箱から出したジップ0.8Lは、バーナーもスタビライザーもカップの中にすっぽり入っていて、思っていたより小ぶりでした。メーカーの条件だと、0.5Lの水を約120秒で沸かします。1人分のお湯を外で手早く用意するなら、僕はこの1台で困っていません。
この記事でわかることを、ジップを買う前に知りたかった順に挙げます。
- ジップで湯が早く沸く理由と、火力の合わせ方
- ライター・ゴトク・ガス缶で先に知っておくこと
- 旧型ジップやフラッシュ1.0Lとの違い
僕が持っているのは、カーボンの色のほうです。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
ジップ0.8Lの基本情報

ジップは、バーナーと専用のクッカーがセットになったジェットボイルのシングルバーナーです。数字のところは表に入れました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ジェットボイル(JETBOIL) |
| 品番 | #1824350 |
| 容量 | 0.8L(使用人数の目安 1人) |
| 重量 | 本体324g・付属スタビライザー27g |
| サイズ(収納時) | Φ10.8cm × 高さ16.5cm |
| 価格(税込) | 18,500円 |
色はカーボン(CARB)とダックカモ(DCCM)の2色です。どちらも同じ品番#1824350で、値段も同じ。ガスカートリッジは付いていないので、別に用意します。
品番が同じなので、見た目の好みで決めて大丈夫です。
ジップが湯沸かしに強いところ
ジップはクッカーの底で熱を受け止める
湯が早く沸くのは、クッカーの底に付いたフラックスリングのおかげです。じゃばら状のリングが、熱を受ける面をぐっと広げています。
ジェットボイルによると、一般的なクッカーの熱効率は30〜40%程度。ジェットボイルのクッカーは80%以上で、ガスの消費量もおよそ半分で済むそうです(ジェットボイル社調べ)。ガスの減りが少ないのは、荷物を軽くしたい山歩きで助かるところです。
出力は1,335kcal/hで、0.5Lの水が約120秒で沸騰します。この数字は、周囲温度20℃・水温20℃・海抜64m・無風という条件で測ったものです。
クッカーの横を覆うのは、クロロプレンゴムのコジー(断熱カバー)。熱を逃がしにくいうえ、火にかけている最中でも素手でつかめます。
ジップの火力はノブを回すだけで決まる
火力の調整に使うのは、つまんで回すターン式のノブです。最大火力から消火までが半回転で済み、炎の強さを目で見ながら合わせられます。
点火のときは、バーナーのグリップを持てばしっかり固定できます。バーナーヘッドまでの距離を短くして重心を下げてあり、置いたときの安定にもつながる作りです。
ジップは全部をカップにしまって運べる
すべてのパーツをクッカーの中にしまって、手軽に持ち運べるオール・イン・ワン設計になっています。外側に出っ張りが少なく、ひっかかり所の無い形です。
しまう順番も決まっていて、下からスタビライザー、バーナーヘッド、ガスカートリッジの順に入れます。フタは注ぎ口と湯切りがスムーズになるように作られていて、カップには外れるのを防ぐロック機能付き。コジーのポケットには、スプーンやフォークを差しておけます。
山とキャンプで使ってみて
ジップを選んだのは、外で飲むコーヒーのお湯を待つ時間を短くしたかったからです。それまでは小さな鍋で沸かしていて、風のある日は待っているあいだに手が冷えていました。
火をつけるときは、カップを乗せる前にバーナーだけにライターで点火します。取扱いの注意にもある手順で、炎の大きさが見えるので、ノブを回しすぎてもすぐ気づけます。火がついたらカップを乗せ、炎を見ながらノブで強さを合わせるのがいつもの流れです。

