腕だけ焼けるのが気になる人には、塗るより早くて確実です。ただ、暑くなるのではないかと敬遠されがちでもある。実際は素材によって体感が変わるので、そこを外さなければ夏の装備として使えます。
塗る対策との違い
日焼け止めと比べたときの利点と欠点を先に整理します。
| 方法 | 持続 | 手間 | 汗をかいたとき |
|---|---|---|---|
| 日焼け止め | 2〜3時間 | 塗り直しが要る | 流れる |
| アームカバー | 着けている間ずっと | 着脱だけ | 効果は変わらない |
| 長袖 | 同上 | 脱げない | 暑い |
塗り直しができない場面ほど、布で覆うほうが確実です。運転中や屋外での作業が典型例です。
一方で、腕だけ色が違う状態にはなります。半袖で過ごす日と混ざると境目が出るので、そこは割り切りが要ります。
素材で体感がまるで違う
「布を巻いたら暑い」というのは、素材によります。
| 素材 | 体感 | 乾き方 |
|---|---|---|
| 接触冷感の化学繊維 | 触れた瞬間ひんやり | 速い |
| 薄手の綿 | 自然だが蒸れる | 遅い |
| メッシュ状 | 風が通る | 速い |
| 厚手の生地 | 暑い | 遅い |
上2つが実用的です。特に一番上は、腕に触れた瞬間の温度が下がるので、着けたほうが涼しく感じることもあります。
綿は肌当たりは良いのですが、汗を含むと重くなります。長時間つけるなら化学繊維のほうが楽です。
ずり落ちるかどうかは口ゴムで決まる
使わなくなる理由の大半がこれです。動くたびに落ちてくると、直すのが面倒になって着けなくなります。
落ちにくい条件
- 上端に滑り止めがついている
- 腕まわりのサイズが合っている
- 指まで通す形になっている
- 伸びきっていない新しいもの
3つ目は好みが分かれます。手の甲まで覆えるので日焼けは防げますが、細かい作業には向きません。
サイズは伸びる素材でも合わせたほうがいい。大きいものを使うと確実に落ちてきます。
どこで使うと効くか
使う場面を絞ると、価値がはっきりします。
| 場面 | 効き方 | 注意 |
|---|---|---|
| 車の運転 | 右腕だけ焼けるのを防ぐ | 窓越しでも紫外線は届く |
| 自転車 | 塗り直せないので有効 | 動きを妨げない形を |
| 屋外の作業 | 汗で流れない | 通気のある素材で |
| 屋内の窓際 | 一日中当たる人向け | 薄手で足りる |
運転する人には特に効きます。窓ガラスは一部の紫外線を通すので、長距離を走るほど右腕だけ色が濃くなります。
屋内でも窓際の席なら意味があります。毎日同じ場所に座るなら、積み上がる量は無視できません。
探すときの手がかり
紫外線をどれだけ遮るかの表示があるものを選んでください。生地が薄いだけのものは、見た目ほど遮りません。
色は濃いほうが遮る量は多くなります。ただし濃い色は熱を持つので、そこは兼ね合いです。
日焼けの跡を作らない使い方
途中で外したり、着ける範囲がまちまちだと境目ができます。同じ場所で線が出ると、かえって目立つ。
境目を作らないコツ
- 着ける日は最初から最後まで着ける
- 肩まで覆う日と分けない
- 半袖の日は袖の位置を毎回そろえる
- 焼けた部分は日焼け止めで追いつかせる
1つ目が基本です。途中で外すと、外した時間だけそこが焼けます。
すでに境目ができている場合は、濃いほうを守りながら薄いほうを自然に追いつかせるしかありません。時間はかかりますが、無理に焼いて合わせるより肌への負担は小さい。
洗い替えの持ち方
汗を吸うので毎日洗うことになります。枚数が足りないと使う頻度が落ちる、という単純な話です。
回す枚数の目安
- 毎日使うなら3組
- 週に数回なら2組
- 同じものを買い足せるか確認しておく
- 色は薄いものと濃いものを分けて持つ
色を分けて持つと、服に合わせやすくなります。濃い色のほうが紫外線は遮りますが、白いシャツの下からは透けます。
1組しかないと、洗っている日は使えません。そこで習慣が切れてしまうので、最初から2組買ったほうがいい。
合わないと感じる場面
まず、人前での見た目です。仕事の場では浮くことがあるので、使う場面を選ぶ必要があります。
次に、洗う手間が増えます。汗を吸うので毎日洗うことになり、2組ないと回りません。
それと、腕の一部だけ守ることになります。肩や首は別に対策が要るので、これ一つで日焼け対策が完結するわけではない。
最後に、伸びます。1シーズン使うとゴムが緩むので、消耗品として考えたほうが精神衛生上いいです。
最後に、これは日焼けを防ぐ道具であって、暑さを下げる道具ではありません。接触冷感でも、体温そのものは下がらない。涼しくなることを期待して買うと、評価がずれます。
使う期間は5月から9月まで、意外と長い。紫外線の量は8月を過ぎても急には落ちないので、9月いっぱいは続けたほうが結果が変わります。
あわせて読みたい
- 上半身も覆うならUVカットパーカーの記事もどうぞ。
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まとめ
塗り直せない場面ほど布で覆うほうが確実です。運転と自転車で特に効きます。
素材で体感が変わります。接触冷感かメッシュなら着けたほうが涼しいこともある。
使わなくなる理由の大半はずり落ちること。サイズと滑り止めを確認してください。
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