夜に乾かして寝たはずなのに、朝はサイドが浮いて前髪だけ流れている——そんな朝を繰り返していませんか。結論から言うと、くせ毛用シャンプーは洗い上がりがしっとり側かさらり側かで先に半分に切ると絞れます。この記事では、続けられる値段帯まで含めて7本を、洗い上がりの軸で紹介します。シャンプーで変わるのは、乾かしたあとの手触りと扱いやすさです。
この記事でわかること
- 洗い上がりで選ぶくせ毛シャンプーの絞り方
- 続けやすさとまとまりで見る7本の違い
- 湿気の日やカラー直後に選ぶ1本
- シャンプーで変わる部分と変わらない部分
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
朝のうねりの出方は、洗ったあとに残る水分で扱いやすさが変わる
くせ毛向けと書かれた棚に立つと、まず洗浄成分の名前が目に入ります。アミノ酸系、ベタイン系、石けん系。この分類を読み比べるところから入ると、比較は延々と終わりません。洗浄成分は「どれくらい強く落ちるか」の話であって、乾かしたあとにどんな手触りで着地するかを直接決めているわけではないからです。
僕が基準にしているのは、洗い上がりに水分を抱えたまま乾かせる設計かどうかという一点です。くせ毛は、乾く過程で毛が動きます。水分が飛びきったあとに残るのが、あのうねりと広がりです。だから、洗浄そのものより「洗ったあと」に何が残るかで、朝の扱いやすさは変わってきます。
言い方を変えると、くせを消す一本を探すのをやめて、乾かしたあとにまとまりやすい状態へ持っていく一本を探すことです。これだけで候補が一気に減ります。パーマ用でもストレート用でもなく、しっとり側に寄せてある製品を軸に見ればいい、という話です。

そのうえで、実際に手に取るのは1本だけです。この記事で7本を並べているのは、洗い上がりの方向と価格帯の組み合わせが違う枠を用意して、そのどれかに自分を当てはめてもらうためになります。
売り場で迷ったときの3行
- 1 くせを消す一本を探さない
- 2 乾かしたあとの手触りで比べる
- 3 続けられる値段かどうかを最後に確認する
枠は「続けやすさ」「まとまり」「洗い上がりの軽さ」で分かれる
シャンプーは1回で終わるものではありません。どれだけ良さそうに見えても、値段が続かなければ2本目で棚に戻ります。逆に、市販の価格帯を一通り試して足りなかった人が、同じ帯をぐるぐる回っても答えは出ません。だから枠は、質感の方向ではなく「どこで止まっている人か」で切ったほうが早いです。
| 枠 | 向いている条件 | 買う前に確かめること |
|---|---|---|
| 続けやすさを優先する一本目 | 毎日使うものに値段で無理をしたくない人 | 本体と詰め替えのどちらを買うのか |
| 乾かしたあとのまとまりを底上げする本命 | 広がりを抑えたいが価格も抑えたい人 | サイズ違い・シリーズ違いが並んでいないか |
| 市販で足りなかった人が上げる一段 | 髪が硬い、または量が多い人 | 小さいサイズから試せるかどうか |
| 軽い洗い上がりへ振り直す枠 | 皮脂が多い、または猫っ毛で根元がぺたんとなる人 | ポンプ本体か詰め替えかを商品名で見る |
| カラー・パーマ後の乾燥に当てる枠 | 施術の直後だけパサつきと広がりが増す人 | 容量違いとセット品が混ざっていないか |
| 湿気の日の崩れに当てる上位枠 | 湿度が上がった日だけ一日中まとまらない人 | ヘアマスクとのセット品ではなく単品か |
| 軽さを保ったまま広がりを抑える最上位 | しっとり系は重いが広がりも抑えたい人 | トリートメントとのセットになっていないか |
表の下のほうまで来る人はそう多くありません。多くの人は上の二つで止まります。それで十分です。
念のために書いておくと、7本を買い揃えて使い分ける必要はありません。くせ毛のケアで差になるのは、種類を増やすことではなく、同じ状態を何週間か続けることのほうです。合わないと感じたときだけ、隣の枠へ横移動します。そういう使い方を想定した枠分けです。
一本目は、乾かしたあとの毛先が散らばりにくいものから
クラシエのディアボーテ HIMAWARI オイルインシャンプー(リッチ&リペア)は、しっとり側にはっきり寄せた洗い上がりです。乾かしたあとに毛先が散らばりにくい方向の設計で、ドラッグストアの棚でも手が届きます。
