ル ラボ ムース ドゥ シェーヌ30|苔の香水を現代に作り直す

「昔ながらのシプレ香水が欲しいけれど、今のものはどこか違う」と感じたこと、ありませんか。結論から言うと、原料のオークモスは規制で使用量が制限されていて、昔と同じシプレはもう作れません。ムース ドゥ シェーヌ30は、その制約の中で苔と土の深さを作り直した1本です。最初はシナモンとピンクペッパーの刺激が立ち、木と樹脂の余韻に落ち着きます。

この記事でわかること

  • 苔と土のシプレがどう香り、時間でどう変わるか
  • オークモスの規制で何が変わり、合成でどう作り直したか
  • 秋冬の夜に向く理由と、職場や夏で苦しい理由
  • 15mL・50mL・100mLの価格と、2026年9月30日という期限

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

プロフィールを見る ▶ YOUTUBE

目次

結論:ムース ドゥ シェーヌ30は「規制後のシプレ」の答え

オークモスは業界基準で使用量に上限がかかり、昔と同じシプレはもう作れません。この1本はクリスタルモスとクリアウッドという合成のブースターで、苔とパチュリの印象を組み直しています。「ネオシプレー」という呼び方は、伝統的な構造を現代の材料で立て直したという意味です。

迷う理由は香りより条件のほうにあります。50mLで52,250円、しかも本来はアムステルダムの店舗でしか買えません。日本で扱うのは2026年9月30日までの期間・数量限定で、苔と土の濃さが好みに合うなら、期間中に動くかどうかがそのまま答えになるでしょう。

総合評価:4.3 / 5.0 ★★★★★

苔と土の濃さ ★★★★★
クリスタルモスとパチュリで、軽い香りとは対極
持続の長さ ★★★★★
3時間を過ぎても木と樹脂の余韻が残る
使う場面の広さ ★★★★★
職場と夏は苦手。秋冬の夜に絞れば迷いがない
被りにくさ ★★★★★
本来はアムステルダムの店舗でしか買えない香り

ル ラボ ムース ドゥ シェーヌ30の基本情報

ブランド ル ラボ(2006年・ニューヨーク)
商品名 ムース ドゥ シェーヌ30
系統 ネオシプレー
主な原料 クリスタルモス、クリアウッド、パチュリ、シナモン、ピメントベイオイル、ピンクペッパー
名前の数字 配合されている原料の数
容量 / 価格 15mL 22,990円 / 50mL 52,250円 / 100mL 76,560円
取り扱い 本来はアムステルダムの店舗限定。2026年9月30日まで日本の公式オンラインと直営店で期間・数量限定
向く季節・場面 秋冬、夜の外出、フォーマルな場

オークモスと規制の話

樫の木につく地衣類から採る香料です。

時期 状況
20世紀前半 シプレの中心素材として多用
1970年代以降 アレルギーの報告が増える
2000年代 業界基準で使用量に上限
現在 代替の合成香料が主流

「昔の香水のほうが良かった」という声があるのは、この規制が理由のひとつです。

現在のシプレは、制限の中で近い印象を作り直したものになります。

ル ラボは2006年にニューヨークで始まったブランドです。注文を受けてから店頭で調合し、そのラベルに日付と名前を入れる。この売り方そのものがブランドの中身になっています。

どう作り直しているか

原料 役割
クリスタルモス 苔の印象を出す合成香料
クリアウッド 木の印象を出す合成香料
パチュリ 土と木の深み
シナモン 温かいスパイス
ピメントベイオイル スパイスの刺激
ピンクペッパー 明るいスパイス

合成のブースターを使って、苔とパチュリの印象を際立たせています。

これは「ネオシプレー」と呼ばれています。

伝統的な構造を、現代の材料で作り直したという意味です。

名前についている数字は、配合されている原料の数です。サンタル33なら33種類。数が多いほど良いという意味ではなく、その香りを作るのに何種類を要したかという記録です。

