ドルチェ&ガッバーナ ザワンフォーメンは夜の4時間に効く香水

暗闇に灯るヴィンテージ電球の温かい光

「大人っぽい香水が欲しいけど、おじさんっぽくなるのは嫌だ」——この線引き、けっこう難しいですよね。ドルチェ&ガッバーナのザ ワン フォーメンは、そこをかなり上手に抜けてくる一本です。結論から言うと、スパイスと木とタバコで色気を作りながら、重たさは残さない香水でした。実際に使い込んだ僕が、香りの正体から持続の体感、そして正直な弱点まで書いていきます。

この記事でわかること

  • スパイスとタバコが、どうして「色気」になるのか
  • 肌の上でどれくらい持つのか、どこまで届くのか
  • 似合う季節と場面、外しやすい場面と服装
  • 同じ名前で並ぶ濃度違いの見分け方
ドルチェ&ガッバーナ ザ・ワン フォーメン オードトワレ 50mL

ドルチェ&ガッバーナ ザ・ワン フォーメン オードトワレ 50mL

参考価格 12,430円前後

スパイスの温かさで、大人らしい存在感を出したい人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

結論:ザ ワン フォーメン は「スパイスとタバコで作る大人の色気」

ひとことで言うなら、スパイスの効いた温かい空気を、乾いた木で包んだような香りです。攻めてくるのは、体温をまとった熱っぽさ。甘さで押すタイプの香水とは、そもそも方向が違います。ここがこの香水のいちばんおいしいところ、というのが僕の実感です。

ドルチェ&ガッバーナ自身、この香りをオリエンタル調のスパイシーな一本として紹介していて、上品なウッディとタバコが重なると説明しています。文字で読むと渋そうに見えますよね。でも実際に肌にのせると、その渋さの手前で止まってくれるんです。タバコと聞いて灰皿を想像した人には、いい意味で裏切られる香りだと思います。

僕がこれを常備するようになったのは、清潔感系の香水ばかり持っていた時期に、夜の予定で使える一本が欲しくなったからでした。石鹸系やシトラス系は日中に強い代わりに、暗いバーや食事の席では急に子どもっぽく見えます。ザ ワン フォーメンはその逆で、明るい場所より薄暗い場所で本気を出します。照明が落ちた席で隣に座ったときに、いちばん高そうに香る。この使いどころの分かりやすさが、長く手元に残っている理由です。

強さは中くらい。部屋の端まで飛ばして自己主張するタイプではありません。すれ違った人に「何かいい匂いがした」と思わせて、近づいた人には「これ、何の香水?」と聞かれる、その中間くらいの距離感で鳴ります。使い方さえ間違えなければ、値段以上に働いてくれる一本です。

総合評価:4.5 / 5.0 ★★★★☆

香りの良さ ★★★★★
スパイスと木とタバコが濁らずにまとまっている
色気 ★★★★★
体温と混ざったときの熱っぽさが強い
万人受け ★★★☆☆
スパイスとタバコがはっきり出るので好みは割れる
持続 ★★★☆☆
体感4〜5時間で、朝から夜通しは厳しい

Ryo

これは昼の香水じゃありません。夜の、それも近距離で効く香水です。

ドルチェ&ガッバーナ ザ ワン フォーメン の基本情報

先に事実の部分をそろえておきます。この香水は同じ「ザ ワン フォーメン」の名前で濃度違いが何種類も出ているので、買うときは濃度の表記を見比べてもらうと外しません。この記事で書いているのはオードトワレのほうです。

項目内容
ブランドドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)
商品名ザ ワン フォーメン オードトワレ(The One for Men EDT)
濃度オードトワレ(EDT)
剤形スプレー
容量 / 価格50mL 12,430円 / 100mL 16,720円(税込)
香調オリエンタル調のスパイス / 上品なウッディ / タバコ
系統オリエンタル スパイシー(メンズ)
数字は各商品ページの表記にもとづきます

50mLで1万2千円台という設定は、デイリーに回すというより「ここぞという日の一本」に置く規模感です。とはいえ、この香水はつける量を欲張らなくても十分に鳴ってくれるので、減りは思ったより遅いですよ。僕は1年以上使っていて、まだ半分以上残っています。

買うときに気をつけたいのは、とにかく濃度です。同じ名前でオードパルファムやパルファムが並んでいて、パッケージの雰囲気もよく似ています。中身は別物なので、箱と本体の「EDT」の表記を必ず確認してください。ネット通販だと商品名の末尾に小さく書いてあるだけのことがあるので、ここは指を止めて読む価値があります。

ドルチェ&ガッバーナ ザ・ワン フォーメン オードトワレ 50mL

ドルチェ&ガッバーナ ザ・ワン フォーメン オードトワレ 50mL

参考価格 12,430円前後

スパイスの温かさで、大人らしい存在感を出したい人向け。

香りをつくっている素材

ドルチェ&ガッバーナがこの香水で挙げている素材は、オリエンタル調のスパイス、上品なウッディ、そしてタバコの3つです。数としてはかなり絞られていますよね。それなのに肌にのせた印象が痩せないのは、この3つが最初から最後まで同時に鳴っている構成だからだと思っています。順番に主役が交代していく作りではないんですよね。

