エイベル グリーン シダー 平日の朝に1吹きして出る一本

森の中に差し込む木漏れ日

朝、シャツを着てから手首に一吹きして、電車に乗るころにはもう自分の鼻から消えています。エイベルのグリーン シダーを使い出してから、平日の朝はだいたいこの流れになりました。先に結論を書くと、香水をつけていると悟られたくない人のための一本でした。何がどう変わるのか、どのくらいもつのか、夏に困ったことまで順に書いていきます。

この記事でわかること

  • 十分で退く幕開けから、2種のシダーだけが残るまでの流れ
  • つけ直しをどこで入れているか、一日の量の目安
  • 50mLで27,500円という値段をどう受け止めたか
  • 夏に一度やらかした話と、シャツの襟に残る匂いのこと

Abel Green Cedar EDP 50mL

参考価格 27,500円前後

テキサスとアトラス山脈産シダーの、乾いた針葉樹の香りを楽しみたい人向け。

このブログを書いている人

men's house 運営者

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ…)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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目次

結論:グリーン シダー は「木の匂いが人の匂いに寄っていく」香り

この香水を勧めたいのは、無臭でいるのは物足りないけれど、香水をつけていると悟られるのは避けたい人です。そう思うのは、幕開けのマグノリアとカルダモンが十分ほどで静かに退いて、そこから先を木の匂いだけで進むからです。匂いを何かに例えるなら、削り出したばかりの木箱のふたを開けて、内側に鼻を近づけた瞬間の空気になります。木の匂いというと硬い方向を想像しますが、これは肌の上で少しずつ体温側へ寄っていき、二時間もすると自分の匂いとの境目が消えていました。

ニッチの香水を買うのはこれで九本目になりますが、平日の稼働率でいえば、いまのところこの一本が頭ひとつ抜けています。人から言われたのは二度で、どちらも同じ職場の同僚から「洗剤変えた?」でした。香水とは思われていないわけで、僕はこれをほめ言葉として受け取っています。買ったときは正直、幕開けの短さに面食らいました。十分で表情が落ち着いてしまうので、最初の一週間は「これで27,500円か」と考えていたくらいです。ところが着ていく日が増えるにつれて手が伸びるようになり、いまは50mLが四分の一ほど減っています。

総合評価:4.5 / 5.0 ★★★★☆

香りの良さ ★★★★★
テキサスとアトラスの2種のシダーが乾いた側と甘い側で組む
色気 ★★★★☆
木の匂いが体温に寄って、近い距離でだけ分かる鳴り方になる
万人受け ★★★☆☆
終盤が木だけになるので、華やかさを期待すると外れる
持続 ★★★☆☆
僕の腕で体感6時間ほど

Ryo

自分では途中で分からなくなるのに、脱いだシャツからいちばん長く出てくる一本です。

エイベル グリーン シダー の基本情報

買う前に調べたかったのは、容量と金額、それから日本のどこで買えるのかという三つでした。ブランドのサイトは開いても商品ページの本文が表示されず、もうひとつのアドレスにいたっては接続そのものができません。そこで、国内の正規代理店が出している商品ページを頼りに集めたのが下の内容です。文章として残っている説明は短く、「落ち着きのあるウッディ調の香り」という一文から始まります。

続きはこうです。マグノリアとカルダモンの爽やかな幕開けから、シプリオールとグアイアックウッドの深みへ。テキサスとアトラス山脈産の2種のシダーが、豊かな大地の香りを演出する、と書かれています。実際に腕にのせて起きることと、この短い文はほとんどずれていませんでした。容量は50mLで税込27,500円、同じページに6mLの小さい版が5,940円で並んでいます。調香師はアイザック・シンクレアという人で、原産国はオランダと表記されていました。楽天やAmazonでは取り扱いを見つけられませんでした。国内で正規に買えるのは、その代理店だけです。

項目 内容
ブランド エイベル
香水名 グリーン シダー
濃度 オードパルファム
容量 50mL
価格 27,500円
香調 トップ:マグノリア、カルダモン/ミドル:ナガルモタ、ガイアックウッド/ベース:シダーウッド(テキサス産)、シダーウッド(アトラス産)
調香師 アイザック・シンクレア
原産国 オランダ
小容量 6mL 5,940円
国内の取り扱い 正規代理店のみ。楽天・Amazonでは確認できず
数字は各商品ページの表記にもとづきます

Abel Green Cedar EDP 50mL

参考価格 27,500円前後

テキサスとアトラス山脈産シダーの、乾いた針葉樹の香りを楽しみたい人向け。

香りの変化

このブランドは香りの層を三段に分けて出しています。腕の上でも、その三段が順番に入れ替わってくれました。ただし一段目がとにかく短く、二段目から三段目にかけては境目がゆるやかです。時間で追いかけたほうが伝わると思うので、僕の腕で起きたことを先に置いておきます。

