洗ったはずのシャツが汗をかくとにおいだす。経験がある人は多いはずです。
原因は繊維の中に菌が残っていることです。乾いているあいだはにおいませんが湿ると活動を再開します。
この記事でわかること
- においが戻る仕組み
- 洗濯で落としきれない理由
- 落とす方法
- 溜めないための習慣
乾くと止まり、湿ると戻る
においを作っているのは菌です。乾いた状態では活動が止まります。
だから洗ったあとはにおいません。汗で湿ると再び活動する。
つまり菌が繊維に残っているということ。洗って落ちたわけではありません。
普通の洗濯では落ちない
皮脂や汗の成分は繊維の奥に入り込みます。表面を洗うだけでは残る。
残った汚れが菌の餌になります。洗うたびに少しずつ蓄積するということ。
特に脇、襟、背中。皮脂と汗が多い場所ほど溜まります。
落とす方法
| 方法 | 効き方 | 注意 |
| 酸素系漂白剤でつけ置き | 最も効く | 色柄物にも使える |
| お湯を使う | 汚れが落ちやすくなる | 素材の表示を確認 |
| 洗剤の量を守る | 多すぎても少なすぎても落ちない | 計量する |
| 乾燥機を使う | 高温で菌が減る | 縮む素材に注意 |
| アイロン | 部分的に有効 | 襟や脇に |
いちばん確実なのは酸素系漂白剤でのつけ置きです。40〜50度のお湯で30分から1時間。
月に1回でもやっておくと蓄積がリセットされます。
部屋干しのにおい
乾くまでに時間がかかるとその間に菌が増えます。それが独特のにおいになる。
対処は早く乾かすこと。風を当てる、除湿する、間隔を空けて干す。
乾燥機があれば最も確実です。高温で乾かせば時間も菌も減らせます。
洗濯槽
洗濯機の中が汚れていると洗うたびに菌を付けていることになります。
槽の裏側は見えません。専用の洗浄剤で定期的に洗う。数か月に1回が目安です。
使ったあとに蓋を開けて乾かすだけでも違います。湿ったまま閉めるとカビの条件になります。
溜めない
汗をかいた服を洗濯かごに何日も置くとその間に菌が増えます。
その日のうちに洗うのが理想ですが、難しければ乾かしておく。湿ったまま重ねない。
通気性のあるかごを使う、広げて置く。それだけで増える量が変わります。
柔軟剤の使いすぎ
柔軟剤は繊維をコーティングします。入れすぎると吸水性が落ちる。
吸水性が落ちれば汗を吸わなくなり肌に張り付きます。タオルで特に起きやすい。
香りで覆ってもにおいの元は残ります。落としてから香らせる、という順番になります。
素材による違い
化繊は皮脂を抱え込みやすいとされます。においが残りやすい素材でもある。
綿は吸水しますが乾きにくい。部屋干しのにおいが出やすくなります。
どちらにも一長一短があるので洗い方と乾かし方で補うことになります。
スーツやジャケット
毎回洗えないものは着たあとに風を通す。すぐクローゼットにしまわない。
ブラシをかけるとほこりと表面の汚れが落ちます。数十秒で済む作業です。
シーズンの終わりにはクリーニングに出す。皮脂が残ったまま半年しまうとにおいも変色も出ます。
自分では分からない
自分の服のにおいは慣れてしまいます。毎日着ているので気づけない。
確かめるなら外から帰ってきた直後に嗅ぐ。鼻がリセットされています。
あるいは家族に聞く。言いにくいことなのでこちらから聞く必要があります。
物足りないと感じる点
この記事の中身は洗濯の話で、スキンケアではありません。
ただ、体臭対策をいくらやっても服がにおっていたら意味が薄い。肌と服はセットです。
つけ置きを月に1回。それだけで大半は変わります。
干し方
厚手のものはハンガーの間隔を空ける。風が通れば乾く時間が縮まります。
厚みのある部分を下にすると水が落ちて乾きやすい。数十秒の工夫で数時間変わることがあります。
洗濯機に詰め込まない
一度に入れすぎると水と洗剤が行き渡りません。落ちないまま乾かすことになる。
容量の7〜8割までが目安として挙げられます。2回に分けるほうが結果としてはきれいになります。
クリーニングに出すもの
自宅で洗えないものは皮脂が残ったままになります。しまう前に一度出す。
シーズンの終わりがいちばん出しどきです。半年しまってから出すより変色もにおいも防げます。
香りで覆わない
柔軟剤や衣類用の香りづけ製品でにおいを覆うという対処があります。
ただし元のにおいは残っています。混ざってかえって気になることもある。
落としてから香らせる。順番を守るほうが結果としてはきれいです。
汗をかいた日の扱い
大量に汗をかいた日はその日のうちに洗うのが理想です。時間が経つほど菌が増えます。
無理なら乾かしておく。湿ったままかごに入れるとそこで増え続けます。
タオルも同じ
タオルは濡れている時間が長いので菌が増えやすい。生乾きのにおいが出やすい代表です。
毎日替える、使ったら広げて干す。顔を拭くものなので肌にも直接関わります。
柔軟剤を使いすぎると吸水性が落ちます。拭けなくなると擦る回数が増える。
枕カバーとシーツ
顔と体が毎晩数時間触れている布です。皮脂も汗も付きます。
週に2回替える。フェイスラインや背中のニキビと関わることがあります。
月1回のつけ置き
服のにおいは繊維に残った菌が湿って活動を再開したものです。
酸素系漂白剤でつけ置きすると蓄積がリセットされます。体まわりのケアは基本ガイドにもまとめています。
※本記事はプロモーションを含みます

コメント