バーナーとクッカーを合わせて、本体200g。ジェットボイルのスタッシュ(STASH)#1824400は、収納すると∅13cm×高さ11.2cmに収まるシングルバーナーです。1人分のお湯を沸かす道具を小さくまとめたいなら、僕はこれをすすめます。
この記事でわかることを、弱点も含めて3つに絞りました。
- 重さと大きさ、熱効率80%以上のクッカーのこと
- 山とキャンプで使ってみた感じと弱点
- ミニモやジップ0.8Lとの違い
ソロの湯沸かし道具なら、僕が手に取るのはこれです。

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
スタッシュ#1824400の基本スペック
まずは数字で、どのくらいの大きさの道具かを見ておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド | ジェットボイル(JETBOIL) |
| 商品名と品番 | スタッシュ(STASH)#1824400 |
| 重量 | 本体200g(バーナー60g・クッカー140g) |
| 収納時のサイズ | ∅13cm×高さ11.2cm |
| 容量 | 0.8L(調理容量0.5L) |
| 価格(税込) | 17,000円 |
本体の200gとは別に、付属のスタビライザーが27gあります。素材はバーナーがアルミニウム合金とステンレス鋼で、バーナーヘッドだけがチタニウム合金です。クッカー本体はアルミニウム合金でできています。
箱にはスタビライザー、バーナースタッフバッグ、小物入れ缶が入っています。ガスカートリッジは付いてきません。出力は1,134kcal/hです。
発売は2021年2月27日。日本ではモンベルが国内正規販売代理店になっていて、品番#1824400で扱っています。
在庫があるかは、下のボタンから確かめてみてください。
スタッシュでできること
スタッシュの売りは、しまいやすさ、お湯の沸かしやすさ、専用クッカーとバーナーの組み合わせの3つです。
全部のパーツが入るスタッシュのクッカー
スタッシュは、バーナーや付属品をすべてクッカーの中にしまって持ち運べるオール・イン・ワン設計です。ジェットボイルの製品に共通するこの特長を、スタッシュもそのまま持っています。
そのうえで、収納の形はスタッシュ専用です。しまったときにパーツどうしの隙間が少なく、移動中のガタつきも抑えられています。
フタとガス缶の間には、小さなライターも入ります。スタッシュには自動点火装置が無いので、火をつける道具を一緒にしまっておけるのはありがたいところです。
バーナー単体は、収納時で縦約7cm×横約8.5cm、重さ60gです。広げると∅約11cmになります。
スタッシュのクッカーは熱効率80%以上
クッカーには、熱効率を上げるためのフラックスリングが付いています。一般的なクッカーの熱効率は30〜40%程度とされていますが、ジェットボイルのクッカーは80%以上。ガスの消費量は、およそ1/2程度に抑えられます。
0.5Lの水が沸くまでの時間は約150秒です。周囲温度20℃、水温20℃、海抜64mで、風の無い条件でジェットボイル社が測った数字になります。
容量は0.8Lで、そのうち調理に使えるのは0.5Lまで。使用人数の目安は1人です。1人分のお湯を、少ないガスで沸かすための道具だと思ってください。
他社の鍋ものせられるスタッシュのバーナー
スタッシュのバーナーは、専用クッカー以外でも使いやすいシングルバーナーです。シエラカップから直径20cmのクッカーまでのせられます。容量でいうと、上限は1.5Lです。
お湯を沸かすだけでなく、調理もできます。手持ちのクッカーを組み合わせられるのは、シングルバーナーならではです。
一体型のクッカーを使う日も、手持ちの鍋を使う日も、同じバーナー1つで済みます。

山の昼休みとキャンプの朝に使ってみて
僕がスタッシュを出すのは、山を歩いている途中の昼休みと、キャンプで迎える朝です。どちらも、1人分のお湯がすぐ欲しい場面です。
昼休みにお湯を沸かすとき
ザックからクッカーを取り出してフタを開けると、ガス缶とバーナー、ライターが順に出てきます。スタビライザーを付けたガス缶にバーナーをつなぎ、クッカーをのせる。手順が少ないので、休憩の時間を準備で取られる感じがしません。
火はライターでつけます。小物入れ缶には、予備のマッチを入れています。あとはお湯が沸くのを待つだけです。その間にカップ麺のフタを開けたり、コーヒーの粉をカップに入れたりしていると、ちょうどいいころに沸いてくれます。
