デニムを買い替えようと売り場に立つと、紺色のパンツが壁一面に並んでいます。色も生地も似て見えるのに、試着すると脚の見え方はまるで違いました。差を作っているのは色落ちでも値段でもなく、シルエットです。
そこでメンズのデニムを9本集めて、ストレート・スリム・テーパード・ワイド・ルーズの5つに振り分けました。内訳はストレートが4本、スリムとテーパードが1本ずつ、ワイドが2本、ルーズが1本になります。自分の脚と手持ちの靴から入口を決めれば、9本のうち本気で見るのは2〜3本で済みました。
価格は6,490円前後から16,500円前後まで開いています。上の2本は日本製のセルビッジデニムとユニセックスのペインターパンツで、生地と縫製にお金がかかる種類でした。6千円台の3本は毎日履きつぶす前提でも財布が痛みません。
並びはストレートから始めて、スリム、テーパード、ワイド、ルーズと進みます。表と見出しと締めをすべて同じ順にしてあるので、表で目に留まった行はそのまま下へ探しに行ってください。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
体型と靴で決まる、5つのシルエット
デニムの形は、太ももと裾の関係で決まります。太ももから裾までほぼ同じ太さで落ちるのがストレートで、脚のラインに沿って全体を細くしたのがスリムでした。太ももにゆとりを残したまま裾だけを絞ると、テーパードになります。
ワイドは裾に向かって布が余る形なので、靴の甲に生地がかぶさります。ルーズはその手前の幅。細いのは避けたい、けれどワイドまでは行きたくない、という位置に立っています。
選ぶ順番はそれほど難しくありません。まず太ももが張っているかどうかを見てください。張っているならテーパードかルーズ、そうでなければストレートかスリムに寄せます。そのうえで足元に厚みのある靴を履くなら、もう一段ワイド側へ動かすときれいに収まりました。
もう1つ、股上の深さも見落とせません。座ったときに腰が出るのが気になる人は、股上が深いと書かれたモデルを選ぶだけで悩みが半分消えます。今回の9本のうち2本は、販売元が股上深めと明記していました。
| 商品と価格 | シルエット表記 | 向いている人 |
|---|---|---|
| リーバイス 505 7,150円前後 | ストレート(レギュラー) | 1本目のデニムを決めたい人 |
| リーバイス 501 15,400円前後 | ストレート(ボタンフライ・綿100%) | 色落ちを育てたい人 |
| EDWIN 403 8,690円前後 | ふつうのストレート(股上深め) | 股上が浅いと落ち着かない人 |
| ラングラー WM3913 6,490円前後 | ふつうのストレート(股上深め) | 座ると腰が出るのが気になる人 |
| リーバイス 511 7,150円前後 | スリム | 脚をすっきり見せたい人 |
| リーバイス 502 7,150円前後 | テーパード | 太ももが張っている人 |
| EDWIN 505Z 15,400円前後 | ワイドストレート(セルビッジ・日本製) | ワイドを本気で穿く人 |
| Lee ダンガリーズ 16,500円前後 | ワイド(ペインターパンツ) | 普通のジーンズに飽きた人 |
| EDWIN KU04 6,600円前後 | ルーズストレート | 細いのは避けたいがワイドは行き過ぎな人 |

ストレート:迷ったときに戻ってくる4本
ストレートは、太ももから裾までの太さがほとんど変わらない形です。靴を選ばず、上に何を着ても成立するので、クローゼットに1本あるだけで穴が埋まります。今回の9本では、ここに4本が集まりました。
4本の違いは、股上の深さと生地の硬さ、そして価格に出ています。安い順ではなく、リーバイスの2本から先に並べました。
リーバイス 505 レギュラーストレート:最初の1本の基準になる
リーバイスの公式サイトのフィットガイドで、505のシルエットは「ストレート」と表記されています。ウエストは28〜38インチまであり、参考価格は7,150円前後でした。Amazonではセール価格5,720円前後で出ていることがあり、楽天とYahoo!ショッピングでは5,940〜7,150円の幅で複数の店に在庫がありました。
支持のされ方も数字ではっきり出ています。Amazonのベストセラーで2位、レビューは1,151件付いていました。デニムをどれにするか決めきれないという人が最初に手に取る番号は、たいていここです。
