部活の入部、休日の公園での打ち合い、体育館の個人開放。バドミントンのラケットを1本そろえる場面は、人によってさまざまです。
今回選んだ5本のうち4本は、ガットが張られた状態で売られています。
なかでもミズノのアルティウスソニックは、メーカーが初心者の1本目にすすめている設計です。僕はまず、この1本から見てほしいと思っています。
この記事でわかることを3つ挙げます。
- 5本それぞれの作りと、メーカーが挙げる効きどころ
- ヨネックス3本の素材と長さの違い
- ガットが張られた状態で届くか
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
5本の特長を表で比べる
型番だけでは違いが分かりにくいので、それぞれのメーカーが挙げている作りを1行にしました。ガットの欄は、届いたときに張られているかどうかです。
| ラケット | メーカーが挙げる作り | ガット |
|---|---|---|
| YONEX B4000 | 発泡剤入りのフレームで打球時の振動をカット | 張り上げ済み |
| YONEX マッスルパワー8 LT | 広いスウィートエリアと分離しにくいシャフト | 張り上げ済み |
| ミズノ アルティウスソニック | 球持ちのある柔らかい打球感と大きく飛ばせる設計 | 張り上げ済み |
| YONEX マッスルパワー9 LT | ねじれに強い内蔵T型ジョイントと弾きの速いショット | 張り上げ済み |
| VICTOR スラスター K HAWK | 高剛性のシャフトで打球エネルギーを増やしシャープな打感 | 販売ページに指定ガットと張りサービスの表記 |
右の列は、張り上げ済みの4本と、販売ページに張りサービスの表記がある1本で分かれます。素材の違いは、下の枠で見てください。
素材で見る5本
- アルミフレーム:YONEX B4000・YONEX マッスルパワー8 LT
- グラファイト:ミズノ アルティウスソニック
- カーボンのフレームとシャフト:YONEX マッスルパワー9 LT
- 高強靭炭素繊維+パイロフィル:VICTOR スラスター K HAWK
レジャーから始める軽量の2本
最初の2本は、どちらもヨネックスのラケットです。メーカーの説明にはどちらにも「軽量」とあり、フレームはアルミです。ガットを張った状態で売られています。

YONEX B4000(B4000G・ガット張り上げ済み)
B4000は、ヨネックスが「軽量でレジャーに最適」とうたうラケットです。遊びで打つためのレジャー向けモデル、という位置づけだと思います。
効いてくるのは、ソリッドフィールコアという作りです。フレームの内部に発泡剤を内蔵することで、打球時の有害な振動をカットする、とヨネックスは説明しています。フレームの中身で振動に手を打っているのが、この1本の持ち味です。
フレームはアルミ、シャフトはスチール、つなぎ目にはアルミのT型ジョイントを使っています。長さはレギュラーで、推奨張力は16〜20ポンドです。専用ケースも付いています。
メーカー希望小売価格は2,970円(税込)です。通販の額は時期で動くので、下のリンク先で今の額を見てください。ガットを別に買い足さずに、届いたその日から打ち始められるのもこの1本の手軽さです。
ラケットに張り上げ済みのガット、そして専用ケース。この3つが1回の注文でそろうのがB4000です。
YONEX マッスルパワー8 LT(MP8LTG・ガット張り上げ済み)
マッスルパワー8 LTのキャッチコピーは「安全性を高めた軽量ラケット」。シャフトが分離しにくい設計で、ここがこのラケットの売りです。
もうひとつの持ち味は、スウィートエリアの広さです。アイソメトリックというヨネックス独自の考え方で、縦と横のストリングの長さを均等に近づけています。一般的な円形フレームに比べ、上下左右に広いスウィートエリアを実現した、というのがヨネックスの説明です。
フレームの形にも工夫があります。グロメットの間を隆起させてフレームとストリングを一体化させる「マッスルパワーフレーム」で、エネルギーロスが少なく、弾きの速いショットを実現する形とされています。
フレームはB4000と同じアルミで、シャフトにはカーボン&ナイロンを組み合わせました。長さはレギュラー、推奨張力は16〜20ポンドで、専用ケースが付きます。メーカー希望小売価格は6,380円(税込)です。
YONEX バドミントンラケット マッスルパワー8 LT(MP8LTG・ガット張り上げ済み)
参考価格 5,104円前後
ガット張り上げ済みの手頃な1本で、バドミントンを始めたい人に。
B4000と同じアルミのフレームでも、シャフトの作りとスウィートエリアの広さで、8 LTは別の1本になっています。
初心者の1本目におすすめの設計
ここでは、メーカーが初心者の1本目としてすすめているミズノの1本を紹介します。
ミズノ アルティウスソニック(73JTB609・ストリング張り上げ)
アルティウスソニックは、ミズノが「球持ちのある柔らかい打球感と大きく飛ばせる設計で、初心者の1本目におすすめ」と説明するラケットです。日本バドミントン協会の検定合格品でもあります。
設計で目を引くのは、フレームの根元まで溝(グルーブ)を設けたところ。振り抜き感と面の安定性を上げる狙いの作りです。トルクテクノロジーT12も採用しています。
数字で見ると、サイズは4U6G、質量は平均で約83g、全長は675mmあります。面のサイズは56平方インチで、バランスはヘッドライトです。ストリングパターンは縦22本×横21本、推奨張力は15〜22ポンドとなっています。素材はグラファイトで、フルケースが付きます。
色はホワイトとブラックの2色。2026年3月1日に発売された、2026年春夏のモデルです。メーカーの表示価格は15,950円(税込)です。
球持ちのある柔らかい打球感と、大きく飛ばせる設計。ミズノが初心者の1本目にすすめる理由は、この2つにあります。
弾きの速さとシャープな打感の2本
残りの2本は、フレームとシャフトの両方に炭素繊維(カーボン)を使ったラケットです。ショットの弾きや打球の強さに効く作りが、それぞれの説明に並んでいます。
YONEX マッスルパワー9 LT(MP9LTG・ガット張り上げ済み)
マッスルパワー9 LTは、マッスルパワー8 LTと同じ「マッスルパワーフレーム」を、カーボンのフレームとシャフトで組んだラケットです。フレームとストリングを一体化させる形で、エネルギーロスが少なく、弾きの速いショットを狙う作りになっています。
9 LTの説明でもうひとつ挙がっているのが、内蔵T型ジョイントです。T型ジョイントを内蔵することで、ねじれに強く、面の安定性を高めるとされています。
フレームの形にも違いがあります。素早い振り抜きのためのエアロ形状と、パワーを蓄えるボックス形状を、場所ごとに使い分けました。振り抜きの速さと打球の力強さを、1本で両方ねらった作りです。
長さの表記は「10mm longer」となっています。推奨張力は17〜22ポンドで、専用ケース付きです。メーカー希望小売価格は9,130円(税込)です。
YONEX バドミントンラケット マッスルパワー9 LT(MP9LTG・ガット張り上げ済み)
参考価格 7,304円前後
ガット張り上げ済みの1本で、部活を始めたい人に。
同じマッスルパワーフレームでも、カーボンのフレームとシャフトで組んであるところが、アルミのフレームを使う8 LTとの違いになっています。
VICTOR スラスター K HAWK(TK-HAWK C)
スラスター K HAWKは、ビクターのラケットです。日本バドミントン協会の検定合格品で、シャフトの作りに特長があります。
高剛性で復元性に優れたシャフトを搭載し、打球エネルギーが増えてシャープな打感になる、とビクターは説明しています。フレームはナノ粒子をカーボンに隙間なく均等に配合した素材で、繊維全体の結束力を高め、フレームの歪みを大きく減らすとされる作りです。
ストリングまわりでは、76ピースのグロメットで縦と横のストリングの摩擦を減らし、ストリングの耐久性を上げる、というのがビクターの説明です。フレームやシャフトだけでなく、張ったストリングの側にまで手を入れた作りでしょう。
グリップサイズは4U/G5と5U/G5の2種類から選べます。推奨張力は4Uが27ポンド(12kg)以下、5Uが26ポンド(11.5kg)以下で、全長は675mmです。メーカーの販売価格は19,000円+税と表示されています。
VICTOR スラスター K HAWK(THRUSTER K HAWK TK-HAWK C)
参考価格 15,673円前後
スマッシュなど攻めのプレーを伸ばしたい人に。
シャフトの剛性とフレームの歪みの少なさ、その両方を前に出しているのがスラスター K HAWKです。
ヨネックス3本はどこが違う?
同じヨネックスで、名前も似ているB4000・マッスルパワー8 LT・マッスルパワー9 LTの3本です。いちど並べて見ると、素材と長さで分かれているのが分かります。

