朝セットしたはずの髪が、昼にはパサついて広がっています。ワックスを足すと、今度は重くなってしまう。そのくり返しに疲れてヘアミルクにたどり着く人は、かなり多いはずです。
ヘアミルクは、オイルほど重くならずに水分を足せるのが持ち味です。まとまりが出ると毛先の跳ねが落ち着きますし、香りの付いたものを選べば一日中ほんのり残ります。メンズが選ぶときの軸は、この「香り」と「まとまり」の2つでほぼ足ります。
ここでは6本を、内容量・香りの表記・使うタイミングまで販売ページと公式サイトで確認して並べました。値段は1,320円前後から2,264円前後まで、どれも手を出しやすい範囲に収まっています。
ひとつだけ先に断らせてください。この6本のうち1本だけ、使うタイミングがまったく違うものが混ざっています。そこを取り違えると効果が出ませんので、順番に読んでいってください。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
香りとまとまり、どちらを先に決めるかで候補が変わります
6本を並べると、性格ははっきり分かれました。香りをほとんど付けずに質感だけ整えるもの、香りが選ぶ理由になるもの、そして髪型を作るためのもの。この3つです。
香りを楽しみたいなら、NILEのアップルブルーム、LIPPSのアップルグリーン&ホワイト、Gyuttoのグリーンティー&ペアーが候補になります。逆に職場や取引先で香りを立てたくないなら、無香料のオルビスが安心です。
まとまりを最優先するなら、うねりや広がりに向き合っているGyuttoと、たっぷり使えるナプラのN. シアミルクが軸になります。どちらもタオルドライ後の髪になじませてドライヤーで乾かす使い方です。
| 商品 | 香りの表記 | 得意なところ |
|---|---|---|
| オルビス エッセンスインヘアミルク | 無香料 | まず質感だけ試したいとき |
| Gyutto コルセットヘアミルク | グリーンティー&ペアー | うねりと広がりを抑えたいとき |
| アリミノ メン ハードミルク | シトラス・ムスク | 乾いた髪に動きを付けたいとき |
| NILE ヘアミルク シルキースムース | アップルブルーム | メンズの定番から選びたいとき |
| LIPPS ベーススタイリング ヘアミルク | アップルグリーン&ホワイト | ワックスの下地に使いたいとき |
| ナプラ N. シアミルク | 個別の記載なし | 毎日たっぷり使いたいとき |

濡れた髪に使うのか、乾いた髪に使うのか
これが冒頭で触れた注意点です。6本のうち5本は、お風呂上がりのタオルドライ後になじませてドライヤーで乾かす、いわゆる洗い流さないトリートメントとして作られています。ドライヤーの熱から髪を守りながら、乾燥によるパサつきをまとまりやすい方向へ整えてくれるものです。
これに対してアリミノ メン ハードミルクだけは、乾いた髪に使うスタイリング剤でした。公式サイトの使い方も「乾いた髪になじませ揉み込みながらスタイリング」と書かれています。お風呂上がりの濡れた髪に付ける設計ではありませんので、保湿目的で買うと期待が外れてしまうはずです。
逆にいうと、ワックスの代わりを探しているならこの1本が答えになります。同じ「ミルク」という名前でも役割が別物ですから、買う前にここだけは確認してください。
使う前に決めておく3つ
- 濡れた髪に使うのか、乾いた髪に使うのか
- 香りを立てたいのか、無香料がいいのか
- 毛先だけでいいのか、全体になじませたいのか
まとまり重視で選ぶ2本
オルビス エッセンスインヘアミルク ボトル入り本体 140g
ヘアミルクそのものが初めてで、どんな質感なのかをまず知りたい人にはこれがちょうどいい入り口でした。内容量は140gで、実売は1,320円前後です。無香料・無着色・アルコールフリーの設計になっています。
使い方の幅が広いのがこの1本の良いところです。公式の案内はタオルドライ後の髪、または乾いた髪に毛先を中心になじませるというもので、ドライヤーの熱を味方にして擬似キューティクルを作るという考え方でした。ドライヤー前でもスタイリングの後でも使えますので、朝と夜で使い分けても構いません。同じシリーズにつめかえ用がありますから、気に入ったらそのまま続けやすくなっています。