STEP 1|0〜30分

トップのマグノリアとカルダモンが立ち、後ろで木が待っている

肌から30センチ離れても届く

STEP 2|〜3時間

ミドルのナガルモタとガイアックウッドが乾いた根と樹脂を敷く

届く距離は腕一本ぶんまで縮む

STEP 3|それ以降

ベースのシダーウッド2種だけが肌に残る

抱きしめる距離でようやく分かる

トップ

吹いた直後に出てくるのはマグノリアとカルダモンです。マグノリアは白い花ですが、甘ったるい方向には転ばず、水で薄めたような軽さで立ち上がります。そこにカルダモンが青いスパイスの筋を一本通してきて、この二つが重なる時間が本当に短い。僕の腕では十分ほどでした。玄関を出て駅の改札を抜けるまで、と言えば近いでしょうか。ここが華やかで長い香水を探している人には、最初の十分で肩透かしに感じられると思います。反対に、朝から花の匂いを引きずりたくない人にはちょうどいい退き方です。

ミドル

十分から十五分を過ぎたあたりで、ナガルモタとガイアックウッドが下から上がってきます。ナガルモタは湿った土と草の中間にある匂いで、ガイアックウッドはそこに乾いた樹脂の甘さを足す役でした。この二つが重なると、木の匂いなのに角が取れて、鼻に刺さる感じがまったく出てきません。届く範囲はここで一気に狭まり、腕一本ぶんくらいまで縮みます。人に気づかれるとしたら、ここです。三段のなかでは長く続く帯で、僕の腕では三時間ほどでした。会議で隣に座った相手にだけ届く濃さ、と言えば近いと思います。

ベース

三時間を過ぎると、テキサス産とアトラス産という2種のシダーウッドだけが残ります。この二つは同じシダーでも顔が違っていて、テキサス産は鉛筆を削ったときの乾いた粉っぽさ、アトラス産はもう少し甘くて丸い匂いという印象でした。片方だけなら文房具に寄りすぎるところを、もう片方が体温側へ引き戻してくれます。僕がこの香水を平日に選ぶ理由は、この最後の帯にありました。仕事のあいだじゅう、木の匂いが薄く続いているだけで気が散りません。体感では六時間ほどで、そこから先はシャツにだけ残っている状態です。

正直な注意点

買ってから気づいた弱点を、先に二つ出しておきます。ひとつめは届く距離の短さです。三十分を過ぎたころには半径が腕一本ぶんまで縮んでしまうので、人に気づいてほしい日には物足りません。すれ違いざまに振り向かせたい、という使い方には最初から向いていない香りです。僕も最初の一週間は量を増やして試しましたが、三プッシュにしても届く範囲はさほど変わらず、木の匂いが濃くなるだけでした。いまは一プッシュか、多くても二プッシュに落ち着いています。

ふたつめは湿度です。七月の昼、汗をかいた状態で二プッシュして出かけた日に、首元から乾いた木くずのような匂いが立ってきて、これは失敗したと思いました。気温そのものより、肌が湿っているかどうかで印象が変わります。それ以来、夏場はシャワーのあとに水気をしっかり拭いてから、腰のあたりにだけ置くようにしました。シャツの襟に触れさせた日は、洗うまで一日半ほど木の匂いが残ります。これは嫌な残り方ではないのですが、翌日に別の香水を着たい人は気をつけたほうがいいところです。

注意

① 届く距離が短い。三十分ほどで半径が腕一本ぶんまで縮み、量を増やしても広がらない
② 湿った肌だと木くずっぽく出る。汗ばんだ状態でつけると乾いた木の粉のような匂いが立つ

合う人・合わない人

甘さの続く香りが苦手で、かといって無臭でいるのも味気ないと感じている人には、そのまま届く一本です。幕開けの十分を過ぎればほぼ木だけになるので、甘い残り香が服につくことがありません。職場に香りを持ち込みたいけれど、周りに気づかせたくないという人にも噛み合います。近くにいる人にだけ届く香り方なので、大部屋で浮く心配がほとんどないからです。

反対に、香りで自分を印象づけたい人が買うと物足りないはずです。三十分を過ぎれば届く範囲が腕の内側まで縮んで、離れた相手には届かなくなります。それと、花や果物の華やかさを期待して買うと、幕開けの十分で終わってしまったと感じるはずです。マグノリアは軽く香るくらいで、強く出てくることはありません。僕自身、買った直後にそこで少し戸惑いました。

こんな人に合う

  • ✓ 甘い残り香が服につくのを避けたい人
  • ✓ 職場で香らせたいが気づかれたくない人

合わないかも

  • × すれ違いざまに強く印象づけたい人

使う場所と時間

僕がこの香水を選ぶのは、平日の日中がほとんどです。朝八時、シャツに袖を通したあとで手首か腰に一吹き。午前中の打ち合わせのころには木の匂いだけになっていて、机を挟んだ相手にほんのり届く程度に収まります。服装は色の落ち着いたシャツやニット、それにグレーやネイビーのジャケットあたりがよく馴染みました。柄物や明るい色でも香りだけが浮くことはなく、ここは扱いやすいところだと思います。

