香水を最後につけるのは知っていても、その前に何をどの順でつけるかまでは考えていないと思います。ところが先につけたものの匂いと混ざると、選んだ香りとは別のものになります。順番には理由があります。
朝の順番はこうなる
基本の流れ
- 顔を洗う
- スキンケア(無香料が望ましい)
- 体を拭く・整える
- 衣類を着る
- 髪をセットする
- 最後に香水
- 5分置いてから家を出る
香水を最後にするのは、他の匂いと混ざらないようにするためです。
特に髪の整髪料は香りが強いものが多い。先につけておけば、香水がその上に乗ります。
最後の5分は重要です。つけた直後はアルコールの匂いが立っていて、本来の香りが出ていません。
玄関でつけて出ると、電車の中で一番強い時間を迎えることになります。
匂いのあるものを数える
1日に身につける匂いは、思っているより多い。
| もの | 匂いの強さ | 気づきにくさ |
|---|---|---|
| 柔軟剤 | 強い | 毎日で慣れている |
| シャンプー | 中 | 残り香が長い |
| 整髪料 | 中〜強い | 顔に近い |
| 制汗剤 | 中 | 脇から広がる |
| ボディソープ | 弱〜中 | 全身に均一 |
| 香水 | 選んだもの | 意図している唯一のもの |
この6つが全部香ると、何の匂いか分からなくなります。
意図しているのは香水だけのはずなので、他は無香料に寄せるのが理屈としては正しい。
全部を変えるのが難しければ、顔に近いもの(整髪料)から無香料にすると効果が大きい。
スキンケアと香水
顔につけるものは、鼻に一番近い匂いです。
香りつきの化粧水や乳液を使っていると、自分の鼻の中でそれが基準になります。
そのうえで香水をつけると、混ざった状態を自分では正しく判断できなくなる。
香りを楽しみたいなら、顔まわりは無香料にする。これが最も効率のいい整理になります。
逆に、スキンケアの香りが気に入っているなら香水はつけないという選択もあります。
髪と香水の距離
髪は香りを吸って長く保ちます。だから整髪料の香りは1日中続く。
香水を髪につける人がいますが、アルコールが含まれているので髪と頭皮には負担になります。
髪に香りをつけたいなら、髪用に作られたものを使う。そちらはアルコールの量が抑えられています。
整髪料と香水の香りがぶつかると、顔の周りで2つの香りが混ざった状態になる。ここが一番気づかれやすい場所です。
無香料の整髪料に変えるだけで、香水の印象が変わります。
服につけるかどうか
| つける場所 | 香り方 | 注意 |
|---|---|---|
| 肌 | 体温で立ち上がる | 汗と混ざる |
| 服の内側 | 穏やかに続く | 染みが残ることがある |
| 服の外側 | 強く出る | 生地を傷めることがある |
| 髪 | 長く残る | アルコールの負担 |
服につけると数日残ることがあります。洗っても抜けないことがあるので、気に入っている服には避けたほうが無難です。
特に絹や淡い色の生地は染みになります。見えない裏地につけるのが安全です。
肌につけるほうが、体温で香りが自然に変化します。本来の設計はこちらです。
夜と朝で分ける考え方
香りを控えたい日でも、まったく無しにする必要はありません。
夜のうちに入浴後の体につけておくと、翌朝にはかすかに残る程度になります。
これなら職場でも強すぎません。香りを楽しみたいが目立ちたくない人に向く方法です。
逆にしっかり香らせたい日は、出かける30分前につけると、家を出るころにミドルに入ります。
つける時刻を変えるだけで、同じ香水の印象がかなり変わります。
夜の順番も決めておく
朝だけでなく、寝る前の順番も翌日に影響します。
夜に洗った髪は、シャンプーの香りを翌朝まで持ちます。そこに朝の整髪料と香水が重なる。
夜のうちに減らせるもの
- 無香料のシャンプーに替える
- 寝具に香りをつけない
- 柔軟剤の量を減らす
- 入浴後のボディケアを無香料にする
寝具の香りは髪と肌に移ります。朝の時点で既に何かが香っている状態を作らないほうがいい。
夜のうちに無香に近づけておけば、朝は香水だけを乗せる形になります。
この土台の違いが、同じ香水でも印象を変えます。
順番を守っても混ざる場合
順番を整えても、匂いが混ざることがあります。
1つは洗濯物です。柔軟剤の香りは服から抜けません。順番の問題ではなく、着ている物そのものが香っています。
もう1つは寝具です。枕とシーツの香りが髪に移り、朝からそれが残っている。
食べ物の匂いも侮れません。焼肉のあとの服は、香水では隠せない。
こうしたものは、順番では解決しません。香りの数を減らすほうが確実です。
全部を無香料にする必要はありませんが、強く香るものを2つ以上重ねないという基準は持っておくと外しにくくなります。
あわせて読みたい
- 身につける香りを整理するなら柔軟剤と香水がぶつかる話もどうぞ。
- つけ方の基本は香水をつける場所と量もどうぞ。
まとめ
香水は最後。整髪料やスキンケアの上に乗せます。
1日に身につける匂いは6種類前後。意図しているのは香水だけのはずです。
つけてから5分置いてください。直後はアルコールが立っています。
服につけると数日残ります。気に入っている服には避けてください。
※本記事はプロモーションを含みます









コメント