結論から言います。頭皮のかゆみでシャンプーを替えるなら、かゆみの原因によって選ぶものが変わります。同じ「かゆい」でも、皮脂が多いのか、菌が増えているのか、乾燥しているのかで打ち手が逆になるからです。
先に振り分けを書いておきます。フケも一緒に出ているならコラージュフルフル。皮脂が多くてベタつくならオクト。洗いすぎで乾燥しているならミノン。まず刺激の少ないものに戻したいならメリット。以下でそれぞれの中身を書きます。
この記事を書いた人
30代前半メンズ、都内在住。大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業と、現在3社目です。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものを発信しています。
洗顔して1時間でテカる極度の脂性肌です。学生時代から肌荒れと戦い続けていて、脂性肌向けとうたわれる化粧水はドラッグストアの棚にあるものからデパコスまで、ほぼ全部試してきました。アゼライン酸・レチノール・ビタミンC・ナイアシンアミドといった成分ものも、セラミド系の敏感肌向けも同様です。
スキンケアだけでは足りず、イソトレチノインや、アドバテックスレーザー・ポテンツァ・アビクリアといった美容医療にも一通り手を出しています。そのうえで「結局これは要る/要らない」を自分の肌で判断してきました。
頭皮がかゆくなる原因は、大きく3つに分かれる
かゆみを止めたいとき、多くの人は「洗浄力の強いシャンプーで皮脂を落とす」方向に動きます。ただ、これが正解なのは原因が皮脂過多のときだけです。乾燥が原因なら、洗浄力を上げるほど悪化します。

① 皮脂が多くて、菌が増えている
頭皮には常在菌がいて、そのうちマラセチア菌は皮脂をエサに増えます。皮脂が多い環境だと菌のバランスが崩れ、その代謝物が刺激になってかゆみが出る。フケが大きめでベタついているなら、この線が濃厚です。
この場合は、菌の増殖を抑える成分が入った薬用シャンプーが効きます。ミコナゾール硝酸塩やジンクピリチオンといった、有効成分として承認されているものが目印になります。
② 洗いすぎで乾燥している
1日2回洗っている、熱いお湯で流している、洗浄力の強いシャンプーを使っている。このどれかに当てはまる人は、必要な皮脂まで落としている可能性があります。頭皮が乾くと、バリアが弱くなって外からの刺激に反応しやすくなる。
細かくパラパラしたフケが出る、洗った直後からかゆい、という場合はこちらです。洗浄力を下げるだけで収まることも多いので、まず洗い方を見直すほうが早いこともあります。
③ 刺激に反応している
シャンプーの成分そのものが合っていない場合もあります。香料や特定の洗浄成分に反応してかゆみが出るケースで、この場合は成分の少ないシンプルなものに戻すのが手です。
新しいシャンプーに替えてから始まった、というタイミングの一致があるなら、まず元に戻してみると切り分けができます。
原因別に選ぶ、メンズ向けシャンプー4本

