静かに打てるHHKB HYBRID Type-Sの使用レビュー

木のデスクとノートパソコンのワークスペース

箱から取り出したとき、片手でつかめる小ささに少し拍子抜けしました。いま僕の机にあるPFUのHHKB Professional HYBRID Type-Sです。キーは深く沈むのに音が控えめで、無線でも有線でもつながります。長い文章をよく打つ人にすすめたい1台です。

この記事でわかることは、使い手の目で見た次のことです。

  • Type-Sのキーのよさ
  • 無線と有線の使い分け
  • 合わなかった場面と弱点
  • HHKB Studioとの違い

静かなキーボードを1台選ぶなら、僕はこれを手に取ります。

PFU HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨

PFU HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨

参考価格 36,850円前後

コンパクトなキーボードで打鍵音を抑えたい人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

プロフィールを見る ▶ YOUTUBE

目次

HHKB HYBRID Type-Sの基本情報

僕が使っているのは日本語配列の墨です。型名はPD-KB820BSで、色や配列が変わると型名も変わります。

項目内容
ブランドPFU(HHKB)
型名PD-KB820BS(日本語配列/墨・JIS配列69キー)
キーの方式静電容量無接点方式(キーストローク3.8mm・押下圧45g)
接続Bluetooth 4.2(LE)・USB Type-C(ケーブルは付属しません)
サイズ・質量294(W)×120(D)×40(H)mm・550g(電池含まず)
価格(税込)36,850円(PFUダイレクト)
数字は各商品ページの表記にもとづきます

電源は単3形乾電池2本か、USBコネクターからの給電です。アルカリ乾電池なら約3カ月が動作時間の目安とされています。ただしこれはメーカーのテスト値で、保証された数字ではありません。

値段や在庫は、下のリンクからのぞいてみてください。

PFU HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨

PFU HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨

参考価格 36,850円前後

コンパクトなキーボードで打鍵音を抑えたい人向け。

Type-Sのいいところ

この機種で推したいのは、キーの打ち心地、つなぎ方の自由さ、配列を自分用に変えられる点の3つです。

底を打たないType-Sのキー

HHKB Professional HYBRID Type-Sのキーは静電容量無接点方式です。接点を持たず、底を打たずに入力を切り替えます。

キーストロークは3.8mm、押下圧は45g。深いストロークに、しなやかで心地よいタッチを組み合わせたキーです。

名前にある「Type-S」は、高速タイピング性(Speed)と静粛性(Silent)を高めたキーの作りを指しています。速く打てて、音も抑えたい。その両方をねらったのがこのモデルです。

Bluetoothと有線のどちらでもつながる

接続はBluetooth 4.2(LE)とUSB Type-Cの2通りです。無線と有線を気分や場所で切り替えられるので、つなぐ機器を選びません。

Bluetoothは4台まで登録しておけます。登録が済めば、簡単なキー操作で目的の機器に切り替えられます。無線の操作距離は最大10mです。

USBの差し込み口はType-Cなので、上下を気にせず挿せます。対応するOSはWindows、macOS、Android、iOS、iPadOS、visionOSです。

キー配列を自分好みに変えられる

もともとHHKBは、プログラマーが理想とするキー配列を目指して生まれたキーボードです。並びはショートカット操作に向いた形になっています。

制御キーの割り当ては、DIPスイッチで切り替えられます。さらにHYBRID Type-Sには、文字キーまで含めて配列を組み替えられるキーマップ変更機能があるんです。

変更に使うのは無償の専用ソフト。Windows・macOSに対応していて、ソフトを使うときはUSBでつなぎます。

設定の保存先はキーボード本体です。だから別のパソコンにつなぎ替えても、同じ配列のまま打てます。持ち歩く人にとって、この点はかなり助かるはずです。

本体はA4の半分より少し大きいくらいの大きさで、ホームポジションから手を大きく動かさずに打てる配列になっています。傾きはチルトで3段階に変えられます。

しばらく使ってみて

届いた日、USBでつなごうとして手が止まりました。箱にType-Cのケーブルが入っていなかったからです。その日は手持ちのケーブルを探して、ようやくキーマップ変更ソフトを試せました。

はじめのうちは、キーの並びにも手がなじみませんでした。いつもの位置に制御キーがなくて、打ち間違いが続いたんです。DIPスイッチで割り当てを変えてからは、ずいぶん楽になりました。

夜の作業で気づいた静かさ

特に気に入っているのは、夜に打っても音が気になりにくいところです。前に使っていたキーボードは、底に当たるカチャカチャした音が耳に残っていました。こちらは押し込んだときの音がこもって小さく、長い原稿を打っていても耳ざわりになりません。

