ニキビがある今こそ日焼け止めを塗る|跡に残る色が減る3本の選び方

日焼け止め

先に結論です。「ニキビが落ち着いてから塗ろう」がいちばん損をします。炎症のあいだに紫外線を浴びると、そのぶん色が残りやすくなります。

そして選ぶときの目印ですが、「ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)だからニキビに優しい」は思い込みです。吸収剤か散乱剤かは、しみやすさの話。ニキビのできやすさとは別の軸になります。

売り場で見る表示は2つ

  • ノンコメドジェニックテスト済み … ニキビのもとになりにくいかを試験した表示
  • 落とし方 … 石けんで落ちるか、クレンジングが要るか

ただしメーカー自身が「すべての方にコメド(ニキビのもと)ができないというわけではありません」と注記しています。最後を決めるのは商品名ではなく、塗る量と落とし方です。

この記事を書いた人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業と、現在3社目です。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものを発信しています。

洗顔して1時間でテカる極度の脂性肌です。学生時代から肌荒れと戦い続けていて、脂性肌向けとうたわれる化粧水はドラッグストアの棚にあるものからデパコスまで、ほぼ全部試してきました。アゼライン酸・レチノール・ビタミンC・ナイアシンアミドといった成分ものも、セラミド系の敏感肌向けも同様です。

スキンケアだけでは足りず、イソトレチノインや、アドバテックスレーザー・ポテンツァ・アビクリアといった美容医療にも一通り手を出しています。そのうえで「結局これは要る/要らない」を自分の肌で判断してきました。

YouTubeでは日常Vlogをメインに発信しています

目次

ニキビがあるときこそ塗る理由

日焼け止め

跡の色は、炎症の最中に決まる

ニキビの跡が茶色く残るのは、炎症のあいだにメラニンが作られて沈着するからです。そこに紫外線が加わると、メラニンを作れという指令が余計に出ます

つまり日焼け止めは、いま出ているニキビを治すためではなく、そのニキビが去ったあとの色を減らすために塗るものです。跡の色への手当ての全体像はトラネキサム酸の記事に書きました。

「塗るとニキビが増える」の中身

日焼け止めを塗り始めてからニキビが増えた、という体験はよくあります。ただ多くの場合、犯人は日焼け止めそのものではなく落とし残しです。洗顔だけで済ませていると、油性の膜が毛穴に残ります。

落とし方はニキビ肌のクレンジングにまとめました。「石けんで落とせる」と書かれたものを選べば、その工程自体が不要になります。塗るものと落とすものは、セットで決めてください。

状況別に3本

日焼け止めを塗る

赤いニキビが出ている朝に:ノブ ACアクティブ デイクリーム UV

常盤薬品工業の医薬部外品です。有効成分はグリチルレチン酸ステアリルで、公式には「有効成分 グリチルレチン酸ステアリル配合 にきびや肌あれを防ぎます。」とあります。3本のうち、にきびを「防ぐ」と書ける立場にあるのはこれだけです。

公式の説明は「紫外線からにきび肌をまもり、赤みや色むらをカバーする日中用クリーム」。SPF32・PA++++で、ライトイエローの色みで赤みを隠しながら塗れるのが実用的なところです。無水ケイ酸の皮脂吸収パウダーも入っていて、テカりにくい。

30gで2,750円(税込・公式表示価格)。石けんで落とせます。SPFの数字は3本でいちばん低いので、通勤と屋内が中心の日に向く1本です。

ノブ ACアクティブ デイクリーム UV 30g

ノブ ACアクティブ デイクリーム UV 30g

参考価格 2,950円前後

常盤薬品工業の医薬部外品。有効成分グリチルレチン酸ステアリルで、にきびや肌あれを防ぐ。SPF32・PA++++、ライトイエローの色みで赤みをカバー。

量をケチらず毎日塗るなら:ビオレ UV アクアリッチ ウォータリーエッセンス

花王の化粧品で、SPF50+・PA++++。70gの大容量で価格も手に取りやすく、日焼け止めで失敗する最大の原因である「量が足りない」を潰せるのが役割です。

花王のニュースリリースに「ニキビになりにくい処方(ノンコメドジェニックテスト済み)」「アレルギーテスト済み」の記載があります。ただし同じ注記に「すべての方にコメド(ニキビのもと)ができない、アレルギーが起こらないというわけではありません」と添えられています。

注意点を2つ。全成分は「水、エタノール、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、…」の順で、エタノールが2番目です。そして公式の使用上の注意に「特に肌の弱い方は使わないでください。」とあります。アルコールでヒリつく人は、次の1本にしてください。せっけんで落とせて、UV耐水性★★のスーパーウォータープルーフです。

ビオレ UV アクアリッチ ウォータリーエッセンス 70g

ビオレ UV アクアリッチ ウォータリーエッセンス 70g

参考価格 778円前後

花王の化粧品。SPF50+・PA++++で70gの大容量。せっけんで落とせる。全成分の2番目がエタノールなので、しみる人は避ける。

日焼け止めでしみる人へ:ノブ UVシールドEX

同じく常盤薬品工業の化粧品です。SPF50+・PA++++で紫外線吸収剤不使用、しかも公式に「無香料・無着色・低刺激性」「パッチテスト済み」とあります。

前の1本がしみた人の逃げ道がここです。アルコールも香料も入っていません。「小児のお肌にも使えます。」という記載もあり、刺激の変数をできるだけ減らした設計になっています。

