コードレスアイロンは、かけ面のコートひとつ取っても、フッ素、シルバーチタン、シルバーセラミックと素材が分かれます。着る直前のシャツの袖口に、たたみジワが残っている朝もあります。スタンドから持ち上げたら、コードを気にせずそのままかけられるのが、この道具のいいところです。スチームの勢いで選ぶなら、僕はT-falのフリームーブ ミニを最初に見ます。
この記事でわかること
- 5台それぞれの得意なことと、スチームの出し方の違い
- 重さとタンクの容量の違い
- 余熱でかけるアイロンの扱い方
- ハンガーにかけたまま使える機種
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
5台はどこが違う?

5台を「何が得意か」で並べると、下の表のようになります。右の列は、タンクの量と消費電力です。
| 商品 | 得意なこと | 水タンクと消費電力 |
|---|---|---|
| アイリスオーヤマ SIR-04CL | 立ち上がり最短30秒・布の厚さでスチームを切り替え | 注水量約180mL・1000W |
| T-fal フリームーブ ミニ FV6111J0 | ジェットスチーム最大80g/分 | 水タンク100mL・1200W |
| Panasonic NI-WL410 | かけ面全体から平均約9.5g/分のスチーム | 注水量120mL・1400W |
| ドウシシャ DCA-2501 | 約120℃・約160℃・約210℃の3段階切替 | 水タンク約140mL・1000W |
| 東芝 La・Coo TA-FDX670 | 59個の孔からスチーム・最長約3分 | カセット式約160mL・1400W |
T-fal、パナソニック、東芝の3台は、スチームの量をg/分で出しています。アイリスオーヤマとドウシシャは、立ち上がりの早さと温度の合わせ方が特徴です。
重さは、どこまで含めた数字かが機種で違います。アイリスオーヤマの約0.7kgは本体だけ、ドウシシャの約1000gは本体とスタンドを合わせた数字です。重さで見比べるときは、この書き方の違いに気をつけてください。
5台それぞれのいいところ
SIR-04CLは立ち上がり最短30秒
朝の身支度の途中で使うなら、アイリスオーヤマのSIR-04CLから見てください。立ち上がりは最短30秒です。アイロンがけを忘れていた朝にも使える、という場面を前提に作られています。
かけ面はフッ素コートです。温度は約100℃〜約190℃の範囲で調節でき、スチームとドライの兼用。蒸気は滴下式で出す作りです。布の厚さに合わせてスチームを切り替えられるので、Yシャツやブラウスのシワをのばすのに向いています。
重さは本体だけなら約0.7kg、スタンドを含めると約1.5kgです。注水量は約180mL、消費電力は1000W。本体のサイズは幅約10×奥行約22.3×高さ約13.1cmで、ケースも付いています。電源コードは約1.6mで、温度ヒューズも入っています。
公式の価格は色ごとに分かれていて、3,830円〜4,300円です。色はピンク、ブルー、グレー、ホワイトの4色から選べます。
出かける前の短い時間で、シャツのシワだけ整えたい人に合う1台です。
フリームーブ ミニの80g/分スチーム
スチームの量で見ると、T-falのフリームーブ ミニ 6111はジェットスチームが最大80g/分です。ふだんの通常スチームは最大10g/分で、軽くて小さいサイズでも、頑固なシワの原因をサッとほぐすパワーがあります。
公式の説明では「ティファール最軽量・最小」と注記つきでうたわれていて、本体は約0.86kg、サイズは10.6×21.0×13.4cmです。手軽に使えるエントリーモデルという位置づけで、水タンクは100mLの着脱式。コードは自動巻取りのコードリールで、長さは約1.45mです。原産国は中国。
スチーム孔は11個で、水漏れ防止機能が付いています。気をつけたいのは、スチームが高温設定のときにしか使えないことです。仕様表では、オートオフとワンタッチスプレー(霧吹き)がどちらも「×」になっています。かけ面の素材は公式ページの中で書き方が分かれていて、製品説明ではふっ素樹脂、仕様の表ではセラミックです。
T-fal公式の通常価格は9,000円で、保証は1年です。
通常スチームとジェットスチームを、この1台で使い分けられます。
本体とベースを合わせた重さは1,545gです。
NI-WL410-Wで折り目と袖口まで