| モデル | フレームとシャフト | 長さと推奨張力 |
|---|---|---|
| B4000 | アルミフレーム+スチールシャフト | レギュラー・16〜20ポンド |
| マッスルパワー8 LT | アルミフレーム+カーボン&ナイロンシャフト | レギュラー・16〜20ポンド |
| マッスルパワー9 LT | フレームもシャフトもカーボン | 10mm longer・17〜22ポンド |
B4000とマッスルパワー8 LTは、フレームがアルミで長さもレギュラー、推奨張力も16〜20ポンドと同じです。分かれるのはシャフトと、打つときに効く作りのほう。B4000は発泡剤で振動をカットし、8 LTはスウィートエリアの広さと弾きの速さをねらっています。
マッスルパワー9 LTは、フレームもシャフトもカーボンになり、長さの表記も「10mm longer」に変わります。説明に挙がる作りは、8 LTと同じマッスルパワーフレームのほか、内蔵T型ジョイントとエアロ+ボックス形状です。B4000もアルミのT型ジョイントを使っていて、9 LTのほうは内蔵型を採用しています。
張り上げ済みの品の型番は、B4000がB4000G、8 LTがMP8LTG、9 LTがMP9LTGです。専用のグロメットセットも3本で別々になっています。品番はAC416BBがB4000用、AC416BMが8 LT用、AC416MP1が9 LT用。替えのグロメットを買うときに要る品番です。
ガットの扱いと推奨張力の違い
まずガット。張り上げ済みで売られているのは、B4000、マッスルパワー8 LT、マッスルパワー9 LT、アルティウスソニックの4本です。スラスター K HAWKは、販売ページの商品名に「指定ガット+張りサービス」とあります。価格にガット代と張り代が含まれるかは、注文するときに販売ページの本文で確かめてください。
次に推奨張力。ガットを張り替えるときの目安になる数字で、ラケットごとに幅が違います。B4000と8 LTは16〜20ポンド、9 LTは17〜22ポンド、アルティウスソニックは15〜22ポンドです。スラスター K HAWKは、4Uが27ポンド以下、5Uが26ポンド以下と、グリップサイズで上限が分かれます。
グリップサイズが2種類あるのも、スラスター K HAWKです。4U/G5と5U/G5のどちらにするかは、注文の前に決めておくと迷いません。アルティウスソニックは4U6Gの1サイズです。
迷ったときはガットの状態を見る
5本の特長はそれぞれ違いますが、迷ったときに見るのは1つで足ります。届いたときに、ガットが張られているかどうか。
張り上げ済みの4本なら、ガットを別に用意しなくても、届いたらすぐにコートへ持っていけます。スラスター K HAWKを選ぶときだけは、販売ページの「指定ガット+張りサービス」の中身を読んでから注文してください。
※本記事はプロモーションを含みます

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