手に取ってまず目に入ったのが、左右の両側についた水量窓でした。この記事は「やけどへの備え」を軸に、タイガーの蒸気レス電気ケトル PCV-A100を見ていきます。蒸気を外に出さず、倒れてもお湯がもれにくいので、置き場所を気にせず沸かしたい人にすすめたいケトルです。
ざっと、この記事でわかることを書き出すとこうです。
- 蒸気を外に出さない仕組み
- 倒れたときや空だきへの備え
- 続けて沸かしたときの蒸気などの弱点
- PCS-A・PTV-Aとの違い
色は3つあります。見た目も先にのぞいておくと選びやすいですよ。
TIGER 蒸気レス電気ケトル<QUICK&SAFE+> PCV-A100(1.0L)
参考価格 6,510円前後
蒸気を外に出さない設計の1.0L電気ケトルを探す人向け。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
PCV-A100の基本情報
1Lサイズの数字はこちらです。同じシリーズに0.6Lから1.2Lまで4つのサイズがあるので、品番の「A100」が1Lだと覚えておくと迷いません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | タイガー魔法瓶(TIGER) |
| 品番・容量 | PCV-A100・1L |
| サイズ(約) | 幅16.6×奥行22.3×高さ21.5cm(本体のみの高さは19.8cm) |
| 質量(約) | 1kg(本体のみ0.8kg) |
| 沸とう時間(約) | カップ1杯57秒・満水4分45秒 |
| 価格(通販) | 5,755〜8,480円(色や店で変わります) |
値段はオープン価格なので、店や色によって変わります。生産国はベトナムです。
気になる色が決まっていれば、その色の今の値段を見ておくと決めやすくなります。
TIGER 蒸気レス電気ケトル<QUICK&SAFE+> PCV-A100(1.0L)
参考価格 6,510円前後
蒸気を外に出さない設計の1.0L電気ケトルを探す人向け。
蒸気を外に出さないPCV-A100のつくり
このケトルの売りは、やけどのリスクを減らす工夫がいくつも重なっているところです。ここでは3つに分けて紹介します。
蒸気キャッチャー構造で置き場所に困りにくい
名前にもなっている「蒸気レス」は、タイガー独自の「蒸気キャッチャー構造」によるものです。沸かしているあいだの蒸気を本体の外に出さないので、蒸気によるやけどのリスクを減らせます。この構造は特許も取っています(日本国特許番号第6094662号)。
湯気が上に立ちのぼらないぶん、置き場所にも困りません。ケトルの真上に棚があっても、湯気の当たり先を気にしなくて済みます。
沸かす速さにも工夫があります。とっ手部分にあるセンサーまで蒸気を最短経路で誘導して、沸とうしたらすぐに電源を切る「スピード蒸気検知」という仕組みです。定格消費電力は1,300W。カップ1杯なら約57秒、満水の1Lでも約4分45秒で沸きます。
倒れてもお湯がもれにくい
うっかり倒してしまったときの備えも、このケトルの見どころです。
このケトルは「転倒お湯もれ防止」のつくりで、万一倒れたときもお湯もれを最小限に抑えます。転倒お湯もれの新安全基準(J60335-2-15(2021))の適合品で、給湯ロックボタンもついています。
本体は二重構造です。外側が熱くなりにくく、沸かしたお湯も冷めにくいのが二重構造のいいところです。空のまま沸かしてしまったときのカラだき防止と、通電自動オフもあります。
タイガーの電気ケトルは、全製品でSマーク認証を取っています。PCV-A型は安全性が評価されて、2024年のキッズデザイン賞(子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン部門)も受けました。小さな子どもやペットがいる家でも安心して使えるように、という考えでつくられたケトルです。
注ぎやすく、洗いやすい
注ぎ口には、タイガー独自の「ドリップロジック構造」が使われています。狙った場所にブレずに注げて、お湯の飛び散りも抑えるつくりです。
ふたはワンタッチで外せます。内容器は広口なので、奥まで手を入れて洗えるのもいいところ。水量窓は左右の両方についていて、どちら側から見ても水がどれだけ入っているか一目で分かります。

朝のコーヒー前に使ってみて
僕がこのケトルを使うのは、主に朝です。起きてすぐ、コーヒーを淹れる前にお湯を沸かします。夜にお茶が飲みたくなったときにも出番があります。
朝はカップ1杯分だけ沸かすことが多いので、待たされる感じはあまりありません。スイッチを入れて、豆とカップを用意しているうちに沸いています。
棚の下に置いたまま沸かせる
うちのキッチンは、コンセントの真上が吊り戸棚です。前は湯気が戸棚の底に当たるのが気になっていましたが、PCV-A100にしてからは置いたままスイッチを入れています。
沸いている最中に注ぎ口のあたりを見ても、湯気が上がってきません。置き場所を動かさなくていいというのは、思っていた以上に毎朝の手間を減らしてくれました。
片手で持って注ぐときの扱いやすさも、使っていて気に入っているところです。お湯を入れた状態でも、注ぎ口の向きを合わせやすいと感じました。