短所は、香りを期待して買うと肩透かしになるところです。無香料ですので、香水やシャンプーの香りを邪魔しない反面、それ自体を楽しむ用途には向きません。香りは別で作りたい人、職場で香らせたくない人におすすめします。
Gyutto(ギュット) コルセットヘアミルク 120g
湿気で広がりますし、時間が経つとうねりも出てきます。その悩みが最初に来る人には、こちらのほうが近道です。内容量120gで実売1,595円前後、販売名は「Rロートヘアミルクa」で、製造元はロート製薬です。
全成分には水、BG、ジメチコン、エチルヘキサン酸セチル、グリセリン、ヒアルロン酸K、PVP、乳酸、加水分解ケラチン(羊毛)といった名前が並びます。アクアコルセット技術による補修を打ち出したシリーズで、うねりやくせを抑える方向に振られているのが特徴でした。
使い方はお風呂上がりのタオルドライ後に適量を髪全体へ塗り広げ、ドライヤーで十分に乾かすというものです。朝や日中の乾いた髪にも使えますので、寝ぐせを直したい日にも足せます。
香りはグリーンティー&ペアーの1種類のみで、選択肢がありません。補修の訴求が中心の商品ですから、香りを軸に選びたい人や無香料が好みの人には向かない場合があります。
乾いた髪に使う1本
アリミノ メン ハードミルク 100g
「ワックスは重いけれど、まとまりと動きだけは欲しい」。その中間を探している人に向いた1本です。内容量100g、実売は1,459円前後になります。
さきほど書いたとおり、これは洗い流さないトリートメントではなくミルク状のスタイリング剤です。公式サイトの使い方も乾いた髪に揉み込みながらスタイリングする形で、タオルドライ後の濡れた髪に付ける設計ではありません。ここを取り違えなければ、ワックスより軽い仕上がりで毛流れを作れます。
香りはシトラス・ムスクで、芳香保持成分としてシクロデキストリンが配合されています。全成分は水、キャンデリラロウ、水添ポリイソブテン、シクロペンタシロキサン、エチルヘキサン酸セチルと続きました。ロウが上位に来ているところに、スタイリング剤としての性格が出ています。
保湿目的でドライヤー前に使いたい人には合いません。あくまで髪型を作るための1本として、ほかの5本とは別枠で考えてください。
香りで選ぶ2本
NILE ヘアミルク シルキースムース 100ml(アップルブルームの香り)
メンズ向けブランドの定番から選びたいなら、ここが分かりやすい選択肢になります。内容量100mlの日本製で、香りはアップルブルームというフローラル系です。実売は1,980円前後になりました。
使い方はタオルドライ後に1プッシュを基準として、頭皮につかないように毛先からなじませ、ドライヤーで乾かすというもの。アウトバストリートメントとしての使い方が公式に案内されています。シャンプーの香りだけでは物足りない、髪からも香らせたいという人に向いています。
ひとつ、買う前に見ておきたい点がありました。確認した時点でAmazonは在庫切れで、再入荷の予定も立っていない表示でした。ただし楽天とYahoo!ショッピングには在庫がありましたので、3モールとも買えないわけではありません。買う場所によって値段も動きますから、リンク先で表示を見てから決めてください。
LIPPS ベーススタイリング ヘアミルク 95g(アップルグリーン&ホワイトの香り)
オイルを使ってみたら重くなってしまった、という経験がある人に合います。内容量95gで実売2,175円前後、香りはアップルグリーン&ホワイトです。
正式名称は「ベーススタイリングミルク」で、公式が主に打ち出しているのはワックスなどの下地としての使い方でした。タオルドライ後の濡れた髪にも乾いた髪にも使えて、単体の保湿ミルクとしても成立する設計です。朝のセット前に一度なじませておくと、そのあとに乗せるスタイリング剤のなじみが変わってきます。
