インナーダウンのメンズ3着、アウターに響かず着られる襟と袖

メンズのコート

インナーダウンを買ったのに、コートの下で肩が窮屈で、襟元がもこもこして結局着なくなった——そんな経験はありませんか。結論から言うと、原因は「中に着るための条件」を満たさない一着を、中に着ようとしているだけです。襟が立たず、前立てが薄く、軽いこと。この条件を満たす3着を、それぞれ違う角度から紹介します。

この記事でわかること

  • アウターに響かない条件が分かります
  • 3着それぞれの向く場面が分かります
  • サイズ選びの逆算方法が分かります

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

襟が無く、前立てが薄く、軽ければアウターには響かない

まずここを肯定で答えておきましょう。インナーダウンは、選び方さえ合っていればコートの中で本当に消えます。僕は真冬の通勤で、コートの下に薄いダウンを1枚入れるだけで、それまで着ていた厚手のニットを手放しました。首も腕も動きます。電車で暑くなったら脱げます。生まれたのは、朝に服を悩む時間の削減でした。

条件を1つずつ見ます。襟は、立っているだけでアウターの襟を内側から押し上げます。シャツの襟が浮き、コートの襟が寝てくれません。だから中に着る前提なら、クルーネックかラウンドネック、あるいはノーカラーを選びます。

前立ては、ファスナーだと生地が二重に重なって胸のあたりに芯ができます。ボタンやスナップなら、その厚みが出ません。細かい話に聞こえますが、ジャケットの前を閉めたときの座り方が変わります。

そして最後が重さです。ダウンは軽いものほど中で泳がず、腕を上げたときにアウターと一緒に持ち上がりません。ここが、着心地の最後の1割を決めます。

商品条件の解き方向いている人
TAION TAION-104クルーネック+ボタン前立て+パイピングの袖口1万円以下でまず1枚試したい人
モンベル スペリオダウン ラウンドネックジャケット丸首で襟が無い+スナップボタン+平均重量165g軽さと畳んだときの小ささを最優先する人
NANGA ノーカラー ソフトダウンカーディガンノーカラー+襟と袖口の内側にスムースジャージ+ワッシャー加工の表地中に着てそのまま外にも羽織りたい人
数字は各商品ページの表記にもとづきます
コートを着た男性(1)

襟のかたちで、着心地の大半は決まる

インナーダウンの商品ページを開いたら、最初に見るのは襟です。スタンドカラーの写真が出てきたら、その時点で「中に着る用途」からは外して構いません。単体で着る日が多い人には便利な形ですが、コートの中では確実に干渉します。

クルーネックが一番素直に効く

TAION ベーシック クルーネックボタン インナーダウンジャケット TAION-104は、この条件をそのまま形にした一着です。クルーネックなので襟が存在せず、シャツの襟もコートの襟も押し上げません。前立てはファスナーではなくボタン留めで、アウターを着たときに前身頃が二重にごわつきません。袖口はストレッチのパイピングテープ処理で、公式も「風が入りにくいように」と説明している部分です。コートの袖に腕を通しても引っかかりません。中に着るための条件を、1万円を切る価格で全部満たしている珍しい枠です。

割り切っている部分もはっきりしています。表地は薄いナイロンで、鞄の金具やベルクロに触れると裂けやすいのが弱点です。作りがタイトなので、中に厚手のニットを着る前提ならワンサイズ上げが必要で、これは公式も案内しています。袖口はゴム入りのリブほど締まらないので、手首まわりの密閉感は弱めです。シャツやコートの袖と重ねる分には引っかからず快適ですが、袖口をぴったり閉じたい人には物足りないはずです。そして単体で真冬の外に出るには、素直に薄すぎます。あくまで「中に着る道具」として買う一着になります。

TAION ベーシック クルーネックボタン インナーダウンジャケット TAION-104

TAION ベーシック クルーネックボタン インナーダウンジャケット TAION-104

参考価格 8,910円前後

予算重視です。1万円以下で「インナーダウンを1枚試す」層です。コートやジャケットの下に入れる用途に絞って買う人

ついでに書いておくと、フードが付いているものも中に着る用途からは外れます。フードは襟以上に首の後ろで嵩張って、コートの襟を後ろから押し出します。畳んで収納できるタイプでも、背中に生地が溜まる点は変わりません。単体で使う日が多いなら選択肢に入りますが、この記事の目的からは外れる形です。

袖口は、通したときに初めてわかる

襟の次に効いてくるのが袖口です。ここにゴムやリブが入っていると、コートの袖に腕を通すときに引っかかって、朝の身支度が地味にストレスになります。逆にテープ処理やジャージ素材なら、するっと通ります。試着できるなら、上着を持ち込んで実際に重ねてみてください。1回やれば感覚が掴めます。

