水が使えない日は、思っているより急にやってきます。地震で断水した朝、深夜まで動いて着いた出張先のホテル、付き添いで泊まり込んだ病院と、場面はいくつも思い当たるはずです。髪を洗えないまま人と会うことになったとき、頭のベタつきとにおいは想像以上に気になります。
ドライシャンプーは、水を使わずに頭皮の皮脂と汗を落として、さっぱりした状態に戻すためのアイテムでした。ここ数年で選択肢がぐっと増えて、いまはドラッグストアでも数百円から手に入ります。
選ぶときの分かれ道は、スプレーかシートかという一点です。スプレーは地肌全体に一気に行き渡らせるのが得意で、シートは拭き取りながら汚れを物理的に持っていくのが得意です。どちらが上ということはなく、使う場面で向き不向きがはっきり分かれます。
ここでは楽天とYahoo!ショッピングのランキング上位から6点を選び、タイプ別に並べました。価格は493円から1,430円まで、容量も使い方も2026年9月2日時点で各ブランドの公式情報と販売ページで確認しました。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
水が使えない場面ごとに、必要なものは変わります
災害への備えとして買うなら、優先すべきは長く保管できて、かさばらないことでした。フレッシィのドライシャンプー ボトルはガスを使わない液体スプレーなので、備蓄箱に入れておいても扱いに気をつかいません。飛行機や郵送の制限も受けにくく、防災リュックに入れる1本としては素直な選択になります。
出張や帰省で持ち歩くなら、話が変わります。カバンの隙間に入って、周りに気をつかわずに使えるほうが現実的です。メリットのドライシャンプーシートのようなシートタイプは12枚のパウチ入りで、シートタイプのなかでも小型で軽い部類でした。
入院や看病の場面では、拭き取りができるかどうかが効いてきます。ベッドの上で使うことを考えると、粉が飛び散らないタイプか、タオルで拭き取れるタイプのほうが安心でしょう。ジムや外回りの合間なら、逆に冷たさと香りで気分ごとリセットできるものが向いています。
| タイプ | 得意な場面 | この6点での代表 |
|---|---|---|
| シート | 出張・帰省・移動中、スプレーを使いにくい場所 | メリット ドライシャンプーシート |
| 液体スプレー(ノンガス) | 防災の備蓄・入院や看病 | フレッシィ ドライシャンプー ボトル |
| ガス式スプレー・ミスト | ジムや外回り、根元のベタつきを一気に | シーブリーズ・ダイアン・エイトザタラソ・ザ・プロダクト |

シートタイプのおすすめ
メリット ドライシャンプーシート すっきり爽快タイプ
12枚入で493円前後、実売は413〜493円あたりです。今回の6点でいちばん安く、そしていちばん持ち歩きやすい1つになります。エタノールを配合したシートで、香りは「爽やかなバーベナ&レモンの香り」と公式に書かれていました。
このシートの良いところは、使ったあとの拭き取りが要らない点です。地肌と髪を拭いたら、そのまま整えて終わりです。洗面台がない場所でも完結しますので、新幹線の中でも、避難所でも、人目を気にせず使えます。公式では1回あたり左右各2カ所の使用で約50回分、セミロング程度の長さなら1枚で地肌と髪全体を拭き取れると案内されていました。
楽天のドライシャンプーランキングでは、タイプ違いを含めて3位・5位・13位に入っています。この価格帯でこの順位に並ぶ製品は、ほかにありません。出張用のポーチに1つ放り込んでおく前提なら、まずここから始めるのが正解です。
弱点も書いておきます。拭き取り式なので、スプレーのように地肌全体へ一気に行き渡らせることはできません。髪が長い人は1枚では足りないことがありますから、その場合は2枚使う前提で枚数を計算しておいてください。
スプレータイプのおすすめ
フレッシィ ドライシャンプー ボトル
250mLで638円前後です。ガスを使わない液体スプレーなので、缶のように振る必要がなく、保管の制限も受けにくい1本です。頭皮と髪全体に吹きかけて軽くマッサージし、そのあとタオルで拭き取る、という使い方が公式に明記されています。
