マフラーは電車で邪魔になるし、自転車に乗ると巻き直しが要りますよね。結論から言うと、ネックウォーマーはその面倒をまとめて省ける道具で、暖かさの差を決めているのは値段より素材です。化繊のフリース、中綿のダウン、メリノウールでは、同じ「首を温める布」でも暖かさの作り方がまるで違います。この記事では、その素材の違いから6点を紹介します。
この記事でわかること
- 暖かさを決める素材の違い
- 化繊・ダウン・ウールそれぞれの特徴
- 6点の弱点まで含めた比較
- 使う場面から選ぶ素材の選び方
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
素材が変えているのは、暖かさの「作り方」です
いちばん分かりやすいのがフリース系でしょう。起毛した表面が空気を抱え込み、その空気が外の冷たさを遠ざけます。今回で言えばミズノ、アディダス、コロンビアの3点がここに入り、いずれもポリエステルが主体です。
中綿にダウンを使うと、抱え込める空気の量が一段増えます。モンベルのダウンネックウォーマーは生地がナイロン100%、中綿がダウン90%・フェザー10%で、650フィルパワーという表記まで公開されていました。厚みで勝負する構成になります。
ウールは、少し性格が違いました。スマートウールのメリノネックゲイターは、素材がウール87%・ナイロン13%と記載されています。化繊のような分かりやすい厚みはないのに、肌へ触れたときの当たりが柔らかく、長く着けていられるのがこの素材の持ち味でしょう。
4つめが、ノースフェイスのような機能素材の組み合わせです。マイクロストレッチネックゲイターはThermoliteと光電子という素材名を掲げ、混率はポリエステル79%・ポリプロピレン18%・ポリウレタン3%と記載されていました。ポリウレタンが入るぶん伸びるので、薄いのに鼻の上まで引き上げられます。
| 商品名 | 公式表記の素材・混率 | 価格の目安 |
|---|---|---|
| ミズノ ブレスサーモ フリース | 表地ポリエステル100%/裏地ポリエステル94%・ブレスサーモ6% | 1,452円前後 |
| アディダス ゴルフ DKL24 | ポリエステル100%(裏地は起毛フリース) | 1,650円前後 |
| ノースフェイス NN72216 | ポリエステル79%・ポリプロピレン18%・ポリウレタン3% | 2,700円前後 |
| コロンビア PU2430 | ファーフリース(ポリエステル100%) | 3,300円前後 |
| モンベル ダウンネックウォーマー | 生地ナイロン100%/中綿ダウン90%・フェザー10% | 3,779円前後 |
| スマートウール メリノネックゲイター | ウール87%・ナイロン13% | 4,048円前後 |

混率の数字は、手入れのしやすさも教えてくれます
混率を見る目的は、暖かさの比較だけではありません。むしろ効いてくるのは、家でどう手入れするかのほうでした。
ポリエステル100%のコロンビアは、商品ページに「洗濯機洗い可能」と明記されています。毎日使って毎週洗いたい人には、この一行が何より大きいはずです。首元は皮脂も汗もつく場所ですから、洗える構成かどうかは着け心地に直結します。
一方でモンベルのダウンは、水濡れに弱い素材になります。商品ページに洗濯表記が見当たらなかったので、手入れの方法は購入前に販売店へ確かめておくと安心でしょう。アディダスについても同じで、洗濯表記の記載は確認できませんでした。
ウール87%のスマートウールは、重量30g、生地重量150g/㎡、長さ45cmという細かい数字まで出しています。薄くて軽いのに、着けている時間が長くなるほど差が出るのがウールの面白いところです。コアスパンテクノロジーという製法名も併記されていました。
6点を1つずつ、暖め方と弱点まで見ていきます
発熱素材で暖かさを足す ― ミズノ ブレスサーモ フリースネックウォーマー
まずはミズノのブレスサーモ フリースネックウォーマーです。表地はポリエステル100%、裏地はポリエステル94%に合成繊維のブレスサーモを6%混ぜた構成で、ブレスサーモはミズノが発熱素材として展開してきたものになります。サイズはユニセックスフリー、幅31cm×丈23cmでした。
