先に結論です。ニキビが治るまでの日数は、段階によって1週間から3か月まで幅があります。「何日で治るか」は、いまどの段階かでほぼ決まっています。
そして大事なのはもう1つ。日数を縮める方法はほとんど無く、延ばさない方法ならたくさんあります。触る・潰す・洗いすぎる。日数が読めなくなるのは、だいたい自分の手が原因です。
段階別の目安(触らなかった場合)
- 白ニキビ(詰まりだけ) … 数日〜1週間
- 赤ニキビ(炎症) … 1〜2週間
- 黄ニキビ(膿) … 2〜3週間
- 固いしこり … 1〜3か月
- 跡(赤み・茶色) … 3か月〜半年以上
デートや面接から逆算したい人のために、段階の見分け方と、日数を延ばさないためにできることを順に書きます。
この記事を書いた人
30代前半メンズ、都内在住。大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業と、現在3社目です。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものを発信しています。
洗顔して1時間でテカる極度の脂性肌です。学生時代から肌荒れと戦い続けていて、脂性肌向けとうたわれる化粧水はドラッグストアの棚にあるものからデパコスまで、ほぼ全部試してきました。アゼライン酸・レチノール・ビタミンC・ナイアシンアミドといった成分ものも、セラミド系の敏感肌向けも同様です。
スキンケアだけでは足りず、イソトレチノインや、アドバテックスレーザー・ポテンツァ・アビクリアといった美容医療にも一通り手を出しています。そのうえで「結局これは要る/要らない」を自分の肌で判断してきました。
段階の見分け方と、それぞれの日数

白ニキビ:数日〜1週間
毛穴に皮脂が詰まっただけの状態です。白い点に見えるか、触るとわずかに盛り上がっている程度。炎症が始まっていないので、ここで終わらせるのが最短ルートです。
やることは、洗いすぎないことと保湿だけ。角栓を押し出したくなりますが、潰した白ニキビは高確率で赤ニキビに昇格します。数日で消えるはずだったものが、2週間コースになります。
赤ニキビ:1〜2週間
炎症が始まった状態です。赤く盛り上がり、触ると少し痛い。ここからは市販薬で炎症を短く終わらせる価値があります。塗るだけで1週間が5日になる、というより「2週間が1か月にならないようにする」保険です。
化粧水がしみる時期でもあるので、スキンケアはしみない化粧水に寄せてください。刺激を足すたびに、カウントはリセットされます。
黄ニキビ:2〜3週間
膿が見えている状態です。いちばん潰したくなりますが、膿は出しても中の炎症は終わっていません。自分で潰すと、膿と一緒に周りの組織を壊して跡になります。
放っておけば膿は自然に吸収されるか、皮膚が入れ替わるときに出ていきます。どうしても数日で何とかしたい予定があるなら、皮膚科で処置してもらうのが唯一の近道です。針を使っていいのは、消毒された器具を持つ人だけです。
固いしこり・跡:月単位
押すと奥が痛い固いニキビは、深いところで炎症が起きていて、週ではなく月の単位になります。手当ての仕方は固いニキビの市販薬に書きました。
炎症が引いたあとの赤みや茶色い跡は、さらに長く3か月〜半年。色を薄くする発想より、これ以上作らせない発想のほうが現実的です。
日数を延ばさないためにできること3つ