防災用に備えたい人、入院や看病で使う人にはここを勧めます。ガス式ではないぶん飛行機や郵送の制限を受けにくく、備蓄箱に長く置いておくにも向いていました。同じブランドには150mLのディスペンサータイプ「フレッシィ ドライシャンプー f」があり、中身は同じ処方です。置き場所に合わせて容器を選べるのも助かるところでしょう。
注意したいのは、拭き取りが必須という点でした。シートやガス式スプレーのように、かけて終わりにはなりません。タオルが1枚要ることは、持ち出し袋の中身を組むときに数えておいてください。楽天のドライシャンプーランキングで8位、Yahoo!ショッピングのレビュー数ランキングでも10位に入っています。
シーブリーズ アイスドライシャンプー
95gで1,034円前後、公式価格は968円です。LPGを使ったスプレー缶で、香りは「ひんやり爽やかでジューシーなシトラスシャーベットの香り」と公式に書かれていました。名前のとおり、冷たさが前に出るタイプになります。
ジムのあと、外回りの途中、真夏の移動中。汗をかいたあとに頭ごとリセットしたい場面で、この冷たさは強い武器です。汗をかきやすい人ほど効果を感じやすいはずでした。
使い方は、缶を上下によく振ってから15〜20cm離してスプレーし、指でなじませます。粉っぽさが気になる場合はタオルで拭き取る、と公式に書かれていました。振り不足だと噴射が均一にならないので、ここだけは面倒がらずに振ってください。
ダイアン パーフェクトビューティー ドライシャンプー 無香料
95gで893円前後です。この6点のなかで、香りをまったく足したくない人の第一候補になります。無香料なので、香水や整髪料の香りとぶつかりません。朝つけた香りを夕方まで守りたい人には、ここが効いてきます。
公式では「洗いたてのようなすっきり感」を掲げていて、汗や皮脂のベタつきを抑えると明記されていました。使い方は容器を振ってから地肌と髪の根元にスプレーし、指でなじませてブラシで整えるという流れです。根元に直接吹けるので、皮脂でぺたんと寝てしまった髪のボリュームを戻す用途にも向いています。
楽天のドライシャンプーランキングでは、香りと容量の違いを含めて6位・17位・22位・24位・25位と複数がランクインしていました。シリーズ全体で支持されている証拠でしょう。ただしエアゾールスプレー式ですから、振ってから離して吹く手順は必要です。シートほど手軽ではありません。

エイトザタラソ ウォーターレス ドライシャンプー
80gで1,320円前後です。皮脂吸着パウダーを配合したタラソドライ処方で、余分な皮脂を粉で受け止める設計になっています。香り付きタイプはアクアホワイトフローラルの香り、無香料タイプも別に展開されていました。
前髪だけ夕方にぺたっと崩れる人には、この1本がよく効きます。根元の皮脂を吸わせて立ち上がりを戻す使い方ができますし、香りが残るほうが嬉しい人には香り付きを選ぶ余地もありました。缶を振ってから15〜20cm離してスプレーし、指でなじませてブラシで整えます。粉っぽさが気になればタオルで拭き取ってください。
持ち歩きを考えているなら、40gのミニサイズが990円で用意されているのも見逃せません。まずミニで試して、合えば80gに移るという買い方ができます。弱点は缶を振る手間で、振り不足だと粉が均一に出ないところでした。楽天のランキングで7位、Yahoo!ショッピングのレビュー数ランキングで19位に入っています。
ザ・プロダクト クールドライシャンプー
115mLで1,430円、今回の6点で最も高い1本になります。香りを無香料、オレンジアイスティー、シトラスウッディの3種類から選べるのが最大の特徴でした。ここまで香りを自分で決められる製品は多くありません。
公式のうたい文句は「肌温度-5℃のひんやり体験」で、頭皮と髪だけでなくボディにも使えます。夏場に1本で済ませたい人、旅行の荷物を減らしたい人には、この兼用性が効いてきます。50mLのミニサイズが935円で出ているので、まず試してから決めることもできました。