香りの主張はやや強めに出る場合がありますので、洗い流さないトリートメントとしてだけ使いたい人には少し引っかかるかもしれません。逆に、香りごと楽しみたい人にはこの点が長所になります。メンズヘアで名前の通ったブランドのものを、2千円台前半から試せる1本です。
毎日たっぷり使う1本
ナプラ N.(エヌドット) シアミルク 150g
量を気にせず毎日きちんと使いたい人には、この150gがいちばん扱いやすいはずです。実売は2,264円前後になります。剤形はこっくりした乳液タイプの洗い流さないヘアトリートメントでした。
使い方はタオルドライした状態でダメージが気になる部分を中心になじませ、ドライヤーで乾かす形です。全成分は水、ジメチコン、シクロペンタシロキサン、グリセリン、セテアリルアルコール、BGと続きます。乾燥でパサついた毛先をまとまりやすい方向へ整えたい、という目的にまっすぐ合う1本でした。
短所は質感の重さです。リッチ寄りのテクスチャーですので、軽い仕上がりが好きな人には物足りないどころか重く感じられる可能性があります。つけすぎると根元がべたつきますから、毛先から少しずつ足していくのが安全です。
なお香りについては、公式ページに個別の記載がありませんでした。香りを決め手にしたい人は、ここまでに挙げた3本のほうを先に見てください。同ブランドの「N. ポリッシュオイル」とは品番も剤形も別物ですので、洗い流さないトリートメントのおすすめで紹介しているオイルと迷っている人は、剤形の違いから決めると早くなります。

買ってから「思っていたのと違う」となりやすい点
6本を確認していて、ここは先に伝えておきたいと感じた部分をまとめます。
いちばん多いのは、やはり使うタイミングの取り違えです。アリミノ メン ハードミルクは乾いた髪に使うスタイリング剤で、残る5本はタオルドライ後の髪に使う洗い流さないトリートメントになります。名前が似ているぶん、通販の画面だけでは見分けがつきにくいところでした。
次に香りです。無香料はオルビスの1本だけで、ほかの4本にははっきりした香りが付いています。ナプラのN. シアミルクは公式に香りの個別記載がありませんでしたので、無香料を求めているならオルビスを選ぶのが確実です。反対に、香水を付ける習慣がある人は香りが重ならないかを考えておいたほうがいいと思います。
量の設計にもばらつきがありました。95gのLIPPSから150gのナプラまで幅がありますので、毎日たっぷり使う人が小さいものを買うと、思ったより早く無くなります。値段そのものより、1日にどれだけ使うかで選んだほうが結果的に安く収まりました。
最後に在庫です。NILEはAmazonが在庫切れの表示でしたし、価格も店舗ごとに動きます。買う直前にリンク先の表示を見るくせを付けておくと、余計な出費を避けられます。
ヘアミルクと一緒に見ておきたい記事
- 洗い流さないトリートメントのおすすめオイルとミルクの剤形の違いから選びたい人へ
- メンズヘアオイルのおすすめもっとツヤを出したいときの選択肢です
- メンズ向けドライヤーのおすすめミルクの効きは乾かし方でも変わります
結局どれを選べばいいか
「香りを立てたくない、まず質感だけ確かめたい」。そう考えているならオルビスのエッセンスインヘアミルクから始めるのがいちばん失敗しにくい入り方です。1,320円前後で試せますし、ドライヤー前でもスタイリング後でも使える柔軟さが助かりました。
湿気でうねる髪をどうにかしたい人はGyuttoのコルセットヘアミルク、香りごと楽しみたい人はNILEのシルキースムースかLIPPSのベーススタイリング ヘアミルクが合います。毎日たっぷり使って毛先を整えたいなら、150g入りのナプラN. シアミルクが量の面でいちばん余裕があります。
そしてワックスの代わりを探していた人は、アリミノ メン ハードミルクを見てください。まとまりと動きを両立させたいときの1本で、ほかの5本とは使う場面が違います。選ぶ順番は、まず濡れた髪か乾いた髪かを決めて、そのあとに香りを選ぶ形になります。この2ステップで6本はきれいに絞り込めました。
※本記事はプロモーションを含みます

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