コーヒーとカップスープのお湯がすぐできる
沸くまでは、体感でもあっという間です。コーヒーの粉を用意しているうちに、もう湯が揺れはじめています。
コジーをつかんだまま、フタの注ぎ口からカップへ注げるのが気に入っています。鍋のときは取っ手にタオルを巻いていましたが、その手間がなくなりました。湯を入れすぎないよう、内側の「SAFE LINE」より下で止めるのだけは守っています。
しまう前にカップの中を乾かす
使い終わったら、カップの中を拭いてから道具をしまいます。濡れたままガスカートリッジを入れると、容器の底がリング状に錆びることがあるからです。使ううえで悪い影響は無いそうですが、見た目が気になるので乾かしてからにしています。
全部がカップに入るので、ザックの中で道具が散らばりません。出かける前は、このカップとライターを入れれば準備はほぼ終わりです。
ライター持参と、ゴトク別売りの出費
まず、自動点火装置が付いていません。点火にはマッチかライターが要ります。僕はライターを、ジップと同じ袋に入れておくようにしました。忘れたら、その日は湯が沸かせないからです。
寒い時期の山も気をつけたいところです。ジェットボイルは、-6度まで安定した火力を保つ「サーモレギュレートテクノロジー」をいくつかのモデルに載せています。その一覧に、ジップの名前はありません。低温で使うときは予備のガスカートリッジを持っていくように、とメーカーもすすめています。
ゴトクは別売りです。専用クッカー以外の鍋やフライパンを使うには、ゴトク2.0(#1824354、税込2,200円)を買い足します。ゴトクを付けずにほかのクッカーを乗せると、バーナー本体が熱くなりすぎて、破損や火災につながるおそれがあるそうです。
作れる料理にも線があります。ジェットボイルは水などの液体を熱するための道具で、揚げ物や水分の少ない炒め物はできません。僕も焼く・炒めるはほかの道具に任せて、ジップはお湯を沸かす係にしています。
ガスは専用の「ジェットパワー」を使います。他社製のガスカートリッジは使えず、使って故障したときは保証の対象外です。
旧型ジップやフラッシュ1.0Lとの違い
同じジェットボイルで比べる相手になるのは、旧型のジップとフラッシュ1.0Lの2つです。
旧型ジップ #1824325 との違い
旧型はブラック(BK)で、税込13,750円。容量は現行と同じ0.8L。重さは約340g(付属スタビライザー27gとゴトク35gを除く)、サイズはΦ10.4cm × 高さ16.5cmです。
火の強さを数字で見ると、旧型の出力は1,134kcal/hで、0.5Lの沸騰到達時間は約150秒。現行のジップは1,335kcal/h、約120秒になっています。
付属品にも違いがあって、旧型にはスタビライザーに加えてゴトクが付いてきます。手持ちの鍋もバーナーに乗せたいなら、ゴトクが最初から箱に入っているかどうかが分かれ目です。
フラッシュ1.0L #1824351 との違い
フラッシュ1.0Lは税込23,500円で、容量が1.0Lになります。重さは本体371gと付属スタビライザー27g、サイズはΦ10.8cm × 高さ18.5cmです。出力1,335kcal/hと、0.5Lで約120秒という沸騰到達時間は、ジップと同じ数字です。
使用人数の目安は、ジップが1人、フラッシュが1〜2人。フラッシュにはイグナイターが付いていて、ノブを回すだけで点火できます。湯温が上がると色の変化で知らせるインジケーターも付いています。色はカーボン・ダックカモ・ダークカモ・マウンテンスケープ・オーシャントポの5色で、ゴトク2.0が別売りなのはジップと同じです。
1人分の湯をライターで点火して沸かすならジップ、2人で使う日がある人や、ライターなしで点火したい人はフラッシュ、という分け方になります。
ほかのメーカーのバーナーも見てから決めたいときは、バーナーのおすすめもどうぞ。
品番と色、PS LPGマークの確かめ方
現行のジップは品番#1824350です。通販で探すと、名前の似た旧型#1824325の出品が混ざることがあります。旧型は付属品も出力も違うので、品番の数字で見分けてください。
色はカーボン(CARB)とダックカモ(DCCM)。品番も値段も同じで、違うのは色だけです。
並行輸入品にも気をつけてください。日本でガス機器を売るには、日本ガス機器検査協会(JIA)の適合検査に合格したものでなければいけません。国内向けの製品は、バーナー部分に「PS LPGマーク」が貼ってあり、型式番号とロットナンバーが刻印されたプレートが付いています。このマークが無い製品は、買ったあとの修理やメンテナンス、事故などのトラブル対応の対象外です。国内や米国でリコールがあっても、国内では保証されません。
本体と専用ガスは、全国のモンベルストアやジェットボイルが挙げる販売店で扱っています。取扱説明書はPDFで公開されているので、届く前に目を通しておくこともできます。
ジップ0.8Lが向く人
ジップ0.8Lは、フラックスリングとコジーで湯を手早く沸かし、全部のパーツをカップ1つにしまえるバーナーです。火はライターでつけ、手持ちの鍋を使うならゴトクを買い足し、ガスは専用のジェットパワーを使います。揚げ物や炒め物はできませんが、コーヒーやスープのお湯なら、外でもすぐ用意できます。
1人分の湯を外ですぐ沸かして、道具をカップ1つで持ち歩きたい人に向く1台です。
※本記事はプロモーションを含みます

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