フケも出ているなら:コラージュフルフル ネクストシャンプー
フケとかゆみが同時に出ている人に向きます。抗真菌成分のミコナゾール硝酸塩を配合した薬用シャンプーで、皮脂をエサに増える菌にはたらきかける設計です。原因菌にアプローチするという考え方で作られているのが、一般的なスカルプシャンプーとの違いになります。
医薬部外品として、フケ・かゆみを防ぐ効能が認められています。皮膚科でも名前が挙がることのあるブランドで、市販のシャンプーで改善しなかった人が次に試す位置づけとして選ばれることが多い1本です。
テクスチャはさらっとした液体で、泡立ちは穏やかです。すっきりさらさらタイプとうるおいなめらかタイプの2種類があり、皮脂が多いなら前者、髪のきしみが気になるなら後者を選びます。持続的に使うことを前提とした処方なので、数日ではなく1本使い切るくらいの期間で見てください。
400mLで2,500円前後。ドラッグストアでも扱いがありますが、店舗によって置いていないこともあるので、通販のほうが確実に手に入ります。
皮脂が多くてベタつくなら:オクト 薬用シャンプー
夕方には頭皮がベタつく、枕カバーの匂いが気になる、という人に向きます。有効成分のジンクピリチオンが配合された医薬部外品で、フケ・かゆみを防ぎながら余分な皮脂を落とす設計です。ロングセラーで、価格が抑えられているのが実用面での強みになります。
洗い上がりははっきりすっきりする方向で、洗浄力を求める人の期待に応えるタイプです。皮脂が多い人ほど「洗った感」が得られるので、日中のベタつきが気になる人と相性がいい。メントールのような清涼感で誤魔化すのではなく、洗浄と有効成分で対処する構成になっています。
香りはやや薬用らしさのある、控えめなタイプです。整髪料の香りを邪魔しないので、朝にワックスを使う人でも組み合わせやすい。リンスやコンディショナーは別に用意する前提で、シャンプー単体の製品です。
320mLで1,000円前後と、毎日使っても負担になりません。まず薬用シャンプーを試したいけれど高いものは避けたい、という段階の人にも入りやすい価格帯です。
乾燥が原因なら:ミノン 薬用ヘアシャンプー
洗った直後からかゆい、細かいフケが出る、という乾燥タイプの人に向きます。敏感肌向けブランドのシャンプーで、アミノ酸系の洗浄成分を使っているため、必要な皮脂まで奪いすぎません。医薬部外品として、フケ・かゆみを防ぐ効能を持っています。
低刺激設計で、弱酸性・無着色。植物性アミノ酸を配合していて、洗いながら頭皮のうるおいを守る方向に振ってあります。洗浄力の強いシャンプーから切り替えると、最初は「洗えている感じがしない」と思うかもしれませんが、これは皮脂を残す設計だからです。
泡立ちはきめが細かく、頭皮を指の腹でこすらずに洗えます。乾燥している頭皮は摩擦にも弱いので、泡で洗える点は実用的な利点になります。ノンシリコンではありませんが、髪のきしみが出にくい配合です。
450mLで1,300円前後。詰め替え用も用意されているので、合うと分かってからは継続しやすい価格です。
まず刺激を減らしたいなら:メリット シャンプー
新しいシャンプーに替えてからかゆくなった、という人がいったん戻る先として向きます。ロングセラーの家庭用シャンプーで、弱酸性・ノンシリコンの素直な処方です。特別な機能を足していないぶん、何が刺激になっているかを切り分けるときの基準点になります。
原因を特定したいときは、まず変数を減らすのが定石です。このシャンプーに1〜2週間戻してかゆみが引くなら、前のシャンプーの成分が合っていなかったと判断できる。逆に変わらないなら、シャンプー以外に原因があると分かります。
泡立ちがよく、髪と頭皮の汚れをしっかり落とします。すすぎが速いのも日常使いでは効いてきて、朝シャン派でも時間を取られません。香りは清潔感のある控えめなタイプです。
450mLで500円台。家族と共用しやすい価格なので、切り分けのために1本買っても負担になりません。
シャンプーを替える前に、洗い方も見直す
シャンプーの前にお湯だけで1分ほど流すだけで、汚れの多くは落ちます。予洗いをしておくと少ないシャンプーで泡立つので、洗浄成分が頭皮に残りにくくなります。
お湯の温度は38度前後が目安です。熱いほうが皮脂は落ちますが、同時に必要な分まで奪います。かゆみが出ている時期はぬるめにしてください。
そして、すすぎは洗う時間の倍かけます。かゆみの原因がすすぎ残しだったというのは珍しくありません。とくに耳の後ろとうなじは流し残しやすい場所です。
洗ったあとは自然乾燥にせず、ドライヤーで根元から乾かします。濡れたまま放置すると菌が増えやすい環境になるので、かゆみが出ている時期ほど早く乾かしたほうがいいです。
まとめ
もう一度、原因別に整理します。フケも一緒に出ているならコラージュフルフル ネクスト。皮脂が多くベタつくならオクト。洗いすぎで乾燥しているならミノン。まず刺激を減らして切り分けたいならメリットです。
自分がどのタイプかを決めてから1本選んで、2週間ほど使ってみてください。かゆみが強い、赤みや湿疹があるという場合は、シャンプーを探すより皮膚科で診てもらうほうが早く解決します。
※本記事はプロモーションを含みます

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