平日の夕飯に刺身や煮物が並ぶ日、僕が冷蔵庫から出すことが多いのが、朝日酒造の久保田 千寿 吟醸 720mlです。容量や価格は、すぐ下の基本情報の表に載せています。香りは穏やかで、味はすっきり。料理の味をじゃましない吟醸酒を家に1本置いておきたいなら、僕はまずこれをすすめます。
千寿について、この記事でわかることは下の4つになります。
- 千寿の味と、新潟の水と米へのこだわり
- 冷やと燗で飲んだ印象と、合わせた料理
- 百寿や八海山 清酒との違い
- 季節限定の千寿との見分け方
家飲みの1本として、僕はこの720mlを選びました。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
久保田 千寿 吟醸 720mlの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | 朝日酒造 |
| 種類 | 吟醸酒 |
| 容量 | 720ml |
| 希望小売価格 | 1,430円(税込) |
| 原料米(精米歩合) | 麹米 五百万石 50%、掛米 五百万石 55% |
| アルコール分 | 15度 |
味の目安になる数字は、日本酒度が+5.0、酸度が1.1です。
希望小売価格は、720mlで1,300円(税込1,430円)。千寿には1,800mlと300mlもあって、税込だとそれぞれ3,135円と682円になります。
720mlがいくらで買えるかは、下のボタンから確かめられます。
久保田 千寿はどんな味のお酒か
千寿に付けられた言葉は「すっきり、淡麗 いつもの食事を特別に」。ひとことで言うと、食卓に置くために造られた吟醸酒です。味、造り、合う料理の順に見ていきます。
久保田 千寿は香りが穏やかで淡麗な味
味わいは、綺麗ですっきりとした淡麗。香りは穏やかな仕上がりです。朝日酒造はこのお酒を「食事と楽しむ吟醸酒」と呼んでいます。
喉をさらっと通るキレがあって、そのキレの中に米本来の旨味と酸味があります。飲んだあとには、ほのかな余韻や甘味も感じられる味です。
もうひとつの売りは、料理の味を邪魔しないこと。四季折々の素材が持つ味と香りを引き立てる、と紹介されています。公式の説明は、料理の味を邪魔しない点を挙げています。
久保田 千寿は新潟の軟水と五百万石で造る
千寿が生まれたのは1985年。「久保田」が発売されたときに最初に誕生した1本で、久保田の原点にあたります。
原料の水も米も新潟県産です。水は、県内でもとりわけ硬度が低い軟水です。米には、すっきりした飲み口の日本酒に向く品種として、新潟県産の五百万石を使っています。
精米歩合は、麹米が50%、掛米が55%です。千寿は醸造アルコールを添加していて、それがよりすっきりとした味わいにつながっています。
造りにも手がかかっています。もろみは低温長期発酵で、その温度を以前よりも低く管理しているそうです。麹は、糖化力が高いものを造っていると大橋杜氏が話しています。
久保田 千寿に合う料理と温度
合う料理として挙がっているのは、牛すじ煮込み、鰻の蒲焼き、旬の刺身、焼き枝豆の4つです。魚の皿から肉の煮込み、つまみの一皿まで入っています。
温度は、冷酒から常温、燗酒まで幅広く楽しめるお酒です。最初は10~15℃くらいの冷やから試してほしい、とすすめられています。すっきりした飲み口を楽しむなら、グラスはストレートの形がおすすめです。

久保田 千寿を家で飲んでみて
最初に気づいたのは、香りの静かさでした。グラスに注いで顔を近づけても、香りがふわっと広がる感じはありません。吟醸酒と聞いて華やかな香りを想像していたので、最初は少し拍子抜けしました。
印象が変わったのは、口に含んでからです。すっと喉を通ったあとに、米の甘みがうっすら残ります。香りが控えめなぶん、味のほうに意識が向きます。そこでようやく、このお酒の良さが分かった気がしました。
冷やで飲む久保田 千寿
ふだんは冷蔵庫で冷やしておいて、少し置いてから飲んでいます。出してすぐのよく冷えた状態だと、僕には甘みが分かりにくく感じました。少し温度が上がってきたころのほうが、キレのあとの甘みをつかみやすいです。
グラスは、背の高いストレートのグラスを使っています。口当たりが軽くなって、すっきりした飲み口がそのまま伝わってきます。
合わせることが多いのは刺身です。白身でもマグロでも、醤油とわさびの味をじゃましません。魚の脂を口の中で流してくれる感じがあって、次のひと切れがまたおいしく食べられます。
