先に結論です。スキンケアで失敗する人のほとんどは、自分の肌の状態と合わないものを買っています。合わないものを高い順に買い替えても、肌は変わりません。
書いているのは、洗顔して1時間でテカる極度の脂性肌の人間です。化粧品だけでは足りず、レーザーやピーリングといった美容医療まで一通り試してきました。
このページの使い方
- 1 … いまの肌の状態を決める(テカる/ニキビ/跡/乾燥/毛穴)
- 2 … その状態の項目から、合う1本を選ぶ
- 3 … 1本だけ替えて、2週間は同じやり方を続ける
同時に何本も替えると、何が効いたのか分からなくなります。替えるのは1回に1本。これだけで判断できるようになります。
この記事を書いた人
30代前半メンズ、都内在住。大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業と、現在3社目です。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものを発信しています。
洗顔して1時間でテカる極度の脂性肌です。学生時代から肌荒れと戦い続けていて、脂性肌向けとうたわれる化粧水はドラッグストアの棚にあるものからデパコスまで、ほぼ全部試してきました。アゼライン酸・レチノール・ビタミンC・ナイアシンアミドといった成分ものも、セラミド系の敏感肌向けも同様です。
スキンケアだけでは足りず、イソトレチノインや、アドバテックスレーザー・ポテンツァ・アビクリアといった美容医療にも一通り手を出しています。そのうえで「結局これは要る/要らない」を自分の肌で判断してきました。
順番と役割を先に決める

スキンケアの並びは落とす → 水分を入れる → 逃がさないの3つだけです。洗顔、化粧水、乳液やクリーム。これ以上は要りません。
美容液は4つ目ではなく、この3つのどこかを強化するための追加です。土台の3つが揃っていない状態で美容液から入ると、効果が分かりません。
時間がない、続かないという人は、オールインワン美容液で1本にまとめる方法もあります。手抜きではなく、続くほうが結果が出るという判断です。
まず読む3本
- メンズにも使える洗顔4選肌タイプ別。最初に決めるのは洗顔
- オールインワン美容液の使い方続かない人はここから
- ミスト化粧水は必要か手でつける化粧水との使い分け
肌の状態から選ぶ
テカる・脂性肌
皮脂が多い人がまずやるべきは、洗いすぎをやめることです。落としすぎると肌が足りないと判断して、さらに皮脂を出します。
化粧水は脂性肌のメンズ化粧水に条件別で5本まとめました。テカるのに内側は乾いているインナードライならトリデン ダイブイン セラム、保湿するとテカるならエファクラ マットです。
昼のテカリは、朝のケアではなく日中の道具で止めます。パウダーあぶらとり紙と皮脂テカリ防止下地の2つで、夕方の顔がはっきり変わります。
ニキビができている
ニキビは段階で手当てが変わります。赤くなっている段階ならしみない化粧水、押すと痛い固い段階なら市販薬で炎症を抑える。同じニキビでも、固さと痛みで打ち手が違います。
肌が弱くてニキビもある、という組み合わせならNOV ACアクティブが答えになりやすい。刺激を足さずにニキビ予防の有効成分を入れられる数少ない選択肢です。
顔以外にも出るなら、背中ニキビと腕のブツブツを分けて見てください。腕のものは多くの場合ニキビではなく、さめ肌という別の症状です。
症状と場所で選ぶ
- 細かいプツプツ1〜2mmの白い粒が散らばる
- 冷やしていい場面赤く腫れて痛むとき
- かゆいとき原因別に市販薬を分ける
- 場所で原因を絞る内臓の俗説より先に接触物
- 治るまでの日数予定から逆算する
- ニキビ肌のクレンジング日焼け止めを塗るなら必要
- ニキビがあるときの日焼け止め跡に残る色を減らす
- 便通から見る繰り返すとき
ニキビ跡が残っている
