業務用の包丁にも使われるモリブデンバナジウム鋼を、刃に使ったスライサーがあります。1/4に切ったキャベツを、毎晩のように包丁で千切りにしている方もいると思います。そんな方に僕がまずすすめたいのは、岐阜県関市のサンクラフトが作ったキャベツスライサーです。ほかの4台も、おろしまで1箱でそろうセットや厚さを変えられる手持ちタイプなど、得意なことがそれぞれ違います。
この記事でわかること
- 5台のスライサーで切れるものの違い
- ホルダーや指ガードの違い
- 食洗機に入れられるかどうか

このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
5台の切り方と付属品を表で比べる
表にすると、違いはこうなります。
| 商品 | 切れるもの | 手を守る付属品 |
|---|---|---|
| サンクラフト HS-01 | キャベツの千切り・玉ねぎやショウガのスライス | フレキシブルホルダー |
| 貝印 DH8041 | 約1.0mm厚のスライス・約1.7mm幅の千切り・おろし | 指ガード |
| 下村工業 PGS-05 | スライス・千切り・細千切り・おろし(販売ページの記載) | ホルダー(販売ページの記載) |
| ベンリナー クラシック | 平刃と櫛歯3種(小歯・中歯・荒歯) | 安全器具 |
| OXO ハンディスライサー | 1mm・2.5mm・4mmの3段階でスライス | フードホルダー(プロテクター) |
セットになっているのは、貝印 DH8041と下村工業 PGS-05の2つ。どちらもおろし器まで入っています。残りの3台はスライサーが中心で、そこにホルダーなどの付属品が付く形です。
おろし器まで1つでそろうのは、表の2行目と3行目にあるこの2つです。
おすすめのスライサー5台
表の順に、刃の素材や切れる幅の数字を見ていきます。
サンクラフト 包丁職人が作ったキャベツスライサー HS-01
岐阜県関市は刃物の産地です。サンクラフトは、包丁づくりのノウハウをこのキャベツスライサーに詰め込んだとしています。地域ブランド「関の刃物」も取得した日本製です。
メーカーが目指したのは、従来のキャベツスライサーの約半分のスライス厚。刃には業務用の包丁にも使われるモリブデンバナジウム鋼を採用しています。店で食べるような、ふわっとした極薄の千切りキャベツが手軽に作れるとされています。
本体は約318×116×29mmで、重さは約182g。スライス幅は約95mmあり、1/4カットのキャベツにちょうどいいサイズ感とされています。キャベツのほか、玉ねぎやショウガもスライスできます。
ひとつ気をつけたいのが、同じ名前の別の製品です。サンクラフトは、一部の通販サイトで同名の他社製品が出回っているとして注意を呼びかけています。正規品は、本体裏のハンドルの付け根付近にSUNCRAFTのロゴと「MADE IN JAPAN」の表記があるとのこと。高額な転売品にも注意してほしいとしています。
希望小売価格は2,750円(税込)で、貝印のセットと同額で並びます。
栄養豊富なキャベツを、家庭でも手軽に生で楽しめるようにしたスライサーだというのがメーカーの説明です。
貝印 受け皿付 コンパクト調理器セット DH8041
スライサーと一緒に、千切りとおろしもまとめてそろえたい方には貝印のセットがあります。中身はおろし器、千切り器、スライサー、指ガード、受け皿の5つです。
千切り器は約1.7mm幅、スライサーは約1.0mmの厚さで切れる設計値になっています。スライサーは往復でスライスできます。刃はスライサーがステンレス刃物鋼、千切り器がステンレススチールです。
おろし器は、目立てにこだわったうえでプレート面を斜めにしたとされています。受け皿と組み合わせれば、仕上がりがひと目で分かる仕様です。受け皿はAS樹脂で、滑り止めにシリコーンゴムを使っています。
使い終わったら、全部のパーツを1つにまとめて収納できます。プレートは1枚240×94×2.1mmで、収納時のサイズは240×94×74mm、重さは326g。家庭用の食器洗い乾燥機に対応しているので、使ったあとのお手入れも簡単におこなえるとされています。
日本製で、価格は2,750円(税込)。
貝印 受け皿付 コンパクト調理器セット DH8041(両刃スライサー・千切り・おろし・指ガード)
参考価格 2,750円前後
スライサーで指を切るのが怖く、ガード付きで始めたい人向け。
おろし器と千切り器を別々に買いそろえずに、1箱で済ませられます。
下村工業 プログレード 野菜調理器セット PGS-05
販売ページによると、千切り器と細千切り器の両方が入っているのが、下村工業のプログレード PGS-05です。ほかにおろし器とスライサー、ホルダーが付き、まとめて収納ケースにしまえるとされています。
本体サイズは290×105×115mmで、重さは580g。スライサーとおろし器に加えて、千切りが2種類そろうセットです。