焼き枝豆とも合わせてみました。焦げ目の香ばしさと塩気に、千寿の淡い甘みがちょうどよく寄りそいます。
常温で飲んだ日もあります。冷やより米の旨味が分かりやすくなって、香りもほんの少しだけ感じやすくなりました。それでも香りは控えめなままで、料理と合わせる飲み方は変わりません。
燗にした久保田 千寿
寒くなってきた夜は、燗にして飲むこともあります。温めると、冷やのときよりも米の甘みとまるみをはっきり感じました。
牛すじ煮込みと合わせたときは、煮込みの濃い味のあとに千寿が口の中をさっぱりさせてくれます。この組み合わせは、僕のお気に入りです。
鰻の蒲焼きと合わせた日もありました。たれの甘さのあとに千寿を飲むと口の中がすっきりして、次のひと口でまたたれの味を楽しめます。
ただ、キレを楽しみたい日は、僕は冷やを選びます。燗にするのは、寒い日に煮込み料理を作ったときくらいです。
久保田 千寿の弱点と向かない飲み方
まず香りです。千寿は香りを穏やかに仕上げたお酒なので、グラスから立ちのぼる華やかな香りを楽しみたい日には物足りません。僕も、つまみなしでお酒だけをゆっくり味わいたい夜には、千寿を選ばないことがあります。料理と一緒に飲んで、はじめて持ち味が出るお酒です。
次に、純米酒ではないこと。千寿は醸造アルコールを添加した吟醸酒です。純米酒を選ぶと決めている人には、ここで合いません。
それから、冷やしすぎたとき。冷蔵庫から出してすぐだと、僕は米の甘みをつかみにくく感じました。千寿の甘みまで味わうなら、少し置いてから飲むほうが僕には合っていました。
最後に、数字の扱いです。日本酒度の+5.0と酸度の1.1は、どちらも多少変動する場合があると注記されています。手元の瓶の数字が表と少し違っていても、その範囲の話です。
久保田 百寿や八海山 清酒と比べると
同じ久保田の百寿は、特別本醸造です。720mlの希望小売価格は1,100円(税込1,210円)。精米歩合は、麹米が五百万石で60%、掛米が新潟県産米で60%です。アルコール分は15度、日本酒度は+5.0、酸度は1.0になっています。
千寿と百寿を並べると、アルコール分と日本酒度は同じです。千寿は麹米50%、掛米55%まで磨いています。酸度は千寿が1.1、百寿が1.0で、区分も千寿は吟醸酒、百寿は特別本醸造です。
八海山 清酒は普通酒です。アルコール度は15.5%、日本酒度は+5.0、酸度は1.1。精米歩合は60%で、麹米は五百万石、掛米は五百万石ほか。使用酵母は協会701号です。普通酒でありながら原料米を60%まで精米し、低温発酵でゆっくり丁寧に造っているお酒で、淡麗なすっきりとした飲み口で料理のじゃまをしない、と紹介されています。価格は公式ページに載っていません。
3本とも日本酒度は+5.0です。種類で分けると、千寿が吟醸酒、百寿が特別本醸造、八海山 清酒が普通酒。米をより磨いた吟醸酒を食卓に置きたい日は千寿、と使い分けるのが分かりやすいと思います。
久保田 千寿を買う前に見ておくこと
千寿には、同じ名前の季節品があります。1月限定の吟醸生原酒と、9月限定の秋あがりです。さらに「久保田 千寿 純米吟醸」という別のお酒もあります。この記事で書いているのは、通年品の「久保田 千寿 吟醸 720ml」です。
販売店の商品名に「限定品」と書かれていることがありますが、朝日酒造の商品ページには限定品という記載はありません。通年の吟醸を買うつもりなら、名前の「吟醸」と容量を見れば足ります。
千寿の容量は、720mlと1,800ml、300mlの3つです。千寿の味をまず一度試したいなら、300mlから入る手もあります。
JANコードは4984283010023です。公式の商品ページには載っておらず、販売ページに書かれている番号です。販売ページどうしで720mlかどうかを照らし合わせるときに使えます。
久保田 千寿のまとめ
久保田 千寿 吟醸は、新潟の軟水と五百万石で造られた、香りが穏やかで淡麗な吟醸酒です。僕は冷やで刺身と、寒い日は燗で牛すじ煮込みと合わせています。華やかな香りを求める日には向きませんが、料理と一緒に飲む日には頼れる1本です。
家飲み用のグラスも見直したいなら、メンズ向けウイスキーグラスのおすすめもあわせてどうぞ。
注文する前に見るのは1点だけ。商品名に「吟醸」と「720ml」が入っていて、生原酒や秋あがり、純米吟醸ではないかを確かめてください。
※本記事はプロモーションを含みます

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