6%と聞くと少なく感じるかもしれません。ただ、肌に触れる裏地の側へ入れているのがこの製品の設計です。1,452円という価格でメーカーの看板素材に触れられるのは、入口として素直に良いと思いました。
弱点は、表地も裏地も化学繊維だけという点でしょう。ウール系のような柔らかい肌当たりは期待できません。ユニセックス表記なので、男性専用のデザインを求める人には物足りない可能性もあります。なお1,452円は楽天スーパーSALEの割引が入った表示価格なので、セール後は変わります。
まず1枚試してみたい方は、この価格から入ってみてください。
ミズノ ブレスサーモ フリースネックウォーマー
参考価格 1,452円前後
発熱素材ブレスサーモを使った、まず1枚試したい人向けの入口モデルです。フリーサイズで男女問わず使えます。
裏地の起毛に振る ― アディダス ゴルフ ネックウォーマー DKL24
同じ化繊でも、裏地の起毛フリースへ寄せたのがアディダスのDKL24です。素材はポリエステル100%、裏地が起毛フリースという構成で、サイズはW26.5×H37cmと記載されています。6点の中では、ミズノの次に手を出しやすい1,650円前後という価格でした。
起毛の裏地は、着けた瞬間の暖かさが分かりやすい素材になります。冷えた朝に首へ通したとき、ひやっとしないのはこの起毛のおかげでしょう。ゴルフウェアのラインですが、丈が37cmあるので日常の装いでも使えます。
気になるのは2点あります。3バーロゴがそれなりに主張するので、カジュアルの合わせ方によっては浮くこと。それと洗濯表記が商品ページに見当たらなかったことです。
ロゴを含めてスポーティに使いたい方は、こちらを見てみてください。
アディダス ゴルフ ネックウォーマー フリース裏地
参考価格 1,650円前後
起毛フリース裏地で裏地の暖かさを重視した、ロゴ入りで着用シーンを選ばない実用モデルです。
薄いのに伸びる ― THE NORTH FACE マイクロストレッチネックゲイター
厚みではなく、伸びと薄さで勝負しているのがノースフェイスのNN72216です。素材はThermoliteと光電子、混率はポリエステル79%・ポリプロピレン18%・ポリウレタン3%、原産国は日本と記載されています。価格は2,700円前後でした。
ポリウレタンが3%入っているのが、この製品の効いているところでしょう。薄手なのに伸びるので、鼻の上まで引き上げても苦しくなりません。かさばらないため、コートのポケットへ押し込んでおけます。
弱点は形のほうです。筒状のプルオーバー式で、ボタンなどの開閉機構がありません。髪型を整えたあとに頭からかぶるのは、人によってはためらう場面が出ます。
かさばらない1枚を通勤の鞄へ入れておきたい方には、これが向いています。
THE NORTH FACE マイクロストレッチネックゲイター
参考価格 2,700円前後
保温素材Thermoliteを使った、ストレッチ性重視のネックゲイターです。体の芯まで温める光電子繊維を採用しています。
両面起毛でボリュームを出す ― コロンビア ポップルポイント ネックゲイター
厚みを求めるならコロンビアのPU2430でしょう。両面が起毛したファーフリース素材で、混率はポリエステル100%、原産国は中国と記載されていました。3,300円前後という価格で、しっかりした防寒力を持つ1枚です。
この製品のいちばんの美点は、洗濯機で洗えると明記されているところでしょう。首元は思っている以上に皮脂がつく場所なので、気軽に洗える構成はそれだけで価値があります。ボリュームのある見た目も、冬の装いでは効きました。
裏返せば、かさばるのが弱点です。厚手のファーフリースは鞄の中で場所を取りますし、屋内で外したあとの置き場所にも困ります。持ち歩く前提ならノースフェイス、着けっぱなし前提ならこちら、という住み分けになります。
洗いながら毎日使いたい方は、この1枚を候補に入れてください。
コロンビア ポップルポイント ネックゲイター
参考価格 3,300円前後
両面が起毛したファーフリース素材で、防寒力を重視した厚手モデルです。洗濯機で洗えるので普段使いしやすいのが特徴です。
中綿で厚みを作る ― モンベル ダウンネックウォーマー
6点で唯一、中綿にダウンを使っているのがモンベルのダウンネックウォーマーです。生地はナイロン100%、中綿はダウン90%・フェザー10%で、650フィルパワーという表記があります。男女兼用で、ブランドロゴの刺繍が入っていました。