シティ エクスクルーシブは、その都市の店舗でしか買えない香りとして作られています。都市の名前は香りに書かれていませんが、その街をどう捉えたかが構成に出ています。

つけてからの変化

時間の変化

  • 最初:スパイスの刺激と明るさ
  • 1〜3時間:苔と土の深みが中心に
  • 3時間以降:木と樹脂の落ち着いた余韻

スパイスが冒頭にあるので、古典的なシプレより入り口が明るい。

そこから徐々に暗くなっていきます。

安心感がありつつも、驚きや緊張感もある仕上がりです。

合う人と合わない人

こういう人 相性
古典的な香水が好き ◎
苔や土の香りが好き ◎
秋冬に使いたい ◎
軽く清潔な香りが好み ×
職場で毎日つけたい △

現代の軽い香りとは対極にあります。

香水らしい香水を求めている人に向きます。

場面と服装

場面 おすすめ度
秋冬 ◎
夜の外出 ◎
フォーマルな場 ○
職場 △
夏 △

合わせやすい服

  • ツイード
  • ウール
  • 茶系や深い色
  • クラシックな服装

3つのモールで比べる

ル ラボ ムース ドゥ シェーヌ30

惜しい点

短所 程度
古典的すぎると感じる人がいる 中
価格が高い 大
期間限定 大
夏には重い 中

軽い香りに慣れていると、重く古く感じます。

50mLで52,250円という金額は、この系統では特に判断が難しい。

好みが合えば長く使えますが、合わなければ1度も使わないまま終わります。

合成香料をどう捉えるか

この香水は合成のブースターを明示しています。

見方 内容
否定的 天然でないから質が低い
肯定的 規制の中で表現を実現している
現実的 現代の香水はほぼすべて合成を含む

天然だけで作られた香水は、現在ほとんど存在しません。

安定した品質と価格、そして規制への対応のために合成が使われます。

重要なのは天然か合成かではなく、できあがった香りが良いかどうかです。

むしろ合成香料を明示するのは誠実な姿勢です。

多くのブランドは処方を公開しません。

何が入っているかを書くと、他社に真似される可能性があるためです。

このブランドが原料を公開しているのは、作り方そのものを見せるという方針の一部でしょう。

店頭で調合するという売り方も同じ考え方です。

作る過程を隠さないことが、このブランドの立ち位置になっています。

香水は中身が見えない商品なので、こうした姿勢は判断材料として意味があります。

買い方

本来はアムステルダムの店舗でしか買えない香りです。

ただし2026年9月30日までは期間・数量限定で、日本の公式オンラインと直営店でも取り扱いがあります。

容量 価格
15mL 22,990円
50mL 52,250円
100mL 76,560円

クラシックコレクションより2割ほど高い価格です。50mLで5万円台になります。

買い方 利点 注意
期間中に購入する 定価で確実 期間が終わると買えない
現地の店舗 定価 行く機会が要る
通販の並行輸入 いつでも買える 価格が上がる・状態が読めない

期間が終わると、次にいつ日本で買えるかは分かりません。気に入ったなら期間中に決めたほうが確実です。

古典的な構造の香水は、店頭の短時間では判断できません。

前半のスパイスと後半の苔で印象が変わるので、最低3時間は見てください。

店頭で試せない香りもあります。少量から肌で試す方法を持っておくと、3万円を払う前に判断できます。

肌の上で試すなら

カラリア 香りの定期便

仕組みと料金を見る

取り扱いのある銘柄は時期によって変わります。継続回数の縛りと解約方法は契約前に確認してください。

あわせて読みたい

  • もう一つのシプレを見るならル ラボ イラン49もどうぞ。
  • 同じブランドのル ラボ ユーカリプタス20はどんな香りもどうぞ。

まとめ:秋冬の夜に振り切った、期間限定のシプレ

オークモスは規制で使用量が制限され、昔と同じシプレは作れません。

合成のブースターで苔とパチュリの印象を作り直しています。

最初はスパイスで明るく始まって、そこからだんだん暗くなります。

現代の軽い香りとは対極にあります。好みがはっきり分かれます。

使いどころは秋冬の夜と、少し改まった席。職場で毎日つけるには重さが残るぶん、季節と時間帯を絞ったときの強さは他で代えがききません。

価格は50mLで52,250円、日本で買えるのは2026年9月30日まで。前半のスパイスと後半の苔で印象が変わるので、少量を肌にのせて3時間ほど追いかけてから決めてください。

※本記事はプロモーションを含みます

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

コメント

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。

目次