料理酒の食塩相当量は、0gのものもあれば、100gあたり2.4gのものもあります。この記事では、5本の料理酒を「料理への働き」で分けました。臭みを抑えるのが売りの料理酒もあれば、旨味やコクを足すのが売りの料理酒もあります。違いがわかれば、今日の献立に合う1本を選べます。1本ずつ、僕が大事だと思うところも添えておきました。
この記事でわかることを、3行で先に。
- 3つの働きで分けた、おすすめの料理酒5本
- 食塩ゼロと加塩タイプの、食塩表示の違い
- 5本の働き・容量・食塩がひと目でわかる表
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
肉や魚の臭みを抑える2本
臭み消しを売りにしているのは、宝酒造とキッコーマンの2本です。どちらも、肉や魚の臭みを消す「有機酸」を増やした清酒として売られています。原材料も米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコールで、2本とも同じです。

違いが出るのは、臭み消しのほかに何を足しているかです。タカラは旨味、マンジョウは香りの控えめさと注ぎやすさに手をかけています。肉や魚の生臭みが気になって料理酒を探している人は、まずこの2本から見てください。2本で迷ったら、旨味も一緒に足したいか、酒の香りを控えたいかで決めると絞りやすくなります。
タカラ「料理のための清酒」900ml 紙パック
臭みを抑えながら、旨味も一緒に足したい。そんな人に合うのが、タカラ「料理のための清酒」です。売りは、宝酒造独自の「うまみアップ酵母」にあります。この酵母を使うことで、肉や魚の生臭みを消す有機酸が20%アップし、うまみ成分のコハク酸は2倍になっています。比べている相手は、宝酒造の飲む清酒の平均値です。臭み消しのために入れた料理酒が、そのまま旨味の足しにもなります。2つの役目を1本で受け持てるのが、この料理酒のいいところです。
食塩はゼロで、原料の米は国産米を100%使っています。食塩ゼロなので、塩分を気にせずに使えます。料理の塩分を控えめにしたい人には、ここが大事なところです。
同じシリーズには〈糖質ゼロ〉の900ml紙パックもあり、こちらは別の商品です。この記事で紹介しているのは、糖質ゼロではない通常品のほうになります。注文するときは、商品名に〈糖質ゼロ〉が入っていないかを見ておくと安心です。
参考小売価格は661円(税抜)で、通販の額は店により異なります。容量は900mlの紙パック、アルコール度数は13.0度以上14.0度未満。賞味期間は360日間あります。
マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒は香りまで控えめ
キッコーマンのマンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒は、魚や肉の臭みを消す有機酸を40%アップさせ、マスキング効果を高めた清酒です。40%の比べる相手は、国税庁の「全国市販酒類調査」(令和元年度)にある「一般酒」。タカラの20%とは比べている相手が違うので、数字の大きさだけで2本の差を決めないでください。
もうひとつの特長は香りです。「香りおだやか仕上げ」で、清酒特有の香りをおさえてあります。料理に酒の香りが残るのが苦手な人には、この仕上げが合います。国産米を100%使った食塩無添加の清酒で、アルコール分は13.5%です。
ボトルにも工夫があります。「くびれプッシュボトル」は、くびれた部分を押すと中身が出る作りです。注ぐ量は片手で調節でき、下味をつけるときは素材に直接振りかけて使えます。臭み消しの数字だけでなく、台所での使いやすさまで考えた1本です。
料理酒を使う回数がそれほど多くない人には、ボトルの大きさもちょうどいいところです。容量は500mlのペットボトルで、さらに小さい300mlもあります。開封前の賞味期間は18ヵ月。希望小売価格は500mlで380円(税別)です。
コクと旨味を足す純米の2本
次の2本は、どちらも名前に「純米」が入る料理酒です。臭み消しの話は出てこない代わりに、旨味やコクを売りにしています。
ただ、この2本は塩の扱いが逆になっています。純米の料理酒を選ぶときは、名前の「純米」よりも先に、塩が入っているかどうかを見てください。
福来純 純米料理酒(白扇酒造)720ml
旨味の出し方に手をかけているのが、白扇酒造の福来純 純米料理酒です。主原料は地元・岐阜県産の米で、米麹は手作業で丁寧に育てています。仕込みは、蔵元に伝わる「もち米四段仕込み」です。長い期間をかけて発酵させるので、酵母がつくる自然のアミノ酸で旨味がたっぷりになります。
種別は純米酒で、食塩は加えていません。そのため、料理に使うだけでなく、飲んでもおいしくいただけるとされています。料理のおいしさをいっそう引き立ててくれる、というのが白扇酒造の説明です。
和食の味にコクと旨味を足したい人に向けた、純米の料理酒です。容量は720mlで、白扇酒造の価格は1,100円(税込)。
数字も見ておくと、アルコール度数は14.5、精米歩合は75%、酸度は2.0、日本酒度は−7です。使用米には、岐阜県産米ともち米が挙がっています。製法の名前どおり、もち米は四段仕込みで使われています。
ミツカン 純米料理酒 1L
ミツカンの純米料理酒は、お米を原料に造った料理専用の純米料理酒です。ミツカンは、コクとうまみを与えて普段の料理をより美味しく仕上げる、と説明しています。ふだんの和食に、定番の純米タイプを使いたい人向けの1本です。
この1本は「加塩タイプ」で、原材料は米(国産)、米こうじ、食塩となっています。食塩を加えていない料理酒を探している人は、この点を先に確かめてください。反対に、コクとうまみを足しながら塩味も少し加えたい人には、加塩タイプが候補になります。
サイズは360ml、600ml、1Lの3つから選べるので、使う量に合わせて大きさを決められます。参考小売価格(税込)は360mlが291円、600mlが378円、1Lが572円です。この記事で紹介しているのは1Lのほうです。賞味期間は360日で、販売地区は全国になっています。
余分な塩味を付けない1本
ここまでの4本にも食塩を加えていないものはありますが、無塩であることを売りの中心に置いているのが、月桂冠の料理清酒です。臭み消しの話よりも、塩を入れない点をはっきり打ち出しています。
月桂冠 美味しく仕上がる料理清酒 1.8Lパック
月桂冠の美味しく仕上がる料理清酒は、原材料に食塩を使っていない無塩タイプです。そのため料理に余分な塩味が付かず、素材のうまみが引き立ちます。塩を入れるタイミングや量を、自分の味つけで決めたい人に合う作りです。