軽さと小ささを詰めると、着る回数が増える

条件を満たしていても、重ければ結局は着ません。ここを極端に振っているのが、モンベル スペリオダウン ラウンドネックジャケット Men’s(#1101666)です。

丸首で襟が存在せず、前立てはスナップボタン仕様。アウターを着てもごわつきにくいと公式が明記していて、設計の意図がはっきりしています。そして平均重量165g。数字で言われてもピンと来ないかもしれませんが、手に持つと拍子抜けします。コートの中に入れても腕まわりが太らず、鞄に放り込んでも重さを感じません。800フィルパワーのEXダウンなので、薄さの割にきちんと暖かいのも効いています。襟が無い・前立てが薄い・軽いという3条件を、1着で全部満たしています。

弱点は、その設計の裏返しです。襟が無いぶん首元は完全に無防備で、単体では真冬のアウターになりません。表地は非常に薄く、擦れや引っかきに弱くなります。カラー展開がアウトドア寄りなので、黒以外を選ぶと仕事用のコートの下から差し色が覗いて浮くことがあります。

もう1つ、買う場所の話もしておきましょう。販売が直営店と公式オンライン中心のため、通販モールに並ぶ新品は定価より高いのが普通です。例外的に高い出品が混じる、という話ではなく、そちらが相場だと思っておいてください。急がないなら公式オンラインで買うのが無難です。下のリンクは、在庫と実売を見にいくためのものとして使ってください。

モンベル スペリオダウン ラウンドネックジャケット Men's(#1101666)

モンベル スペリオダウン ラウンドネックジャケット Men’s(#1101666)

参考価格 19,680円前後

本命です。1万円台で、通勤コートの下から旅行の予備防寒まで年に何度も使う人です。軽さと畳んだときの小ささを最優先する層

中に着て、そのまま外にも出たいなら

3着目は、条件の考え方が少し違います。NANGA ノーカラー ソフトダウンカーディガンは、「襟と袖」の問題を素材で解いている一着です。

ノーカラーなので襟の厚みがゼロ。さらに襟と袖口の内側にスムースジャージを使っているので、コートの袖に腕を通すときに引っかかりません。ここまでは他の2着と同じ方向ですが、違うのは表地です。凹凸のあるワッシャー加工の撥水ナイロンで、インナーダウン特有のツルツルした化繊感が出にくいのが特徴です。だから、綺麗めで大人しい服装のまま、これ1枚で羽織って外に出られます。春と秋はそのまま上着として、寒い日はコートの下に入れてください。羽毛量を抑えて軽く仕上げてあるぶん真冬の主役は張れませんが、着られる期間はこの3着で一番長くなります。

日本製という点も、この一着を選ぶ理由になります。縫製の粗が出にくく、前立てや袖口のステッチが揃っているので、羽織ったときに部屋着に見えません。インナーダウンは化繊の光り方で安っぽく転ぶ服なので、表地と縫いの質がそのまま見た目の格に出ます。

飲み込む点もあります。まず価格で、定価は3万円弱です。通販モールにはセール在庫が安く出ることもありますが、正価はこの水準だと思っておいてください。次に暖かさ。フィルパワーは公表されておらず、羽毛量も抑えてあるので、モンベルより明確に薄めです。カーディガン型で前立てを閉めても風は通るため、真冬に単体で使う服ではありません。そして人気色とS・XXLは公式でも売り切れが早く、シーズン中盤以降はサイズが選べないこともあります。

NANGA ノーカラー ソフトダウンカーディガン

NANGA ノーカラー ソフトダウンカーディガン

参考価格 29,700円前後

長く使う上位です。日本製を永く着たい人です。冬はコートのインナー、春秋はそのまま羽織りとして2役で使いたい層

コートを着た男性(2)

サイズは「中に何を着るか」から逆算する

インナーダウンのサイズ選びは、普段のジャケットと同じ感覚だと外します。見るべきは、この1枚の下に何を着るか。

シャツ1枚の上に重ねるだけなら、普段どおりで問題ありません。厚手のニットの上から着るなら、ワンサイズ上げてください。TAION-104のようにタイトな作りの商品は、公式がサイズアップを案内しているくらいなので素直に従ったほうがいいと思います。

そしてもう1つ、上に着るアウターの余裕も見ておきましょう。細身のチェスターコートやテーラードジャケットは、そもそも中に1枚入れる想定で作られていないこともあります。手持ちのコートを着て、腕を前に組んでみてください。そこで背中が突っ張るなら、インナーダウンを足す余地はほとんどありません。この場合は薄いものを選ぶより、アウターのほうを見直すのが正解です。厚手のアウターを別で用意する考え方は、ピューテリーのハリケーンの記事でも触れました。

