結論から言います。脂性肌の化粧水に「全員にとっての正解」はありません。今の肌がどの状態かで選ぶものが変わるからです。先に振り分けだけ書いておきます。
とにかく安く量を使いたいならハトムギ化粧水。今まさに荒れているならイハダ。赤みやほてりが強いならドクダミ77。ニキビが繰り返すならNOV。内側が乾いているならケアセラの乳液を足す。この5つで、脂性肌のたいていの状態はカバーできます。
どれも僕が実際に使ったうえで残ったものです。以下で、それぞれ誰に向くのかを順に書きます。
この記事を書いた人
30代前半メンズ、都内在住。大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業と、現在3社目です。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものを発信しています。
洗顔して1時間でテカる極度の脂性肌です。学生時代から肌荒れと戦い続けていて、脂性肌向けとうたわれる化粧水はドラッグストアの棚にあるものからデパコスまで、ほぼ全部試してきました。アゼライン酸・レチノール・ビタミンC・ナイアシンアミドといった成分ものも、セラミド系の敏感肌向けも同様です。
スキンケアだけでは足りず、イソトレチノインや、アドバテックスレーザー・ポテンツァ・アビクリアといった美容医療にも一通り手を出しています。そのうえで「結局これは要る/要らない」を自分の肌で判断してきました。

そもそも、なぜ脂性肌に化粧水が要るのか
「皮脂が多いんだから保湿は要らない」と思っている人は多いと思います。僕も昔はそうでした。洗顔してさっぱりしたら、それで終わり。むしろ何か塗るとベタつくのが嫌でした。
ただ実際にやってみると分かるのですが、水分を入れないと皮脂はむしろ増えます。肌が乾いていると判断されると、足りない分を補おうとして皮脂が出る。いわゆるインナードライという状態です。洗顔直後は突っ張るのに昼にはテカる人は、だいたいこれに当たります。
だから脂性肌がやるべきなのは、皮脂を減らすことではなく水分を入れて皮脂を出させないことです。化粧水はそのための道具で、油分の多い乳液やクリームを重ねる話とは分けて考えたほうが分かりやすいです。
脂性肌の化粧水を選ぶときに見る3つのこと
① 惜しまず使える価格か
これが一番大事です。化粧水は塗る量で効き方が変わります。500円の化粧水をバシャバシャ使う人と、5,000円の化粧水を1滴ずつ使う人なら、前者のほうが肌の水分量は上がります。
脂性肌は特にそうで、顔全体に行き渡らせるにはそれなりの量が要ります。値段でためらう1本は、結局続きません。
② 今の肌の状態に合っているか
脂性肌とひとくくりにしても、状態は3つに分かれます。皮脂は多いが荒れてはいない、皮脂が多くて赤みや荒れも出ている、皮脂が多くてニキビが繰り返している。この3つで選ぶものが変わります。
荒れているときに攻めの成分が入ったものを使うと悪化します。逆に、落ち着いているときに鎮静系だけ使っても物足りません。今日の肌がどれかを決めてから選ぶほうが失敗しません。
③ アルコールの有無を確認したか
さっぱりした使用感の化粧水には、エタノールが入っていることがあります。つけた瞬間は清涼感があって気持ちいいのですが、揮発するときに水分を持っていくので、乾燥性の脂性肌には裏目に出ることがあります。
僕は敏感肌も併発しているので、荒れている時期はアルコールを避けるようにしています。裏面の成分表示で「エタノール」が上のほうに書かれていないかを見るだけで判断できます。