夜に使えないわけではありませんが、僕の場合は少し量を足します。一プッシュだと、食事の時間に入るころには自分でも分からなくなってしまうからです。金曜の夜に会う予定がある日は、出かける直前に二プッシュ目を胸元へ足すようにしました。休日はニットに一プッシュだけで、買い物や食事くらいの距離感ならこれで十分です。真夏だけは量と場所を選びます。湿った肌に置かない、上半身には吹かない、この二つを守れば夏でも回せる香りでした。

使う場面

仕事・オフィス 近い距離にだけ届くので大部屋でも量はそのまま
夜デート 一プッシュだと弱いので出かける直前に足す
休日 ニットにもシャツにも素直に乗る
真夏 湿った肌に置くと木くずっぽく出る

保管で中身は変わる

中身は置き場所で変わります。前に持っていた別の香水を洗面所の棚に出しっぱなしにして夏を越したら、軽い部分だけが先に飛んで別物になっていました。グリーン シダーはただでさえ幕開けが十分と短いので、そこがさらに削られると、最初から木だけの香水になってしまいます。マグノリアとカルダモンの入口が好きな人ほど、置き場所は気にしたほうがいい一本です。

50mLは、平日に毎日使ってもそれなりに長く付き合う容量です。僕のペースだと四分の一が減るのに数か月かかりましたから、残りを使い切るまでには一年以上かかる計算になります。置き場所の影響は、そのぶん静かに積み上がっていきます。洗面台に出しておけば朝の動線としては楽ですが、そこは我慢して箱に戻すことにしました。引き出しにしまうだけで、最後のひと吹きまで幕開けの立ち方が変わりません。面倒ではありますが、この値段を払ったのなら惜しむところではないはずです。

置き場所と影響

直射日光の当たる窓際 × 紫外線と温度でトップのマグノリアとカルダモンから先に痩せる
浴室・洗面所 × 湿気と温度差が中身を傷める
暖房の近く × 温度が上がる場所に置き続けると木の匂いだけが残る
箱から出したまま棚に置く × 50mLは使い切るまで長いので影響が積み上がる

口コミの読み方

この香水に言われがちな三つに、使っている側から答えておきます。感想を読むときは、その人が何時間目の匂いを書いているのかを見てください。幕開けだけで判断した感想と、六時間付き合った感想は、この香水の場合まるで別物になります。

口コミの読み方

地味 幕開けは確かに十分で終わります。木だけになってからが本番なので、三時間後に嗅いでから決めてほしい
鉛筆っぽい テキサス産のシダーはその方向です。アトラス産の甘い側が乗るので、鉛筆そのものにはなりません
高すぎる 50mLで27,500円は軽い金額ではありません。まず6mLの小さい版で試すという手もあります

まとめ

エイベルのグリーン シダーは、香水を着たいけれど香水だと思われたくない、という注文にきれいに答えてくれる一本でした。マグノリアとカルダモンが十分だけ挨拶をして、ナガルモタとガイアックウッドが乾いた根と樹脂を敷き、最後にテキサスとアトラスの2種のシダーが残る。この流れが分かってから、朝の一吹きが習慣になりました。届く距離が短いことと、湿った肌だと木くずっぽく出ることだけは、先に飲み込んでおいてください。シャツの襟に一日半残る点も、肌にだけのせると決めれば片付きます。最初の一週間は幕開けの短さに文句を言っていたのに、いまは平日の朝にいちばん手が伸びています。

この記事のまとめ

  • ✓幕開けのマグノリアとカルダモンは十分ほど。残りの時間は木の匂いだけで進む
  • ✓持続は僕の腕で体感六時間ほど。夜の予定がある日は出かける直前に足している
  • ✓湿った肌に置かなければ、真夏でも一プッシュで回せる

Abel Green Cedar EDP 50mL

参考価格 27,500円前後

テキサスとアトラス山脈産シダーの、乾いた針葉樹の香りを楽しみたい人向け。

※本記事はプロモーションを含みます

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この記事を書いた人

30代前半メンズ、都内在住。「大手製薬企業 → 大手EC企業 → 大手メーカー企業」と、ライフスタイルに合わせて転職をしながら現在3社目で日々奮闘中。ファッションや美容といった身だしなみのことから、生活を豊かにするガジェット類、インテリアや雑貨まで、実際に使ってよかったものだけを書いています。

私は極度の脂性肌×敏感肌で、スキンケアは市販薬からデパコス、20以上の美容医療やイソトレチノイン治療まで一通り試してきました。

大好きな香水は500本以上、洋服には累計2,000万円ほどを使用(使いすぎ...)

これまで身を削って試してきた実体験を皆様にお伝えします!

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