国産米を100%使い、仕込みの水は月桂冠の酒蔵がある京都・伏見の名水です。原材料は米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール。酒質は普通酒で、アルコール分は13度以上14度未満になっています。
1.8Lの紙パックなので、毎日の料理で料理酒をたっぷり使う家庭向けです。参考小売価格は1,146円(税別)です。メーカーの出荷単位は6本入りなので、ケースでまとめて買うときの数の目安にしてください。
食塩の表示は単位がばらばら
5本の食塩の表示を見比べると、単位がそろっていません。
ミツカンの純米料理酒は、可食部100gあたりで食塩相当量が2.4g、ナトリウムが959mgです。エネルギーは86kcalになっています。月桂冠は100mLあたり0g、マンジョウは15mlあたり0.0gと、同じ0でも量の基準が別です。
タカラは「食塩ゼロ」、福来純は「食塩を加えていない」と、言葉で示しています。
100gと100mLと15mlでは、比べる土台が違います。gとmLも同じ単位ではないので、そのままでは並べられません。0gの料理酒と2.4gの料理酒を並べて見るときは、数字の横にある単位まで確かめてください。
5本の働きと容量の早見表
最後に、5本の働きと容量、食塩の扱いを1枚の表にしました。商品の名前は、上で紹介した順です。「料理への働き」の列は、各メーカーが売りにしている点を短く言い直したもの。気になる働きの行を見つけたら、上の商品の節に戻って細かいところを読み直してみてください。
料理酒と一緒に台所の鍋も見直したい人は、電気圧力鍋のおすすめも読んでみてください。
| 商品 | 料理への働き | 容量と食塩 |
|---|---|---|
| タカラ「料理のための清酒」 | 臭み消しの有機酸とうまみ成分を増やした | 900ml紙パック・食塩ゼロ |
| マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒 | 臭み消しの有機酸を増やし香りをおさえた | 500mlペットボトル・食塩無添加 |
| 福来純 純米料理酒 | 自然のアミノ酸による旨味 | 720ml・食塩を加えていない |
| ミツカン 純米料理酒 | コクとうまみを与える | 1L・加塩タイプ |
| 月桂冠 美味しく仕上がる料理清酒 | 余分な塩味を付けず素材のうまみを引き立てる | 1.8Lパック・無塩 |
※本記事はプロモーションを含みます

コメント