この一本から始める意味は、単に安いからではありません。くせ毛のケアは、良いものを1本試して終わりではなく、同じ状態を毎朝続けられるかどうかで結果が変わります。3か月続く一本のほうが、1か月でやめる一本より朝の扱いやすさは変わってきます。まずここから始めて、足りなければ上の枠へ動きましょう。この順番が遠回りに見えていちばん短いです。
クラシエ ディアボーテ HIMAWARI オイルインシャンプー(リッチ&リペア)ポンプ 500mL
参考価格 780円前後
予算重視です。毎日使うものなので、まず値段で続けられる一本目に当てる枠
気をつけたい点も書いておきます。まず、香りは無臭ではありません。フローラル系の香りがはっきり付いていて、爽やかさを狙った方向ではあるものの、香りの好みは分かれます。無香を求める人には向きません。
そして、しっとり側に寄っているぶん、髪が細い人は根元がぺたんとしやすいです。トップの立ち上がりを作りたい人にとっては、方向が逆になります。細くてボリュームが出ないほうで困っている人は、ハリコシ寄りのシャンプーを試した記事のほうが近いはずです。
もう一つ、買うときの実務的な注意があります。このシリーズは本体ボトルと詰め替えが同じ名前で並んで売られていて、通販では詰め替えのほうが上位に出てくることも珍しくありません。詰め替えのほうが容量あたりで安いのは事実なので、そこを狙うのは合理的です。ただ、最初にポンプ付きの本体が要るなら、500mLの本体を指定して買わないと詰め替えのパウチだけが届きます。商品名の中の「詰替」の2文字を必ず確認してください。
乾かしたあとのまとまりを底上げしたい人の本命
一本目で「悪くはないが、もう一段まとまってほしい」となったとき。ここが実は、いちばん人が多い場所です。ヴィークレアの&honey ディープモイスト シャンプー1.0は、その一段を埋める位置にあります。名前のとおり保湿方向へ振ったラインで、乾かしたあとの毛先の落ち着き方を軸にした設計です。
価格帯としては、ドラッグストアの標準帯より少し上、サロン専売品よりはだいぶ下。この中間に何を置くかで、続けられる上限は決まります。僕がこの枠を本命と呼ぶのは、質感の伸びしろと財布の両方が成立する範囲がここだからです。
ヴィークレア &honey Deep Moist(アンドハニー ディープモイスト)シャンプー1.0 440mL
参考価格 1,540円前後
本命です。1,500円台で、乾かしたあとのまとまりを底上げしたい人に当てる中心の枠
一方で、買うときのつまずきが多い商品でもあります。通販の検索結果は、詰め替え、少量のお試しサイズ、シャンプーとトリートメントの限定ペアセット、それから同じ&honeyの別シリーズが混ざった状態で並びます。上から押すと、本体1本のつもりが詰め替えだったり、別ラインのリペア用だったりするわけです。買うときは「ディープモイスト」「シャンプー1.0」「440mL」の3つが揃っているかを見てください。
質感の方向にも注意が要ります。保湿へ振った製品なので、根元のボリュームを出したい人の一本目には置きにくいです。皮脂が多くて夕方に前髪が割れるタイプの人も、洗い上がりが重く感じられる可能性があります。頭皮側で困りごとが出ているなら、そもそもくせ毛の棚を見る前に原因から選び分けるほうの記事を先に読んだほうが早いです。
市販で足りなかった人が上げる一段
髪が硬い、量が多い、市販の帯を一通り試したが乾かしたあとの広がりが変わりませんでした。ここまで来た人だけが見る枠です。ナプラのN. シアシャンプー モイスチャーは、しっとり側に強く振ってあるサロン向けの製品で、扱いにくさの原因が「毛量と硬さ」にある人にはっきり向いています。
いきなり750mLを買う必要はありません。300mLのサイズがあるので、まずそちらで自分の髪に合うかを確かめて、続けると決まってから大容量に移ります。この順番なら、外したときの損失が小さくて済みます。
なお、N.は公式が取扱いサロンでの購入を案内しているサロン専売品です。通販モールで買う場合は、下に書いた流通の注意を読んでから決めてください。
