パサついた毛先をどうにかしたくて売り場に立つと、オイルとミルクとミストが横一列に並んでいて、値札は800円から4,000円台まで開いています。どれも良さそうに見えるので、結局なにも買わずに帰る人はかなり多いはずです。
先に線を引いておきます。髪が硬くて太い人はミルク、細くて広がりやすい人はオイルです。おおよそこの一本で決まります。オイルは表面に油分の膜を作ってツヤと指通りを整えるのが得意で、ミルクは水分を抱えたやわらかい仕上がりに寄せてくれるからです。
もうひとつ、結果を分けるのが塗るタイミングです。ドライヤーの前に塗るのか、乾かしたあとに足すのかで、同じ剤型でも仕上がりの方向が変わりますし、商品によってはどちらでも使える設計になっています。
ここでは楽天とYahoo!ショッピングのランキング上位から7点を選び、剤型ごとに分けて紹介していきます。価格も容量も、2026年9月2日時点の実売ページで確認したものです。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
オイルとミルク、迷ったら髪の太さで決めてください
オイルは、髪の表面に油分の膜を作ってまとまりとツヤを出す剤型です。乾燥で広がる髪、毛先がバサバサして見える髪には効きやすい一方、細い髪の人が根元近くまで塗ると重たく沈んで見えます。付ける場所を毛先から中間までに限ると、失敗はぐっと減るはずです。
ミルクは水分と油分が混ざった剤型で、髪の内側に水分を届けてやわらかくまとめる方向に働きます。硬くて太い髪、乾かすとごわつく髪と相性がよく、オイルだとベタつくという人の逃げ場にもなってくれます。ツヤの出方はオイルよりおだやかです。
3つ目のミストは、いちばん軽くて、日中の乾燥や午後の広がりを手直しするのに向いた剤型でした。オイルもミルクも重いと感じてきた人には、これが正解になることがあります。
| 剤型 | 得意なこと | 向いている髪 |
|---|---|---|
| オイル | ツヤと指通り、広がりを抑える | 細い髪・乾燥して広がる髪 |
| ミルク(乳液) | やわらかくまとめる、内側の保湿 | 硬い髪・太い髪・ごわつく髪 |
| ミスト | 軽さ、日中の手直し、熱からの保護 | 重い仕上がりが苦手な髪 |

塗るのはドライヤーの前か、それとも後か
多くの商品はタオルドライ後、つまり乾かす前に塗る前提で作られています。ラサーナの海藻ヘアエッセンスも、ミルボンのエルジューダ エマルジョン+も、公式の使い方はタオルドライ後に塗ってドライヤーで乾かす流れでした。濡れた髪は水分が抜けていく途中なので、そこに油分を置いておくと抜け方がゆるやかになります。
一方で、乾いた髪にも使えるものがありました。YOLUのヘアオイルは濡れた髪にも乾いた髪にも使えると公式に明記されていますし、モロッカンオイル トリートメントもタオルドライ後・ドライヤー後のどちらでも使えます。朝のセット前に足せるかどうかは、毎日の使い勝手にけっこう効いてきました。
熱から髪を守る目的で塗るなら、順番は完全にドライヤーの前です。ウエラのミラクルヘアトリートメント ミストは230℃までの熱から保護すると公式が明記しているので、アイロンを毎朝使う人はここを基準にしてもいいと思います。
塗る量と場所のコツ
- 毛先から中間へ。根元にはつけません
- 一度に出す量は少なめから。足りなければ足せます
- 手のひらだけでなく指の間まで広げてから、髪をはさむように通してください
オイルタイプのおすすめ3本
YOLU カームナイトリペア ヘアオイル
夜のケアを名前に掲げたシリーズのオイルで、本体75mL・詰め替え60mLという構成です。実売は1,480〜1,540円あたりでした。スクワラン、ひまわりオイル、セラミドNGを配合したマルチ美容オイルで、濡れた髪にも乾いた髪にも使えます。
寝ている間の摩擦で朝の寝ぐせに毎日困っている人なら、夜の仕上げにこれを一手はさむだけで翌朝の扱いやすさが変わってきます。乾燥でパサついた毛先をしっとりまとめる方向の仕上がりです。
