甘く濃い赤い花の香りです。出だしは赤い花がひと息に開き、中盤でジャスミン サンバックの輝きが混ざり、最後はバニラのクリーミーな余韻へ落ち着きます。甘い花を秋冬の夜に着たい人へ向く1本。
名前は南国の花ですが、ハイビスカスから香料はほとんど採れません。中身はジャスミン サンバックとバニラで組み立てた、甘く濃い花です。コロン インテンスの50mLで23,650円、出番は秋冬の夜に寄ります。
この記事でわかること
- 名前はハイビスカスでも、中身はジャスミン サンバックとバニラだということ
- つけてからの変化(赤い花 → 白い花の輝き → バニラ)
- コロンとコロン インテンスの濃度と持続の違い
- 50mLと100mLのどちらを買うか
結論:南国の名前で、中身は甘く濃い夜の花
総合評価:4.0 / 5.0 ★★★★☆
一言でいえば、赤い花の濃さをバニラで包んだ香りです。ハイビスカスの名前から酸味や南国の爽やかさを想像すると、方向が違う。実在の花を再現したものではなく、赤く濃い花という印象を他の素材で組み立てているからです。
甘さがはっきり出るので、爽やかな香りを探している人や職場で使いたい人には向きません。裏を返せば、甘く濃い花を秋冬の夜に絞って着る人には、迷う要素の少ない1本。コロン インテンスは持続が5〜8時間あり、首すじに1プッシュで足ります。
ジョー マローン レッド ハイビスカスの基本情報
| ブランド | ジョー マローン ロンドン(1994年・ロンドン発) |
| 商品名 | レッド ハイビスカス コロン インテンス |
| 容量 / 価格 | 50mL:23,650円 / 100mL:33,000円 |
| 香調 | 最初:レッド ハイビスカス / 中盤:ジャスミン サンバック / 最後:バニラ |
| 系統 | 白い花+バニラ(濃厚で甘い) |
| 持続 | 5〜8時間(コロン インテンス) |
| 出番 | 秋冬の夜、特別な日 |
ハイビスカスという花
南国の花として知られ、日本でも沖縄などで見られます。
知っておくこと
- 花からは香料がほとんど採れない
- ハイビスカスティーは酸味が主体
- 香水では他の素材で印象を作る
- 赤い色のイメージが強い
- 南国や夏を連想させる
この香りの「ハイビスカス」も、実在する花の香りの再現ではありません。
赤く濃い花という印象を、他の素材で組み立てたものです。
ジョー マローン ロンドンは1994年にロンドンで始まったブランドです。創業者のジョー マローン自身が調香し、シンプルな組み合わせと重ね付けを提案してきました。
香りの構成
| 段階 | 原料 | 役割 |
|---|---|---|
| 最初 | レッド ハイビスカス | 濃厚で豊かな花 |
| 中盤 | ジャスミン サンバック | 洗練された輝き |
| 最後 | バニラ | クリーミーで官能的 |

ジャスミン サンバックはインド産のジャスミンで、濃厚で甘い方向の花です。
表の3段が、そのまま肌の上での時間の流れになります。
つけてからの変化
トップ:赤い花が濃く開く
肌に乗せた直後は、濃厚な赤い花がひと息に広がります。実在のハイビスカスの再現ではなく、赤く濃い花という印象そのものです。
甘さはこの時点ではっきり出ます。爽やかさを探す香りではありません。
ミドル:ジャスミン サンバックの輝きが混ざる
赤い花の勢いが落ち着くと、ジャスミン サンバックの輝きが混ざってきます。濃厚さは保ったまま、白い花の洗練が前に出る時間帯です。
ラスト:バニラのクリーミーな余韻
その先はバニラのクリーミーな余韻です。全体の角が取れて、丸くまとまっていきます。
公式は「温もりのある香り」と表現しています。バニラまで進んだ頃の印象が、いちばんこの言葉に近い。
最初から最後まで甘く濃い方向です。
劇的に変わる場面がないので、つけた瞬間の印象で判断できます。
そういう意味では、店頭で選びやすい香水でもあります。
当てはまるほうだったなら、こちらです。
向いている人
| こういう人 | 相性 |
|---|---|
| 甘く濃い香りが好き | ◎ |
| 白い花が好き | ◎ |
| 夜に使いたい | ◎ |
| 爽やかな香りが好み | × |
| 職場で使いたい | × |
甘さがはっきりあるので、甘い香りが苦手なら候補外です。
濃度が高いぶん、量の調整が必要になります。
どんな場面でどう着るか
| 場面 | おすすめ度 | つけ方 |
|---|---|---|
| 夜の外出 | ◎ | 1プッシュ |
| 特別な日 | ◎ | 首すじに |
| 秋冬 | ◎ | そのままで |
| 職場 | × | 避ける |
| 食事の席 | △ | 控えめに |
いちばん出番が多いのは秋冬の夜です。この季節なら量をしぼらず、そのままつけられます。
夜の外出や特別な日は、首すじに1プッシュ。濃度が高いので、それで足ります。
逆に職場では使いにくい。食事の席に持ち込むなら、量を普段より減らしてください。