シャツの折り目をきっちり付けたいなら、パナソニックのNI-WL410です。平均約9.5g/分のスチームがかけ面全体から出るので、手早くしっかりシワをのばせます。
さらにハイパワーショットを使えば、大量のスチームを一度に噴射できます。のびた袖口も元どおりにできる、というのがパナソニックの説明です。アイロン面全体には、スチームを広げるディンプル(くぼみ)があり、スチーム穴は32個。かけ面はシルバーチタンコートで、Wヘッドベース、ラウンドベース、蓄熱ベースの作りです。
スチームは中・高温の2段階で切り替えでき、持続時間は最長約180秒。タンクはカセット式で、注水量は120mLです。水漏れストッパーが付いていて、スチームを使った後の通電乾燥もいりません。
消費電力は1400W、本体は約1.0kg、収納時は約1.8kgです。コードは140cmで、コードリールが付いています。価格はオープン価格です。パナソニック公式の販売価格は11,600円。
袖口がのびたシャツも、ハイパワーショットで整えられます。
ふだんのスチームと、ここぞで使うショット。その両方で折り目と袖口を整えたい人には、この機種です。
DCA-2501は温度が3段階
生地ごとに温度を変えたい人には、ドウシシャのDCA-2501が合います。温度は約120℃、約160℃、約210℃の3段階で切り替えられ、生地素材によって使い分けができます。
立ち上がりは最短50秒です。スチーム用の水タンクは140mLで、スチームを使いながらシャツ2枚程度までかけられます。朝にかける枚数が決まっている人には、この目安が水を足すタイミングの参考になります。
スチームとドライの兼用で、蒸気は滴下式です。消費電力は1000W、本体とスタンドを合わせた質量は約1000gです。電源コードは約1.5mで、温度ヒューズ(240℃)が入っています。付属品は計量カップとスタンドです。
ドウシシャの公式ショップでは4,400円です。
温度の段階が3つにはっきり分かれているので、服ごとに何℃でかけるかを決めやすくなります。
東芝TA-FDX670の全面スチーム
ボタンの多いシャツをきれいにしたい人に向くのが、東芝のLa・Coo TA-FDX670です。かけ面全体に59個のスチーム孔があり、全面スチームラインで衣類にしっかりスチームを浸透させます。
先端部がボタンの下に入るので、ボタンまわりのような細かいところのシワもラクにのばせる作りです。スチーム量は平均約13g/分と約5g/分の切換式。
かけ面はシルバーセラミックコートです。温度調節は3段階あり、「低」設定なら最短約50秒で立ち上がって、スチームも使えます。オートパワーオフが付いている一方、ミスト機能は仕様表で「―」です。前後左右にスムーズにかけられることも、東芝が挙げている特長です。
消費電力は1400W、本体は約0.95kg、収納時は約1.79kgになります。タンクはカセット式で約160mLです。こちらも価格はオープン価格です。
全面スチームと、ボタンの下に入る先端。この2つがTA-FDX670の売りです。
熱持ちのいい蓄熱ユニットを積んでいて、途中で給電しなくても最長約3分スチームを出し続けられます。
DCA-2501は余熱でかけるアイロン
ドウシシャのDCA-2501は、アイロン本体をスタンドにのせて通電し、かけ面に熱を蓄えて、その余熱でかける商品です。
アイロンをかけている間は、かけ面の温度が少しずつ下がっていきます。なので、使っていない間はスタンドに戻して熱を蓄える、という使い方になります。
その代わり、立ち上がりは最短50秒。ドウシシャは、忙しい朝や外出前にもサッと使えるアイロンとして出しています。
ハンガーのままかけられる?

吊るしたシャツにそのまま当てられるかどうかは、機種によって書かれ方が違います。
アイリスオーヤマのSIR-04CLは、ハンガーにかけたままサッとシワをのばせるアイロンです。ドウシシャのDCA-2501には、ハンガーにかけたままでも使える強力スチームモードがあります。東芝のTA-FDX670は、倍増ショットを使えばハンガーに掛けた衣類もケアできます。
パナソニックのNI-WL410は、製品の説明にハンガーでの使い方は出てきません。
吊るした服のシワ取りがメインになりそうなら、衣類スチーマーと比べてみるのもひとつの手です。
T-falのフリームーブ ミニは、アイロンを立てた状態でもスチームを瞬間噴射できます(バーチカルスチーム)。
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