ZOOM H1essentialは、RECボタンを押すだけで録れるハンディレコーダーです。声や楽器を手軽に録りたい人に、僕がまずすすめるのはこのH1essentialです。録る前のレベル合わせがいりません。
この記事でわかることは、次の4つになります。
- 32bitフロートで何がラクになるか
- 部屋と屋外で使った感触
- カード別売などの弱点
- H2essential・H6essentialとの違い
僕のおすすめは、セット品ではない本体だけのH1essentialです。
このブログを書いている人
30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。
私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。
大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)
これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!
H1essentialの基本の仕様

H1essentialは、XYステレオマイクを積んだ32bitフロート対応のレコーダーです。大きさは幅53.9mm、奥行136.6mm、高さ29.0mm。重さは電池込みで92gです。
電源は単四電池2本で、別売のACアダプタ(AD-17)やUSBモバイルバッテリーでも動きます。細かい数字は表で見てください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ZOOM H1essential(ハンディレコーダー) |
| 録音 | WAV 44.1/48/96kHz・32bitフロート・ステレオ/モノラル |
| 内蔵マイク | 90°XYステレオ方式・最大入力音圧120dB SPL |
| 電源 | 単四電池2本・ACアダプタ AD-17(別売)・USBモバイルバッテリー |
| サイズ・重さ | 53.9×136.6×29.0mm・92g(電池含む) |
| 価格 | 13,000円(公式 ZOOM STORE の販売価格) |
本体だけで足りそうなら、販売ページで今の値段を確かめてみてください。
H1essentialのいいところ
H1essentialのよさは、録るまでの手間が少ないところにあります。とくに推したいのは次の3つです。
32bitフロートでレベル合わせがいらない
この機種の売りは、なんといっても32bitフロート録音です。録音前のレベル調整がいりません。RECボタンを押せば、そのままステレオで録れます。
メーカーのページのタイトルも「音割れなし!32bitフロート対応レコーダー H1essential」です。音のニュアンスを余さず捉えて、どのテイクでも高品質に録れるのがこの機種の持ち味です。
録った音は、本体でノーマライズ処理をかけて、24bitや16bitのWAVに書き出すこともできます。
レベルを自分で決める方法も用意されています。バージョン2.0の無償アップデートで、録音時の入力ゲインを調整する機能も加わりました。おまかせでも手動でも録れるわけです。
120dB SPLまで受け止めるXYマイク
内蔵マイクは、90°のXYステレオ方式です。単一指向性で、最大入力音圧は120dB SPLあります。
ハイパワーな高性能エンジンと同じくらいの大きな音圧でも、歪みなくクリアに捉えるマイクです。
モノラルモードとローカットフィルタも付いています。
H1essentialは録り逃しにくい
録音まわりの機能は、かなり多めです。
- プリREC:RECを押した2秒前までさかのぼって録る
- オートREC:大きな音が鳴ったら録音を始める
- セルフタイマーと録音開始タイマー
- 非破壊方式のオーバーダビング(重ね録り)
バージョン2.0では、AIノイズリダクションも入りました。エアコンなどの空調音や環境ノイズを学習して、そのノイズ成分を取り除く機能です。ファイルを小さくできるMP3での録音にも対応しました。
聞き返す側も、倍速再生・スロー再生・A-Bリピート再生がそろっています。設定メニューの音声読み上げ(アクセシビリティ機能)は、日本語や英語など7つの言語に対応しています。
H1essentialを使ってみて