このブランドは、この香水を3層に分けて説明していません。実際に肌にのせた感触もそのとおりで、途中で別の顔になる裏切りが起きないタイプです。なので、ここでは素材ごとに「どんな役割を持っているか」で書いていきます。

スパイス:香りの温度を決めている主役

この香水の中心にいるのがスパイスです。オリエンタル調、という言い方をされていて、実際につけてみると、確かに東洋の香辛料の棚を思い出します。

カレー粉のような食べ物っぽさは出ません。近いのは、乾いた香辛料をすりつぶしたときの、鼻の奥がすっと熱くなるあの感じ。辛いというより、温かい。その言い方がしっくりきます。肌にのせて2〜3分すると、この温度が体温と混ざって、香りの輪郭がふっとやわらかくなるんですよね。

このスパイスがあるおかげで、香り全体に「人がいる感じ」が出ます。無臭の空間にいきなり香水が置かれたような不自然さがなくて、あくまで自分の体から出ているように聞こえるんですよね。色気の下地は、ここで作られていると僕は見ています。

ウッディ:全体を支えている上品な骨組み

スパイスだけだったら、ただのエスニックな香りで終わっていました。そこに骨を入れているのが木です。ブランド自身も、この木を「上品な」と形容しています。

木の香りといっても、森や材木置き場のような荒っぽさはありません。イメージとしては、よく磨かれた家具や、革張りの椅子が置いてある部屋の空気に近いです。乾いていて、少しだけひんやりしている。スパイスの熱にこの冷たさが混ざることで、香り全体が汗っぽくならずに済んでいます。

この木は自分では主役を張りません。ずっと裏側にいて、スパイスとタバコが暴れないように押さえている役です。ただ、この押さえがなくなったところを想像すると、たぶんかなり大味な香水になっていたはずで、陰の主役はこの木だと思っています。

タバコ:色気を決めている一番の個性

そして、この香水を「その他大勢」から引き離しているのがタバコです。上品なウッディとタバコがハーモニーを奏でる、というのがブランドの説明で、この組み合わせが実際に効いています。

タバコと聞くと、吸い殻や煙たさを想像しますよね。僕も最初はそこを警戒していました。でも、ここで鳴っているのは、火をつける前の葉のほうです。乾いた葉の、少し甘くて埃っぽい匂い。革の財布の内側や、古い本のページに近い質感といえば伝わるでしょうか。

このタバコが肌の上でスパイスと重なると、独特の熱っぽさが生まれます。ブランドは官能的、という言葉を使っていますが、実物に触れるとその表現が誇張ではないと分かります。距離が近くなってから効く色気、というのがこの香水の設計で、その担当がタバコです。非喫煙者の僕がまったく抵抗なく使えているので、煙の匂いが苦手な人も構えなくて大丈夫ですよ。

STEP 1|0〜30分

いちばん強く香る

3つが同時に鳴っていて、量を欲張ると重く感じるのはここ

STEP 2|〜3時間

角が取れて落ち着く

主張が一段下がり、届く距離もぐっと近くなる

STEP 3|それ以降

肌の近くにだけ残る

自分ではほとんど分からず、近づいた相手にだけ届く

正直な注意点

いい香水ですが、弱点もあります。買ってから気づくとがっかりするので、先に書いておきますね。

ひとつは持続です。オードトワレなので当然といえば当然なのですが、体感で4〜5時間。夜7時に予定があるなら、現地に着く手前でもう一度つけ直すくらいの計画が要ります。朝につけて夜まで引っ張るのは、この濃度では無理があります。持ちを重視するなら濃度違いのラインを検討したほうが早いです。

もうひとつは季節です。スパイスとタバコという組み合わせは、気温が高いとどうしても膨らみます。真夏に汗をかいた状態で使うと、熱っぽさが行きすぎて、自分の香りに疲れてしまう場面がありました。7月8月は使わないか、使うとしても1プッシュに絞る。これだけで印象がだいぶ変わります。

つけすぎにも注意です。この香水は2プッシュで十分に鳴ります。強く香らせたくて3プッシュ4プッシュとやると、色気が押しつけがましさに変わってしまうので、ここは我慢のしどころです。

注意

① 持続は体感4〜5時間。オードトワレなので夜まで引っ張るならつけ直しが必要
② 真夏は熱っぽさが膨らむ。気温と汗でスパイスとタバコが強く出るため

合う人・合わない人

はっきり向き不向きが出る一本です。清潔感系の香水をひととおり試して、そろそろ「大人の顔」が欲しくなってきた人には強くすすめられます。シトラスや石鹸系だけを持っている棚に一本足すなら、これはかなり効きます。

逆に、香水を初めて買う人の一本目としては攻めすぎかもしれません。スパイスとタバコがはっきり立っているので、周囲の反応もはっきり分かれます。学校や、香りに厳しい職場で使う前提なら、もっと静かな香りのほうが安全です。

服装でいうと、この香水は明らかにジャケットが似合います。黒か濃紺のジャケット、あるいは革のアウター。金曜の夜、少し照明が暗いレストランの席が、僕の中でのいちばんの当たり所です。パーカーとスニーカーに合わせると、香りだけが背伸びしてちぐはぐになりました。