ナプラ N.(エヌドット)シアシャンプー モイスチャー 300mL
参考価格 3,100円前後
長く使う上位です。髪が硬い・量が多くて市販品では足りなかった人に当てる枠
ただし、この枠には条件がいくつも付きます。まず値段です。市販の帯を何本も買える金額なので、合わなかったときのダメージは大きいです。そして、しっとり側に強く寄せてあるため、髪が細い人や皮脂が多い人には重く出やすくなります。硬くて量が多い人向けの設計であって、万人向けの上位互換ではありません。
流通の話も避けて通れません。N.はサロンで扱われる製品として作られていて、公式には取扱いサロンでの購入が案内されています。通販モールにも出品はありますが、正規の流通経路を通ったものとは限りません。ここを承知したうえで買うか、行きつけの美容室で聞くか、どちらかを選ぶ話になります。
加えて、このシリーズは検索結果に750mLの詰め替えや、シャンプーとトリートメントをまとめた大容量のセットが混ざります。単品のつもりで押すと桁が変わるので、容量と「詰替」の2文字を商品名で確認してから押してください。
この枠に進むかどうかの判断材料はひとつです。一本目、二本目で乾かしたあとの広がりがまったく動かなかったかどうか。少しでも動いたなら、上の枠に行くより洗い方や乾かし方を詰めたほうが伸びしろが大きいです。まったく動かなかったときにだけ、ここを検討してください。

しっとり側で重く感じる人は、ここだけ軽さに振る
ここまでの三つは、どれもしっとり側へ寄せた設計です。ところが、くせ毛で困っている人の中には、しっとり側を使うと今度は根元が寝てしまって、別の困りごとが立ち上がる人がいます。ここに当たるのは、皮脂が出やすい人と、猫っ毛で毛量がそこまで多くない人です。
うねりを扱いやすくしたいのに、洗い上がりが重いせいでトップが潰れます。この状態になると、朝は今度は立ち上げる作業が乗ってきて、触る回数はかえって増えていきます。それなら最初から、軽い洗い上がりの側で一本を決めたほうが早いです。
クラシエのいち髪 なめらかスムースケア シャンプーは、その入口に置ける一本になります。450mLのポンプ本体が700円台で複数の店に流通していて、方向を試すだけなら財布の負担はほとんどありません。しっとり側で重さが出た人が、質感の向きだけを反対へ振ってみます。この枠はそういう使い方を想定しています。
軽い洗い上がりが自分に合うかどうかは、一本使い切ってみるまで分かりません。値段の負担が小さいところで、まず向きだけ変えてみてください。
クラシエ いち髪 なめらかスムースケア シャンプー ポンプ 450mL
参考価格 750円前後
さらり系の入口です。皮脂が多い・猫っ毛で根元がぺたんとなりやすい人に当てる、軽い洗い上がりの一本
短所も先に書いておきます。しっとり側の製品と比べれば保湿の方向は控えめなので、空気が乾く季節には指通りが物足りなく感じることがあります。香りの残り方もそれほど強くありません。軽さを取ったぶんしっとりは譲る、という交換になっている一本だと理解して選んでください。
買うときの注意は一つだけです。検索結果には詰め替え用と、450mLを12本まとめた業務用のような箱売りが混ざります。ポンプが要るなら、商品名に「ポンプ」と「450mL」が両方入っている本体を選んでください。
カラーやパーマの直後に、うねりが強く出る人へ
もともとくせのある髪へカラーやパーマを重ねると、施術の直後だけパサつきが出て、同じくせなのに広がって見える時期があります。乾かしたあとに毛先が束にならず、指を通すと引っかかります。この時期になって初めてシャンプーを見直す人は多いです。
ここに当てるなら、しっとり側で、なおかつ毎日たっぷり使える容量の製品が向いています。施術のあとに扱いにくい期間は数週間から数か月続くので、量を惜しんで使うと結局途中で切れてしまうからです。
アリミノのカラーストーリー モイストシャンプーは、その条件に合う中価格帯の一本になります。750mLで実売は1,800円台となっていて、1mLあたりに直すと2円台の半ばです。440mLで1,500円台の&honeyより単価は下になります。毎日たっぷり使う前提で見ると、この差は効いてきます。
カラーやパーマを定期的に入れていて、施術のあとだけ扱いにくくなる自覚があるなら、この枠から入るのが近道です。