注ぐときにブレにくい
ドリップでコーヒーを淹れるとき、細く注ぎたい場面があります。このケトルは注ぎ始めにお湯がドバッと出にくく、ねらったところに落としやすいと感じています。マグカップに注ぐときも、ふちの外へ飛び散って困ったことはありません。
洗うときは、ふたを外して手を入れるだけ。広口なので、内側の底まで手が届きます。水量窓が左右にあるのも地味に便利で、右から見ても左から見ても水の量が分かります。
本体の外側がそこまで熱くならないので、沸いた直後に少し位置をずらすときも気が楽です。
続けて沸かすと蒸気が出ることがある
蒸気レスといっても、どんなときでも蒸気がゼロというわけではありません。本体の中が温かいうちにもう一度沸かすと、注ぎ口から蒸気が出る場合があります。
僕も、コーヒーのあとにお茶用でもう一度沸かしたとき、注ぎ口から少し湯気が出ているのを見ました。続けて沸かすときは、棚の真下から少しずらしておくと安心です。
もう1つ気をつけたいのが給湯ロックボタンです。ロックしていても、本体を傾けたり倒したりすると、注ぎ口などからお湯が流れてやけどのおそれがあります。転倒お湯もれ防止は、もれを最小限に抑えるためのつくりです。倒しても平気、という意味ではないので、ひじが当たりにくい場所に置いてください。
それから、満水まで入れると沸くまで約4分45秒かかります。カップ1杯の約57秒に慣れていると、たっぷり沸かす日は少し長く感じました。温度を決めて沸かしたいなら、6段階の温度調節がついたPTV-Aという別シリーズがあります。
PCV-A100が合う人・合わない人
- 棚の下など湯気が気になる場所にケトルを置きたい人
- 倒したときのお湯もれが心配な人
- 1L前後をこまめに沸かす人
- 温度を選んで沸かしたい人は、温度調節つきのPTV-Aも見ておく
PCS-AやPTV-Aとの違い
同じタイガーで名前の似たケトルは、PCS-AとPTV-Aの2つです。どちらが上という話ではなく、何を優先するかで分かれます。
PCS-A(電気ケトル<QUICK&SAFE+>)は、蒸気レスではありません。1LのPCS-A100は、定格消費電力1,300W、満水の沸とうが約4分45秒で、ここはPCV-A100と同じです。違うのは蒸気の扱いで、PCS-Aは「省スチーム設計」。蒸気の量は抑えられますが、蒸気が出ないわけではないと注記されています。
PCS-A100の質量は約0.88kgで、本体のみなら0.7kgです。PCV-A100の本体のみ0.8kgと比べると、少しだけ軽くなります。生産国は中国、色はホワイト・ブラック・アッシュグレーの3色です。値段はシリーズで5,170円からとなっています。
PTV-A(蒸気レス電気ケトル<温度調節機能つき>)は、蒸気レスに6段階の温度調節を足したシリーズです。品番はPTV-A080とA120の2つで、1Lのサイズはありません。1.2LのPTV-A120は満水の沸とうが約5分45秒、質量は約1.2kg(本体のみ0.85kg)です。値段はシリーズで14,300円からです。
湯気の行き先を気にせず置きたいならPCV-A100。蒸気が少し出てもよく、本体の軽さを取るならPCS-A。お茶や白湯のために温度を選びたいならPTV-Aです。
ほかのメーカーのケトルとも見比べたいなら、電気ケトルのおすすめの記事も参考にしてください。
品番で見るサイズと色
PCV-Aには0.6L・0.8L・1.0L・1.2Lの4サイズがあります。品番はPCV-A060・A080・A100・A120で、1LはA100です。通販には、0.6Lから1.2Lまでのサイズを1つの販売ページに並べている出品もあります。カートに入れる前に、A100が選ばれているかを見てください。
色はマットホワイト(WM)、ナイトブラック(KN)、アーバンベージュ(CU)の3色です。品番の末尾に色の記号がつき、マットホワイトならPCV-A100WMになります。色ごとにJANコードも別です。
名前が似ているPCS-A(蒸気レスではない)とPTV-A(温度調節つき)は、別の商品です。「QUICK&SAFE+」の名前はPCS-Aにもついているので、「蒸気レス」と「PCV」の2つを確かめると間違えにくくなります。
通販では、題に「並行輸入」と入った出品が混ざることもあります。気になる人は、商品名の表記まで見てから選んでください。タイガーの公式店は、楽天とYahoo!ショッピングの両方にあります。
PCV-A100をおすすめしたい人
PCV-A100は、湯気の行き先を気にせず置けて、倒したときのお湯もれも抑えてくれる1Lのケトルです。棚の下にしか置き場所がない人や、やけどの心配を少しでも減らしたい人には、まずこれをすすめます。
続けて沸かすと蒸気が出ることがある点だけ、頭に入れておけば大丈夫です。サイズや沸とう時間をもう一度確かめたいときは、上の基本情報の表に戻ってから、下で色ごとの値段を見てみてください。
TIGER 蒸気レス電気ケトル<QUICK&SAFE+> PCV-A100(1.0L)
参考価格 6,510円前後
蒸気を外に出さない設計の1.0L電気ケトルを探す人向け。
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