こんな人に合う

  • ✓ 清潔感系に飽きて「大人の顔」の一本が欲しい人
  • ✓ 夜の食事やデートで使う香水を探している人

合わないかも

  • × 職場で一日つけっぱなしにする香水を探している人

使う場所と時間

ザ ワン フォーメンがいちばん働くのは夜です。スパイスとタバコは暗い場所と相性がよくて、照明を落とした空間だと香りの解像度が上がったように感じます。距離が近づいてから効くタイプなので、席が向かい合わせのカウンターや、隣り合って座る場面で真価が出ます。

仕事で使えないかというと、そんなことはありません。ただ、日中のオフィスで一日中つけているには少し色気が強いので、僕は取引先との夜の会食がある日だけ使っています。1プッシュを腰のあたりに落としておくと、立ち上がりが穏やかになって、昼間でも浮きにくくなりますよ。

季節でいうと秋と冬が本番です。気温が下がるほどスパイスの温度がありがたく感じられて、コートの内側に一吹きしておくと、店に入って上着を脱いだ瞬間にふわっと立ちます。春は問題なく使えますが、真夏だけは相性が悪いので、この時期は棚で休ませています。

使う場面

仕事・オフィス色気が強いので日中の常用には向かない
夜デート暗い場所と近い距離でいちばん高く香る
休日ジャケットや革のアウターと合わせると決まる
真夏×気温と汗で熱っぽさが膨らみすぎる

保管で中身は変わる

12,430円払った香水が、半年で別の匂いになってしまったらもったいないですよね。香水が傷む原因は、光と温度と湿気の3つです。この3つを避けるだけで、開けてから1年以上は買ったときの香りが保てます。

やってしまいがちなのが、洗面所の棚に置きっぱなしにすること。毎朝使うから手元に置きたくなる気持ちは分かるのですが、浴室まわりは温度差と湿気で香りが濁ります。とくにこの香水はタバコと木が入っていて、そこが崩れると全体が古びた匂いに寄ってしまうので、置き場所の影響を受けやすいほうです。

僕はクローゼットの奥の、光が当たらない棚に箱ごと入れています。箱を捨てないのがコツで、これだけで光は完全に防げます。ボトルが黒くて中身が見えないぶん劣化に気づきにくいので、置き場所のほうで先に手を打っておくのが安心ですよ。

置き場所と影響

直射日光の当たる窓際×数か月で変質する
浴室・洗面所×温度差と湿気
暖房の近く×温度変化で酸化が進む

口コミの読み方

ザ ワン フォーメンの感想は、絶賛と酷評がきれいに割れます。ただ、割れている理由はだいたい決まっていて、読み方さえ分かれば自分に当てはまるかどうかを判断できます。

「すぐ消える」という声は、ほとんどが濃度の話です。オードトワレを買ったのにオードパルファムの持ちを期待していた、というパターンですね。名前が同じで箱もよく似ているので、これは無理もありません。

「きつすぎる」は量と季節の問題です。3プッシュ以上つけているか、真夏に使っているか。僕が失敗したときも、原因はこの2つでした。2プッシュに減らして秋に使い直すと、同じ人でも評価がひっくり返ります。

「安っぽい」という感想は、店頭のムエットで数十秒だけ嗅いで判断しているケースが多いです。この香水は肌にのせて体温と混ざってからが本番なので、紙の上だけではスパイスの尖ったところしか出ません。自分の腕で1時間ほど過ごしてから決めてもらえると、印象はまるで違うはずです。

口コミの読み方

持続が短いオードトワレをオードパルファムと混同している
真夏はきつい3プッシュ以上つけている・真夏に使っている
試香では平凡に感じる紙のムエットで数十秒だけ嗅いで判断している

まとめ

ザ ワン フォーメンは、スパイスと木とタバコの3つだけで大人の色気を組み立てた、設計のはっきりした香水でした。素材が少ないぶん香りの輪郭がぼやけず、つけている本人にも「いま何が香っているか」が分かります。持続が体感4〜5時間という点さえ割り切れれば、夜の予定がある日にいちばん頼りになる一本です。

50mLが12,430円(税込)、100mLが16,720円(税込)。毎日使う香水ではないので、僕は50mLで十分だと思っています。買うときは濃度の表記だけ見落とさないでください。同じ名前でオードパルファムやパルファムが並んでいるので、そこだけが唯一の引っかかりどころです。

この記事のまとめ

  • 正体はスパイスと木とタバコで作る「近距離で効く大人の色気」
  • 体感の持続は4〜5時間。夜の予定に合わせてつけるのが正解
  • 真夏だけは相性が悪い。本番は秋と冬
  • 買うときは同名の濃度違いに注意。選ぶのはオードトワレ
ドルチェ&ガッバーナ ザ・ワン フォーメン オードトワレ 50mL

ドルチェ&ガッバーナ ザ・ワン フォーメン オードトワレ 50mL

参考価格 12,430円前後

スパイスの温かさで、大人らしい存在感を出したい人向け。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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