トマトの皮の上で、包丁の刃が滑るようになってきた。そんなときに手もとで研げる道具を5点選びました。4点はダイヤモンドの砥石で刃先を研ぐタイプで、残る1点は#1000の中仕上げ砥石です。はじめての1台なら、溝に当てて手前に引くだけの貝印AP0308をすすめます。
この記事でわかることは、手もとの包丁に関わる次の4つです。
- 両刃の包丁と片刃の包丁、それぞれを研げる道具
- 5点が何を使って刃を研ぐのか
- セラミック包丁も研げる研ぎ器
- 電動の研ぎ器でできること
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
研ぎ器ごとに研げる包丁が決まっている
研ぎ器には、使える包丁が決まっているものがあります。先に見ておきましょう。
大きな分かれ目は、両刃と片刃です。研ぎ器を選ぶ前に、手もとの包丁がどちらなのかを確かめておくと、このあとの表も読みやすくなります。貝印のAP0308は両刃専用で、出刃包丁などの片刃包丁には使えません。京セラのDS20SとDS-38も、出刃包丁や刺身包丁などの片刃包丁は研げない作りです。
反対に、貝印のAP0162は片刃の包丁専用です。出刃や刺身包丁を研ぐための1本なので、両刃の包丁は別の研ぎ器で研ぐことになります。台所に両刃と片刃の包丁が両方あるなら、両刃用と片刃用を1本ずつ用意する形です。包丁そのものを買い替えるときは、包丁のおすすめの記事もあわせてどうぞ。
京セラの2台は、両刃でも研げない包丁があります。パン切りナイフのような特殊な包丁と、厚手の刃の包丁です。パン切りナイフを研ぐ道具を探している方は、京セラの2台を候補から外しておいてください。
5点の研ぎ方と使える包丁
下の表で、5点がそれぞれ何で刃を研ぐのか、どの包丁に使えるのかを見比べられます。僕が見てほしいのは右の列です。手もとの包丁に使えない研ぎ器が、ここでひと目でわかります。
| 商品 | 研ぐしくみ | 使える包丁 |
|---|---|---|
| 貝印 関孫六 AP0308 | ダイヤモンド砥石と2種類のセラミック砥石で3ステップ | 両刃の包丁 |
| 貝印 関孫六 AP0162 | 性質の違う3種類の砥石を順番に使う | 片刃の包丁 |
| キング デラックス #1000 | #1000の中仕上げ砥石 | 確認できる情報なし |
| 京セラ DS20S | 回転するダイヤモンド砥石 | 両刃のステンレス・鋼・チタンと京セラ製セラミック |
| 京セラ DS-38 | 電動パワーとダイヤモンド砥石#600 | 両刃のステンレス・鋼と京セラ製セラミック |
研ぎ方で見ると、5点のうち電動はDS-38の1台です。AP0308とDS20Sは手動。貝印の2本はどちらも、性質の違う砥石を順番に使って仕上げていきます。

セラミック包丁も研げる?
セラミック包丁を研ぐ道具として名前が挙がるのは、京セラのDS20SとDS-38です。どちらも砥石にダイヤモンドを使っていて、京セラ製のセラミックナイフを研げます。ステンレスや鋼の包丁も同じ1台で研げるので、金属の包丁とセラミック包丁が台所に並んでいる家でも、研ぎ器を分けずに済みます。
気をつけたいのは、京セラ製に限られる点です。京セラ製以外のセラミックナイフは、この2台ではきちんと研げないとされています。
貝印の2本とキングの砥石は、セラミック包丁への対応がはっきりしていません。家にある京セラのセラミック包丁も一緒に研ぎたいときは、DS20SかDS-38から選ぶことになります。
包丁研ぎのおすすめ5選