アリミノ カラーストーリー モイストシャンプー 750mL
参考価格 1,850円前後
カラーやパーマの直後で乾燥・パサつきが出やすい人に当てる、しっとり系の中価格帯枠
一方で、条件も付きます。美容室で扱われる製品なのでドラッグストアの棚には基本的に並ばず、通販か美容室での購入になります。容器はポンプではなくキャップ式で、手持ちのボトルへ移して使っている人が多い形です。香りも強めなので、無香に近いものを探している人には向きません。
買うときは750mLの本体を指定してください。同じ検索結果に250mLサイズと2個セットが混ざるので、容量を見ないまま押すと想定と違うものが届きます。
湿気の日にまとまらないのが一番つらい人へ
くせ毛の困りごとは、毎日一定ではありません。乾いた日はそこそこ収まるのに、雨の日や梅雨どきだけ手が付けられなくなります。朝に整えても、駅に着くころには膨らんでいます。ここが一番つらいという人は、湿度が上がったときの落差に合わせて選ぶことになるでしょう。
この落差に当てるなら、乾かしたあとに指通りを残しやすい、オイルを含む処方の製品が候補になります。ケラスターゼのDP バン オレオリラックス シャンプーは、その方向へはっきり振ったサロンブランドの一本です。250mLで4,180円前後と、価格の桁はここまでの市販品と変わります。
湿気の日だけ髪が別人になる、という自覚があるなら、ここは試してみる価値のある枠でしょう。
ケラスターゼ DP(ディシプリン)バン オレオリラックス シャンプー 250mL
参考価格 4,180円前後
うねり・広がり・湿気による崩れが強い人に当てる、しっとり系の上位枠です。オイルを含む処方で指通りを重視する人向け
もちろん、弱点もあります。まず値段で、市販の帯なら4本から5本は買える金額です。そしてオイルを含む処方なので、皮脂が多い人や髪が細い人はベタつきとして受け取りやすい方向です。湿気で広がる人には向きますが、夕方に前髪が割れるほう困っている人には逆に働きます。
流通も限られていて、ドラッグストアでは基本的に手に入りません。通販で買う場合は、ヘアマスクなどとまとめたセット品が検索結果に並ぶので、250mLの単品かどうかを商品名で確かめてから押してください。
軽い仕上がりを保ったまま、広がりだけ抑えたい人へ
最後の枠は、ここまでで一度も解決していない人のためのものです。しっとり側は重くて根元が寝ます。かといって軽い製品へ振ると、今度は広がりのほうが戻ってきます。この二つの間を行ったり来たりしている人は、決して少なくありません。
ミルボンのオージュア スムース シャンプーは、その間を狙ったさらり側の上位にあたります。500mLで4,680円前後の一本です。軽さを捨てずに広がりのほうだけ抑えたい、という優先順位がはっきりしている人に向きます。
しっとり側とさらり側を一往復して、どちらも決め手になりませんでした。そういう人だけ、ここを見てください。
短所は価格が第一です。500mLで4,680円前後という水準になります。加えて、通販ではトリートメントとのセット販売が主流で、シャンプー単品を探すと選べる店が一気に絞られます。商品名に「単品」の表記があるかどうかを見てから買ってください。
質感の面でも交換があります。軽い仕上がりに振ってあるぶん、乾燥が強く出ている人には保湿が足りないと感じられます。冬だけ別の一本へ移す、という前提で持っておくくらいがちょうどいい距離感です。
くせの出方で見ると、7本は三つに分かれます
洗い上がりの方向で半分に切ったあと、もう一つ使える軸が「くせがどう出るか」です。毎日ずっと毛先が散らばるのか、しっとり側にすると今度は根元が寝るのか、それとも湿気やカラーのあとだけ手が付けられなくなるのか。ここで7本は三つに分かれます。
| くせの出方 | ここに当てる一本 | この枠を選ぶ条件 |
|---|---|---|
| 毎日、乾かしたあとに毛先が散らばる | ディアボーテ HIMAWARI(500mL)、&honey ディープモイスト(440mL) | しっとり側で、まず毎日続けられるかを確かめたい |