ウォータープルーフなのに「石けんで落とせます。落ちにくいと感じた場合は、再度ていねいに洗ってください。」と公式が書いているのも実用上ありがたい。クレンジングを増やさずに、屋外の長い日に対応できます。30gで2,750円(税込・公式表示価格)。

ノブ UVシールドEX 30g

ノブ UVシールドEX 30g

参考価格 2,699円前後

常盤薬品工業の化粧品。紫外線吸収剤不使用でSPF50+・PA++++。無香料・無着色・低刺激性、パッチテスト済み。石けんで落とせる。

区分と落とし方で並べる

区分・数値・落とし方で並べます。3本ともクレンジング不要なのが、ニキビ肌にとっていちばん大きい共通点です。

製品と区分数値と落とし方容量/価格
ノブ ACアクティブ デイクリーム UV医薬部外品/グリチルレチン酸ステアリルSPF32・PA++++/石けんで落とせる30g/2,750円
ビオレ UV アクアリッチ ウォータリーエッセンス化粧品/エタノールが全成分の2番目・香料ありSPF50+・PA++++/せっけんで落とせる70g/オープン価格
ノブ UVシールドEX化粧品/紫外線吸収剤不使用・無香料・無着色SPF50+・PA++++/石けんで落とせる30g/2,750円
区分・成分・SPF・落とし方は各社の公式サイトの記載によります。3本とも石けん/せっけんで落とせると公式に明記されています。

「にきびや肌あれを防ぎます」と書けるのは医薬部外品のノブ デイクリームUVだけです。あとの2本は化粧品なので、公式も日やけを防ぐことと使用感までしか書いていません。パッケージの「ニキビ肌用」という言葉と、区分は別の話になります。

SPFの数字は生活で決める

SPF50+が常に正解ではありません。通勤と屋内が中心なら、SPF32でも足ります。数字を上げるほど肌への負担も増える傾向があるので、自分がどれだけ外にいるかで選んでください。

屋外に長くいる日だけ強いものにして、普段は軽いものにする。この使い分けができると、毎日高SPFを塗ってクレンジングを増やす、という悪循環から抜けられます

下地としても使えるものが多い

3本とも化粧下地として使える設計です。コンシーラーで赤みを隠している人は、日焼け止めと下地を1つにまとめると工程が1つ減ります

工程が減れば、その日に肌へ触れる回数も減ります。ニキビ肌にとっては、機能を足すより工程を減らすほうが効くことが多い。ノブのデイクリームUVはライトイエローの色みが入っているので、これ1本で赤みのカバーまで済ませられます。

冬と曇りの日も紫外線は届く

紫外線には波長の違う2種類があり、肌の奥まで届くほうは季節や天気による変動が小さいとされています。夏だけ塗って冬に外す、という使い方だと、跡の色対策としては穴が空きます。

ノブのデイクリームUVが「にきび肌へのUVA波の影響に着目」と書いているのも、この波長のほうを見た設計だからです。PA(++++の表示)がこの波長に対する指標なので、SPFの数字だけでなくPAも見てください。3本ともPA++++です。

増えるかどうかは量と塗り直しで決まる

どれを選んでも、塗る量が足りなければ表示のSPFは出ません。顔全体でパール2粒ぶん、が一般的な目安です。ケチって薄く伸ばすと、数字だけ高くて実効が低い状態になります。

塗り方でつまずく3つ

  • 量が少ない … 顔全体でパール2粒ぶんを2回に分けて
  • 塗り直さない … 汗をかいた日は昼に1回
  • 落とし方が合っていない … 「石けんで落ちる」以外はクレンジングが要る

大容量で手に取りやすいものを選ぶ意味は、ここにあります。高い1本をケチって使うより、安い1本をたっぷり使うほうが結果が出ます。日焼け止めは、成分より先に量の勝負です。

市販でやれるのはここまで

日焼け止めはこれから残る色を減らすための道具で、いまある炎症を鎮めるものではありません。赤くて痛い、固いという段階なら、そちらの手当てが先です。

炎症の抑え方は固いニキビの市販薬かゆいニキビの市販薬に書きました。1か月続けても引かない、同じ場所に繰り返すという場合は皮膚科で相談してください。

まとめ

ニキビがある時期こそ日焼け止めは塗る。選ぶ目印はノンコメドジェニックテスト済みと、落とし方の2つ。ノンケミカルかどうかは、しみやすさの軸であってニキビの軸ではありません。

赤みが出ているならノブのデイクリームUV毎日たっぷり塗るならビオレのアクアリッチしみるならノブのUVシールドEX。アルコールが苦手なら2本目は避けて、1本目か3本目にしてください。

そして塗る量。ここを外すと、どれを選んでも同じです。肌の状態別の全体像はスキンケア完全ガイドにまとめています。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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