貝印 関孫六 AP0308 両刃用シャープナー
両刃の包丁を、角度を気にせず研げる簡易式のシャープナーです。関孫六ブランドの1本で、ダイヤモンド砥石と2種類のセラミック砥石がひとつにまとまっています。
研ぎ方は3段階です。STEP1は粗目のダイヤモンド砥石で、摩耗した刃先を削り取ります。STEP2はセラミック砥石で刃先を薄くして、切れ味を上げる工程です。最後のSTEP3は細かいセラミック砥石で、刃の先端を滑らかに整えて仕上げます。引く回数の目安は、順に10回・10回・5回です。この順番どおりに引くだけで、落ちた切れ味を誰でも簡単に取り戻せる作りになっています。
使うときは、溝に包丁の刃を当てて、まっすぐ手前に引くだけ。難しい角度の調整はいりません。家の包丁が両刃なら、まず候補に入る1本です。貝印は、簡易式の使いやすさと本格的な研ぎ上がりの両方をねらったシャープナーだと説明しています。
砥石はダイヤモンド砥石とアランダム系セラミック砥石で、本体はABS樹脂です。本体の耐熱温度は80度で、生産国は日本。大きさは141×51×55mm、重さは96gです。価格は、貝印の公式で税込2,420円。
片刃用の関孫六 AP0162
出刃包丁や刺身包丁のような片刃の包丁を研ぐための、貝印のシャープナーです。同じ関孫六の名前が付いていますが、こちらは片刃の包丁専用として作られています。
性質の違う3種類の砥石が1本についていて、これを順番に使います。切れ味が落ちてしまった包丁でも、簡単に切れ味を蘇らせられる作りです。簡易式なので、角度を自分で合わせる手間もかかりません。
貝印は、簡易式のシャープナーを、日常使いには便利でも落ちた切れ味を戻すには物足りない道具として紹介しています。その不満に応えてつくったのが、3つの工程で研ぐこのシャープナーです。
砥石はダイヤモンド砥石とセラミック砥石の組み合わせになっています。本体はABS樹脂で耐熱温度は80℃、こちらも日本製です。サイズは117×45×50mmで、111gあります。公式の税込価格は2,420円。
販売店の表記では「左右兼用」とされています。出刃や刺身包丁のような和包丁を持っていて、家で研いでおきたい方は、こちらを見てください。
キング デラックス 砥石 #1000
ほかの4点と違い、こちらは砥石です。番手は#1000で、商品名のとおり中仕上げ用の砥石にあたります。
キングのデラックスというシリーズの1本です。販売店の表記では国産で、サイズは207×66×34mmの標準型とされています。
溝に通す研ぎ器より、砥石で包丁を研ぐことに挑戦してみたい方に合う1本です。
京セラ ダイヤモンドロールシャープナー DS20S
砥石の下にバネを仕込んだ、京セラのロールシャープナーです。砥石にはダイヤモンドを使っていて、ステンレス、鋼、チタンといった金属製の包丁を研げます。包丁の素材をあまり選ばずに使える1台を探している方なら、候補に入れておきたい研ぎ器です。
バネの役目は、研ぐときの余分な力を吸収することです。刃を傷つけにくく、最適な力で研げるしくみで、京セラはこの作りで特許(6687554号)を取っています。
使い方は、溝に包丁を入れて、ゆっくり数回手前に引くだけです。ダイヤモンド砥石が回転して、刃先を縦方向に研ぎます。従来の板砥石と同じ方向で刃が付く、というのが京セラの説明です。
材質は、砥石が工業用ダイヤモンド、本体がABS樹脂とポリアセタールで、ほかにステンレス鋼と熱可塑性エラストマーも使われています。生産国は日本で、砥石の交換はできません。本体は136×55×50mm、重さは60gとなっています。京セラの公式価格は税込2,750円です。
力の入れ具合はバネに任せて、手で引いて研ぐタイプになります。
京セラの電動シャープナー DS-38
ステンレスや鋼などの包丁を、電動パワーとダイヤモンド砥石で研ぐシャープナーです。素早く鋭く研ぎあげることをねらった作りで、手で引く研ぎ器とは動かし方が違います。研ぎ直しを電動に任せたい方に向けた1台です。
研ぐ角度は、ガイドスロットが一定に保ってくれます。簡単に研げるように、と付けられたガイドです。
研ぎクズへの対策も、この1台の特徴です。シャッター構造で研ぎクズが飛び出しにくく、本体には集じんファンが入っています。粉じんが飛び散らないようにする作りです。
砥石は工業用ダイヤモンドの#600で、すべり止めにはシリコーンゴムが使われています。電源はアルカリ単3電池4本で、電池は別売りです。砥石の交換はできず、生産国は中国。本体は155×98×73mmで、重さは260gです。京セラの公式価格は税込8,250円。
スイッチは、押すとON、離すとOFFになる安全スイッチです。動作やバッテリーの残りは、お知らせランプで一目でわかります。
はじめての1台は関孫六AP0308
台所の包丁が両刃で、包丁研ぎをはじめて買うなら、僕は貝印のAP0308をすすめます。パッケージに詳しい図解が載っていて、初めての方でも迷わず使えるように作られているからです。
もうひとつは、しまうときのことまで考えられている点です。手で持つ部分はスライド式のカバーで、コンパクトに収納できます。研いだあとに出る細かい金属粉も、しまうときにこぼれません。引き出しやキッチンまわりを汚さずに、そのまま片づけられる1本です。
※本記事はプロモーションを含みます

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