで払う差額が乗っているのは柄ではなく、ラムズウールという繊維の細さのほうでした。

贈り物に使うなら、ギフト包装に対応しているかどうかは店舗ごとに違いますので、購入前に確認しておくと安心です。混率と寸法の表示もあわせて見ておいてください。

Paul Smith マフラー マルチストライプ(ラムズウール)

参考価格 22,000円前後

定番の縞柄をしっかりした作りで長く使いたい人向け

カシミアが本当に効いてくるのは、首に当たり続ける時間が長い人です

43,780円のシグネチャーストライプは、5本のなかで唯一のカシミアになります。マルチカラーストライプという柄の系統は他の4本と変わらず、違っているのは販売ページの素材欄だけでした。

この素材の価値は、短い時間では出てきません。駅から会社まで10分歩くだけなら、正直なところウールで足ります。効いてくるのは外にいる時間が長い人のほうでした。通勤で片道40分立っている、外回りで一日じゅう屋外に出ている、そういう使い方をすると首に当たる繊維の質が疲れ方まで変えてしまうのです。

贈り物としての性格も無視できません。ポールスミスの縞はブランドに詳しくない相手でも見た瞬間に分かりますし、カシミアという言葉は説明を足さなくても伝わります。何を贈るか決めきれないときに、外しにくい一本でしょう。

短所も先に書いておきます。この1本は送料が別に864円かかり、合計では44,644円になりました。さらに繊維が細いぶん、毛玉と擦れには弱くなります。鞄のショルダーベルトが常に当たる位置に巻く人なら、同じ理屈で繊維の細いラムズウールも外して、9,801円のウールか32,780円のウール100%を選ぶほうが気楽でしょう。

自分用にするのか贈り物にするのかで、この金額の意味はまるで変わってきます。在庫と送料の表示を見てから決めてください。

Paul Smith カシミアマフラー シグネチャーストライプ

参考価格 43,780円前後

予算を気にせず上質な一本を贈りたい・持ちたい人向け

ヴィスコース60%の一枚は、真冬よりも秋と春の肩に落ちます

10,560円のストールは、5本のなかで性格がいちばん離れています。素材はヴィスコース60%・アセテート22%・シルク18%で、ウールもカシミアも入っていません。サイズは約縦167×横45cm、カラーはブラウン系のマルチストライプでした。

「シルク混」と書かれていても、シルクは18%です。主体はヴィスコースとアセテートで、この2つは光沢とドレープが出る繊維になります。縦に落ちる生地ですので、首の下で嵩張りにくいのが、この混率の狙いでした。ジャケットの上から掛けたときの光沢の出方は、ウールでは代わりになりません。

裏を返せば、防寒を任せる相手ではありません。ウールとカシミアを使った残る4本と比べれば保温力は明確に下ですし、約167×45cmという寸法も真冬の厚手コートに合わせるには小ぶりでした。10月と11月、それに3月と4月のための一枚だと割り切ると、使いどころがはっきりします。

秋口に一枚あると、季節の入り口がずいぶん楽になります。まだコートを出したくないけれど朝晩だけ冷える、というあの時期に役に立つのがこの手のストールでした。送料無料で在庫ありの表示が出ていましたので、寒くなる前に確保しておく対象としては、5本のなかでもっとも動きやすい1本になるでしょう。

厚手のマフラーをすでに持っている人ほど、この一枚の出番は増えます。混率とサイズの表示を見て、手持ちのジャケットに合うかどうかを確かめてみてください。

Paul Smith マフラー ストール(シルク混)

参考価格 10,560円前後

スーツやジャケットにさっと羽織れる、軽くて上品な光沢の一枚を求める人向け

表裏で顔が変わるダブルフェイスは、コートを2着以上持つ人に向きます

32,780円のリバーシブルは、ウール100%のダブルフェイス仕立てでした。表と裏で異なる表情になるハーフストライプ×マルチカラーで、サイズはW25×L184cmと公表されています。

ダブルフェイスとは、2枚の生地を合わせて1枚に仕立てた作りを指します。裏側にも柄が出ますので、巻き返したときに見える面まで計算されているわけです。同じ1本で2つの顔を使い分けられる点が、この構成のいちばんの価値でした。