炎症を薬で短く終わらせる:ペアアクネクリームW
ライオンの第2類医薬品で、効能・効果は「吹き出物、ニキビ」。有効成分はイブプロフェンピコノール3.0%(炎症をしずめ、コメドの生成を抑える)とイソプロピルメチルフェノール0.3%(アクネ菌を殺菌)です。
赤ニキビの段階で使い始めるのが効率的です。1日数回、洗顔後に患部へ。塗ると透明になるので日中も使えます。「気づいたら塗る」を数日続けられるかどうかで、2週間コースかどうかが分かれます。24gで800円前後。
ペアアクネクリームW 24g
参考価格 778円前後
第2類医薬品。イブプロフェンピコノールが炎症をしずめ、イソプロピルメチルフェノールがアクネ菌を殺菌。赤ニキビの段階で。
繰り返しを減らす:チョコラBBプラス
エーザイの第3類医薬品で、効能・効果に「肌あれ、にきび・吹き出物」。成人1日量2錠中に活性型ビタミンB2を38mg、ほかにB6・B1・ニコチン酸アミド・パントテン酸カルシウムを含む内服薬です。
今あるニキビの日数を直接縮めるものではありませんが、治っては次ができる、というループの頻度に効かせる位置づけです。「常にどこかにある」状態の人は、塗り薬だけだと追いつきません。15歳以上、1日2回。120錠で2,300円前後(約2か月分)。
チョコラBBプラス 120錠
参考価格 2,280円前後
第3類医薬品。活性型ビタミンB2を中心とした内服薬。治っては次ができるループの頻度を下げる位置づけ。15歳以上。
日数が間に合わないときは隠す:メンズアクネバリア 薬用コンシーラー
石澤研究所の医薬部外品で、有効成分はイソプロピルメチルフェノール(殺菌)とグリチルレチン酸ステアリル(抗炎症)。ニキビを予防しながら隠せる、男性向けの部分用コンシーラーです。
明日が面接、という状況で薬にできることはありません。それなら悪化させない成分で隠すのが合理的です。ナチュラルとライトの2色、5gで1,430円。クレンジング不要で洗顔料で落とせます。使い方のコツは実際に使ったレビューに書きました。
メンズアクネバリア 薬用コンシーラー ナチュラル 5g
参考価格 1,430円前後
医薬部外品。殺菌と抗炎症の有効成分を配合した男性向け部分用コンシーラー。予防しながら隠せて、洗顔料で落とせる。
治す・減らす・間に合わせる
3つは治す・減らす・間に合わせるで役割が分かれています。同じ「ニキビ対策」でも、時間軸がそれぞれ違います。
| 製品と成分 | 役割 | 容量/価格 |
|---|---|---|
| ペアアクネクリームW第2類医薬品/IPPN 3.0%・IPMP 0.3% | 赤ニキビの段階で炎症を短く終わらせる | 24g/800円 |
| チョコラBBプラス第3類医薬品/活性型ビタミンB2 38mgほか | 「常にどこかにある」ループの頻度を下げる | 120錠/2,300円 |
| メンズアクネバリア 薬用コンシーラー医薬部外品/IPMP・グリチルレチン酸ステアリル | 日数が予定に間に合わないときに隠す | 5g/1,430円 |
予定から逆算して、間に合う手を選ぶのがこの記事の使い方です。2週間以上あるなら塗り薬で正攻法。1週間を切っているなら、正攻法に加えて隠す準備もしておく。前日なら、隠す一択です。
予定別の逆算表
たとえば大事な予定が10日後で、いま赤ニキビなら、正攻法で間に合う計算です。薬を塗って、触らず、寝る。コンシーラーは保険として買っておく程度でいい。
予定が3日後で赤ニキビなら、もう炎症は引き切りません。悪化させないケアに切り替えて、当日はコンシーラーで隠す。無理に潰して間に合わせようとするのが、いちばん悪い選択です。潰した傷は化粧品では隠しにくく、跡は数か月残ります。
予定が1か月後なら、しこりでない限りほぼ間に合います。この場合はむしろ、新しいニキビを作らないことに注力してください。寝不足と食生活の乱れが、当日の肌をいちばん左右します。
「1日で治す」系の裏技は、ほぼ全部悪化させる
検索すると、歯磨き粉を塗る、氷で冷やし続ける、オロナインを厚塗りしてラップ、といった裏技が出てきます。どれも炎症に余計な刺激を足すだけで、1日では治りません。
冷やすこと自体はかゆみ対策として有効ですが、「冷やし続ければ早く治る」わけではありません。血流が落ちれば、修復に必要な材料も届かなくなります。短時間のクールダウンと、治癒の促進は別の話です。
唯一、日単位で見た目を変えられるのは皮膚科の処置と注射です。それ以外で「1日で」をうたうものは、期待させる分だけ質が悪い。市販の範囲でできるのは、延ばさないことと、隠すことの2つだと割り切ってください。
髭剃りの日程も組み込む
見落とされがちですが、カミソリはニキビの日数を確実に延ばします。刃が炎症の上を通れば、そこはまた振り出しです。
赤ニキビがフェイスラインにある期間は、電気シェーバーで避けて剃るか、その部分だけ剃らない。予定の直前に深剃りしたくなりますが、前日の深剃りで悪化させるのは、いちばんよくある自滅です。深剃りは2日前までに済ませてください。
マスクで隠すという手もありますが、長時間のマスクは蒸れて悪化の方向に働きます。隠すならコンシーラー、マスクは移動中だけ。当日の数時間をしのぐ道具と、常用する道具は分けて考えてください。
日数を読み違えさせる3つの癖
やめると日数が読めるようになる
- 鏡でのチェックが1日3回以上 … 見るたびに触っている
- 「治ったか」を指で確かめる … 押した刺激でリセットされる
- 治りかけで薬をやめる … 赤みが残っている間は炎症が続いている
とくに3つ目は多くの人がやります。盛り上がりが引くと治った気になりますが、赤みが残っているうちは、炎症の消火活動がまだ続いている状態。ここで潰したり擦ったりすると、跡コースに入ります。
睡眠も地味に効きます。肌が入れ替わる作業は寝ている間に進むので、徹夜が続いた週のニキビは、目に見えて治りが遅い。日数を縮めたければ、薬より先に寝てください。
まとめ
ニキビの日数は白で1週間、赤で2週間、しこりなら月単位。縮める魔法はなく、延ばさないことが実質の最短です。
赤の段階で塗るならペアアクネクリームW、繰り返すならチョコラBBプラス、予定に間に合わないなら薬用コンシーラーで隠す。「治す」と「間に合わせる」は別の問題として扱ってください。
1か月たっても固いまま、同じ場所に繰り返す、痛みが強い。この場合は市販の範囲を超えているので、皮膚科で相談するのが結局いちばん早く終わります。
まだ赤くも固くもない、白い粒の段階なら、顔の細かいプツプツの手当てのほうが手前の話です。
※本記事はプロモーションを含みます

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