ル ラボ リメット37|サンフランシスコの坂に喩えた構成

名前はライムを指しますが、前に出るのはベルガモットの明るい柑橘です。1〜2時間でジャスミンとクローブの温かさに変わり、3時間を過ぎるとベチバーとトンカの乾いた甘さが肌に残る。数時間で3回も性格が変わるので、その揺れ自体を面白がれる人に向く1本です。

リメットはライムのことです。ただしこの香水は、ライムの爽やかさだけで終わりません。公式が坂道に喩えているとおり、上下する構成をしています。

この記事でわかること

  • リメット37で実際に前へ出る原料と、名前との差
  • 柑橘・花・根と甘さへ移る3段階の変化
  • 名前の数字とシティ エクスクルーシブが示すもの
  • 容量ごとの価格と、日本で買える期限
目次

結論:リメット37は名前ではなく変化で選ぶ1本

総合評価:4.3 / 5.0 ★★★★

香りの良さ ★★★★
好みは分かれるが、合えば深く刺さる
ユニセックス度 ★★★★
ベチバーが甘さを乾いた方向へ寄せる
持続時間 ★★★★
4時間かけて3段階を見せる
被りにくさ ★★★★★
本来は現地の店舗だけの香り

リメットはライムのことですが、実際に前へ出るのはベルガモットです。そこからジャスミンとクローブの温かさを経て、ベチバーとトンカの乾いた甘さへ落ちていく。公式が「香りのジェットコースター」と呼ぶとおり、数時間のあいだに3回も性格が変わります。

変化が大きいぶん、同じ印象が続いてほしい人には向きません。ただし裏を返せば、1本で二つの表情を持つということ。1日つけている場面で使えば、この構成がいちばん生きます。

ル ラボ リメット37の基本情報

ブランドル ラボ(2006年にニューヨークで始まったブランド)
商品名リメット37
シリーズシティ エクスクルーシブ(サンフランシスコ)
容量 / 価格15mL:22,990円 / 50mL:52,250円 / 100mL:76,560円
香調ベルガモット、ジャスミン、プチグレイン、クローブ、ベチバー、トンカビーン、ムスク
名前の数字配合されている原料の数(公式説明)
題材店舗から湾へ続く、サンフランシスコの坂道
日本での取り扱い2026年9月30日まで期間・数量限定

公式が坂に喩える理由

サンフランシスコは坂の多い街として知られます。

公式は、店舗から湾へ続く急な道のりがこの香りの構造に似ていると書いています。

その構造

  • ベルガモットのフレッシュな入り口
  • ジャスミンとクローブの温かい歓迎
  • ベチバーとトンカの甘美な柔らかさ

登って、迎えられて、下る。そういう順序で香りが動きます。

ル ラボは2006年にニューヨークで始まったブランドです。注文を受けてから店頭で調合し、そのラベルに日付と名前を入れる。この売り方そのものがブランドの中身になっています。

構成を見る

原料役割
ベルガモット冒頭の柑橘
ジャスミン花の厚み
プチグレイン青く苦い葉
クローブスパイスの温かさ
ベチバー乾いた根
トンカビーン乾いた甘さ
ムスク肌に残す

ライムという名前ですが、実際に前に出るのはベルガモットです。

このブランドらしく、名前の素材が素直に出るわけではありません。

名前についている数字は、配合されている原料の数だと公式は説明しています。サンタル33なら33種類。数が多いほど良いという意味ではなく、その香りを作るのに何種類を要したかという記録です。

シティ エクスクルーシブは、その都市の店舗でしか買えない香りとして作られています。都市名は香りの内容を説明するものではなく、どこで売るかを示しているだけと考えたほうが分かりやすい。