跡は色で使うものが変わります。赤みなら鎮静、茶色なら美白。逆にすると半年遠回りします。ニキビ跡の化粧水に、色別の選び方をまとめました。
濃度で攻めるならドクターシーラボ VC100やビタミンC23セラム。ビタミンCは刺激も強いので、いきなり高濃度から入らないでください。
跡の種類で分ける
- トラネキサム酸の使いどころいま出ているものには使わない
乾燥・肌荒れ
季節の変わり目に荒れる、髭剃り後にヒリつく。この段階で必要なのは足すことではなく刺激を減らすことです。
イハダ 薬用ローションとケアセラ AP乳液は、荒れているときに使っても痛くならない側の製品です。アルビオン スキコンは揺らいでいるときのお守りとして長く使えます。
荒れの原因と場所で分ける
毛穴が目立つ
毛穴は詰まり・開き・たるみの3つに分かれます。同じ「毛穴」でも原因が違うので、まず毛穴の開きを目立たなくするにはで自分がどれかを確かめてください。
詰まりが原因なら落とし方の問題です。オルビス ザ クレンジングオイルや酵素洗顔が効きます。たるみ由来のものは化粧品では戻らないので、そこは正直に書いています。
毛穴は4つに分かれる
- 鼻の黒ずみと角栓落とす側と作らせない側
- 毛穴パック剥がし方で結果が変わる
- たるみ毛穴引き上げて消えるかで判定
- 毛穴に使うレチノール全顔に塗れるものから
- 黒く見える正体が産毛のとき落とす順番で変わる
- 足や脚の毛穴顔用を流用しない
刺激に弱い・ゆらぐ
季節の変わり目だけしみる、髭剃りの後だけヒリつく。一年中どんな物でも荒れる人より、ときどき荒れる人のほうが多い。買い替える前に、いま肌に乗せている物の数を数えてください。
敏感肌で選ぶときの入口
- 最小構成から始める洗う・水分・守るの3本
- 「敏感肌用」という表示の意味今日の肌の段階で選ぶ
- 敏感肌の乳液全成分と公式表示で選ぶ
- 敏感肌の美容液刺激の少ない順に
- 敏感肌のクレンジング剤形より落とす秒数
- 敏感肌のファンデーション赤みとテカリを隠す
続かない人には、置き場所の問題がある
スキンケアが続かない理由は、意志ではなく動線にあります。洗面台の引き出しに入れていると、開ける手間の分だけ回数が減ります。
僕は洗面台の上に出しっぱなしにしています。見た目が悪くなるのが嫌なら、本数を減らして出しっぱなしにできる数まで絞るほうが結果は出る。5本を引き出しにしまうより、2本を外に出すほうが続きます。
風呂上がりに塗るなら、脱衣所に置くのが正解です。部屋に戻ってから塗ろうとすると、その数分で肌は乾きます。風呂上がり5分以内が目安なので、手が届く場所に置いてください。
2週間で判断する。1日では分からない
化粧品を替えて翌日に変化があったなら、それは効いたのではなく刺激で反応している可能性もあります。肌が入れ替わるには時間がかかるので、判断は早くても2週間後です。
逆に、つけた直後にヒリつく、赤くなるという反応は、その場でやめる理由になります。合わないものを我慢して使い続けても、肌が慣れることはありません。
効いたかどうかは、鏡ではなく写真で見てください。毎日見ている顔は変化に気づけません。同じ場所、同じ明るさで2週間ごとに撮っておくと、判断がぶれなくなります。
アイテム別に選ぶ
どこから買い替えるか迷ったら、使う順に上から見ていってください。洗顔が合っていないのに化粧水を高いものに替えても、効果が分かりません。
| アイテムと役割 | 入口になる記事 | 決め方 |
|---|---|---|
| 洗顔落とす | 肌タイプ別の洗顔4選 | 落としすぎない。朝と夜で変えていい |
| クレンジング落とす | オルビス ザ クレンジングオイル | 毛穴の詰まりはここで決まる |
| 化粧水水分を入れる | 脂性肌のメンズ化粧水 | 量を使うので価格が効いてくる |