メーカーの製品一覧には「野菜調理器セット」として、本体サイズと重さ、6,000円(税別)の価格が載っています。通販の取扱店では3,000円台から出ています。
下村工業 プログレード 野菜調理器セット PGS-05(おろし器・千切り器・細千切り器・スライサー)
参考価格 3,579円前後
千切りとおろしを1セットでそろえ、使い分けたい人向け。
下村工業の「プログレード」シリーズのひとつで、日本製です。
ベンリナー 万能野菜調理器 クラシック
ベンリナーのクラシックは、メーカー自身が「ベーシックタイプ」と呼んでいる1台です。簡単な調整と洗いやすさが好評だとしています。
刃は平刃と櫛歯の2種類で、櫛歯は小歯・中歯・荒歯の3つが付きます。素材は本体がABS樹脂、刃がステンレス鋼、安全器具がPP樹脂。サイズはW320×D113×H24mmで、板幅は64mmあります。
日本製です。通販では2,000円台後半から3,000円台で出ています。
色はアイボリーとグリーンの2色。台所の色に合わせて選べます。
OXO ハンディスライサー
料理によって厚さを変えたい方には、OXOのハンディスライサーがあります。本体の横のアジャスターをスライドさせるだけで、1mm、2.5mm、4mmの3段階に切り替えられるのが特長です。
メーカーが挙げている料理は、きゅうりのサラダ、アップルパイ、ポテトグラタン。均一なスライスが求められる料理に活躍するとされています。刃はステンレスです。
グリップには持ちやすい角度がついていて、無理な力を入れなくても大丈夫とされています。まな板やお皿の上のほか、先端のアシをボウルにかけて使うこともできる形です。透明のウィンドウから切った量が見えるので、切りすぎることもないとされています。
本体はABS樹脂やAS樹脂、熱可塑性エラストマー、ステンレス鋼でできています。寸法は約縦28×横10×高さ6cm。価格は3,630円(税込)です。OXOの公式オンラインストアは在庫切れの表示でした。通販の店で買う場合、その店が正規取扱店かどうかはメーカーの案内からは確かめられていません。
きゅうりのサラダもポテトグラタンも、1台で厚さを切り替えて作れるのがこのスライサーの持ち味です。

食材を押さえるホルダーの違い
5台とも、ホルダーやガードといった付属品がセットに入っています。ただ、形と役目は1台ずつ違うので、順に見ていきましょう。
サンクラフトのフレキシブルホルダーは新しく開発されたもので、手で食材をつかむ形を再現しているとされています。最後まで食材を無駄にせずに切れるのが売りです。ホルダーだけで約117×122×30mm、重さ約47gあり、素材はポリプロピレンで耐熱温度は90℃。付属のシリコーンのバンドでホルダーを本体にセットすると、しまうときに刃が隠れます。
OXOは、フードホルダーを使えば小さくなった食材も最後まで安全にスライスできるとされています。使わないときは刃をロックでき、プロテクターでカバーもできる作りです。フードホルダーの素材はポリプロピレンと熱可塑性エラストマーです。
貝印 DH8041には指ガードが付属し、調理の際に安心して使えるとされています。素材はポリプロピレンです。ベンリナー クラシックにはPP樹脂の安全器具が、下村工業 PGS-05にはホルダーが付いています。
しまうときに刃を覆えると説明されているのは、サンクラフトとOXOの2台です。
刃の扱いと食洗機の可否
スライサーは刃物なので、手入れの決まりは買う前に知っておきたいところです。
貝印は、スライサーの刃は非常に鋭利なので、洗うときに指を傷つけないよう十分注意してほしいとしています。食洗機は家庭用なら使えますが、業務用の食洗機は控えるよう案内があります。
OXOで食器洗い乾燥機を使うなら、低温設定です。漂白剤は使えません。
下村工業 PGS-05は、販売ページに食器洗浄機や食器乾燥機には使わないよう書かれています。もう1つ、千切り器と細千切り器ではキャベツの千切りはできず、キャベツはスライサーで切るよう案内されています。
サンクラフト HS-01は、本体がABS樹脂で耐熱温度は60℃です。食洗機に対応するという案内はありません。巻きがゆるい春キャベツは、うまくスライスできない場合があるとも書かれています。
ベンリナー クラシックも、食洗機に対応するという案内はありません。メーカーは、まな板の機構上、左右で厚さにわずかな違いが出ることがあるとしています。
迷ったときの決め方
決めるときは、よく切る食材と、使ったあとの洗い方の2つから考えると絞りやすくなります。洗い方の違いは、ひとつ前の節の食洗機の話を見てください。
台所の道具をまとめて見直している方は、まな板のおすすめもあわせてどうぞ。
それでも決めきれなければ、上の表の「切れるもの」の列をもう一度見てください。よく作る料理の切り方が入っている行を、そのまま候補にしてください。
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