ストロークが深いので、慣れるまでは少し重たく感じるかもしれません。僕も最初はそうでした。それでもしばらくすると指が覚え、いまはこの深さがないと物足りないくらいです。

パソコンとタブレットを行き来する

自宅ではパソコンとタブレットの両方をBluetoothで登録しています。キー操作だけで行き来できるので、つなぎ直しの手間がありません。

机では、チルトで傾きを変えて自分が打ちやすい角度にしています。外で作業するときは、そのままカバンに入れて持ち出しています。出先で電池が心細くなったら、USBでつないで給電しながら打てるので慌てずに済みました。どこで打っても同じ配列と同じ打ち心地なのが、この機種を手放せない理由です。

HYBRID Type-Sが合う人・合わない人

  • 長い文章をよく打つ人
  • 夜に打っても音を抑えたい人
  • パソコンとタブレットを行き来する人
  • ケーブルを別に用意したくない人には不向き

気になった弱点

いいところが多い機種ですが、つまずきやすい点もあります。どれも、先に知っておけば困らないことです。

1つ目は、USBケーブル(Type-C)が付属しないことです。有線で使うなら、市販のケーブルを別に用意してください。僕が届いた日に手が止まったのも、これが理由でした。

2つ目は、キーマップ変更ソフトをUSB接続で使う点。配列を変えるたびに、ケーブルでつなぐ必要があります。

3つ目はMacを使う人向けの注意です。macOSでFileVault機能を有効にしている場合、ログイン時の入力はUSB接続で行うよう案内されています。ログインのときだけはUSBでつなぐ、と覚えておけば慌てずに済みます。

HHKB StudioやHYBRIDとの違い

同じHHKBの中で迷いやすいのが、HHKB Studioと、Type-Sが付かない無印のHYBRIDです。どれがいいかではなく、何をしたいかで分かれます。

HHKB Studio(日本語配列/墨・PD-ID120B)は、キーがメカニカルスイッチです。押下圧45gのリニアタイプの静音スイッチで、キーストロークは3.6mm。ポインティングスティックとジェスチャーパッドを積んでいて、ホットスワップにも対応しています。サイズは308(W)×132(D)×41(H)mm、質量は830g(日本語配列・電池含まず)で、電池は単3形4本。PFUダイレクトでは44,000円で販売されています。ポインティングスティックやジェスチャーパッドも使いたい人は、Studioが候補に入ります。

無印のHYBRID(日本語配列/墨・PD-KB820B)は、同じ静電容量無接点方式で、サイズも294(W)×120(D)×40(H)mmと同じです。接続もBluetooth 4.2(LE)とUSB Type-Cで共通。Type-Sと比べて分かりやすい違いはキーで、無印はキーストロークが4.0mmです。速さと静かさをねらったType-Sのキーが欲しいなら、この記事で紹介しているType-Sを選んでください。

HHKB以外のメーカーまで広げて探すなら、ワイヤレスキーボードのおすすめで候補を見比べられます。

僕自身は、打つ音を抑えたいという理由でType-Sに決めました。

30周年モデルと色違いの型名

日本語配列の墨には、よく似た名前の別商品があります。HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨(30周年記念モデル)です。こちらは型名がPD-KB820BSC1で、押下圧は30g。Controlキーに30周年のロゴが入っています。この記事で紹介しているのは、通常品のPD-KB820BSです。

同じ日本語配列には、墨のほかに白(PD-KB820WS)、雪(PD-KB820YSC)、雪の無刻印(PD-KB820YNS)があります。英語配列のモデルもあり、そちらは60キーです。よく似た名前のモデルが多いので、型名のPD-KB820BSか、JANコードの4939761310706で確かめると間違えません。

HHKB HYBRID Type-Sのまとめ

HHKB Professional HYBRID Type-Sは、静電容量無接点方式のしなやかなキーと、Type-Sの静かさを両方持ったキーボードです。BluetoothとUSB Type-Cのどちらでもつながり、配列の設定は本体に残ります。

ケーブルが付かない点と、設定の変更にUSB接続が要る点だけ受け入れられれば、毎日長く打つ人の相棒になってくれます。迷ったら、もう一度上の基本情報の表で型名と配列を見比べてから選んでみてください。

PFU HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨

PFU HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨

参考価格 36,850円前後

コンパクトなキーボードで打鍵音を抑えたい人向け。

※本記事はプロモーションを含みます

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

コメント

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。

目次