つけてからの変化

時間の変化

  • 最初:ベルガモットの明るい柑橘
  • 1〜2時間:ジャスミンとクローブの温かさ
  • 3時間以降:ベチバーとトンカの甘い落ち着き

公式が「香りのジェットコースター」と呼ぶとおり、変化が大きい構成です。

柑橘から花、そして根と甘さへ。3回性格が変わります。

この変化を面白いと感じるかどうかで評価が分かれます。

向いている人

こういう人相性
変化のある香水が好き
清潔感と深みの両方が欲しい
春夏に使いたい
安定した香りが好き
重い香りが好き

公式は「清潔感のあるフレッシュで、幸福な印象」とも書いています。

全体としては明るい方向の香りです。

場面と服装

場面おすすめ度
春夏
日常
職場
夜の外出

合わせやすい服

  • 白いシャツ
  • 明るい色
  • リネン
  • きれいめのカジュアル

3つのモールで比べる

ル ラボ リメット37

惜しい点

短所程度
ライムを期待すると外す
変化が大きく落ち着かない
価格が高い
期間限定

名前と中身の差が大きい1本です。

ライムの爽やかな香水を探しているなら、この香水は方向が違います。

変化が大きいので、同じ香りが続いてほしい人にも向きません。

変化の大きい香水の扱い方

使うときの注意

  • 外出の30分前につける(冒頭を過ごす)
  • 長時間の場面で使う(変化を見せる)
  • 短時間の外出には向かない
  • つけ直すと最初に戻る

冒頭と後半が違う香水は、短時間の外出だと前半しか見せられません。

1日つけている場面で使うと、この構成が生きます。

つけ直すと最初に戻ってしまうので、変化を見せたいなら足さないほうがいい。

変化の大きい香水は、同じ1本で何度も印象が変わります。

飽きにくいという利点がある。

一方で、いつどう香るかを自分で管理しにくいという面もあります。

確実に同じ印象を出したい場面では、変化の少ない香水のほうが扱いやすい。

買い方

本来はサンフランシスコの店舗でしか買えない香りです。

ただし2026年9月30日までは期間・数量限定で、日本の公式オンラインと直営店でも取り扱いがあります。

容量価格
15mL22,990円
50mL52,250円
100mL76,560円

クラシックコレクションより2割ほど高い価格です。50mLで5万円台になります。

買い方利点注意
期間中に公式で買う定価で確実期間が終わると買えない
現地の店舗定価行く機会が要る
通販の並行輸入いつでも買える価格が上がる・状態が読めない

期間が終わると、次にいつ日本で買えるかは分かりません。気に入ったなら期間中に決めたほうが確実です。

変化を確認するには、最低でも4時間は見る必要があります。

店頭で判断するのは難しいので、15mLを買って1日試すほうが確実です。

サンフランシスコに行く予定があるなら、現地で買うという選択肢もあります。

旅先で買った香水は、その記憶と結びついて特別なものになります。

限定という売り方は、その体験まで含めた設計です。

とはいえ、旅の高揚感で判断すると失敗します。

帰ってから日常でつけたときに、同じように良いと感じるかどうかが本当の基準です。

もしシティ・エクスクルーシブの中で一本に絞ろうとしているなら、判断の軸を「変化を楽しめるか」に置くのがいいはずです。リメット37は前半と後半の落差で選ぶ香りで、一本で二つの表情を持ちます。つけている数時間ずっと同じ印象でいてほしい人には向かず、その揺れ自体を面白がれる人にこそ回ってくる一本です。

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まとめ:変化を面白がれる人に回ってくる1本

リメットはライムですが、実際に前に出るのはベルガモットです。

柑橘・花・根と甘さの3段階で性格が変わります。

変化が大きいので、1日つけている場面で使うと生きます。

同じ香りが続いてほしい人には向きません。

価格は15mLで22,990円、50mLなら52,250円と高い。ただし変化を確かめるには最低でも4時間が要るので、まず15mLを買って1日試すという順序が取れます。店頭の数分で決めなくていいぶん、この価格帯でも外しにくい。

日本での取り扱いは2026年9月30日までの期間・数量限定です。本来はサンフランシスコの店舗でしか買えない香りなので、期間が終わると次にいつ並ぶかは読めません。名前より変化で選ぶ1本、と割り切れる人なら、期間中に決めておく価値があります。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

「かっこよくなりたい」を、ファッション・香水・美容・ガジェット・インテリア・仕事・健康まで丸ごと。大事にしているのは、実際に自分で買って使った"本音レビュー"——良い点も悪い点も包み隠さずお伝えします。テーマは「人生を豊かに生き抜く」。MEN'S EDIT を運営、YouTubeでも動画で発信中です。

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