食べ終わったら、パーツをクッカーに戻してフタを閉めるだけです。ザックを背負い直して歩き出しても、中でカチャカチャ鳴りにくいのが気に入っています。
ライターは、出発前にフタを開けて入っているか見るようにしています。入れ忘れそうになって、ひやっとしたことがあるからです。
シエラカップをのせる朝
キャンプの朝は、クッカーを使わずにシエラカップをそのままバーナーにのせることもあります。少しだけお湯を温めたいときや、残ったスープを温め直すときに手軽です。コーヒー1杯分のお湯なら、クッカーを出さずにシエラカップ1つで済ませる朝もあります。
小さめの鍋なら、手持ちのものをのせて朝ごはんを作ることもあります。鍋の大きさを変えても同じバーナーで済むので、持っていく道具を考えるのが楽になりました。
一方で、大きめの鍋をのせるときは少し気をつかいます。のせられるのは直径20cmまでなので、僕は小ぶりのクッカーを合わせることが多いです。
スタッシュの弱点は点火と組み合わせ
まず、自動点火装置が付いていません。点火にはマッチかライターが要ります。フタの中にライターを入れておけば済む話ですが、入れ忘れると火がつけられません。
次に、ほかのジェットボイル製品との組み合わせです。スタッシュのバーナーやクッカーは、従来のJETBOIL製品のバーナーやクッカーと組み合わせて使えません。すでにジェットボイルを持っていて、パーツを入れ替えて使うつもりなら、ここは引っかかります。
スタッシュのクッカーを、他社のバーナーにのせることもできません。バーナーは他社のクッカーを使えるのに、クッカーは他社のバーナーに使えない。この向きは覚えておいてください。
それから、調理容量は0.5Lです。使用人数の目安は1人なので、何人分もまとめて煮炊きする道具としては作られていません。
スタッシュが合う使い方・合わない使い方
- 合う:1人分のお湯をさっと沸かす
- 合う:シエラカップや小さな鍋も同じバーナーで使う
- 合わない:何人分もまとめて煮炊きする
- 合わない:手持ちのジェットボイルとパーツを混ぜて使う
ミニモやジップ0.8Lと比べると
同じジェットボイルの一体型として、ミニモとジップ0.8Lの数字も見ておきます。
ミニモ(#1824381)は税込22,000円です。容量は1.0Lで、重さは本体415g。ほかに付属スタビライザー27gとゴトク35gがあります。収納時はφ12.7×高さ15.2cm、0.5Lの沸騰到達時間は約140秒、出力は1,404kcal/hです。自動点火装置が付いていて、ハンドルは折りたたみ式になっています。
ジップ0.8L(#1824350)は税込18,500円です。容量はスタッシュと同じ0.8Lで、本体は324g、付属スタビライザーが27g。収納時はØ10.8×高さ16.5cmです。0.5Lの沸騰到達時間は約120秒で、出力は1,335kcal/h。点火イグナイターは付いていません。
火をつけるところまで道具に任せたいならミニモ。容量1.0Lのクッカーが欲しいときも、ミニモが候補です。同じ容量0.8Lで、本体200gという数字を取るならスタッシュ。0.5Lが沸くまでの時間を数字で見て選ぶなら、約120秒のジップ0.8Lという分け方になります。
バーナーのほかにテントやチェアもこれからそろえるなら、初心者が最初に買うキャンプ道具も参考にしてみてください。
品番とガス缶の確認
スタッシュを通販で探すときは、品番#1824400を目印にしてください。日本ではモンベルがこの番号で扱っています。
この記事に書いた重さや沸騰時間は、日本製品の仕様として表記されている数字です。
ガスカートリッジは付属しません。使うのは専用の「ジェットパワー」です。本体と一緒に用意しておかないと、届いてもお湯は沸かせません。
スタッシュをすすめる理由
本体200gで、バーナーも付属品もクッカーにしまえる。熱効率80%以上のクッカーで1人分のお湯を沸かせて、バーナーはシエラカップから直径20cmのクッカーまでのせられます。山の昼休みでもキャンプの朝でも、僕がザックに入れるのはこの一式です。
点火にライターが要ること、ほかのJETBOIL製品とパーツを混ぜられないこと。この2つを受け入れられれば、ソロの湯沸かしを小さくまとめる道具として迷わずすすめられます。
注文するときは、商品名に添えられた品番が#1824400になっているかだけ見ておいてください。
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