弱点も正直に書きます。股下は32cmの固定で、レングスの展開がありません。身長によっては買った時点で裾上げが前提になるので、注文する前に手持ちのパンツの股下を測っておいてください。
裏を返せば、丈さえ合わせてしまえばあとで迷う要素がほとんど残らない1本でした。
リーバイス 501 オリジナル:綿100%で色落ちを育てる
501のシルエットも、公式のフィットガイドでは「ストレート」です。505との違いは生地と前立てに出ていました。levi.jpの商品ページでは綿100%でストレッチの記載がなく、ウエストは28〜36インチ、価格は15,400円前後でした。前立てのボタンフライは501の定番仕様で、公式と小売の表記が一致しています。
伸びない綿100%の生地は、履き込むほど体の形に沿っていきます。膝の裏やももの付け根に入る色の落ち方を楽しみにするなら、選ぶのはこちらです。Amazonのレビューは722件付いていました。
ここで1つ、価格の見え方に注意が要ります。Amazonでは並行輸入品が12,430〜14,980円で別に出品されていました。並行輸入というのは正規代理店を通さない流通経路のことで、正規の保証が付かない場合があります。安い出品を見つけたら、価格だけで決めずに出品者がどちらを扱っているかを確認してください。
弱点は履き始めの硬さです。ストレッチが入っていないぶん、最初の数回はタイトに感じます。楽天でも「SHRINK TO FIT」「ノンストレッチ」と表記した店が12,100〜15,400円で扱っていました。柔らかい履き心地を求めるなら、この1本ではなく505に戻るほうが後悔しません。
色落ちを自分で育てたい人には、遠回りする理由がない1本です。
EDWIN インターナショナルベーシック 403:股上が深い日本製
EDWINの公式オンラインモールで、この403は「インターナショナルベーシック403 ふつうのストレート」という商品名で出ています。日本製で綿100%、バックのラベルは牛革、そして股上は深めの設計でした。ウエストは28〜36インチ、価格は8,690円前後です。
股上が深いというのは、座ったときに腰やお尻が出にくいということでした。デスクワークで座っている時間が長い人や、シャツを入れて着る人には、この一点だけで選ぶ理由が立ちます。Amazonでは参考価格8,690円に対してセール6,834円が出ていて、在庫は残り僅少ながらありました。楽天は8,250〜8,690円、Yahoo!ショッピングは6,336〜8,690円です。
惜しいのはサイズの上限で、ウエストは36インチまでしか設定がありません。それを超えるサイズが必要な人は、9本のなかで27〜42インチまで展開しているリーバイスの511が受け皿になります。
股上の浅いデニムでずっと落ち着かなかったなら、まずこの1本を試してみてください。
ラングラー WM3913:6千円台で股上が深い
EDWINの公式オンラインモールが扱っているラングラーで、商品名は「BROWNシリーズ レギュラーストレートパンツ【ふつうのストレート】」でした。股上深めのレギュラーストレートと明記されていて、ウエストは27〜36インチ、価格は6,490円前後です。
403と役割はほぼ同じですが、こちらは2,200円ほど安く収まります。Amazonでは参考価格6,490円に対してセールで4,900〜5,841円が出ていて、レビューは75件でした。楽天とYahoo!ショッピングはどちらも6,490円で、価格が動きにくい1本です。
弱点はサイズの上限で、37インチ以上の設定がありません。ウエスト以外でつまずく要素が少ないぶん、ここだけは注文前に確認しておいてください。
股上の深さを6千円台で手に入れたいなら、9本のなかで最も条件が近いのがこの1本でした。
スリム:脚のラインを拾って細く見せる
スリムは、太ももから裾までを脚の形に沿わせて細くした形です。上にボリュームのあるアウターを重ねる日ほど効いてきます。今回はここに1本だけ入れました。
リーバイス 511 スリムフィット:ウエスト展開が9本でいちばん広い
公式のフィットガイドで、511のシルエットは「スリム」と表記されています。同じページには股上の深さと生地の厚みが星で示されていて、511は股上★1、厚み★1でした。★1は、股上なら最も浅い側、厚みなら最も細身の側を指しています。ウエストは27〜42インチ、股下は32cmでした。
このモデルの強みは、そのウエスト展開の広さにあります。27インチから42インチまで揃っているので、細いシルエットを細い人だけのものにしていません。価格は7,150円前後、Amazonのセールでは5,720円前後で、ベストセラーは6位、レビューは1,214件です。楽天とYahoo!ショッピングは5,940〜7,150円で、6,930円という値付けの店もありました。