香りはベルガモットとカシスになります。ここは好みが分かれるところで、無香料派には残りすぎると感じられることがあります。逆に、香りも込みで一本を選びたい人にはむしろ長所でしょう。Yahoo!ショッピングのレビューは380件で、レビュー数のランキングでも上位に入っていました。この価格帯でこの支持は、素直に強いと思います。
ナプラ N. ポリッシュオイル
150mLで3,280円前後になります。ゴマ油、サフラワー油、ヒマワリ種子油、ホホバ種子油、シア脂油といった植物油を土台にしたオイルで、香りはマンダリンオレンジとベルガモットです。
この一本は立ち位置が少し特殊でした。公式でも乾いた髪へのスタイリング用途が中心と説明されていて、そのうえで濡れた髪への洗い流さないトリートメントとしても使えると書かれています。スタイリング剤とアウトバスを一本にまとめられるのが最大の利点です。束感を作りたい人、洗面台のボトルを減らしたい人に向いています。
裏を返せば、保湿だけを目的にした専用オイルと比べると、しっとりさせる力は控えめという位置づけになります。乾燥がひどい毛先を立て直したいなら、次に挙げるモロッカンオイルのほうが素直な選択でしょう。
モロッカンオイル トリートメント
100mLで4,390円前後、今回の7点でいちばん高い一本になります。アルガンオイルにプロテイン、オメガ3、ビタミン類を合わせた処方で、タオルドライ後でもドライヤー後でも使えると公式に書かれていました。
市販の1,000円台をひととおり試して物足りなくなった人が、次に行き着く定番という立ち位置です。仕上がりの質感まで含めて選びたい人には、ここが着地点になります。楽天の洗い流さないトリートメントランキングでも、ブランド公式ストアの出品が12位に入っていました。
ひとつ気をつけたいのは、公式ページに香りの具体的な表記がないことです。シクロメチコンやジメチコンといったシリコン系の成分を含むので、ノンシリコンで揃えたい人には向きません。
ミルクタイプのおすすめ2本
パンテーン エクストラダメージケア インテンシブヴィタミルク
実売は660〜968円で、楽天では880円前後でした。今回の7点で唯一の1,000円以下です。切れ毛や枝毛が気になるけれどオイルはベタつくから苦手、という人の最初の一本にちょうど合います。楽天の洗い流さないトリートメントランキングでも8位に入っていました。
ただ、ここは正直に書いておきます。メーカーはこの100mLを終売にしていて、後継のエクストラダメージリペア インテンシブヴィタミルク125mLへ切り替え済みでした。いま店頭やECに並んでいる100mLは旧在庫なので、気に入っても同じものを買い続けられるとは限りません。試して合ったら後継の125mLへ乗り換える前提で考えておくと、あとで慌てずに済みます。
ミルボン ディーセス エルジューダ エマルジョン+
120gで2,340円前後です。美容室で勧められて名前を覚えた人が多い、サロン専売の乳液タイプになります。バオバブエキスとCMADKを配合していて、タオルドライ後に塗ってドライヤーで乾かすのが公式の使い方でした。
選ぶときに間違えやすいのが「+」の有無です。無印のエマルジョンは細い髪向け、プラスが付いたエマルジョン+は普通から太い髪向けと公式で分かれています。髪が硬い、太い、乾かすとごわつくと感じている人が買うべきなのは、プラスのほうになります。
香りは、トップがカシス・アップル・シトラス、ミドルがローズとラズベリー、ラストがバニラとアンバーです。乳液でここまで香りの設計が書かれているのは、サロン向けに作られた製品ならではです。Yahoo!ショッピングではレビュー数の多い店舗で500件を超えていて、支持の厚さは数字にも出ています。

エッセンスとミストという、第三の選び方
ラサーナ 海藻ヘアエッセンス しっとり
25mLで1,100円前後です。今回の7点で最安であり、いちばん試しやすい一本になります。無香料なので、香水を使う人やシャンプーの香りを邪魔されたくない人にも扱いやすいでしょう。
