熱い湯に浸かるのが好き、という人は多いはずです。ただ湯温は肌の状態に直接効きます。乾燥や痒みが出ているならここが原因のことがあります。
しかも湯温を下げるのは費用がゼロで今日から試せる調整です。製品を替えるより先に確かめる価値があります。
この記事でわかること
- 湯温が皮脂に与える影響
- 時間の目安
- シャワーと湯船の使い分け
- 入浴剤をどう考えるか
熱いほど皮脂が落ちる
皮脂は油なので温度が高いほど溶けやすくなります。熱い湯に長く浸かるとその分だけ落ちる。
皮脂は水分の蒸発を防ぐ膜なので、落ちれば乾きやすくなります。風呂上がりにつっぱるのはこのためです。
42度と40度では体感の差は小さくても皮脂への効き方は変わります。1〜2度下げてみるだけで違いが出ることがあります。
温度の目安
| 温度 | 性格 |
| 42度以上 | 皮脂が落ちやすい。交感神経が働く |
| 40〜41度 | 一般的。人による |
| 38〜40度 | 肌への負担が小さい。長めに浸かれる |
| シャワーのみ | 湯船より落ちる量は少ない |
乾燥や痒みが出ているなら38〜40度を試す。ぬるいと感じるかもしれませんが長く浸かれます。
体が温まる効果はぬるめでも得られます。時間を少し長くすれば同じくらい温まる。
時間の目安
長く浸かるほど角層がふやけて水分が抜けやすくなります。15分程度を目安にする人が多い。
指がふやけてしわになるのは水分を吸っている合図です。そこから出ると吸った水と一緒にもともとの水分も逃げていきます。
だから長風呂のあとほど風呂上がりの保湿を急ぐ必要があります。時間と保湿はセットで考えたほうがいい。
シャワーだけの日
シャワーだけなら湯船より皮脂の落ちる量は少なくなります。乾燥が強い時期はこの選択が有利です。
ただし体を温める効果は湯船に劣ります。血行や睡眠という面では浸かるほうが有利。
乾燥する冬はぬるめの湯に短く浸かる、という折衷案が現実的でしょう。どちらかに振り切る必要はありません。
顔は湯船の湯で洗わない
湯船の温度は顔には熱すぎることが多い。顔は洗面台で32度前後が目安です。
シャワーを直接顔に当てるのも同じ理由で避けたい。水圧も刺激になります。
手で湯をすくって流すようにする。顔だけは別扱いと決めておくと外しません。
入浴剤の役割
入浴剤には保湿成分が入ったものと温浴効果を高めるものがあります。目的が違います。
乾燥が気になるなら保湿成分入りを選ぶ。医薬部外品で「あせも」「荒れ性」などの効能が書かれているものもあります。
手元で調べた範囲では、キュレルの入浴剤はコメ胚芽油を有効成分とする医薬部外品でした。浸かるだけで保湿の方向に働く設計です。
風呂上がりの10分
入浴後は肌が水分を含んでいますが、その状態は長く続きません。10分ほどで入浴前より乾くこともあります。
だから拭いたらすぐ塗る。脱衣所に保湿剤を置くだけで実行できる確率が上がります。
顔から先に、次に体、最後に髪を乾かす。この順番なら乾く前に処理できます。
拭き方
タオルで擦るとそれだけで角層が削られます。押さえて水を吸わせるだけで十分に乾きます。
毎日のことなのでこの差は積み重なる。擦る習慣をやめるだけで痒みが減ることがあります。
特にすねや腕の外側は乾きやすい場所なので丁寧に扱いたい。
浴室の湿度
浴室を出た瞬間に乾いた空気に触れると蒸発が一気に進みます。
冬は特に差が大きい。脱衣所を暖めておくと温度差も乾燥の速さも減ります。
ヒートショックの予防にもなるので、肌以外の理由でもやっておく価値があります。
毎日入るべきか
汗をかいた日は洗う。それ以外は湯で流すだけの日があっても問題ありません。
乾燥が強い時期は洗浄料を使う回数を減らすと楽になることがあります。入浴の回数ではなく洗浄料の回数を調整する。
においが気になるなら脇と足だけ洗う。場所を絞れば両立できます。
物足りないと感じる点
この記事の中身は「湯温を下げて、時間を短くして、すぐ塗る」だけです。製品の話がほとんどありません。
ただ、費用ゼロで今日から試せる調整でもあります。2週間やってみて変わらなければそこから製品を検討しても遅くない。
痒みや乾燥の相談でいちばん効いたのが湯温だった、ということは珍しくありません。
浴室のシャワーヘッド
水圧の強いシャワーを至近距離で当てるとそれ自体が刺激になります。顔や乾燥している場所は距離を取るか手で受けてから当てる。
節水型のヘッドは水圧が上がる設計のものがあります。肌には強すぎることがあるので、痒みが出ているならここも疑ってみる価値があります。
温度の調整幅も機種によります。細かく設定できるものなら38度と40度を使い分けやすくなります。
入浴と睡眠
入浴で上がった体温が下がっていく過程で眠気が出るとされます。寝る1〜2時間前に入るとそのタイミングが合いやすい。
熱い湯に直前に入ると交感神経が働いてかえって目が冴えることがあります。ぬるめのほうがこの点でも有利です。
睡眠は肌に最も効く要素のひとつです。湯温を下げることが睡眠にも肌にも効くなら一石二鳥になります。
出たあとの手順は風呂上がりの記事にまとめています。
1度下げて、10分以内に塗る
湯温は肌に直接効きます。乾燥や痒みが出ているなら38〜40度を試してみる。
そして風呂上がり10分以内に塗る。費用ゼロで試せる調整です。保湿の考え方は基本ガイドにまとめています。
※本記事はプロモーションを含みます

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