| しっとり側にすると、今度は根元が寝る | いち髪 なめらかスムースケア(450mL)、オージュア スムース(500mL) | 軽い洗い上がりを保ったまま広がりだけ抑えたい |
| 髪が硬い・量が多い、湿気やカラー後だけ強く出る | N. シアシャンプー(300mL)、アリミノ カラーストーリー(750mL)、ケラスターゼ DP オレオリラックス(250mL) | 市販の枠を一通り試して手応えが動かなかった |
見落とされやすいのが、内容量の違いです。440mLと750mLでは、同じ一本でも持つ期間がまるで違います。毎日たっぷり使う前提なら、容量の大きいほうが結果として続けやすい側にいるケースも珍しくありません。
そしてもう一つ。手前の枠から順に上げていくのが、遠回りに見えていちばん無駄の少ない道です。いきなり最上位から入って合わなかったときは、「いちばん良さそうなものでも駄目だった」という判断まで残ってしまい、次の一本が選びにくくなります。
同じ一本でも、洗い方で着地は動く
シャンプーを替えたのに手応えが薄いとき、原因が製品側ではなく手順側にあることがあります。僕自身、同じボトルを使っていた期間の中に、朝の状態がはっきり違う週と、そうでもない週がありました。差になっていたのは洗い方でした。
濡らす時間を削らない
お湯だけで髪と頭皮を流す時間を、以前の僕はほとんど取っていませんでした。ここを短くすると泡立ちが悪くなり、結果として二度洗いへ流れます。洗う回数が増えるほど、残しておきたい水分まで一緒に持っていかれます。先に十分濡らしておけば、一度で足りることのほうが多いです。
泡は頭皮で作り、毛先には落ちてきた分だけ
くせ毛の人ほど、広がる毛先をごしごし洗いたくなります。ただ、皮脂も汚れも出てくるのは頭皮側です。手のひらで泡を作ってから頭皮に置き、毛先は上から落ちてきた泡が通れば足ります。毛先を直接こすらないだけでも、乾かしたあとのばらつきは減りました。
すすぎは、面倒だと感じるところまで
すすぎ残しは、その日の重さとして出ます。しっとり側の製品を使っているときほど、流し足りないと根元がへたります。今回並べた7本のうち5本は保湿方向へ振ってあるので、ここだけは省かないでください。
手順を整えたうえで、それでも足りない分を製品で埋めます。この順番なら、一本を替えたときの違いがはっきり見えます。逆に手順が崩れたままだと、何本買い替えても比較そのものが成立しません。
シャンプーで変わらない部分は、乾かし方と道具が受け持つ
ここまで書いておいてなんですが、朝の扱いやすさのうちシャンプーが受け持てる割合はそこまで大きくありません。同じ一本を使っても、夜に自然乾燥で寝た日と、根元から乾かして毛流れを作って寝た日では、翌朝がまるで違います。
順番としては、まず乾かす前にタオルで水分を取りすぎないこと。次に、根元から風を当てて毛の向きを決めること。毛先はいちばん最後で構いません。この手順を変えるだけで、シャンプーを変えるより先に手応えが出ることもあります。
それでも収まらない範囲、たとえば前髪のうねりや、襟足のはねについては、道具の出番です。僕はここをストレートアイロンの記事のほうに寄せています。シャンプーは土台を作るもの、アイロンはその日の形を決めるもの。役割が違うので、片方でもう片方の仕事を埋めようとすると、どちらも中途半端になります。
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7本のうち自分がどれかを決める順番
最後に、選ぶときの順番だけ整理しておきましょう。
一つ目、いま困っているのが「くせ」なのか「頭皮」なのかを分けること。かゆみやフケが出ているなら、くせ毛の棚ではなく頭皮側の棚が先です。
二つ目、髪が太くて量が多いのか、細くてぺたんこなのかを決めること。太くて量が多い側ならしっとり系の5本、細くて根元が寝てしまう側ならさらり系の2本と、見る場所はそもそも別です。
三つ目、続けられる値段を先に決めること。上の枠から下りてくるより、下の枠から必要に応じて上がるほうが、無駄な一本が減ります。
くせ毛そのものは無くなりません。でも、乾かしたあとにまとまりやすい状態へ持っていければ、朝に触る回数は減っていきます。
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