先に書いておきたいのは、合わなかった場面です。風のある日の屋外です。風が当たると、そのゴーッという音まで入ってしまい、使える部分が少なくなりました。外で録るときは、別売のへアリーウィンドスクリーン(WSH-1e)を付けるようにしています。
反対に、部屋の中ではほとんど不満がありません。僕の使い道は、動画のナレーションの声入れがメインです。
部屋で声を録るとき
机に置いてRECを押すだけ。張った声も、ぼそっと話した部分も、録ったあとで音量をそろえれば普通に使えました。録る前にテスト録音をくり返さなくていいのは、思っていた以上にラクです。
有機ELの画面には、録っている音の波形がリアルタイムで出ます。ちゃんと録れているかが目で分かるので、録り終えてから中身が空っぽだった、という失敗をせずに済んでいます。
プリRECも出番の多い機能です。話し始めの頭が切れないので、RECを押してから一呼吸おかなくても大丈夫です。空調の音が気になる季節は、AIノイズリダクションをオンにして録っています。
外へ持ち出すとき
上着のポケットに入る大きさなので、出かけるときも気軽に持ち出せます。電池は単四2本。予備の電池をかばんに入れておけば、充電を忘れて困ることもありません。
録ったその場で、内蔵スピーカーから聞き返せるのも助かっています。イヤホンを出すほどでもないときに、ちょっと確認するだけならこれで十分です。
気になったのはカード別売とUSBマイクの仕様
使っていて引っかかったところも書いておきます。
1つ目は、録音に使うmicroSDカードが別売なことです。対応はmicroSDHCとmicroSDXCで、4GBから1TBまで使えます。本体が届いた日にすぐ録りたい人は、カードも一緒に用意しておいてください。カード選びで迷ったら、microSDカードのおすすめの記事も参考になります。僕も最初はここでつまずきました。
2つ目は、USBマイク機能の仕様です。パソコンやスマホにUSBでつなぐと、USBマイクとして使えます。対応はWindows・Mac・iOS・Androidです。ただし、このときはUSB1.1 Full Speed・48kHz・16-bitになります。32bitフロートで録りたいなら、本体のカードに録ってから、ファイルをパソコンへ移す使い方になります。ファイル転送はUSB2.0 High Speedで、データ転送に対応したUSB Type-Cケーブルが必要です。
3つ目は、読み上げのガイド音声です。英語以外の言語で使うときは、メーカーのサポート&ダウンロードのページから音声を入れる必要があります。日本語で使いたい人は、ここで少しひと手間かかります。
外部マイクの端子は、ステレオミニジャック(2.5Vのプラグインパワー対応)です。ステレオミニのマイクをつなぐ前提で考えておくと、迷いません。
H2essential・H6essentialと比べると
比べる相手は、同じZOOMのH2essentialとH6essentialです。どちらも32bitフロートに対応したハンディレコーダーです。
H1essentialは、90°のXYマイクで13,000円。重さは電池込みで92g、画面は有機ELです。
H2essentialは、9種類のマイクパターンを選べるのが特長です。大きさは幅60×奥行44×高さ97mmで、重さは電池込み170g。カラー液晶ディスプレイを積んでいて、価格は22,500円です。
H6essentialは、6トラックの32bitフロートで録れるマイクカプセル交換型です。XYマイクカプセルの耐音圧は135dB SPL。ロック機構付きのXLR/TRSフォーン入力を4系統持っています。本体は381g(電池込み)で、価格は38,900円です。
マイクの向きを場面ごとに切り替えたいならH2essential。外部マイクを何本もつないで、トラックを分けて録りたいならH6essential。ステレオで手軽に録るならH1essential、という分け方になります。3台の差は、何本のマイクで何を録るか。
本体だけとセット品の違い
H1essentialは、本体だけのものと、付属品がついたセット品が別の商品として売られています。この記事で紹介しているのは本体だけのH1essentialで、JANは4515260029235です。
セット品には、こんな組み合わせがあります。
- ウィンドスクリーン WSH-1e 付き:14,000円
- ミニ三脚付き:13,500円
- アクセサリーパック APH-1e 付き:15,540円
- APH-1e とミニ三脚付き:16,540円
あとから付属品だけ買い足すこともできます。別売の付属品はこちらです。
- アクセサリーパッケージ APH-1e:4,000円
- へアリーウィンドスクリーン WSH-1e:1,500円
- デスクトップ三脚 TPS-5:2,500円
- ACアダプタ AD-17:2,000円
- ラベリアマイク LMF-2:5,000円
屋外で録る予定があるなら、最初からウィンドスクリーン付きを選ぶのも手です。
上のセット品は13,500円からで、本体だけの13,000円より値段が上がります。注文するときは、商品名に「セット」や「APH-1e」が入っていないかを見てください。名前の似たH1nやH1 XLRは別の機種です。
まとめ:H1essentialとH2essentialの使い分け
ZOOM H1essentialは、32bitフロートで録音レベルを決めずに録れるハンディレコーダーです。120dB SPLまで受け止めるXYマイク、プリREC、AIノイズリダクションと、録るための機能もそろっています。カードは別売なので、そこだけ一緒に用意してください。
部屋での声入れは、いまはこれ1台で済ませています。マイクパターンを9種類から選びたくなったらH2essentialですが、ステレオで声や音をさっと録るだけなら、本体だけのH1essentialで足ります。
※本記事はプロモーションを含みます

コメント