服の静電気は素材の組み合わせで決まる|起きにくい着方

脱ぐときにバチッとくる。歩くたびに裾がまとわりつく。湿度が下がる時期の定番の悩みですが、実は何を何の上に着るかでほとんど決まります。組み合わせを変えるだけで、かなり減らせます。

目次

起きる仕組みを一言で

素材には電気を帯びやすい性質があり、プラスに帯びやすいものとマイナスに帯びやすいものがあります。

この2つを重ねてこすれると、電気が移動して溜まります。つまり同じ性質のもの同士なら起きにくい。

帯びやすい向き素材
プラス側ウール・ナイロン・毛皮
中間綿・麻・レーヨン
マイナス側ポリエステル・アクリル

上と下から1つずつ選んで重ねると、最も起きやすくなります。ウールのニットにポリエステルのインナー、という組み合わせが典型です。

起きにくい組み合わせ

表の中で近い位置のものを組み合わせると減ります。実用的な例を挙げます。

組み合わせ起きやすさ備考
綿のインナー+ウールのニット低い定番の解
ポリエステル+アクリル低い同じ側同士
ポリエステル+ウール高い最も避けたい
綿+綿ほぼ起きないただし保温は落ちる

一番上が現実的です。肌に触れる面を綿にするだけで、体感がかなり変わります。

発熱をうたうインナーは化学繊維が多い。その上にウールを着ると、条件がそろってしまいます。

湿度が効く理由

空気が乾いているほど電気が逃げないので溜まります。だから同じ服でも季節で違う。

湿度側からできること

  • 室内の湿度を50%前後に保つ
  • 洗濯時に柔軟剤を使う
  • 外出前に霧吹きを軽くかける
  • 加湿しない部屋では服を替える

2つ目が最も手軽です。柔軟剤は繊維の表面に膜を作り、電気を逃がしやすくします。

ただし吸水性は落ちるので、タオルや汗を吸わせたい下着には使いすぎないほうがいい。

スプレーは起きたあとの対処ですが、湿度そのものを上げれば起きる回数が減ります。根本側を先に手当てするほうが、結局は手間が少ない。

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その場で逃がす方法

溜まってしまったあとに放電する手もあります。覚えておくと車のドアなどで役立ちます。

方法効き方注意
壁や地面に手で触れる確実金属より先に触る
金属を握るように触る痛みが出にくい指先で触ると痛い
静電気除去のキーホルダー手軽効きに個体差がある
手を濡らす確実冬は冷たい

2つ目が実用的です。指先だと一点に集中して痛みますが、手のひら全体で握ると分散します。

車を降りるときは、座ったまま金属部分に触れてから立つと起きにくくなります。

衣類側の対策を買うなら

スプレーや柔軟剤で対応する手もあります。毎日着るコートなど、洗いにくいものに効きます。

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スプレーは裏側にかけるほうが効きます。肌に触れる面のほうが摩擦が起きるためです。

コートの裏地は特に起きやすい場所なので、そこだけかけておくだけでも変わります。

起きやすい時間帯と場面

一日の中でも、起きやすい場面は決まっています。そこだけ気をつければ被害はかなり減ります。

場面起きやすさ先にやること
コートを脱ぐとき最も高いゆっくり脱ぐ
車を降りるとき高い座ったまま金属に触れる
ドアノブを触るとき高い手のひらで壁に触れてから
セーターを脱ぐとき高い裏返しながら脱ぐ

共通しているのは、こすれた直後です。脱いだ直後に金属を触ると、溜まった分が一気に流れます。

動作をゆっくりにするだけでも変わります。急に引き剥がすほど強く帯びるためです。

洗濯でできる予防

着る前の段階で仕込んでおくと、当日の対策が要りません。

洗濯時にできること

  • 柔軟剤を規定量使う。入れすぎは吸水性が落ちる
  • 乾燥機を使いすぎない。繊維が乾きすぎる
  • 室内干しで湿気を残す
  • 化学繊維と天然繊維を分けて洗う

2つ目が効きます。乾燥機で完全に乾かすと、繊維の水分が抜けて帯びやすくなる。

室内干しなら適度に水分が残るので、冬は乾燥機を控えるだけでも変わります。

それでも起きるとき

肌が乾燥していると、体側にも溜まりやすくなります。服だけ対策しても収まらない場合はここを疑ってください。

手足の保湿をするだけで減ることがあります。皮膚の水分が電気を逃がす役割をするためです。

それと、髪の広がりも同じ原因で起きます。服の静電気が気になる時期は、髪のほうも同時に対策すると効率がいい。

完全にゼロにはできません。冬の乾いた空気の中では避けようがないので、起きにくい組み合わせを選んで頻度を下げる、というのが現実的な目標です。

それと、金属のアクセサリーを着けているとそこに集中して流れることがあります。気になる人は冬の間だけ外すという手もあります。

完全になくすことはできませんが、素材の組み合わせを変えるだけで頻度は半分以下になります。毎朝の服選びで肌に近い層だけ意識してみてください。それだけで冬の不快さがかなり減ります。

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まとめ

同じ側の素材同士を重ねると起きにくくなります。肌側を綿にするのが基本です。

発熱インナーの上にウールは最も起きやすい組み合わせです。

金属に触れるときは指先ではなく手のひら全体で。痛みが分散します。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

「かっこよくなりたい」を、ファッション・香水・美容・ガジェット・インテリア・仕事・健康まで丸ごと。大事にしているのは、実際に自分で買って使った"本音レビュー"——良い点も悪い点も包み隠さずお伝えします。テーマは「人生を豊かに生き抜く」。MEN'S EDIT を運営、YouTubeでも動画で発信中です。

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