脂性肌のメンズに使い分けてほしい5本
価格を抑えて量を使いたい人に:ナチュリエ ハトムギ化粧水 500mL
価格で選ぶならこれです。500mLで500〜700円台なので、朝晩たっぷり使っても財布が痛みません。とろみがなくサラッとしているので、脂性肌が嫌がるベタつきも残りません。
成分としては特別なことをしているわけではなく、水分を入れて整えるだけの化粧水です。ただ脂性肌にとっては、この「たっぷり入れる」が一番効きます。予算をかけずに量を使いたい人には、これが一番合います。
実際に500mLを使い切るまでの変化はハトムギ化粧水のレビューに詳しく書いています。
今まさに荒れている人に:イハダ 薬用うるおいローション しっとり
赤みが出ていたり、ヒリつく時期に切り替える1本です。医薬部外品で、肌荒れを防ぐ有効成分が入っています。高精製のワセリンが配合されていて、水分を入れたあとに軽く蓋をしてくれる設計です。
「しっとり」という名前ですが、脂性肌が使ってもベタベタにはなりません。荒れている期間だけこれに寄せて、落ち着いたら土台の1本に戻す、という使い方が現実的です。
荒れている時期にどこまで効いたかはイハダ 薬用ローションのレビューにまとめました。
赤みやほてりが強い人に:ANUA ドクダミ77 スージングトナー
赤みやほてりが気になるときに使っています。ドクダミエキスを高配合していて、いわゆる鎮静系のトナーです。拭き取りにも重ね付けにも使えます。
韓国コスメなので価格に幅があり、正規流通品かどうかで値段がかなり変わります。安すぎるものは避けて、公式か信頼できる販売元から買うほうが安全です。
数ヶ月使った感想はドクダミ77 スージングトナーのレビューに書いています。
ニキビが繰り返す人に:NOV ACアクティブ フェイスローション
大人ニキビが出ては消えを繰り返している人向けです。ニキビのもとになりにくい処方で作られていて、敏感肌でも使いやすい設計になっています。
価格は5本の中で一番高いのですが、ニキビで皮膚科に通う費用を考えると、ここは投資してもいい部分だと思っています。
肌が弱くてニキビもある人がどう感じたかはNOV ACアクティブのレビューが参考になります。
内側が乾いている人に:ケアセラ AP フェイス&ボディ乳液
これだけ化粧水ではなく乳液です。化粧水で水分を入れたあと、何も蓋をしないと蒸発してまた皮脂が出る、という人向けの1本になります。
セラミドが複数種類入っていて、顔にも体にも使えます。テカるのが怖くて乳液を避けている人こそ、量を少なめにして試してみてほしいです。
インナードライを検証した記録はケアセラ AP乳液のレビューにあります。
順番と量を間違えると効きません
化粧水は洗顔直後に使ってください。時間が空くほど肌の水分は逃げます。風呂上がりならタオルで押さえてすぐ、が理想です。
量は500円玉くらいを2回に分けて入れます。1回で全部乗せるより、half half で重ねたほうが浸透します。手のひらで押さえるように入れて、コットンは無理に使わなくて大丈夫です。
そのあと、肌の状態を見て乳液を足すか決めます。ベタつくのが嫌なら、Tゾーンを避けて頬と目元だけに乳液を置く、という部分的な使い方でも構いません。
正直に書いておきたい注意点
化粧水を変えても、皮脂の量そのものは劇的には減りません。僕は美容医療まで手を出してようやく皮脂が減った実感を得られましたが、それでも半年ほどで戻りました。化粧水にできるのは、皮脂の出方を穏やかにして肌の調子を保つところまでです。
それと、5本を全部同時に買う必要はありません。むしろ一度に増やすと、肌が荒れたときに原因を特定できなくなります。まず土台の1本を1ヶ月使って、それでも足りない部分が見えてから2本目を足すほうが確実です。
あと、どれだけ良い化粧水を使っても、洗いすぎていれば意味がありません。1日3回以上洗顔している人は、化粧水を変える前に洗顔の回数を見直したほうが早く効きます。
まとめ
もう一度、条件別に整理します。価格を抑えて量を使いたいならハトムギ化粧水500mL。肌が荒れていてヒリつくならイハダの薬用ローション。赤みやほてりを鎮めたいならドクダミ77。ニキビが繰り返しているならNOV ACアクティブ。洗顔後に内側の乾きを感じるならケアセラの乳液です。
5本すべてを買う必要はありません。今の肌に当てはまるものを1本選んで、1ヶ月使ってみてください。合わなければ隣の1本に移ればいいだけです。
皮脂が多いことは変えられませんが、出方は変えられます。まずは1ヶ月、量を惜しまずに使ってみてください。
※本記事はプロモーションを含みます

コメント