| 美容液弱点を足す | ビタミンC23セラム | 土台ができてから。いきなり高濃度にしない |
| 乳液・クリーム逃がさない | ケアセラ AP乳液 | テカるからと飛ばすと逆に皮脂が増える |
| オールインワン3つを1本で | ZIGEN オールインワン | 続かない人はこれで正解 |
| 日中の道具夕方を変える | パウダーあぶらとり紙 | 朝のケアでは昼のテカリは止まらない |
価格をかけるべき順番は、化粧水 → 洗顔 → 美容液です。化粧水は毎日たっぷり使うので消費が早く、ケチって少量しか使わない高級品より、遠慮なく使える中価格帯のほうが結果が出ます。
化粧水は量が効く
化粧水で失敗する人は、量が足りていないことがほとんどです。手のひらに500円玉ぶん、それを2回。肌が冷たくなるまで入れるのが目安になります。
その量を毎日続けられる価格のものを選ぶ。ハトムギ化粧水は500mLで千円を切るので、まず土台を作るという意味では合理的な選択です。肌ラボ 極潤も同じ位置づけで、ベタつくかどうかは肌質で割れます。
そこから上げるならAnua ドクダミ77やイプサ ザ・タイムR アクア。同じ「化粧水」でも、鎮静に寄せるか水分保持に寄せるかで別物です。
土台を作る段階で使うなら、下の2つで足ります。どちらも千円前後で、量を気にせず使えるのがいちばんの価値です。ここで肌が落ち着いてから、足りないものを美容液で足していきます。
化粧水で水分を入れて、乳液で逃がさない。この2本だけで、テカりと乾燥の両方が落ち着く人はかなり多いです。ここで足りなければ、はじめて上の価格帯を検討してください。
メイクは隠すためだけのものではない
赤みやニキビ跡は、ケアで消えるまでに時間がかかります。その間を隠して過ごすという選択肢があります。
メンズ専用コンシーラーは部分的に、スキンスムースファンデは顔全体に。BOY DE CHANELのようにブランド側もメンズを想定した製品を出しています。
厚く塗る必要はありません。気になっている場所だけ、周りと同じ明るさに戻すだけで印象が変わります。肌が治るまでの時間を、気にせず過ごせるようにするための道具です。
日中と体のケア
- 脂性肌向けのフェイスパウダー昼のテカリを止める
- 汗拭きシート比較さっぱり感と持続で選ぶ
- おしゃれなリップクリーム唇は顔の中でいちばん荒れやすい
- ハンドクリームの使い分けベタつきで選ぶと続かない
化粧品で足りないとき

正直に書きます。化粧品でできることには範囲があります。皮脂の量そのものを減らす、凹んだ跡を埋める、といったことはできません。
僕自身、アドバテックスレーザーを5回、フォトフェイシャルを6回、HIFU(第3世代タイタン)とケミカルピーリングを受けています。効いたものと、値段ほどではなかったものの両方を書いています。
毛穴の詰まりだけならハイドラフェイシャルが費用対効果は高い。ただし1回で終わるものではないので、続けられる金額かどうかを先に決めてから始めてください。
体の内側からのアプローチもあります。ニキビ・肌荒れ対策のサプリと市販薬にまとめましたが、これは即効性のあるものではなく、繰り返す頻度を下げる位置づけです。
まとめ
スキンケアは状態 → 1本だけ替える → 2週間続けるの順で進めます。合わないものを高い順に買い替えても、肌は変わりません。
テカるなら脂性肌の化粧水、ニキビならしみない化粧水、跡なら跡の色で選ぶ。まずは自分がどれかを鏡で決めてください。
個別のレビューは、すべて実際に自分の肌で使ったうえで書いています。効かなかったものは効かなかったと書いているので、そこも含めて読んでもらえればと思います。
敏感肌に寄せて最小構成から始めたい方は、敏感肌のスキンケアの最小構成のほうが近道です。
※本記事はプロモーションを含みます

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