短所は股上の浅さです。座ったときにウエストが下がりやすいと感じる人がいるので、ベルトで解決できる範囲かどうかは体型によります。股上が深いほうが落ち着くと分かっているなら、403かWM3913へ戻るほうが早いでしょう。
細く見せたいけれどサイズが合うか不安、という人にはこの展開の広さが答えになります。
テーパード:太ももを締め付けずに裾だけ絞る
テーパードは、太ももにゆとりを残したまま、膝から下を細くしていく形です。スリムが太ももで止まってしまう人の逃げ場になります。
リーバイス 502 レギュラーテーパード:太ももが張っている人の答え
公式のフィットガイドで502は「テーパード」と表記され、ゆったりめの太ももから裾にかけて細くなる形と説明されています。太ももが張っていてスリムが上がってこない、けれど裾がもたつくのは避けたい、という人の着地点がここでした。ウエストは27〜38インチです。
価格は7,150円前後で、Amazonのセールは5,720円前後、レビューは379件でした。楽天は6,435〜7,150円が中心、Yahoo!ショッピングは6,995〜7,150円です。
1つ気をつけたいのは、楽天で13,860〜15,400円の502を見かけることでした。これはプレミアムラインの別商品で、いま話しているレギュラーテーパードとは中身が違います。番号だけで飛びつかず、商品名を最後まで読んでから買ってください。
短所は511と同じく股上の浅さで、フィットガイドの評価は★1でした。太もも周りにゆとりがあるぶん腰履き寄りの着用感になるため、深い股上に慣れている人は最初に違和感が出ます。
太ももで何度もサイズを上げてきた人ほど、この形は解決が早いです。
ワイド:裾に落ち感を作る2本
ワイドは、太ももから裾までまっすぐ太い形です。靴の甲に生地がかぶるので、足元の重心が自然に下がります。細身のパンツで作ってきた印象を一度リセットしたいときに効きました。
2本の性格は、はっきり分かれています。生地で押すのが505Z、ディテールで押すのがLeeのダンガリーズ。
EDWIN 505Z ワイドストレート:13.75ozのセルビッジを日本製で
EDWINの公式オンラインモールでは「505Z ワイドストレート デニムパンツ ジーンズ セットアップ対応 セルビッジ 日本製」という名前で掲載されています。生地は13.75ozのセルビッジデニム、ウエストは29〜38インチ、価格は15,400円前後でした。
13.75ozは、デニムの生地としては厚手の側に入ります。ワイドの落ち感を布そのものの重さで作りたい人には、この数字が効いてきます。セットアップ対応なので、同じ生地のトップスと合わせる着方も選べました。Amazonのレビューは74件で評価は4.4、価格は12,094円からの表示です。楽天とYahoo!ショッピングは15,400〜17,600円でした。
短所は丈にあります。股下が固定なので長さの選択肢がなく、しかも13.75ozの厚手なので裾上げに出しても生地は硬めに仕上がりやすくなります。お直しの相談ができる店で買うか、裾上げ代と日数を先に見込んでおいてください。
厚い生地のワイドを長く穿くつもりなら、日本製のセルビッジという条件でここまで揃う価格帯は限られています。
Lee ダンガリーズ ペインターパンツ:作業着の作りをそのまま
EDWINの公式オンラインモールでは、この1本は「DUNGAREES ワイドペインターパンツ/デニム セットアップ対応【ユニセックス】」という名前で扱われています。ハンマーループと大きいヒップポケットが付いたペインターの作りで、価格は16,500円前後でした。綿100%のデニムのほか、ヒッコリーなどの素材も選べます。
ペインターパンツはもともと作業着なので、ポケットの位置と数が普通のジーンズと違います。ハンマーループが1本付いているだけで、正面から見た印象はかなり変わりました。ユニセックス展開なので、パートナーと共有する買い方もできます。Amazonのレビューは64件で評価は4.2、16,061〜17,600円で出ていました。楽天とYahoo!ショッピングは16,500円です。
短所はサイズの刻み方でした。XSからXLまでの5段階で、インチ表記のウエストがありません。ウエストを1インチ単位で追い込みたい人には、この刻みは粗く感じます。
普通のジーンズに飽きた、という理由で探している人にはいちばん近い1本です。

ルーズ:ワイドまでは行きたくない人の着地点