一点だけ守ってほしいのが使う場所です。エタノールとメントールを配合しているため、公式では顔への使用を控えるよう明記されています。頭皮・髪・ボディまで、と覚えておいてください。
使い方でつまずくのは、たいてい2か所です
ドライシャンプーで「思ったほどさっぱりしない」となる原因は、だいたい決まっています。ひとつは缶を振っていないこと。もうひとつは、髪の表面にかけて地肌に届いていないことでした。
ガス式のスプレーは、成分と噴射剤が分離した状態で缶に入っています。振らずに使うと出方が偏りますので、シーブリーズもダイアンもエイトザタラソも、まず上下によく振ってから使ってください。そして距離は15〜20cmです。近すぎると一箇所に集中し、遠すぎると髪の表面で止まってしまいます。
狙うのは髪ではなく地肌です。分け目を作って根元に直接吹き、そのあと指の腹でなじませます。ここまでやってはじめて、皮脂を受け止める成分が仕事をしてくれるようになるはずです。
失敗しないための4つの手順
- ガス式は使う前に缶を上下によく振ります
- 15〜20cm離して、髪ではなく地肌へ吹きかけます
- 指の腹でなじませ、最後にブラシで整えてください
- 粉っぽさが残ったらタオルで拭き取ります。フレッシィのボトルは拭き取りが必須です
買う前に押さえておきたいところ
ここまで良い面を中心に書いてきたので、引っかかりやすい点もまとめておきます。
まず、拭き取りが要るかどうかは製品でまるで違いました。メリットのシートは使用後の拭き取りが不要ですが、フレッシィのボトルはタオルでの拭き取りが必須です。ガス式のスプレー3種は、粉っぽさが気になったときだけ拭き取る形になります。ベッドの上や車の中で使うつもりなら、この違いは事前に確認しておくべきでした。
次に持ち運びの制約。ガスを使ったスプレー缶は、保管場所や持ち込みで気をつかう場面があります。防災の備蓄として長く置いておくなら、ノンガスのフレッシィやシートタイプのメリットのほうが気は楽でしょう。
容量と価格の関係も見ておいてください。6点は493円から1,430円まで開いていますが、高いほど自分の場面に合うわけではありません。カバンに1つ入れておくだけならメリットの12枚入で十分ですし、毎日使うなら容量の大きいものを選んだほうが結果的に安く上がります。
そして香りです。ダイアンの無香料、ザ・プロダクトの無香料タイプのように香りを足さない選択肢がある一方で、メリットはバーベナとレモン、シーブリーズはシトラスシャーベット、エイトザタラソはアクアホワイトフローラルと、それぞれ香りがはっきりしています。香水を使う人は、無香料から選ぶほうが失敗しません。
備えと汗の対策をもう一歩
- 防災リュックのおすすめ中身の点数と重さで選ぶ考え方をまとめています
- 防災グッズのリスト持ち出す物と置く物に分けて整理しました
- 汗拭きシートの比較体側のさっぱり感はこちらで補えます
結局どれを選べばいいか
用途からもう一度たどり直します。
防災用に買っておくならフレッシィのドライシャンプー ボトルです。ガス式ではないので保管しやすく、638円前後という価格なら家と車に1本ずつ置いても負担になりません。防災リュックの中身を組んでいる人は、タオルとセットで入れておいてください。
出張や帰省のカバンに入れる1つなら、メリットのドライシャンプーシートが最有力になります。493円前後、12枚入、拭き取り不要。移動中に使う条件がすべてそろっていました。
ジムや外回りで汗をかいたあとにリセットしたい人はシーブリーズのアイスドライシャンプー、香りを足したくない人はダイアンの無香料です。前髪の崩れを戻したい人と香りを楽しみたい人はエイトザタラソ、髪も体も1本で済ませたい人と香りを自分で選びたい人はザ・プロダクトのクールドライシャンプーになります。
どれを買っても、大事なのは地肌に届かせることと、ガス式なら振ってから使うことです。この2つを守るだけで、仕上がりはずいぶん変わってきます。
※本記事はプロモーションを含みます

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