合わせやすい服
- 濃い色
- きれいめの服
- シルク
- 夜向けの服装
コロンとコロン インテンスの違い
ジョー マローンには濃度の違う3つのラインがあります。
| ライン | 濃度の目安 | 持続 |
|---|---|---|
| コロン | 低め | 2〜4時間 |
| コロン インテンス | 高め | 5〜8時間 |
| エリクシール | 最も高い | 8時間以上 |
コロン インテンスは、通常のコロンの倍近い持続があります。
そのぶん1回に使う量を減らせるので、1本あたりの費用で見ると割高とは限りません。
ただし量を間違えると、通常のコロンの感覚では強すぎることになります。
難点
| 短所 | 程度 |
|---|---|
| 甘さが強い | 大 |
| ハイビスカスを期待すると違う | 中 |
| 職場では使いにくい | 中 |
| 価格が高い | 大 |
| 食事の席で競合する | 中 |
バニラとジャスミンの甘さがはっきり出ます。
食事の場面では料理と競合するので、量を減らすか避けたほうがいい。
ハイビスカスティーのような酸味を期待して買うと、方向が違います。
どれも消えない短所です。ただ、裏返せば向く相手ははっきりしている。甘く濃い花を夜だけに絞って着るなら、この濃さと持続はそのまま長所に変わります。
重ね付けをどう考えるか
このブランドは、香りを重ねて使うことを提案しています。
コロン インテンスは濃度が高いので、重ねるなら通常のコロンと組ませるのが現実的です。
インテンス同士を重ねると、どちらの個性も潰れて重いだけになります。
甘く濃い香りなので、重ねる余地は少ない。
柑橘を少量足して冒頭を引き締める、という使い方はできます。
甘い香りどうしを重ねると、重くなるだけなので避けてください。
白い花の香水の選び分け:バニラ・緑・木
| 方向 | 印象 |
|---|---|
| 白い花+バニラ | この1本。濃厚で甘い |
| 白い花+緑 | 青さで引き締まる |
| 白い花+木 | 落ち着く |
| 白い花単体 | 主張が強い |
同じ白い花でも、合わせるもので印象が変わります。
甘さを抑えたいなら、緑や木と組んだ構成のほうが合います。
同じコロン インテンスなら、チューベローズ アンジェリカが緑の方向です。
サイズが決まったら、あとは買うだけです。
サイズが決まったら、あとは買うだけです。
どの大きさを買うか
50mLで23,650円、100mLで33,000円。
1プッシュを約0.1mLとすると、50mLで500回分です。
濃度が高いので1プッシュで足りる場面が多く、通常のコロンより減りは遅くなります。
毎日使っても50mLで1年以上。開封後の香りの寿命を考えると、まず50mLで足ります。
100mLは1mLあたりでは割安ですが、使い切る前に香りが変わる可能性があります。
取り扱いのある店
日本では公式オンラインと、伊勢丹などの百貨店で買えます。
| 容量 | 価格 |
|---|---|
| 50mL | 23,650円 |
| 100mL | 33,000円 |
| 買う場所 | 価格 | 注意 |
|---|---|---|
| 公式・百貨店 | 定価 | 試してから買える |
| 正規取扱の通販 | 定価 | 扱う香りが限られる |
| 並行輸入 | 上下する | 保管状態が読めない |
通販に出ているものには並行輸入品が混ざります。香水は熱と光で劣化するので、輸送と保管の条件が見えない点は許容が要ります。
定価より極端に安いものは、中身と状態を確認できないと考えたほうがいい。
甘い香りは自分では慣れやすい。
つけすぎに注意して、1プッシュで様子を見てください。
実際の価格と在庫は、扱っている店によって変わります。同じものでも取扱の有無が分かれるので、まとめて確認しておくと早い。
あわせて読みたい
- 緑と組んだ白い花を見るならチューベローズ アンジェリカもどうぞ。
- もう1本の赤い花を見るならスカーレット ポピーもどうぞ。
まとめ:甘く濃い花を、秋冬の夜に着る1本
ハイビスカスからも香料はほとんど採れません。印象を他の素材で作っています。
ジャスミン サンバックとバニラで、最初から最後まで甘く濃い方向です。
変化が少ないので、つけた瞬間の印象で判断できます。
食事の席では料理と競合します。量を減らすか避けてください。
買うなら50mLで足ります。23,650円と安くはありませんが、1プッシュを約0.1mLとすれば500回分。濃度が高いぶん減りも遅く、開封後に香りが変わる前に使い切れる大きさです。
重ねるなら通常のコロンと組ませ、柑橘を少量足して冒頭を引き締める程度にとどめてください。甘い香りどうしを重ねても、重くなるだけ。職場や食事の席は避けるか量を減らし、出番を秋冬の夜に寄せるほど、この1本は使いやすくなります。
※本記事はプロモーションを含みます

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