中身はスクワランやオリーブ果実油に加えて、ラミナリアオクロロイカエキスとアラリアエスクレンタエキスという海藻由来のエキス、γ-ドコサラクトンなどを配合しています。使い方はタオルドライ後に塗ってドライヤーで乾かす、いちばん基本的な流れでした。乾燥した毛先のパサつきだけ何とかしたい、というピンポイントな悩みにきれいに合います。アウトバスを初めて使う人の入口としても、ここから入るのが安全です。
注意したいのは容量でした。公式のラインナップは150mL、詰め替え140mL、75mL、25mL、10mLと細かく分かれていて、1,100円で買えるのは25mLサイズになります。毎日使えば当然すぐ減りますので、合うと分かったら150mLと詰め替えに移るのが現実的です。
ウエラ アルタイムリペア ミラクルヘアトリートメント ミストタイプ
95mLで4,180円です。今回の7点で唯一のミストになります。AHA(リンゴ酸)とOMEGA-9(オレイン酸)を配合し、230℃までの熱から保護すると公式に明記されています。アイロンやコテを毎朝使う人には、この一点だけでも選ぶ理由になるはずです。
オイルもミルクも重いと感じてしまう人、日中に乾いてきた髪をその場で直したい人にも向いています。霧なので広い面積に均一に置きやすく、根元を避けやすいのも扱いやすいところでした。
買うときに一点だけ。同じシリーズにオイルタイプとミルクタイプがあり、型番が近いため、販売ページによっては違う剤型が混ざって出品されていることがあります。商品名の「ミストタイプ」と、容量95mLの表記を見てから決済してください。
買う前に引っかかりやすいところ
良い面ばかり並べてきたので、弱点もまとめて書いておきます。
まず価格の幅。7点で800円から4,390円まで開いていますが、高いほど自分に合うわけではありません。エルジューダ エマルジョン+のようなサロン専売品はメーカー直販の一般向けECルートがないぶん、販売店で価格が開きます。実際に1,976円で出している店から3,000円台の店まで確認できました。同じ品番でこの差なので、数店は見比べたほうがいいです。
次に容量。ラサーナの25mLとナプラの150mLでは、同じ一本でも持ちがまるで違います。価格だけを横に並べても比較になりませんので、容量とセットで見るのが正解でしょう。
そして継続して買えるかどうか。パンテーンのインテンシブヴィタミルク100mLは終売品の在庫です。長く同じものを使いたい人は、最初から後継の125mLか、ほかの6点から選んだほうが気は楽だと思います。
香りも見落としがちなところでした。ラサーナは無香料、YOLUはベルガモットとカシス、ナプラはマンダリンオレンジとベルガモットです。一方でウエラとモロッカンオイルには、公式ページに香りの具体的な表記がありません。香りで選びたい人は、表記があるものから当たるほうが確実です。
髪まわりをもう一歩整えるなら
- メンズのヘアオイルの選び方軟毛と剛毛で選ぶものがどう変わるかを整理しています
- ドライヤーの選び方アウトバスの効きは乾かし方でも変わります
- エルジューダFOのレビュー同じエルジューダの細い髪向けを個別に見ています
結局どれを選べばいいか
迷ったままここまで来た人のために、選び方をもう一度短くまとめます。
髪が硬い、太い、乾かすとごわつく人はエルジューダ エマルジョン+です。髪が細い人は、同じシリーズのエルジューダFOのほうを先に見てみてください。細くて広がる、毛先がパサつくという人はオイルになります。まず1,000円台から試すならYOLU、質感まで求めるならモロッカンオイルという順番でしょう。
とにかく安く試したい人はラサーナの25mLかパンテーンの100mLです。ただしパンテーンの100mLは終売品なので、続けるつもりなら後継の125mLを見ておいてください。スタイリングまで一本で済ませたい人はナプラのN. ポリッシュオイル、アイロンの熱から守りたい人と重い仕上がりが苦手な人はウエラのミストになります。
どれを選んでも、塗る場所は毛先から中間まで、量は少なめから始めてください。この2つを守るだけで、同じ商品でも仕上がりはずいぶん変わってきます。
※本記事はプロモーションを含みます

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