ワイドを2本見たあとで、そこまでは踏み込めないと感じた人もいるはずです。ルーズはちょうどその手前にある幅で、細さは避けたいけれど布を余らせたくもない、という位置に立っています。今回はここに1本入れました。
EDWIN CLASSIC NOUVEAU ルーズストレート KU04:3モールとも6,600円
この型番については、EDWINの公式オンラインモールに現行の掲載が見当たりませんでした。そこで楽天のJEANS-SANSHINやYahoo!ショッピングのジーンズ専門店など、複数の正規販売店の商品ページで表記を突き合わせています。どの店も「ルーズストレート」と表記していて、素材は綿64%・ポリエステル35%・ポリウレタン1%、ウエストは29〜38インチで一致していました。
価格は6,600円前後で、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの3モールとも同じ額です。Amazonのレビューは45件、評価は4.2でした。ポリウレタンが1%入った混紡なので、綿100%のリジッドデニムとは履き心地の系統がそもそも違います。
短所は、その素材構成そのものです。綿の比率は64%で、綿100%のジーンズと比べると生地の風合いが変わります。色落ちを育てるつもりで買うと期待が外れるので、扱いやすい太めのデニムとして選んでください。
太めを試したいけれど最初から1万円を超える買い物はしたくない、という人にはちょうどいい入口でした。
買ってから気づく落とし穴は、丈とウエストの上限に出ます
9本を並べて分かったのは、つまずく場所がだいたい2つに絞られることでした。1つは股下、もう1つはウエストの上限です。
股下が固定のモデルは、身長によっては買った瞬間に裾上げが決まります。505と505Zがそれにあたり、505Zは13.75ozの厚手なのでお直しの仕上がりも変わってきました。裾上げ代と日数まで含めて予算を組んでおくと、届いてから慌てずに済みます。
ウエストの上限は、モデルごとにきれいに割れていました。36インチで止まるのが501・403・WM3913の3本、38インチまであるのが505・502・505Z・KU04の4本、いちばん広いのが511の42インチです。Leeのダンガリーズだけはインチ表記ではなく、XSからXLまでの5段階でした。ここを先に確認しないと、色もサイズも決めたあとで振り出しに戻ります。
もう1つ、番号だけで買わないでください。502には楽天で13,860〜15,400円のプレミアムラインが並んでいますし、501にはAmazonで並行輸入品の出品が混ざります。商品名と出品者を最後まで読む数十秒が、いちばん確実な保険になりました。
注文する前に手を動かす4つ
- 丈がちょうどいい手持ちのパンツの股下をcmで測る。505と505Zは股下が固定なので、この数字がそのまま裾上げ量になる
- ウエストの実寸をインチに直しておく。36インチで止まるモデルが3本あるため、上限を超えるとサイズ選択そのものができない
- 合わせる靴を先に決めてから丈を出す。厚みのある靴を履くなら、裾は少し長めに残しておく
- 同じ型番をAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングの3か所で見比べる。セール価格は日ごとに動くので、同じ商品でも店によって額が変わる
手持ちの靴を1足思い浮かべると、9本は2本まで絞れます
最後にシルエット順でもう一度たどります。ストレートで1本目を決めるなら505、色落ちを育てたいなら501、股上の深さで選ぶなら403かWM3913でした。細く見せたいなら511、太ももが張っているなら502。
足元に厚みを持たせたいならワイドの2本で、生地の重さを取るなら505Z、作業着由来のディテールを楽しむならLeeのダンガリーズになります。細さは避けたいけれどワイドは行き過ぎだと感じたなら、最後のKU04が着地点でした。
デニムが決まると、上と足元は芋づる式に決まります。ベルトを替えるだけで腰まわりの印象が締まりますし、靴のボリュームによってシルエットの読まれ方も変わりました。
小物から整えたい人はメンズのベルト、足元を決めたい人はレザースニーカーを見てください。上に重ねる1枚を探しているなら黒ニットが合わせやすいです。
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※本記事はプロモーションを含みます

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