ここで効いてくるのが幅25cmという数字です。寸法が公表された3本のなかではもっとも細く、コートの襟の内側に納めやすい幅になります。ジャケットのVゾーンにも沿わせやすいので、ビジネスで使う日が多い人には扱いやすい寸法でしょう。ただし2枚の生地を合わせたダブルフェイスですし、厚みの数値は販売ページに出ていません。薄手のマフラーのつもりで選ぶと、印象は変わってくるでしょう。紺のコートの日と、ベージュのコートの日で出す面を変えるという使い方が、現実的にできる1本になります。

注意しておく点が2つありました。ひとつは価格で、43,780円のカシミアに次ぐ5本中2番目の額です。もうひとつは表示のほうで、送料が別にかかり、金額は購入手続きの画面で出る形になっていました。メーカー型番の記載もありませんので、公式の品番と照合したい人には情報が足りません。

表裏の柄の出方は、文章で説明するより写真を見たほうが早いところです。在庫と送料の表示とあわせて、実際の面の色を確かめてください。

Paul Smith マフラー リバーシブル ハーフストライプ(ウール・ダブルフェイス)

参考価格 32,780円前後

1本で表裏2つの柄・雰囲気を気分やコーデに合わせて使い分けたい人向け

5本それぞれに、買ってから気づくと面倒な弱点があります

良いところだけを並べても選べませんので、弱点も横に並べておきます。

9,801円のストライプは、カラーがブラックの1色だけでした。しかも「残りわずか」の表示が出ています。寸法の記載もありませんので、大判が欲しい人はここで判断材料が足りなくなりました。

22,000円のラムズウールは、はじめの1本として選ぶには覚悟が要る額でしょう。ギフト包装の可否は店舗ごとに違いますから、贈り物に使うなら先に問い合わせておいてください。

43,780円のカシミアは、本体に加えて送料864円がかかりました。そして毛玉と擦れに弱い素材ですから、扱いに気を使う時間が確実に増えます。

10,560円のストールは、「シルク混」という言葉の印象ほどシルクが入っていません。18%です。残る4本と比べると防寒力は落ちますし、約167×45cmという寸法も真冬向きではありませんでした。

32,780円のリバーシブルは、送料が別で、金額が購入画面まで分かりません。メーカー型番の記載もなく、公式の品番と突き合わせたい人には確認手段がない状態でした。

共通して言えるのは、寸法や産地の情報量が販売ページによってばらつくことです。寸法が公表されていたのは5本のうち3本、産地が明記されていたのは2本でした。書かれていない項目を「無い」と読むのではなく、自分に必要な情報が出ている1本を選ぶという決め方も現実的だと思います。

巻いたあとに寿命を分けること

  • 帰宅したらハンガーに掛けず、畳んで平置きにする
  • 毛玉はブラシで整える。引っ張って抜かない
  • 鞄のショルダーが当たる位置に、高価な1本を巻かない
  • 湿ったまま畳まず、陰干しで乾かしてからしまう

寒くなる前に決めるなら、見る順番は素材・幅・価格です

5本を振り返ると、選び方はそれほど複雑ではありませんでした。まず素材を決めてください。首に当たる時間が長いならカシミア、毎日使って気を使いたくないならウールかラムズウール、秋と春の軽い一枚が欲しいなら混紡です。

次に幅を見ます。私服のコートで主役を張らせたいなら60cmの大判、スーツの襟元に収めたいなら25cm、どちらにも寄せたいなら45cmという並びになりました。ここまで決めると、5本のうち手元に残る候補はたいてい1本か2本しかありません。

価格を最後に置いたのには理由があります。値段の差は使う年数で割ると見え方が変わるからです。3年で飽きる1本と10年巻き続ける1本では、同じ額でも意味がまるで違いました。

そして在庫の話に戻ります。今回の5本のうち1本はすでに「残りわずか」で、色も選べません。品揃えがいちばん厚いのは、寒さが来る前のいまの時期でしょう。11月の自分に選ばせるより、いまの自分が決めておくほうが選択肢は多い、という一点だけは覚えておいてください。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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