メンズハンカチの選び方|45センチ・綿・最低5枚が基準

ハンカチは持っているけれど、選んだ記憶はない。そういう人が多いと思います。僕もそうでした。ただ、人前で出す機会が地味に多い持ち物でもあります。何を基準に選ぶと困らないのかを、実用の側から整理しました。

目次

人に見られる回数が意外と多い

手を洗ったあと、汗を拭くとき、物を拭くとき。ハンカチを出す場面は一日に何度もあります。そのたびに、丸まった布を取り出しているかどうかは見られています。

財布や時計と違って値段の話にはなりませんが、くしゃくしゃかどうかは確実に伝わる。そういう意味では、金額より状態が効く持ち物です。

だから高いものを買うより、同じものを何枚か持って毎日きれいなものを使うほうが効果があります。

大きさは用途で決まる

市販のものは、おおむね三つの大きさに分かれます。小さいものは手を拭く用、大きいものは汗を拭く用、その中間が一番使い回しが効きます。

一辺の長さ主な用途畳んだときの厚み
40センチ前後手を拭く。小さめ薄い。ポケットで目立たない
45〜50センチ手と顔の両方標準。一番使いやすい
50センチ以上汗を拭く。夏向け厚い。ポケットが膨らむ

スーツのポケットに入れるなら45センチ前後が扱いやすいです。50センチを超えると畳んだときに厚みが出て、パンツのポケットに入れると形が崩れます。

夏に汗を拭く用途がある人は、大きめを別に一枚持ってバッグに入れておくのが現実的です。

素材で吸う量と乾く速さが変わる

綿が基本ですが、織り方によってかなり性格が違います。平らに織ったものは薄くて畳みやすく、パイル状のものは厚くてよく吸います。

素材・織り吸う量乾く速さ見た目
薄い平織りの綿少ない速いきちんと見える
厚めの綿多い普通柔らかい印象
パイル状の綿かなり多い遅い私服寄り
麻の混紡普通かなり速いシワが出る

手を拭くだけなら薄い平織りで十分です。汗をかく季節は吸う量が要るので、厚めに切り替える。季節で使い分けると、どちらの不満も出ません。

枚数は最低でも五枚

一日一枚使うので、洗濯の周期を考えると五枚は必要です。三枚以下だと、洗濯が一日遅れた時点で使い回すことになります。

枚数から逆算した運用

  • 五枚:週末に洗えば回る。最低ライン
  • 七枚:予備があり、汗の日に二枚使える
  • 十枚:一枚あたりの使用回数が減り長持ちする
  • 三枚以下:畳む時間がなく、丸めたまま持つことになる

同じものを複数買うのが一番楽です。全部同じなら、畳んだ束から一枚取るだけで選ぶ手間がありません。

柄違いを一枚ずつ集めると、毎朝どれにするか考えることになります。小さいことですが、朝の判断は少ないほうがいい。

畳み方で見え方が変わる

四つ折りにするか、三つ折りにするかで厚みが変わります。ポケットが膨らむのが嫌なら、三つ折りにして細長くするほうが収まります。

アイロンをかけるかどうかですが、毎回かける必要はありません。洗って干すときに手で四隅を伸ばしておけば、それなりに角が出ます。

気をつけたいのは、乾燥機です。縮んで角が丸くなり、畳んでも形が出なくなります。陰干しにするだけで持ちが変わります。

探すときの手がかり

同じものを複数買う前提なら、まとめ売りになっているものを探すのが早いです。一枚ずつ買うより単価が下がります。

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色は白か薄い色が無難です。濃い色は汚れが目立たない代わりに、洗ったあとの毛羽立ちが白く出て古びて見えます。

どこに入れておくか

パンツの後ろポケットに入れる人が多いのですが、座るたびに潰れて形が崩れます。上着の内ポケットか、パンツの前ポケットのほうが状態が保てます。

バッグに入れておくと、出すときに一度バッグを開けることになります。手を拭くたびにこれをやるのは面倒なので、身につけておくほうが実用的です。

二枚持つなら、身につけるのを一枚、バッグに予備を一枚。この形が一番困りませんでした。

注意しておきたい弱点

白いハンカチは黄ばみます。特に汗を拭いたあとは、洗っても少しずつ色が変わっていく。半年から一年で入れ替える前提で考えたほうがいいです。

薄い平織りのものは、吸う量が少ないので夏には力不足です。汗を拭くと表面が濡れて肌に張りついてしまい、かえって不快になります。

それから、枚数をそろえると洗濯物の量が増えます。小さいので他の洗濯物に紛れて、乾燥機の隙間や洗濯槽の裏に残ることもよくあります。洗濯用の袋にまとめて入れるひと手間は、結局必要になります。

ここまで書いておいてなんですが、ハンカチを見て人物を判断する人は多くありません。整った状態で持っていれば十分で、こだわりすぎる必要はないと思います。

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洗濯の仕方で寿命が倍近く変わる

ハンカチは小さいので、洗濯機の中で他の衣類に巻き込まれて傷みます。縁がほつれる原因のほとんどがこれです。

傷ませない洗い方

  • 洗濯用の袋にまとめて入れる
  • 漂白剤は白いものだけに使う
  • 乾燥機は使わず陰干しにする
  • 干す前に四隅を手で引っ張る

干す前に四隅を引っ張るのは、角を出すためです。これをやっておくと、アイロンをかけなくてもそれなりに四角く畳めます。

白いものの黄ばみは、酸素系の漂白剤を使うと戻ります。ただし色付きや柄物に使うと色が抜けるので、白と色物は分けて洗う必要があります。

干す場所も効きます。直射日光に当てると白は白くなりますが、繊維が硬くなって毛羽立ちが早い。風通しのいい日陰が一番長持ちします。

贈り物にする場合の選び方

ハンカチは贈り物として選ばれやすい一方で、「別れ」を連想させるという理由で避ける人もいます。気にする人がいる相手には、他のものにしたほうが無難です。

選ぶなら、相手が普段どこに入れているかを想像してください。スーツの人なら薄い平織り、私服中心の人ならタオル地でも問題ありません。

何枚か組になっているものは実用的ですが、同じ柄が続くと使い分けができません。色違いで組になっているものが喜ばれやすいです。

名前を入れられるものもありますが、ハンカチは人に貸すことがある持ち物です。名前入りは相手を選ぶので、親しい相手以外には無地のほうが安全だと思います。

要点をもう一度

金額より状態が効きます。同じものを複数持って毎日きれいなものを使うのが正解でした。

大きさは45センチ前後が万能。夏だけ大きめを別に一枚持つと不満が出ません。

白は黄ばむので消耗品です。半年から一年で入れ替える前提で選んでください。

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この記事を書いた人

「かっこよくなりたい」を、ファッション・香水・美容・ガジェット・インテリア・仕事・健康まで丸ごと。大事にしているのは、実際に自分で買って使った"本音レビュー"——良い点も悪い点も包み隠さずお伝えします。テーマは「人生を豊かに生き抜く」。MEN'S EDIT を運営、YouTubeでも動画で発信中です。

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