おしゃれに見えるかどうかは、実は色の数と配分でほぼ決まります。形が同じでも、色が散らかっていると雑に見える。逆に色さえ整えば、手持ちの服のままで印象が変わります。覚えることは多くありません。
色は3色までに抑える
全身で使う色を3色以内にすると、まとまって見えます。
4色以上になると、視線が散って落ち着きません。特に彩度の高い色が複数入ると、雑然として見える。
色として数えるもの
- トップス
- ボトムス
- 靴
- 鞄
- 上着
- 小物(時計・ベルト)
靴と鞄と ベルトを同じ色にすれば、それだけで1色ぶん減らせます。
白・黒・グレー・紺・ベージュは、他の色と喧嘩しにくいので数に入れても破綻しにくい。
配分は7対2対1
3色を均等に使うと、まとまりません。比率をつけます。
| 役割 | 比率 | 使う場所 |
|---|---|---|
| 主となる色 | 70パーセント | トップスかボトムスの大きい面 |
| 補助の色 | 25パーセント | もう一方の大きい面 |
| 差し色 | 5パーセント | 小物・靴下・時計 |
差し色は面積が小さいほど効きます。全身の5パーセント程度で十分。
明るい色や強い色は、差し色として使う。主役にすると難易度が上がります。
紺のパンツに白いシャツ、茶色い靴。この配分が最も外しにくい形です。
まず基本の5色でそろえる
手持ちをこの5色に寄せると、組み合わせが破綻しません。
| 色 | 役割 | 合わせやすさ |
|---|---|---|
| 紺 | 主役にも脇役にも | 最も広い |
| 白 | 明るさを足す | 何にでも合う |
| グレー | 中間・落ち着き | 広い |
| 黒 | 締める | 強いので面積に注意 |
| ベージュ・茶 | 柔らかさ | 紺と相性が良い |
この5色だけで、組み合わせは25通り以上できます。色数を増やすより、この中で回すほうが着回せる。
黒は締まりますが、全身に使うと重くなります。夏場は特に暑苦しく見える。
迷ったら紺です。日本人の肌の色に合いやすい。
明るさの差をつける
同じ色でも、明るさが近いとぼやけます。
紺のシャツに黒いパンツだと、境目が曖昧になる。遠目には一色に見えます。
| 組み合わせ | 印象 |
|---|---|
| 上が明るい・下が暗い | 一般的・安定 |
| 上が暗い・下が明るい | 重心が下がる |
| 明るさが同じ | のっぺりする |
| 差が極端 | 分断されて見える |
上を明るく、下を暗く。これが最も無難で、脚も長く見えます。
同系色でまとめるなら、明るさの差をはっきりつけると成立します。
避けたほうがいい組み合わせ
難易度が高い組み合わせ
- 原色同士(赤と青、緑と黄)
- 彩度の高い色を2色以上
- 全身を同じ明るさで統一
- 上下ともに柄物
- 光沢のある素材を複数
原色同士は、スポーツの場面以外では浮きます。日常では彩度を落としたほうが使いやすい。
「派手な色を使わない」ではなく「派手な色は1つまで、面積は小さく」と考えると選択肢が狭まりません。
光沢のあるものが複数あると、全体が安っぽく見えることがあります。
季節で使う色を変える
| 季節 | 合いやすい色 | 理由 |
|---|---|---|
| 春 | ベージュ・白・薄い青 | 明るさが軽さを出す |
| 夏 | 白・水色・淡いグレー | 涼しく見える |
| 秋 | 茶・カーキ・えんじ | 落ち着いた色調 |
| 冬 | 紺・黒・チャコール | 重さが季節に合う |
夏に黒を全身に使うと、見た目に暑苦しくなります。実際に熱も吸収する。
冬に明るい色ばかりだと、逆に浮くことがあります。周りの服装と揃わないからです。
季節ごとに主役の色を1つ決めておくと、組み立てが早くなります。
肌と髪の色との関係
同じ色でも、着る人によって似合い方が変わります。
目安
- 肌が明るい:淡い色が映える
- 肌が濃いめ:はっきりした色が合う
- 髪が黒い:黒との相性が良い
- 髪が明るい:茶やベージュと馴染む
顔の近くに来る色が最も影響します。トップスとマフラーは、ここを意識する価値がある。
鏡の前で顔の下に布を当てて、顔色が明るく見えるかを見ると分かります。
似合わない色は、ボトムスや靴に回す。顔から遠ければ影響が小さくなります。
色を減らす具体的な手順
手持ちが散らかっているなら、減らすところから始めます。
整理の手順
- 全部の服を色ごとに並べる
- 5色に入らない色を数える
- その色の服を、何と合わせているか確認する
- 組み合わせられないものを外す
- 空いた枠を基本色で埋める
1着しか合わせられない服は、出番が限られます。それが色の問題なら、手放す候補になる。
基本色を増やすと、組み合わせの数が掛け算で増えます。5着で10通りだったものが、20通りになる。
枚数を増やすより、色を整えるほうが着回せます。
色だけでは決まらないこと
配色が正しくても、素材が合っていないと違和感が出ます。
つやのあるシャツと、起毛したパンツ。色が合っていても、質感がちぐはぐになる。
季節感も同様です。夏素材と冬素材を混ぜると、色に関係なくずれて見えます。
それからサイズです。色が整っていても、サイズが合っていなければ台無しになる。
色は最も手を付けやすい要素ですが、サイズと素材が土台にあることは変わりません。
順番としては、サイズ→素材→色。ただし色は今日から変えられるので、手持ちのままで効果を出したいなら、ここから始めるのが速い。
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読み終えたあとに
全身で3色まで。4色以上になると散らかって見えます。
配分は7対2対1。差し色は全身の5パーセントで十分です。
紺・白・グレー・黒・ベージュの5色に寄せると破綻しません。
上を明るく、下を暗く。明るさの差をつけると脚も長く見えます。
※本記事はプロモーションを含みます









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