形の面でも、この1点だけが違います。他の5点が筒状なのに対して、こちらはボタン留め式です。頭からかぶらずに着脱できるので、髪型を崩したくない人や、屋内外の出入りが多い日には効いてきます。
弱点はダウン特有の弱さでしょう。水濡れに弱く、商品ページに洗濯表記が見当たりませんでした。それと今回確認したのはモンベル公式の楽天直営店ではなく、並行して取り扱う小売店のページです。購入前に販売元も確かめておいてください。
着脱のしやすさと厚みの両方が欲しい方は、こちらを見てみてください。
モンベル ダウンネックウォーマー
参考価格 3,779円前後
中綿にダウンを使い、ボタン留め式で着脱がしやすい防寒力重視のモデルです。6点の中で唯一、筒状ではなくボタン開閉式です。
ウール87%の肌当たり ― スマートウール メリノネックゲイター
スマートウールのメリノネックゲイターは、素材がウール87%・ナイロン13%、重量は30g、生地重量150g/㎡、長さ45cmと記載されています。コアスパンテクノロジーという製法名も併記されていました。
数字を見ると、30gという軽さに驚きます。ウール87%という混率でありながら、この軽さと薄さに収めているのがこの製品の作りでしょう。肌へ直接触れても当たりが柔らかく、6点の中ではいちばん長く着けていられる性格です。
弱点は価格になります。4,048円という額は、化繊のものと比べれば手を出しにくいところです。
肌当たりと軽さに予算を割ける方は、こちらの1枚を見てみてください。
スマートウール メリノネックゲイター
参考価格 4,048円前後
メリノウールを87%使い、6点の中でもっとも肌当たりが柔らかい上質なモデルです。ユニセックスで使えます。

暖かさ以外で、後悔しやすいところ
ネックウォーマーで失敗しやすいのは、実は暖かさではありません。ほとんどが「使う場面と形が合っていない」ことで起きていました。
いちばん多いのが、筒状かボタン式かという違いです。今回の6点で開閉できるのはモンベルの1点だけで、残る5点は頭からかぶる形になります。髪をセットしたあとに着けるなら、この差は毎朝効いてくるはずです。
次に多いのが、かさばりでしょう。屋内へ入って外したあと、どこへ置くかを先に想像してみてください。コロンビアのファーフリースは暖かい代わりに鞄で場所を取り、ノースフェイスの薄手はポケットへ収まります。通勤で使うのか、屋外で着けっぱなしなのかで答えが変わります。
手入れの方法も、買う前に決めておくと安心です。洗濯機洗い可能と明記されているのはコロンビアで、アディダスとモンベルは商品ページに洗濯表記が見当たりませんでした。首へ直接触れるものですから、洗える構成かどうかは着け心地に響いてきます。
最後にひとつだけ書いておきます。これらは雑貨のアパレル製品であって、冷えや肩まわりの不調に働きかける製品ではありません。体の不調が続くのであれば、衣類ではなく医療機関で相談してください。
買う前に決めておくこと
- 頭からかぶってよいか、ボタンで開けたいか(開閉式は6点中1点だけです)
- 屋内で外したあと、どこへしまうかを先に想像する
- 洗濯機で洗いたいなら、洗濯表記のあるものを選ぶ
- 肌へ直接当てるなら、ウール系か柔らかい裏地のものを選ぶ
使う場面から素材を逆算すると、6点は3つに割れます
通勤で着けたり外したりするなら、薄くてかさばらないノースフェイスか、開閉できるモンベルが向きます。屋外で長く着けるなら、厚みのあるコロンビアか、肌当たりの良いスマートウールでしょう。とりあえず1枚という段階なら、ミズノかアディダスで足りるはずです。
素材を先に決めてしまえば、価格は自然に絞られます。逆に価格から入ると、ポリエステル100%とウール87%とダウン90%が同じ棚に並んで見えてしまい、決め手を失います。
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ネックウォーマーは、コートやニットほど人の目に留まる装備ではありません。それでも毎朝手に取るものですから、素材と形が自分の動き方に合っているかどうかで、外へ出るときの気分は変わります。まずは通勤で使うのか、屋外で使うのかを決めてから選んでみてください。
※本記事はプロモーションを含みます

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