セレクトショップには、その店が自分で作った服も並んでいます。海外ブランドと同じ棚にあるので、見た目では区別がつきにくい。ただ価格の考え方も品質の傾向も違うので、見分けられると買い物の精度が上がります。
3種類が同じ棚に並んでいる
セレクトショップの品揃えは、大きく3つに分かれます。
| 種類 | 作り手 | 価格の傾向 |
|---|---|---|
| 仕入れた他社のブランド | そのブランド | 定価どおり |
| 別注 | ブランドに特注 | やや高い |
| 店のオリジナル | その店 | 抑えめ |
一番下は、店が企画して工場に作らせたものです。間に入る会社が減るぶん、同じ品質でも価格を抑えられます。
つまり割安になりやすい。ここが最大の利点です。
見分け方
タグと値札を見れば判断できます。
見るところ
- ブランド名が店の名前と同じか
- タグのデザインが他と統一されているか
- 生産国の表記
- 値札の型番の付き方
1つ目が最も分かりやすい。店の名前がそのままブランド名になっていれば、オリジナルの可能性が高い。
店によっては、オリジナル用の別ブランド名を持っていることもあります。その場合は店員に聞くのが早い。
品質はどうなのか
安いから品質が低い、というわけではありません。ただし傾向はあります。
| 項目 | オリジナルの傾向 |
|---|---|
| 素材 | 定番的なものが多い |
| 縫製 | 価格相応。丁寧なものもある |
| デザイン | その店の客層に合わせてある |
| サイズ | 日本人の体型に合わせてあることが多い |
| 独自性 | 控えめ。定番寄り |
4行目が大きな利点です。海外ブランドは肩幅や着丈が合わないことがありますが、オリジナルは最初から日本人向けに作られています。
体型が標準的な人ほど、オリジナルのほうが合いやすい傾向があります。
買うべき品目と避ける品目
全部がお得というわけでもありません。
| 品目 | オリジナル | 理由 |
|---|---|---|
| 無地のシャツ・カットソー | 向く | 差が出にくい |
| ベーシックなパンツ | 向く | 形が命。サイズが合う |
| ニット | 品による | 素材の差が出やすい |
| 革製品 | 慎重に | 革の質で差が大きい |
| 技術の要るもの | 慎重に | 作りの差が出る |
上2つは価格差の恩恵が大きい品目です。無地の定番は、どこで買っても大きくは変わりません。
革製品と、縫製の技術が要るものは差が出やすい。そこは実物をよく見て判断してください。
組み合わせて使う
全部をオリジナルにする必要も、全部をブランドにする必要もありません。
定番の土台をオリジナルで揃えて、目立つ1点だけブランドにする。この組み合わせが費用対効果としては優れています。
土台がしっかりしていれば、高いものを何着も持つ必要はありません。
どの店のオリジナルが合うか
店ごとに想定している客層が違うので、作りも違います。
| 店の傾向 | オリジナルの特徴 | 合う人 |
|---|---|---|
| きれいめ中心 | 細身・落ち着いた色 | 仕事でも使いたい |
| カジュアル中心 | ゆとりがある形 | 休日に着る |
| 価格を抑えた店 | 定番の形 | 枚数が要る |
| 高価格帯の店 | 素材にこだわる | 長く着たい |
自分の体型と用途に合う店を1つ見つけると、そこで定番を買い足していけます。
毎回違う店で買うより、サイズ感の分かる店を持つほうが失敗が減ります。
値段の内訳を考える
同じ価格でも、何にお金が使われているかが違います。
| 構成要素 | ブランド品 | オリジナル |
|---|---|---|
| 素材 | こだわる | 定番的 |
| 縫製 | 産地を選ぶ | 価格に合わせる |
| デザイン料 | 高い | 低い |
| 広告費 | 乗る | ほぼ乗らない |
| 流通の段数 | 多い | 少ない |
下2行の差が、価格差の主な理由です。品質の差だけで値段が決まっているわけではありません。
だから同じ品質でも安く買える。これがオリジナルの本質的な利点です。逆に言えば、ブランドの名前に価値を感じるならそちらを買えばいい。どちらが正しいという話ではなく、何にお金を払うかの選択です。土台はオリジナル、要所はブランド。この配分にすると、予算の中で満足度を上げやすくなります。
買う前に確認すること
まず、返品と交換の条件です。オリジナルはセール対象になりやすく、セール品は条件が厳しくなることがあります。
次に、再入荷の有無。気に入って買い足したいと思っても、オリジナルは同じものが続かないことが多い。定番として続けている品かどうかを聞いておくといいです。
それと、店ごとにサイズ感が違います。同じ表記でも、店が変われば別物です。必ず試着してください。
最後に、安さだけで判断しないこと。着ない服は、いくら安くても高くつきます。オリジナルかどうかより、自分に合うかどうかで決めてください。
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まとめ
店のオリジナルは間に入る会社が減るぶん割安になりやすい。ここが最大の利点です。
日本人の体型に合わせてあることが多く、標準的な体型の人ほど合いやすい。
無地の定番は差が出にくいので向きます。革製品と技術の要るものは慎重に。
※本記事はプロモーションを含みます









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