肩幅で迷ったときは、大きいほうを取るのが安全です。インナーダウンは中で少し余っていても、上からアウターを着れば形が整います。逆に小さいと、腕を上げたときに脇が引き攣れて、その違和感は一日消えません。

3着の振り分け

  • まず1枚試したい・コートの下だけに使う → TAION-104
  • 軽さと小ささが最優先・旅行にも持ち出す → モンベル スペリオダウン
  • 中にも外にも使いたい・綺麗めの服に合わせる → NANGA ソフトダウンカーディガン
  • 中に厚手ニットを着る前提 → どれもワンサイズ上げて検討する

出番を作れるかどうかで、価値はまるで変わる

インナーダウンで元を取れるかどうかは、暖かさよりも「年に何日着るか」で決まります。真冬の1月と2月だけの服だと思って買うと、たいてい持て余します。

僕の使い方を書いておくと、通勤のコートの下に入れるのは12月から2月まで。11月と3月は、コートを着るほどでもない日にジャケットの下へ1枚。旅行や出張では、行き先の気温がわからないときの保険として鞄に入れます。この3つ目が意外と多くて、畳んで小さくなるモンベルのような一着は、そこで一気に稼ぐわけです。

逆に、車移動が中心で外を歩く時間が短い人は、正直そこまで出番がありません。その場合は薄いインナーダウンより、脱ぎ着しやすい厚めのアウターを1着足したほうが生活に合います。自分がどこで寒いのかを先に思い出してから選んでください。

服を買うとき、僕は「何回着るか」を先に数えるようにしています。1万円の服を30回着れば1回あたり300円ちょっと。同じ服でも、着る場面を設計できているかどうかで、支払った金額の意味は変わります。

扱いと手入れで、寿命はかなり変わる

3着に共通する弱点が、表地の薄さです。軽さを出すために生地を薄くしているので、リュックのベルトや鞄の金具で擦れると、そこから傷みます。僕は一度、ショルダーバッグを肩に掛けたまま半年着て、右肩だけ生地が毛羽立ちました。リュックを毎日背負う人は、その上からアウターを着る前提で使うか、外に出す用途を減らしたほうが安心です。

洗濯は、洗える表示があるものなら家で洗えます。洗ったあとが肝心で、乾燥機で低温で回すか、乾いてから手で叩いてダウンをほぐします。畳んだまましまうと羽毛が潰れるので、シーズンオフは圧縮せず、ハンガーか大きめの袋で保管してください。

もう1つ、注意点があります。インナーダウンは薄いぶん、静電気が起きやすい素材です。ウールのコートと合わせるときは、脱ぐときにパチパチが来ます。柔軟剤か静電気防止スプレーで軽減できるので、冬に入る前に1本用意しておくと快適です。冬の重ね着そのものの組み立て方は、レザージャケットの秋冬コーデで書いた考え方が下敷きになります。

通販モールで買うときは、正規取扱の出品と並行輸入、それに中古が同じ検索結果に混ざる点に注意してください。ダウンは中身が見えない商品なので、中古は羽毛のへたり具合が写真から判断できません。数千円の差なら、販売元がはっきりしている出品を選んだほうが結果的に安く付きます。

冬の服装で合わせて読む記事

どれを買うかは、着る場面の数で決まる

3着とも、中に着るための条件は満たしています。差が出るのは、それ以外の場面をどれだけ拾えるかです。

コートの下だけで使うと決まっているならTAION-104で十分ですし、1万円を切る価格で条件が揃うのは強みです。軽さと畳んだときの小ささを求めるならモンベルになります。単体で羽織る日も作りたいならNANGAです。用途が1つに絞れているほど安い一着で足りて、用途が広がるほど値段が上がります。1万円を切るTAION、1万円台のモンベル、3万円弱のNANGAという並びは、そのまま拾える場面の数の並びでもあります。

着るもので足りない寒さの日には、電源を使って暖める手もあります。電熱ベストのおすすめ6着を、バッテリー込みの総額で並べました。

最後に1つだけ書き添えておきましょう。インナーダウンは、買った初日より2年目のほうが出番が増える服です。1枚あると、その日の気温に合わせて調整できる幅が広がります。手持ちのコートを1着思い浮かべて、その袖に腕を通す動作を想像するところから始めてみてください。

アウターを決める前に見ておくもの

あわせてダウンジャケット メンズおすすめ3着。予算別に選べる真冬の1着もどうぞ。

※本記事はプロモーションを含みます

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30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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